次元世界の魔導士は最弱の錬成師と仲間達共に行く 作:ウィングゼロ
それとWEB版のありふれが新章突入です!
本当に楽しみです
トータスに転移されて一夜が明け俺は起きてベッドから離れるとまず電子端末の確認を行う。
手慣れた手つきで起動しあれから受信している情報は無いか確認するが残念ながら何一つ更新はされていない。
「駄目か…」
このトータスという世界、本局でも聞いたことの無い世界で恐らく未発見な世界だということは直ぐに分かる。
つまりこの辺りを巡回している航空艦は無いのかもしれない。
だがこんな所で挫けているわけにも行かない。
何か手があるはずだ。必要最低限の訓練と座学を終えたら情報を収集すべきだろう。
そう思って何度か端末で救難信号をオープンチャンネルで送り続け、使用人から呼ばれるまでそれを続けた。
使用人のメイドに呼ばれ、早朝に訓練所にやってきた。
既に俺以外のクラスメイトと畑山先生も揃っていた。
「俺が最後か?」
お前らどんだけやる気あんだよっと目を細めて昨日の俺の言葉は無意味だったかと溜め息を吐き、クラスメイトの元へと行く。
勿論俺が最後だったわけで視線も集中して険悪な視線を殆どのクラスメイトから向けられるがそんなこといざ知らず。アリサとすずかの元へ行く。
「アリサとすずかもおはよう。その様子じゃあ、ぐっすり寝たみたいだな」
「正人くんもおはよう」
「おはよう。ええ、おかげさまで……っでどうだったの?」
軽い挨拶の後、アリサが小声で俺が行っていた。成果はあったのかと訪ねると俺は首を横に振り。そうっとアリサは落ち込むがまだ無理だと決め付けたわけじゃないっと付け加え、そうねっといつものアリサに戻る。
そんな俺達に何かの意を決した香織がこっちに近づいてくる。
俺もそれに気付き香織に体を向け何を言ってくるのか待ち構える。
「正人くん、おは…「八坂」」
香織は挨拶に来たのだろう。しかしそれを遮るように香織を守るように立ち塞がったのは天之河だった。
いきなり立ち塞がった天之河に香織もむっとした表情で見ていて怒っているのが分かるが残念ながら天之河が後ろを向いているため…というか、真っ正面目でも分かりそうにない。
「天之河、おはよう…らしくないな…香織が話しかけてきたのに遮るなんて」
「それについては後で謝るさ…それで考えは改まったのか?俺達と一緒にこの世界を…」
大方、天之河の頭の中では俺が召喚されたことによる混乱で一時的な発狂をしていたと思い。一夜明けた今日、改めて聞きに来たのだろう。
辺りの視線が集まる中、俺は一度息を吐き、変わらぬ態度で天之河に見て口を開けた。
「考えは変わらない。俺はこの世界がどうなろうと構わない。帰還する方法を模索する。以上だ…それじゃあ香織が話あるみたいだから、どいて「駄目だ」…は?」
話を切り上げ、香織に話を聞こうと天之河に退くように話そうとする矢先、天之河は何をとち狂ったのか、本人の意志など無視して香織を俺に話しかけないように立ち続けた。
「香織をそんな危険な奴に近づかさせない。俺が香織を守る!」
「光輝くん!?私は」
「大丈夫だ、香織、俺が香織を守る。もう八坂に無理に世話を焼く必要は無い」
安心しろ、っと何処か格好良く言っているが、ここまで来ると最早末期としか思えなかった。
これは何を言っても無駄だろうと内心溜め息を吐き。他にいらないとばっちりが起きないように立ち回ろうとしたが遅かった。
「バニングスも月村ももう大丈夫だ。これからは俺がいる。八坂に従うこともない!」
さあっと力強く言う天之河、すずかはそんな天之河におどおどして後退り、アリサはすっごく不機嫌に体を怒りで震わせているのがよく分かった。
爆発数秒前、何とかアリサの怒りを静め、天之河の自論を止めなければと頭をフル回転にして頭を回しているとコツコツと鎧が地面を踏む音が聞こえてくる。
どうやら教官殿のご登場のようだ。
なら答えは1つ。今の天之河を黙らせアリサを落ち着かせる方法を取る。
「天之河どうやら、教官殿が来たみたいだ。いがみ合ってる場合じゃない」
「話を逸らすな!俺は…」
「話してる場合じゃないだろう。お前が世界を守りたいんなら強くなるしかない。そのために教官の教えを請うのは必然的に必要なことだ…違うか?」
「…っ!」
俺は確りと正論で余裕ぶって言い放つと天之河も言い分が分かるのか苦虫をかみつぶしたように悔しそうに俺から離れていく。
後ろのアリサを見るとすずかが必死に宥めている。後で俺も宥めないと駄目そうだ。
となると問題は…遮られて話せなかった…香織か…
「……香織、もう俺とは話しかけないほうがいい……それが両方都合が良いだろう」
そう告げると、見たことないぐらいに落ち込み暗く俯く香織。
俺もこんな言葉言いたくは無かった。
自然に拳を握る力が強くなり。それを言い残してアリサを宥めに向かった。
それから数分後何とかアリサの怒りを一定値まで抑え込み俺達を指導するメルド・ロンギス……この国の騎士団長が俺達の前に立つ。
何故この国の騎士団長がこんなことを買ってでたのかというと。
何でも勇者様一行にそんな生半端な者に務めさせるわけにはいかん!っと自ら勝って出たのだが……その後、面倒な雑務を副長に押しつけたとかなんとか……多分そっちが本音だろうな……
多少見た限りでも気さくな人で接しやすいとは思う。俺のことを知っても敵視している視線はしてないし
そんなメルド団長は俺達に12㎝×7㎝の銀色のプレートを配り全員に行き渡ると説明を始める。
「よし、全員に配り終わったな?このプレートは、ステータスプレートと呼ばれている。文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ。最も信頼のある身分証明書でもある。これがあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?」
つまりゲームでいうならメニュー画面でステータスを見るようなものか…
能力の数値化されるなんて一体どういう原理で出来るんだ?これ?
それにステータスプレートは証明書にもなってるようだ。無くしたら終わりだな
「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。 ステータスオープンと言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。ああ、原理とか聞くなよ? そんなもん知らないからな。神代のアーティファクトの類だ」
やり方は分かった。だがアーティファクトという新しい名称、当然だが俺達も知らないし天之河が代表で訪ねるとメルド団長が直ぐに答えてくれた。
「アーティファクトって言うのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。まだ神やその眷属達が地上にいた神代に創られたと言われている。そのステータスプレートもその一つでな、複製するアーティファクトと一緒に、昔からこの世界に普及しているものとしては唯一のアーティファクトだ。普通は、アーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、これは一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」
なるほど、俺から見たらアーティファクト=ロストロギアという考えで良いようだ。
他の全員も納得したのかなるほどという顔をして、俺は渡された針で指を傷つけ血を言われた通りに垂らし、ステータスプレートを起動する。
すると……
――――――――――――――
八坂正人 16才 男 レベル:1
天職 弓使い
筋力:13
体力:25
耐性:10
敏捷:22
魔力:12569
魔耐:10
技能:魔力操作・ベルカ適性・風属性適性・弓術・双剣術・遠目・並行思考・指揮・魔力感知・念話・覚醒者・言語理解
――――――――――――――
といった感じだった。
ぱっと見で魔力と技能が凄いことに…他の人のものをみてみたい。
そう思い横にいるアリサに聞いてみた。
「アリサ、今俺ステータスがどれだけ凄いか気になってるんだ。見せてくれ」
「ああ、やっぱり、はいこれ」
――――――――――――――
アリサ・バニングス 16才 女 レベル:1
天職 闘気士
筋力:90
体力:105
耐性:120
敏捷:70
魔力:45
魔耐:25
技能:火属性適性・獣来・活迅・縮地・金剛・言語理解
――――――――――――――
といった感じで、アリサはぱっと見、前衛タイプだな
「火属性、私にぴったりだと思わない?」
「ああ、そうだなアリサ・バーニング」
「ちょっと!フルネーム!しかも故意で間違えるな!っで正人…より、すずかは?…すずか?」
アリサのステータスを見た後、和むようにわざとらしく名前を間違え、いつもののりでやり合っていると最後の1人すずかのことが気になりすずかに顔を向けると神妙な顔つきでステータスプレートを眺めていた。
「すずかどうした?」
「あっ、正人くん、アリサちゃんもちょっとこれ見てくれないかな?」
そういってすずかのステータスプレートを見ると…
――――――――――――――
月村すずか 16才 女 レベル:1
天職 氷結師
筋力:55
体力:60
耐性:15
敏捷:90
魔力:115
魔耐:105
技能:氷属性適性・回復魔法・高速魔力回復・夜の一族・言語理解
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すずかはアリサと正反対で後衛の術者タイプか
しかし気になるのが1つだけ技能がぼやけていること…
「ステータスプレートの故障かしら?」
「多分これ新品だからそれはないだろう…何か心当たり…すずか?」
「え!?なにかな?正人くん?」
今、物凄く考えていたのか俺の声に直ぐに反応しなかった。
「いや心当たりとか」
「うーん、全然…能力も、今分かったばかりだし…もしかしたら時期に分かるかも」
「…そうだな」
まあ、すずかがいうならそれでいいだろう。見た感じでもアリサとすずかが組めば良いコンビになるだろうし
「さて、すずかも見たし、最後は正人ね」
「正人くんはどんなステータスなの?」
2人のステータスを見て、次は俺が二人に見せる番になり、別に隠しているわけではないのでステータスプレートを見せると直ぐに2人の言葉が返ってきた。
「「やっぱり、バグってる」ね」
2人とも同じ気持ちだろう。俺も二人のステータス見て思ったし
「でも、どうして他のステータスは私達より下なんだろう?」
魔力と技能以外、二人より低いことにすずかは首を傾げる中、メルド団長が話の続きを話し始めた。
「全員見れたか?説明するぞ?まず、最初にレベルがあるだろう? それは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。つまりレベルは、その人間が到達できる領域の現在値を示していると思ってくれ。レベル100ということは、人間としての潜在能力を全て発揮した極地ということだからな。そんな奴はそうそういない」
「レベル1…ねえ、誰かさんはレベル1っていうのも不思議な話ね」
「アリサ…それ誰か分かっていうのやめろ」
ニヤニヤと俺に笑みを浮かべてツッコみたいところをつついてくるアリサに俺はじと目でみる。
「ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」
「救国っていうか俺は反対なんだが…」
「あははは……ねえ、正人くん。もしかしたら正人くんのステータスが低いの分かったかも…ちょっと魔法使ってみて…強化系」
「……ああ、そういう…わかった。」
メルド団長の説明の後、すずかがステータスの秘密が分かったのか俺に魔法を使うように促し、俺は軽く身体強化を使いステータスプレートをみると……
――――――――――――――
八坂正人 16才 男 レベル:1
天職 弓使い
筋力:560
体力:420
耐性:10
敏捷:650
魔力:12569
魔耐:10
技能:魔力操作・ベルカ適性・風属性適性・弓術・双剣術・遠目・並行思考・指揮・魔力感知・念話・覚醒者・言語理解
――――――――――――――
ビンゴだった。
筋力や体力、敏捷もやばいぐらいに跳ね上がってるのがわかる。
「やっぱり、正人くんは私達と違ってリンカーコアを持ってるから」
「ああ、魔力が内側から溢れてる私達とは違って魔力がリンカーコアでセーブされてるから魔力の補助がないんだ。なるほどね……」
俺のステータスが低い秘密がわかり納得する二人。
俺もそれで納得したが、やっぱりこの中でもステータスが抜きん出ているのは他のステータスを見て明確だった。
「次に天職ってのがあるだろう? それは言うなれば才能だ。末尾にある技能と連動していて、その天職の領分においては無類の才能を発揮する。天職持ちは少ない。戦闘系天職と非戦系天職に分類されるんだが、戦闘系は千人に一人、ものによっちゃあ万人に一人の割合だ。非戦系も少ないと言えば少ないが……百人に一人はいるな。十人に一人という珍しくないものも結構ある。生産職は持っている奴が多いな」
「私達、全員戦闘職なんだけど…」
「なんか、変に可笑しいよね」
「だな…」
本当に偶然か?そう言いたくもなる結果だ。何か仕組まれてる気がして他ならないんだが……
そんな不安に駆られながらまだ続くメルド団長の話を聞く。
「後は……各ステータスは見たままだ。大体レベル1の平均は10くらいだな。まぁ、お前達ならその数倍から数十倍は高いだろうがな! 全く羨ましい限りだ!あ、ステータスプレートの内容は報告してくれ。訓練内容の参考にしなきゃならんからな」
メルド団長の話も言い終わり。各自ステータスプレートをメルド団長に見せに行く。まずトップバッターの天之河は勇者とテンプレでステータスもALL100だったとか明らかなテンプレ勇者だ。
それから次々とステータスプレートを見せに行き、俺達も当然その出番は回ってくる。
「ほう、闘気士か、これはレアな戦闘職の天職だな。この天職は自身のステータスを上げて戦う前衛の職業だ。しかも見る限り3つもある。これは有望だな」
「ど、どうも」
「次は…氷結師か…この戦闘職は氷属性魔法に長ける。しかも回復も使えるというのも素晴らしい。だがしかし…このぼやけているのは…」
「あははは…それが全く…こっちも困ってるんです」
「次は…ほう…弓使いか…見ての通り弓に長けた職業だ。むっ!?このステータス、それにこの技能の数は一体……それに、この技能は」
「…えっと…」
アリサとすずかは順調に終わり、次は俺の番、やっぱりというかメルド団長は眉をひそめ俺のステータスに釘付けになっている。
だがなにやら気になる技能もあるのか小声でぶつぶつと言っていてうまく聞き取れない。
「いや、将来有望だなっと思っただけだ。次…」
どうやら下手に検索はされなかったようだ。
内心ほっとして元いた場所に戻ると戻る途中何故か周囲を見渡しあたふたするハジメの姿を捉える。
「ハジメ?」
一体どうしたのだろうと気にはしたがハジメの番になり。その疑問は直ぐに解消された。
「ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか……」
ハジメは錬成師…つまり生産職だった。
これまで戦闘職ばかりで嬉しそうだったメルド団長も歯切れが悪い。だがそれだけなら良いが…香織の件で目の敵にしている檜山達がこの時を見過ごすわけがない。
「おいおい、南雲。もしかしてお前、非戦系か? 鍛治職でどうやって戦うんだよ? メルドさん、その錬成師って珍しいんっすか?」
「……いや、鍛治職の十人に一人は持っている。国お抱えの職人は全員持っているな」
「おいおい、南雲~。お前、そんなんで戦えるわけ?」
嫌な性格してやがる。
檜山はわざわざ分かっていてそんなことを言ってきてハジメに詰め寄る。
そしてステータスはどうなんだと檜山はニヤニヤとハジメに肩を組み、ハジメも明らかに見栄を張っているのがわかる。
すると檜山はハジメのステータスプレートを奪い取りステータスプレートを見て爆笑。
それによってハジメがどれだけ悲惨な事になっているかは察しがついた。
周りも香織や雫、アリサやすずか以外はハジメをニヤニヤとみている。非常に腹が立つ。
すると檜山がいつもの取り巻き達にハジメのステータスプレートを投げる。
ステータスを見せるためだ。流石に見過ごせないため、俺は足に力を入れて踏み込んで取り巻き達に渡る前にステータスプレートをキャッチする。
「八坂、お前何しやがる!」
「何するってハジメのステータスプレートを回収しただけだ。」
いつものいじりを邪魔されたことに苛立ちの声を上げる檜山、他の取り巻きも同じで、ハジメは目を丸くして俺を見ていた。
そんな俺だが回収する時にハジメのステータスを見てしまった。
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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:1
天職:錬成師
筋力:10
体力:10
耐性:10
敏捷:10
魔力:10
魔耐:10
技能:錬成・言語理解
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全て平均で技能も錬成と言語理解のみ。
理不尽過ぎるステータスだった。そりゃあ焦るし顔も暗くなるわけだ。
俺は頭をかいた後ハジメに近づきステータスプレートを返す。
ハジメからありがとうとお礼を言われたがハジメの顔は暗い。
ハジメの理想としていた能力とはかけ離れた平凡さに落ち込んでいるのだ。
しかも檜山に知られた他の全員に知られるのも時間の問題。
だからこそ俺はハジメの肩に手を置き、こう助言した。
「ハジメ、俺もさっきステータスは見た。ハジメが落ち込むのもわかる。だが諦めるな」
「え?」
「周りがどう言おうが気にするなハジメはハジメが出来ることをしろ。自信を持て俺は…信じている」
そう言い残し励ましの言葉を告げて手を離すと、直ぐに怒ってますっと言わんばかりの畑山先生がやってきた。
「南雲君、気にすることはありませんよ!先生だって非戦系?とかいう天職ですし、ステータスだってほとんど平均です。南雲君は一人じゃありませんからね!」
そういって畑山先生は自身のステータスプレートを見せる。俺も畑山先生のステータスプレートを眺めると顔が凍りついた。
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畑山愛子 24歳 女 レベル:1
天職:作農師
筋力:5
体力:10
耐性:10
敏捷:5
魔力:100
魔耐:10
技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解
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あえて言おう…先生もチートだよ。
確かにステータスは魔力以外平凡だが、技能がえげつない。俺とどっこいと言っても過言じゃない。
それを見た俺が顔を凍らせるのだから。ハジメに取ってはそれを見て死んだ魚の目をしている。
折角励ましたのに教師がトドメ刺しに行くのはどうかと思うぞ本当に…
この先どうしようと頭を悩ませる。
まだ今日は始まったばかりだ。