そして年月は流れ舞台は小学校から中学校へと変わる!
『とったァーーッ!!ボールを奪い取ったのは我が校の雄ーーーーッ、松本タカキだァーーッ!!』
タカキはラグビーボールを持ち、雄叫びを上げ走る。
『元ガキ大将!身長183cm、松本タカキ!!雄叫びを上げてゴールへ突進するゥ!!部活引退を目前にしたこの試合!優勝でかざれるかァーーッ!』
タカキは走る。嵐のように走りゴールへと目指す。しかし相手の守備に捕まってしまう。普通ならここでパスをするだろう。普通なら…だ。
『おおーーッと捕まったァーッ!敵校の1人がタカキにタックル!
し…しかし!倒れない!引きずるぞォ!タカキ!!』
さらに2人、3人とのしかかられるもタカキは止まらない。何故なら歩みを止めない限りゴールへの道は続くからだ。
『すっごぉ〜〜〜〜〜いッ!!3人にタックルされたまま引きずりながらも突進をやめないッ!!松本タカキッ!!なんというパワー!!なんという根性!!まるで重機関車ですッ!!』
そしてさらに4人目が加わり、流石のタカキもぐらつき膝を付きそうになる。絶対絶命なはずのタカキは何故か笑っていた。
何故ならそれは!!
タカキはラグビーボールを誰もいない空間に投げる。
『ああッ!!パスが通ったァーーーー!!飛び出したのは………!?』
誰もいなかった空間に狙ったように彼が現れた!!タカキが笑っていたのは全て作戦通りだったからだ!
『ディオ!!やはり我が校のディオ・ブランドーですッ!!』
ディオはパスを受け取ると同時に飛びかかって来た相手を華麗に避ける。その姿はまるで素麺流しの素麺の如し!
ディオが相手をぬくと観客席から黄色い声と野太い声が響き渡る。
そのままディオは全速疾走!タカキに4人も守備を使った為、ノーマークのディオにパスが通り、手薄になった守備を華麗に躱しながらゴールへと目指す!
『ぬけたァーーッ!!単独走です!!華麗だ!!相変わらず華麗な走りっぷり!!そしてぇ…!!トライッ!!
やったァーーッ!!最後の試合を優勝で飾りましたァーーッ!!』
試合は終了し、ディオとタカキはをガシッと肩を組み両者共々称える。
「やったなタカキ!またまた僕らのコンビで勝負を決めたなッ!」
「ああ!ディオ!流石だぜ!お前の走りは!!」
「ありがとう!だがタカキ!君あってのトライさ!」
『ディオ・ブランドーは学年で常時No.1の成績!かたや松本タカキは勉学は苦手のようですが体育方面で見事な成績を残しています!
このラグビー試合もこの2人あっての優勝!まさに我が校の誇りです!!』
はい、そういうわけで中学3年生になりました。またまた時間が飛び過ぎだって?だって小学校でダラダラしてるよりも早く原作に追いついた方がいいだろ?
ンンッ!!さて、軽く今までに起こった出来事を話そう。
まずは一つ目、タカキくんと仲直りしたよ。これにはディオ様フェイスの俺もニッコリ。いやぁ…小学生っていいなぁ…喧嘩してもすぐに仲直り出来るし…
今では親友であり戦友でありライバルだ。
二つ目はタカキくんと一緒にラグビー部に入部した。
ディオ様たるものラグビーを一つや二つ嗜んでなきゃダメだろうとなりタカキくんを誘って入部した。最後の試合では優勝することが出来た。
因みに俺とタカキに多数のスカウトが入ったが俺は全部断っておいた。将来は法律に関する仕事をしたいと思ってるからな。
タカキくんは何かに目覚めたらしくラグビーを続けるようだ。
三つ目は俺に彼女が出来た。が、すぐに別れた。いや、俺がフったわけじゃあないんだ。俺がフラれたんだ…
あの子は恥ずかしそうに顔を紅く染めながら勇気を出して俺に告ったんだ。人生初めての告白だぜ?すぐオーケーさ。
モテると言っても俺って高嶺の花のような感じで誰も告って来なかったんだ。そんな俺に告白するってのは相当な覚悟をして来たのだろう。そんなのオッケーするしかないわなぁ!!
しかしそこから不可解なことが起こったんだ。彼女と3日程連絡が取れなくなった。学校にも来ていなかったことから病気だろうと思っていた。
そして次の日、すごく窶れた顔になった彼女にフラれた。しかも泣きながら。事情を聞こうとしても何も言わず走り去り数日後、彼女は転校した。
その後、もう一度違う彼女が出来たが同じようにフラれ転校していった。
怖ッ!!?何なの!!?誰かの陰謀!!?
となり告白されても全部断ることにした。あと偶に弁当の使用済みの箸がよく無くなるのはなんなのだろうか…
まぁこれくらいかな?最近俺のファンクラブとやらが出来たとか小耳に挟んだが多分大丈夫だろう。多分……
次回で原作突入です。