ありふれてはいけない職業で“世界”超越   作:ユフたんマン

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お久しぶりです。恥ずかしながら帰って参りました。最近は忙しく、ボチボチ投稿していく予定ですが、更新はゆっくりになります。他の作品も並列で執筆するので…
なお作者も久しぶりに書いたので設定がおかしくなっていたりするかもしれません。もし気づいた方や違和感を覚えた方は感想にてご報告ください。


ヴァニラ・アイス

「ヴァニラ、ここを踏めば進む。そしてこれを踏めばブレーキがかかる。分かるかい?」

 

ヴァニラに車の運転の仕方を簡単に教える。私が一人で運転するのもいいが、それでは忠誠心の高いヴァニラがそれを許さない。私が運転をしている間、何もせず乗っているというのは従者としての沽券に関わるのだとか。

 

ヴァニラの住んでいた小屋から持ってきた刀とヴァニラ用の食料を車のトランクに詰め込み、俺は助手席へと座る。

 

「いけ」

 

「はッ!」

 

ヴァニラは車を発進させる。初めてにしてはなかなか上手い。最初は何処かぎこちない動きで運転していたが、今ではかなりの余裕を持って運転出来ている。ならここでヴァニラの過去でも教えてもらうとしよう。何せ先程、気になることを言っていたからな。幽波紋に人生を潰された…と。

 

 

「ヴァニラ、何故君はあのような場所で一人で暮らしていたのだね?」

 

「それは…私の生い立ちからの話になり時間がかかります。それでもよろしいでしょうか?」

 

「ああ、どうせ目的地に着くまで時間があるんだ。無駄な時間を潰すためにも話してくれないかい?」

 

「かしこまりました。あれはーーーーー…」

 

ヴァニラは自身の過去を語り始めた。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「お前の名はヴァニラ・アイスだ」

 

それが私が最初に聞き、最後に聞いた親の声だった。当然私は覚えていない。

 

私の祖父は元商人であり、ブルッグの町に私が産まれるまでは私の両親と暮らしていたという。両親は私が産まれて間もなく事故で死んでしまったと聞いていた。今はブルッグの町から離れたアラタナという小さな町から少し離れた山に、小さな小屋を建て暮らしている。

私は動くのが好きだった。私はよく山を駆け遊んでいた。この山は危険な魔物も生息しているため、あまり祖父はいい顔をしていなかったが、危なくなったら戦おうとせずにすぐに逃げろと忠告し送り出してくれていた。

そうして私は祖父と質素ながらも、充実した日常を送っていた。

 

祖父は毎晩、父と母の墓の前で何事か呟いている。私には思い出も何もない親だ。祖父程、死んだ親に情はない。それよりも、小さな私はどうして私を置いて死んだのだという怒りがあった。

 

ある日、山にアラタナから冒険者がやって来た。この山の魔物を狩りにきたようだ。その魔物は山奥の洞窟に住む凶暴な魔物だ。冒険者は私達に住処に案内してほしいと言う。当然祖父は断っていたが、好奇心の強かった私は祖父に黙って案内をすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

冒険者達は無事に魔物を倒すことが出来た。私は見返りとしてこっそり町に案内してもらうように頼んだ。冒険者達もそんなことで良いならと快く了承してくれた。私はこれまでに山から出たことが一度もなかったのだ。何度か祖父に町に行きたいと頼んだ事もあったが、全て断られている。アラタナは日帰りで帰られる距離だ。一度だけなら行ってもバレないだろう。

 

 

 

 

 

 

アラタナに着いた私たちはまずギルドに向かった。魔物の素材を売却する為らしい。冒険者達と受付の女性のやり取りを横から見る。すると、素材を全て渡した後、見慣れない紙のような物を手渡していた。気になった私はそれは何かと尋ねた。

それは冒険者が言うにはステータスプレートといい、誰もが必ず持つ物だという。しかし私は持っていない。その趣旨を伝えると再発行してくれることになった。費用は冒険者達が出してくれるらしい。これもお礼だとか。

 

発行してもらったステータスプレートを確認する。

 

 

===============================

ヴァニラ・アイス  10歳 男 レベル : 15

天職 : 信仰戦士

筋力 : 80

体力 : 68

耐性 : 35

敏捷 : 52

魔力 : 30

魔耐 : 13

技能 : 衝破・神格化・信仰・幽波紋【◼️◼️◼️◼️】

===============================

 

 

おお、戦闘職じゃないかと冒険者達が騒ぎ出す。どうやら戦闘職とやらを持つのはほんの一握りの人間のみらしい。思わず頬が緩む。信仰戦士ということは、エヒト様を信仰すればするほどステータスが上がるのではないかと冒険者に言われた。

技能も今のうちに試してみたいと頼めば修練場を使わせてくれるそうだ。ありがたい。礼を言い修練場に向かう。

 

修練場の一角にて冒険者から教えを乞う。技能の使い方をだ。技能を使う際のコツや感覚を教えてもらう。

 

衝破、これは拳や手に持つ武器が標的に触れた瞬間、高火力の衝撃が発生する技能だ。意識すれば簡単に発動することが出来た。

神格化と信仰は何度か試したが発動しなかった。冒険者が言うには自動で発動する技能かもしれないとのことだ。

 

そして文字化けしているこの幽波紋とやら。冒険者達に聞いたが見たことも聞いたこともないとのこと。受付の女性やギルド支部長にも聞いてみたが前例は一度もないらしい。

 

ひとまずアドバイスをもとに体から魔力を捻り出す。

すると突如血相を変えたギルド支部長。俺に魔力の放出を止めろと叫ぶがそう急に止められるものではない。放出された魔力は禍禍しい気配を纏いながら人形に変貌する。

 

ギルド支部長が剣を抜き人形の『何か』に斬りかかる。それを軽く避けた『何か』はギルドマスターに向かい飛びかかる。

 

「危ないッ!!」

 

咄嗟に叫んだがギルド支部長は剣を構えて迎え撃つも、『何か』に頭から貪られた。

綺麗に、音も血も流さず貪られたギルド支部長を見て悲鳴が木霊する。その中で私はおかしいと思いその『何か』を見る。まるでその『何か』は貪るうようにではなく、丸ごと削り取ったかのようにギルド支部長を葬った。

足元に落ちていた削られた剣を震える手で拾う。

 

「ヴァニラ…お前が…やったのか…?」

 

冒険者が化け物を見たかのような目で私を見る。やめてくれ…そんな目で私を見ないでくれ…!!全部この化け物がやったんだ!!見ただろう!!この化け物が支部長を食べたところを!!

 

「何…訳わかんないこと言ってんだよ…!!そんなの何処にもいないだろッ…!!」

 

嘘だ。私のすぐそばで佇んでいる。俺を見ている。何故…何故…まさか見えていないのか…?

 

「支部長を殺ったのは貴様かッ!!」

 

騎士らしき女が私の背後から槍を携え襲い掛かる。私はその速さに反応出来ず、なす術なく貫かれる…筈だった。

 

いつまで経っても槍は私を貫かない。振り返るとそこには『何か』が女の槍を掴み私を守っていたのだ。

 

「面妖な技を使う…!!」

 

女が槍を手放そうとした瞬間、『何か』は女を頭から丸呑みする。ガオンッという音が鳴り、騎士の女は腕と槍だけを残し虚空へと消え去った。

 

「う、うわぁぁああああああッ!!!?」

 

先程まで私に真摯に相手してくれていた冒険者達は怯え切った表情で私を尻目に逃げていった。

腕自慢の冒険者は一斉に私に襲い掛かった。私を危険な存在として見なしたのだろう。しかしそれを嘲笑うかのように、『何か』は冒険者達を貪り尽くす。

 

全てが終わった。私は手に持っていた剣の破片で喉笛を掻き切ろうとすると、『何か』が腕を掴みそれを阻止する。

 

「何だよ…死なせろこの化け物!!」

 

恐らくこの『何か』は私の技能の力だ。私を守るために動いていたからだ。私がコントロール出来なかったせいで多くの冒険者が死んだ。私は自責の念に耐えきれず自殺しようとしたが止められた。自分の意思とは関係なしに私を生命の危機から守るのであろう。

 

死ぬことを諦めた私は廃墟となったギルドから逃げるように山へと帰った。

 

 

 

 

 

 

空も暗くなり、小屋に帰った私は祖父に心配される。恐る恐る、落ち着いた祖父に今日の出来事を話していく。祖父は顔を真っ青にしながらも、私をしっかりと叱り抱きしめる。

そして語られた真実。私が産まれた直後、技能が暴走し父と母を消し去ってしまったこと。そして祖父は私のことを恐れて、大切な子を消し去った為に憎悪の感情を抱いていたらしい。だが、それよりも…

 

「憎悪を忘れる程に…お前のことが愛おしかった…」

 

視界が霞む。瞳から涙が流れ落ちる。私は今まで両親を恨んでいた。何故私を置いて死んでしまったのかと。しかし違った。私が殺したのだ。この化け物、悪霊が両親を…

祖父の体温を感じる。ほんのりと暖かい生命の温もり。この温もりだけでも私は最後まで守りたい。

 

 

ギャンッ!!!

 

 

遠くで魔物の悲鳴が聞こえた。嫌な予感のした私は外に出た。見える。灯りが。煌々と燃える松明が。ギルドを荒らした私を滅ぼさんと大量の冒険者が進軍する。

私はすぐに祖父を抱き締める。別れの挨拶を告げて…

 

「ヴァニラ…行くのか…?」

 

「あぁ…」

 

私と一緒にいれば確実に祖父は危険に晒されてしまう。私の事情で祖父を危険に晒したくなかった。祖父の温もりが名残惜しいが、離れ小屋から出発する。

 

「こっちだ」

 

迫る冒険者の軍団の視界に躍り出る。私を視界に入れた冒険者達は魔法を放つ。それを全て悪霊が喰らい無効化する。そして私は逃げた。冒険者達を祖父から引き離すために。

 

私を追う冒険者達。さながら私は野犬から逃げ惑う野うさぎだ。魔法や矢という冒険者の牙を掻い潜り、遂に逃げ切ることに成功した。

 

私は高台に登り辺りを見渡す。視界には見知らぬ町が映った。これ幸いと町へお邪魔する。門番の兵士に聞いたところ、ここはブルッグの町だそうだ。ブルッグの町はかなり住んでいた山から距離が離れている。少し羽休め程度にはなるだろう。

広場の噴水の水を飲み、露天の店で食料を微々たる程度だが、小屋から持ってきた小銭で買い口に放り込む。

 

「貴様、ヴァニラ・アイスだな?」

 

突如、鎧を着た男に声をかけられた。何故私の名前を知っている。まさか追ってか…!

私はすぐ様逃亡の準備に入るが、男の一言で私はなす術がなくなった。

 

「貴様の祖父は拘束している。大人しくお縄につけ」

 

ザッ、と私の周りを冒険者達が取り囲む。見知らぬ顔ぶれだが、恐らくギルド同士で連絡する手段が何かしらあるのだろう。

私は手を上げ降伏した。唯一の家族である祖父を人質に取られたのだ。そうするしかない。

 

私は留置場へと連行された。やはりというか当然というか、私は死刑だった。最後に看守に祖父に会いたいと願った。最初は渋っていたものの、ブルッグの町ギルド支部長が許可を出してくれた。

 

薄汚れた石造りの対面室で祖父と対話する。祖父はこのような落ちぶれた私を孫として大切に育ててくれた。予測出来た筈だ。祖父を小屋に置いてくれば、人質にされると。だが、私は敢えてそうしたのかもしれない。私は死にたかったのだ。

祖父は私を必要としてくれた。だが、多くの人間の命を奪ったことには変わりない。その人間達にとって私の死は贖罪になるだろう。そう考えていた。

私が死ねば祖父は危険に晒される心配はない。そう自己完結していた。祖父の意思は無視して…

 

 

私は断頭台に立つ。私の腕には特別な手錠が嵌められている。技能を使い辛くするものだ。ライセン大峡谷という魔力が不安定になる地を元に作られたらしい。私の斬首はクリスタベルという金ランクの冒険者だ。金ランクは冒険者の中で最も高い階級だそうだ。2mあろうかという巨漢は剣を持ち私に話しかける。

 

「若いってのに大変ねぇ…安心しなさい、楽に死ねるようにしてあげるから」

 

女口調で話しかけられたことに動揺を隠せないが、忠告しておいた。いくらあの悪霊が手錠で弱体化するとはいえ、必ず何か行動を起こす筈だ。注意して欲しいと。

 

さぁ、処刑が始まる。祖父が私に必死に手を伸ばすが、兵士に取り押さえられている。私は神、エヒトに祈る。祖父がこれから幸せに生きられるように。こここそ技能の信仰の使いどきだ。

それにしても…せっかく祖父と心から分かり合えたのに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ…もうちょっとだけ…生きたいなぁ…

 

 

 

 

 

ギチギチ…

 

 

 

 

 

何かひび割れるような音が響き渡った。私に何かが無理矢理体から這いずり出ようとしているかのようにとてつもない痛みが襲い掛かる。

思わず絶叫する。異常に気づいたクリスタベルは直ちに首を斬り落とさんと剣を振るったが、既にそこには腕が無かった。

 

荒れ狂う。

 

悲鳴が上がる。

 

頭が痛む。

 

何かが私の体を突き破るかのように這い出る。

 

痛い…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い…

 

 

 

 

辺りは沈黙し、目を開ける。そこには何も無かった。隣には右手と左足を何かに削られたクリスタベルが気絶し横たわっている。原型を保っているものはそれだけだ。家も、道路も、断頭台も…人も…全て消え去っていた。まるで嵐が通り過ぎたように。

 

いつの間にか手錠は無くなっていた。よろよろと歩き、見覚えのある眼鏡のレンズを見つける。それは祖父が掛けていた眼鏡。見間違える訳がない。ずっと一緒にいたのだ。

 

「あ、あぁ…」

 

嗚咽が漏れる。絶望する。

 

神エヒトよ…何故このようなことに…何故私を生かしたのだ…!私は一瞬、生きたいと願ってしまった!!何故神はそれを叶えるッ!!私は罪人だ、忌むべき人間だッ!!何故…善良な市民と祖父を生贄にし私を生かすッ!!

 

許せない、決して許すものかッ!!私を生かした神を…!!そして私自身を…!!

 

 

 

 

 

 

 

いや、この怒りは、この感情は…偽物だ。たしかに許せない。その気持ちは嘘ではない。だが、死ななかったことにすこし安心してしまっている自分がいる。

私は死ねない。この悪霊がいる限りは…

 

私には守ると誓った祖父ももういない。私の手で殺めてしまった。何もない。空虚な世界をこれからも生き続けなければならないのだ。

 

その日から私は生きる屍となったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「と、このようなことがあり、16年間あの山で過ごしていました。偶に冒険者が討伐せんと訪れましたが、全て返り討ちに致しました」

 

おぅ…かなり内容が重かった…原作ヴァニラもこのような幽波紋の暴走があり、それがきっかけで悪の道に堕ちたのかもしれない。ぬくぬくと育ってきた私には理解出来ない辛さだ。しかしヴァニラが始めて殺した支部長は何故見えない筈の幽波紋に反応出来たのだろか。冒険者を引退した有力な人間が支部長などになるというのはさして珍しいことではないし、勘で危険なものと判断したのだろう。迂闊に手を出して殺されただけだったが…

 

「DIO様、貴方様とお会いしなければ私はあの山で無為に一生を過ごしていたことでしょう。DIO様が私の噂を町で聞かなければ出会うことはなかった。この偶然こそがDIO様の言う“重力”、そして“運命”なのでしょう。

私はDIO様と出会い生きる意味を、生かされている意味を理解しました。全ては貴方様にお仕えするためだったのです。DIO様は私にとって『神』そのものです。何もせず、ただ悪戯に異世界人を召喚する者が神などと…おのれエヒト!!DIO様の前で畏れ多い…ッ!!」

 

「落ち着けヴァニラ」

 

ダンダンとハンドルを叩くヴァニラを諌める。ヴァニラはすぐさま顔を青くし罰を受けようとするが辞めさせる。

 

これで私の手駒は増えた。ヴァニラの神格化…これは恐らく信仰対象を神と同等の存在にする技能だろう。少しだけその技能の影響か体の調子が良い。これでさらにこのDIOは確実に天国へと近づいた。

ヴァニラも私を崇拝し信仰するだろう。ならばヴァニラのステータスも上がりより強力になるだろう。ふむ、本当に良い拾い物をしたものだ…。

 

そうそう、ヴァニラの小屋にあった刀の銘はアヌビス神としよう。やはりジョジョの刀といえばアヌビス神だろう。よく切れる事と刀である事以外に共通点が少ないことは内緒だ。

しかしこのアヌビス神をどうしようか。自分で使うのもいいが刀など振った試しはない。完全なる宝の持ち腐れだろう。ヴァニラに返そうにも受け取らないだろうし…雫に譲るとしよう。

 

さて、なんだかんだヴァニラと話しながら移動して一週間、ようやくライセン大峡谷に辿り着いた。少し遅くなった。ハジメ達はもう何処か次の迷宮に出発しているのだろうか…

 

 

 




===============================
ヴァニラ・アイス  26歳 男 レベル : 52
天職 : 信仰戦士
筋力 : 805
体力 : 602
耐性 : 215
敏捷 : 314
魔力 : 483
魔耐 : 166
技能 : 衝破・神格化【対象:DIO】・信仰・幽波紋【クリーム】
===============================
※信仰の恩寵が含まれています



たくさんのご提案ありがとうございました!結局アヌビス神となってしまいましたが、募集した銘は何かに使っていきたいと思います!
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