魔法科高校の劣等生 零の物語   作:Touli

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2年とちょっとぶりです。
久しぶりの投稿なので誤字脱字あれば誤字報告で教えてください。
自分でも気づいたら直していきます。
あと、今回はざっくりです笑


九校戦編 Ⅱ

「それでは、九校戦メンバー選定会議を始めます」

「会長、なぜこの2人がこの場にいるのですか?!」

会議が始まると1人の生徒が立ち上がり、大きな声で言い放った。2人とはもちろん、達也と陸久である。

「2人とは誰のことでしょう」

「そこの二科生と、マーベリックですよ!」

零家には蔑称がいくつか付けられている。『イリーガルナンバー』『マーベリック』などが代表的なものだ。

一般的に使われてるのは『失われた零(ロスト・ゼロ)

イリーガルは非合法な。 マーベリックは異端者という意味である。

「それは、2人が我が校が優勝するために必要な戦力となってくれると判断したからです。司波くんは技術者(エンジニア)として、零令くんは選手と技術者(エンジニア)両方担当してもらいます」

「「「なにっ?!!」」」

その真由美の発言で騒ぎ始めた。が、

「要するに」

不意に重々しい声が議場を圧した。

「司波と零令、両者の技能がどの程度のものか分からない点が問題になっていると理解したが、もしそうであるならば、実際に確かめてみるのが一番だろう。」

発言したのは克人だ。

広い室内が一気に静まり返った。

「・・・・・・最も意見だが、具体的にはどうする?」

「今から実際にやらせてみればいい。何なら俺が実験台になるが」

だが、克人の発言は自らの発案とはいえ勇気のあるものと言えた。

「いえ、彼らを推薦したのは私ですから、その役目は私がやります」

すかさず、真由美が代役を申し出た。

だが、

「その役目、俺がやらせてください」

立ち上がり、立候補したのは剣術部2年の桐原だった。

「わかりました、お願いします。でも、2人いるから零令くんは私のCADを調整してもらいます」

真由美のこの発言は、生徒が立候補しないことと、自分が推薦したという責任からだろう。

 

~実験棟~

 

「課題は、競技用CADに桐原先輩のCADの設定をコピーして即時可能な状態にする、ただし起動式そのものには手を加えない、でまちがいありませんか?」

達也はテストの条件を再確認した。

「ええ、それでお願い。・・・どうしたの?」

「スペックの違うCADの設定をコピーするのはあまりおすすめ出来ないんですが・・・・・・仕方ありませんね。安全第一で行きましょう」

「?」

真由美を含め多くのメンバーが首を傾けた。

CADの設定のコピーは、機種変更の際、普通に行われていることなので、何をら問題視しているか分からないのであろう。

実は、CADは物、サイズ、種類によって、使われている感応石の量や大きさが異なる。そのため、スペックの違うCADの設定をそのままコピーするとらサイオン信号と電気信号のやり取りの中のどこかで異常を来たす可能性がある。

つまり、今この場は達也の腕の見せ処なのだ。

 

(以下略)

 

 

結果的に言わせてもらうと、達也の評価は上々だった。

 

 

 

 

「じゃあ、次は陸久くん。お願いね」

「はい。調整内容はどうしますか?」

「そうね。お任せで」

なんと、真由美は爆弾を投下してきた。指定された内容をこなすのではなく、技術者のお任せ。

 

「・・・っ!分かりました。では、少し魔法式をいじってもよろしいですか?」

「ええ。構わないわ」

「分かりました。では始めます。」

 

真由美が魔法式を起動させる。すると、彼女は驚いた様子でこう呟いた。

「魔法式の処理速度が格段に速くなってる!!!!」

 

「会長の場合、《マルチ・スコープ》があるため、照準補足の式が省略出来ます。また、会長の魔法師としての実力をみてもトップクラスのため、術式のところどころを改良して、七草会長専用魔法式に書き換えました。」

 

「そ、そんなことができるわけがない!!」

1人の2年生が吠えた。

「・・・・・・」

「もちろん、これと同じことを全員にやるのは無理です。ただし、自分が担当させていただく選手には、最高の活躍ができるように務めさせていただきます」

 

言い終わったところで、十文字が立ち上がり言った。

「司波と零令は我が校の代表メンバーに相応しい技量を示した。俺も、2人のチーム入りを支持する」

 

 

 

 

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