沢山の方の作品を読んで自分も書いてみたくなりました。
初めて書いたので、非常に拙い文章ではありますが
お楽しみ頂ければ幸いです。
この宇宙とは別の宇宙の地球、そこから遥か300万光年彼方
M78星雲にある光の国、通称ウルトラの星
俺達、ウルトラマンの故郷だ。
そこでは俺や俺の親父達が所属する宇宙警備隊が宇宙全体の平和を守っている。
だがある時、光の国から最凶最悪の反逆者が出ちまった。
それがウルトラマンベリアル――クライシス・インパクトを引き起こした張本人だ。
奴は力を追い求めるあまり、光の国の禁を破り宇宙牢獄に投獄された。
だが数千年経って奴は脱獄し、光の国への復讐と全宇宙の支配を目論んだ。
そしてその野望を阻止したのが、この俺、ウルトラマンゼロだ!
いやー、今思い返しても鮮烈なデビュー戦だったぜ!
何十体もいる怪獣達をちぎっては投げ、ちぎっては投げ……
えっ、話を先に進めろって?
分かったよ。
まぁそこからだな、俺とベリアルとの因縁が始まったのは……
俺は奴と何度も戦い、その野望を砕き続けた。
だが奴はその度に復活し、力を蓄えていった。
そして、この宇宙の時間で今から数十年前、ベリアルは大軍団を率いて宇宙警備隊に戦争を仕掛けてきやがった。
俺との最初の戦いで失われたはずの禁断アイテム”ギガバトルナイザー”を再び手にしてな……
戦いは複数の宇宙を跨ぎ、大勢の宇宙警備隊員が犠牲になった。
それだけギガバトルナイザーを手にしたベリアルは圧倒的だったんだ。
そこで戦士であり、科学者でもあるウルトラマンヒカリがある物を開発した。
それがウルトラカプセル――ウルトラマンの力を宿し、戦況を覆しうる究極の力、無限の可能性。
だが、それが投入される前にベリアルとの決戦がこの宇宙で始まった。
俺と親父や仲間達はこの地球で奴を追い詰めた。
『ここまでだ、ベリアル!!』
『大口を叩いているが随分と辛そうじゃねぇか、ゼロ』
確かに俺は人々を守るために切り札のシャイニングの力を使ってしまい、残されたエネルギーはあとわずかだった。
『うるせぇ!心配なら自分の心配でもしてやがれ!』
(ここで負けるわけにはいかねぇ!)
俺はブレスに残された最後の力を使って、無敵の鎧――ウルティメイトイージスを身に纏った。
結果は相討ち
俺はベリアルに光刃を喰らわせてやったが、俺もイージスも相当なダメージを負っちまった。
そして親父達に追撃されたベリアルは超時空消滅爆弾を起動した。
『もう止められん、大爆発五秒前だ。 どうする、ゼロ?』
『ハァハァ……止めてやぐあっ』
俺は超時空消滅爆弾に突撃しようとした。だが既にその力すら残ってなかった。
『……撤退だ、ゼロ!』
親父が俺にそう言うと、景色は宇宙へ変わっていた。
(親父のテレポーテーションか!?)
周囲を見渡すと他のウルトラマン達もそこにいた。
そして地球を見ると、地球が真っ赤に染まっていた。
最後の刻が迫っている。
『この宇宙はもうもたない!』
地球に向かおうとする俺を親父が制止する。
直後、地球から発生した大爆発は全てを破壊し、宇宙をも崩壊に導いた。
俺は、崩壊する宇宙をただ見ていることしかできなかった・・・
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
「ちょっと待った!!!!!!!!!!!!!!!!」
~~~
突然の大声に話が途切れた。
見るとツインテールの少女が両手を机に叩きつけて驚愕の表情を浮かべている。
それは部室内にいる他の少年少女達も同様のようだ。
「ねぇ、その後どうなったの?地球が爆発したってことは私たち死んじゃったの!?」
「落ち着いて下さい、穂乃果。私達は生きているじゃないですか」
「そうだよ穂乃果ちゃん。令人先生も困っちゃうよ。あ、今はゼロだっけ?」
先ほどまで語っていた背広姿の男にサイドテールの少女が詰め寄り、ロングヘアの少女がそれを諫め、ベージュ髪の少女がなだめている。
「でも本当にどうなったんですか?」
「どうにかなったから、ウチらはここにおるんやろ?」
クォーターの少女と不思議な雰囲気を纏った少女が男に話の続きを促した。
「あぁ、その後な」
~~~
俺は宇宙の崩壊をただ見ているだけだった。
そこに1人の超人が宇宙の崩壊の中心に飛び込んだ。
その超人の名は、ウルトラマンキング
大いなる力を持つ、伝説の超人だ。
キングは崩壊する宇宙と一体化した。
俺達ウルトラマンは体を一体化することで、相手の傷を癒すことができる。
キングの爺さんはそれを宇宙規模でやった。
しかし、宇宙はデカすぎた。
宇宙の崩壊は免れたが、キングの爺さんは宇宙全体に拡散してしまった。
~~~
「これがクライシス・インパクトの真実だ」
男は語り終えると、眼鏡をかけた。
すると先ほどまであった歴戦の風格が途端に消えてしまった。
「てか話の規模が大きすぎてついていけない……」
「う、うん、凄すぎだよね……」
「宇宙と一体化ってスケール大きすぎだニャー……」
ツリ目の少女が髪をいじりながらぼやくように、おとなしそうな少女と猫のように活発そうな少女はあまりのスケールに圧倒されていた。
「どう? レムは何か思い出した?」
『いえ、何も』
唯一の男子学生が部屋の中で浮かんでいる不思議な球体に語り掛けた。
隣にいるパーカー姿の黒い宇宙人も心配そうに球体を見ていたが、球体の記憶に回復がないことにガックリと肩を落とす。
「やっぱり私たちが直接関係する話じゃないと駄目なんじゃないですか?」
「そうなるとやっぱり、りっ君が初めてウルトラマンになった日?」
あの日――自分の運命を知った日
見ると、周りの皆は興味津々の様子である。
(そういえば詳しく話したことなかったな)
ならば話すとしよう。レムの記憶を戻すために。
そして改めて自分の覚悟を決めるために!
「じゃあ話すよ。ジーッとしてても……」
「ドーにもならないもんね!」
これは自分1人では決して叶えられない夢や変えられない運命に
みんなで挑んだ奇跡の物語
ラブライブ!を公式配信で見直した際に、ジードの「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」がラブライブ!の物語にも当てはまるのでは?と思い勢いで書いてみました。
慣れないため遅筆になるかもしれませんが、この駄文にお付き合い下さい。