スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第6話

 

〜虹ヶ咲学園学校説明会当日〜

 

 

 

愛「いよいよだね」

 

 

璃奈「うん…」

 

 

果林「ここまで準備してきたんだもの、あとはやるだけやるだけよ」

 

 

エマ「大丈夫だよ、私たちなら」

 

 

彼方「彼方ちゃんもやる気満々であります」

 

 

かすみ「ステージは歩夢先輩に譲りましたけど、説明パートでかすみんの可愛いさを披露しないと」

 

 

しずく「かすみさん、張り切ってあんまり変なことしないでね」

 

 

かすみ「わ、わかってるよ!」

 

 

歩夢「ふぅ…」

 

 

せつ菜「大丈夫ですか?歩夢さん」

 

 

歩夢「うん。ちょっと緊張しただけ」

 

 

せつ菜「歩夢さんならきっと素晴らしいステージになりますよ!」

 

 

歩夢「ありがとう、せつ菜ちゃん」

 

 

せつ菜「はい!」

 

 

 

俺「栞子、1つ聞いてもいいかな?」

 

 

栞子「なんでしょう?」

 

 

俺「今でもスクールアイドルは無意味なものだと思ってる?」

 

 

栞子「正直、わかりません…。ですが今日の説明会を終えた時、その答えが出る。そんな気がするんです。」

 

 

俺「そうか…」

 

 

栞子「ですが、歩夢さんの…いえ、同好会の説明の成功を祈っている自分もいるのも事実です」

 

 

俺「そっか、ありがとう栞子」

 

 

栞子「いえ、私は特別なことはしていません。ただあなた方の練習に参加させていただきいろいろなことを勉強させていただきました。ただそれだけなんです」

 

 

俺「昔の君だったらとてもじゃないけど言わなそうなことだな」

 

 

栞子「えぇ、自分でもわかっています。だから

スクールアイドルが無意味なものなのかどうかわからなくなっているんです」

 

 

 

俺「そうか」

 

 

 

愛「ぶちょー、そろそろ準備始まるよー!」

 

 

俺「あぁ、わかった。それじゃあ」

 

 

栞子「えぇ、御武運を」

 

 

 

 

そしてスクールアイドル同好会の番になった。

 

 

俺たちはこれまでの経緯、そして練習内容をまとめたものを発表していった。

 

 

そしてスクールアイドルを知ってもらうのに1番いい手段としてライブを行った。

 

 

 

俺「歩夢」

 

 

歩夢「どうしたの?」

 

 

俺「歩夢ならきっと大丈夫、もし失敗しても誰も歩夢を責めないから。だから歩夢には笑顔で戻ってきて欲しいんだ」

 

 

歩夢「うん。ありがとう。それじゃあ行ってくるね」

 

 

俺「あぁ」

 

 

 

そして歩夢のライブが始まる。

 

 

 

歩夢「聴いてください、『夢への一歩』」

 

 

 

 

 

そして説明会は無事終了した…。

 

 

 

 

〜生徒会室〜

 

 

 

歩夢「栞子ちゃん、答えは出たかな…?」

 

 

栞子「えぇ」

 

 

俺「聞かせてもらえるかな」

 

 

 

栞子「はい。とても素晴らしいものを見させていただきました。」

 

 

 

俺「それじゃあ」

 

 

 

栞子「えぇ、スクールアイドルは無意味なものではないということはよくわかりました。」

 

 

 

歩夢「本当?」

 

 

栞子「えぇ、上原さん、やはりこの説明会あなたがライブをして正解だったと思います。あなたの歌には応援したい、誰かの力になりたい、そして何より自分も頑張ろうと思う気持ちくれる力があると思うんです。誰に元気を与えられる力…それが無意味なもののはずがないんです。きっと見ていた皆さんも同じ気持ちだったと思います。だからこそ終わったあとあそこまで歓声が上がった。それはみなさんがこれまで積み上げてきたものの結晶だと思います。」

 

 

歩夢「栞子ちゃん…」

 

 

栞子「今まで無意味なものだなんて言ってすみませんでした。心からお詫びします。」

 

 

歩夢「そんな、いいよ。栞子ちゃんがわかってくれたらそれだけで私たちは嬉しい」

 

 

栞子「そうですか。ですが、ボランティアを1000人集めなければ学校を会場として使うことはできないという条件は理事会まで通してしまったので覆すことはできません」

 

 

歩夢「そっか…そうだよね」

 

 

栞子「私が誤解していたがために申し訳ございません」

 

 

歩夢「ううん、栞子ちゃんは栞子ちゃんが正しいと思ったことをしただけだよ。何も悪くないよ」

 

 

栞子「ですが、皆さんの足を引っ張っていることに変わりありません。ですので、私にもボランティアの方を集めるのを手伝わせていただけないでしょうか?」

 

 

 

歩夢「もちろんだよ、栞子ちゃん。ありがとう!」

 

 

俺「俺からもよろしく頼む、栞子」

 

 

栞子「こちらこそありがとうございます。こんな私ですが皆さんのお役に立てるように精一杯頑張ります」

 

 

 

そして栞子を加えた俺たちは早速μ'sとAqoursに連絡を取った。

 

 

 

今度は参加して欲しいと言うのではなく、楽しいから是非興味があったら来てみて欲しいと伝えた。

 

 

それからボランティアの人たちの連絡が絶えなかった。

 

 

俺たちは手分けをして近場の人たちには1人1人直接会って丁寧に説明をした。

 

遠方の人たちも通話アプリを利用し同じく1人1人しっかりと説明した。

 

 

するとボランティアの参加を確約してくれる人たちがどんどん増えていった。

 

 

これが楽しいが伝染するということなんだ。

 

俺は改めてそれを体感した。

 

 

 

 

 

 

そしてついにボランティアが1000人集まった。

 

 

 

 

〜部室〜

 

 

 

俺「夢じゃないんだな、1000人」

 

 

愛「そーだよ、とりゃ」

 

 

俺「痛てて」

 

 

愛「あ、ごめん、ほっぺつねりすぎた?」

 

 

俺「いや、おかげで夢じゃないってわかったよ」

 

 

 

歩夢「栞子ちゃん、これで」

 

 

栞子「えぇ、約束通り、この学校をスクールアイドルフェスティバルの会場として使ってください」

 

 

 

かすみ「やったー!しお子、ありがと」

 

 

栞子「わ、私は何も」

 

 

彼方「まあまあかすみちゃんがお礼言うなんて珍しいから素直に受けとっておいてよ〜」

 

 

かすみ「そ、そんなことないですー!」

 

 

 

そして俺たちは再度μ'sとAqoursと集まりスクールアイドルフェスティバルについて話し合った。

 

 

虹ヶ咲の規模を考えればみんながやりたいことが殆ど実現できた。

 

 

それだけじゃない、ボランティアに参加してくれる人たちの意見の多くを取り入れることができた。

 

 

 

俺1人じゃこんなことできなかった。

 

やっぱりあの時、みんなに頼って本当によかった…。

 

 

 

 

そして打ち合わせに打ち合わせを重ねた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして俺たちはいよいよスクールアイドルフェスティバル当日を迎えた…。

 

 

 

 

 

歩夢「いよいよだね」

 

 

俺「あぁ」

 

 

 

せつ菜「これが夢の舞台…」

 

 

愛「くー!愛さん燃えてきたー!」

 

 

璃奈「私も!璃奈ちゃんボード ワクワク」

 

 

かすみ「今日はかすみんの可愛いさたーんと披露しちゃおう」

 

 

しずく「私も舞台とライブを融合させたライブ、今から楽しみです!」

 

 

彼方「彼方ちゃんも遥ちゃんがきてくれるからちょー元気だよー」

 

 

エマ「私もいろんなスクールアイドルの人たちと会えると思うと楽しみ」

 

 

果林「ふふ、みんなの視線、私が釘付けにさせちゃおうかしら」

 

 

 

 

そしてスクールアイドルフェスティバルが始まった。

 

 

 

善子「ちょっとずら丸、本番前に食べすぎよ」

 

 

花丸「腹が減ってはライブができないずら〜」

 

 

ルビィ「花丸ちゃん、本番中にお腹痛くならないように気をつけてね」

 

 

花丸「大丈夫ずら〜」

 

 

 

千歌「あ、ねぇねぇ2人ともあっちの美味しそうだよ!」

 

 

曜「本当だ!行こう!行こう!」

 

 

梨子「もう2人とも…私たちAqoursはこのあとライブが控えてるんだからね、遅刻しても知らないわよ」

 

 

千歌「大丈夫、大丈夫」

 

 

曜「そうだよ、梨子ちゃん、せっかくのお祭りなんだから楽しまないと」

 

 

梨子「まぁそれもそっか」

 

 

 

 

ダイヤ「まさか、本当にシャイ煮を屋台で出すとは…」

 

 

果南「まぁいいんじゃない?あの時よりだいぶ美味しくなったし、それにほらこんなにお客さんが」

 

 

鞠莉「かな〜ん、ダイヤ〜ヘルプミー」

 

 

ダイヤ「はいはい、今行きますわ」

 

 

 

 

 

MC「それでは続きまして虹ヶ咲学園の朝香果林さんとμ'sの絢瀬絵里さんによるダンス対決です!」

 

 

 

果林「いつぞやの借り、返させてもらうわよ、絵里ちゃん」

 

 

絵里「えぇ、望むところよ、果林」

 

 

 

 

 

 

別の場所では

 

 

MC「次の対決はこちら!高速タイピング対決ー!勝負の内容はとってもシンプル、お題の文章が出されるのでそちらを早くタイピングした方の勝利です!そして勝負するのは虹ヶ咲学園の天王寺璃奈さんと同じ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部長さんです!」

 

 

 

愛「りなりー!ぶちょーどっちもがんばー!」

 

 

せつ菜「これは世紀の対決になりそうですね」

 

 

凛「璃奈ちゃんはパソコンのイメージあるけど部長さんってパソコンのイメージあんまりないにゃ」

 

 

花陽「たしかにデュエルは強いけどパソコンをしてるイメージってあんまりないよね」

 

 

真姫「そうね、でも勝負に出てきたってことはすごいのかしら」

 

 

歩夢「ふふ、見てればわかるよ」

 

 

 

MC「それではよーい始め!」

 

 

 

そして…

 

 

凛「う、うそ…」

 

 

花陽「すごい…」

 

 

MC「しょ、勝者は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部長さんです!」

 

 

 

璃奈「やっぱり部長すごいね、全然勝てなかった」

 

 

俺「けど璃奈も結構いい線いってたよ」

 

 

璃奈「悔しい、次は負けない。璃奈ちゃんボード メラメラ」

 

 

俺「あぁ、いつでもかかってこい」

 

 

 

真姫「まさか彼にあんな特技があったなんて」

 

 

 

愛「実は同好会で1番パソコン強いのぶちょーだからねー」

 

 

 

そしてスクールアイドルフェスティバルは続いていき、Aqoursのライブの時間になった。

 

 

Aqours「それでは聞いてください!『Wake up, Challenger!!』」

 

 

 

ライブ後客席にて

 

 

鞠莉母「あの子たちがあんなライブをするとは少々予想外デース」

 

 

影丸「だがいいものを見せてもらったわい」

 

 

最前列にいた俺は聞き覚えのある声を聞いて振り向いた。

 

 

そこには鞠莉のお母さんと影丸さんがいた。

 

 

影丸さんは車椅子に乗り、鞠莉のお母さんに連れられていた。

 

 

俺「鞠莉のお母さんに影丸さんどうして?」

 

 

鞠莉母「Mr.影丸がどうしてもAqoursのステージを見たいと」

 

 

影丸「ほほほ、しがない老人のお願いをきてもらったんじゃよ」

 

 

俺「どうでした?」

 

 

鞠莉母「そうデースね、もしかしたらあの子たちなら廃校を阻止できるかもしれませんね」

 

 

俺「やっぱり鞠莉のお母さんは浦の星を廃校にしたいなんて思ってないんですね」

 

 

鞠莉母「それはどうでしょう?ですが私と主人にできることは限られてマース。ですからあとはあの子たちに託すしかないのデース」

 

 

 

俺「きっとやってくれますよ、Aqoursなら」

 

 

影丸「ほほほ、そうじゃな」

 

 

俺「それじゃあ2人とも祭りを楽しんでください」

 

 

鞠莉母「えぇ」

 

 

影丸「達者での」

 

 

 

 

俺が広場にいると

 

 

 

尊「よ!」

 

 

俺「尊…それに綺久ちゃんも…来てたのか」

 

 

綺久「うん、尊にどうしても来いって言われて」

 

 

尊「こんな祭り、絶対に来なきゃ損だって」

 

 

綺久「そうね、たしかに来てよかった」

 

 

尊「だろ」

 

 

俺「元気そうで何よりだよ、綺久ちゃん。そうだ、いっそのこと綺久ちゃんもスクールアイドルやってみれば?」

 

綺久「そのことなんだけど…」

 

 

俺「え?」

 

 

尊「最近ちょっと気になってるんだよな、綺久」

 

 

綺久「うん…」

 

 

俺「そうだったんだ」

 

 

 

綺久「私にもできるかな?」

 

 

俺「あぁ、きっとできるよ!興味があったらうちの練習いつでも見にきてよ」

 

 

綺久「うん、ありがとう!」

 

 

尊「あ、僕たちそろそろ穂乃果ちゃんのライブがあるから行くね」

 

 

俺「あぁ」

 

 

尊「綺久、穂むらって名前にゆかりがある人は本当にすごいんだよ」

 

 

綺久「それって自画自賛?まぁ穂乃果ちゃんがすごいのは認めるけど」

 

 

尊「って僕は?」

 

 

綺久「はいはい、ほら行こう」

 

 

尊「あぁ、待ってくれよ」

 

 

俺「はは相変わらずだな」

 

 

 

 

 

島「おーい!」

 

 

俺「おう島」

 

 

島「お前、さっきの果林さんのダンス対決見たか?」

 

 

俺「いや、俺もその時ステージに出てたから見てないや」

 

 

島「馬鹿野郎、あの世紀の対決を見ないなんてお前人生損してるぞ」

 

 

俺「あとでビデオで見るよ」

 

 

島「な、なに?ビデオがあるのか」

 

 

俺「あぁ、けどこれは主催者サイドしか見れないんだった」

 

 

島「な、なにー!?」

 

 

俺「ということだ、ほらあっちでまた果林がステージに立つみたいだぞ」

 

 

島「何?こうしちゃいられない!あばよー!」

 

 

 

俺「こっちも相変わらずだな」

 

 

黒崎「あ、あの」

 

 

俺「君は確か黒崎隼ちゃんだったよね」

 

 

黒崎「はい、覚えてくれたんだね」

 

 

俺「うん、君にはいろいろと世話になったみたいだからね」

 

 

黒崎「今日は黒咲君、いないの?」

 

 

俺「え?あぁ、そうだな。」

 

 

黒崎「そっかぁ」

 

 

俺「あ、そうだ黒咲から伝言預かってるんだ」

 

 

黒崎「伝言?」

 

 

俺「あぁ、いつか必ず君の元にワイズ・ストリクスを返しに行くってさ」

 

 

黒崎「そっかぁ…」

 

 

俺「だからあいつのこと待ってて欲しいんだ」

 

 

黒崎「うん!わかった!」

 

 

俺「よかった」

 

 

黒崎「それじゃあ私、行くね」

 

 

俺「あぁ、楽しんで行って」

 

 

 

 

俺「黒咲、それにエクシーズ次元のみんな、いつか必ずまた会おう。」

 

 

 

遥「あ、あの!」

 

 

俺「ん?君は遥ちゃん!」

 

 

遥「お久しぶりです」

 

 

俺「あぁ、久しぶり。元気だった?」

 

 

遥「はい」

 

 

御堂「今日は桜坂しずくはいないのか?」

 

 

 

俺「君はたしかスクールアイドCSでしずくとデュエルした…」

 

 

御堂「御堂優理だ」

 

 

俺「あぁ、そうそう御堂さんだ。しずくならここで演劇とライブを融合させた舞台をやってるよ」

 

 

御堂「そうか」

 

 

遥「ならそこから見ようか?」

 

 

御堂「そうだな」

 

 

 

彼方「あー遥ちゃーん」

 

 

遥「お、お姉ちゃん!?」

 

 

彼方「遥ちゃんきてたんだね〜」

 

 

遥「うん」

 

 

俺「相変わらず2人は仲良しなんだな」

 

 

遥「えぇ、これもあなたのおかげです」

 

 

彼方「そうそう部長のあの時のお節介で彼方ちゃんと遥ちゃんの今があるんだよね〜」

 

 

俺「お節介で悪かったな」

 

 

彼方「ごめん、ごめん冗談だよ〜」

 

 

遥「お姉ちゃん、私たちこれからしずくちゃんの舞台を観に行くんだけど一緒に行く?」

 

 

彼方「もちろんだよ〜優理ちゃんもよろしくね〜」

 

 

御堂「あぁ」

 

 

 

俺「そっか、それじゃあ楽しんでって」

 

 

遥「はい!」

 

 

 

 

俺「それにしても今日は懐かしい人に会うな」

 

 

 

栞子「こんなところにいたんですか」

 

 

俺「おぉ、栞子」

 

 

栞子「イベント順調みたいですね」

 

 

俺「あぁ、これもみんなのおかげだよ。もちろん、栞子君もね」

 

 

栞子「私は大したことはしてませんよ」

 

 

 

そこへ

 

 

仁「あ、あの…」

 

 

 

俺「ん?俺?」

 

 

仁「はい…あなたは兄さんのところでバイトしてる…」

 

 

俺「!?もしかして仁君…?草薙さんの弟の」

 

 

仁「はい…」

 

 

俺「やっぱりそうか、来てくれたんだな」

 

 

仁「えぇ、兄さんに行って来いって言われて」

 

 

俺「そうだったんだ。こうしてちゃんと話すのは初めてだよね。身体は大丈夫なのか?」

 

 

仁「はい、もうだいぶよくなりました」

 

 

俺「そうかよかった」

 

 

仁「あの…ありがとうございます」

 

 

俺「え?」

 

 

仁「僕、あなたに、いや皆さんに救われたんです」

 

 

俺「俺たちに?」

 

 

仁「えぇ、兄さんから聞きました。あなたと歩夢さんと尊さんのことを。3人とも過去を乗り越えて本当にすごいなって」

 

 

俺「いや、そんなことないよ。俺が過去を乗り越えられたのはみんながいたからなんだ。多分ニジガクのみんなにあってなければきっと乗り越えられなかったと思う。」

 

 

仁「それだけじゃないです。皆さんのライブ、すごく勇気付けられました。同じ年頃のみんながあんなに一生懸命ライブしてるのを見て僕も頑張ろうって思うようになって…。まだ時々あの当時のことを思い出すんですけど、皆さんの歌を聴くと不思議と勇気付けられるんです」

 

 

俺「そっか。仁君、人はそれぞれだ。だから乗り越える時間も人によってそれぞれだと思う。けど仁君は今過去を乗り越えようと必死に足掻いてる。だからきっといつか過去を乗り越えられると思う。ちょっとずつでもいいから焦らずに乗り越えていこう」

 

 

仁「はい!」

 

 

俺「よし、それじゃあ今日は精一杯楽しんで行ってくれ」

 

 

仁「わかりました!」

 

 

俺「そうだ、回るなら尊一緒に回るといいよ、俺の方から連絡しておくからさ」

 

 

仁「ありがとうございます!」

 

 

俺「それじゃあまた」

 

 

仁「えぇ」

 

 

 

栞子「今のは?」

 

 

俺「彼は草薙仁君、俺がバイトしてるカフェナギのオーナー、翔一さん弟だよ」

 

 

栞子「それでは彼もハノイの事件の被害者?」

 

 

俺「あぁ。多分、精神的な面では彼が1番大変だと思う。本当についこの間まで会話もままならないくらいだったから…」

 

 

 

栞子「そうだったんですね。ですが彼も立ち直ろうとしているんですね」

 

 

俺「あぁ、俺たちの話を聞いて何よりニジガクのみんなのライブ、それだけじゃない他のスクールアイドルのライブを見て元気を取り戻しつつあるらしい」

 

 

 

栞子「精神を病んでしまった人を皆さんのライブが元気づけた…」

 

 

 

俺「あぁ。だから栞子君にもスクールアイドルのことを持って知って欲しかったんだ」

 

 

 

栞子「そうだったんですね…。」

 

 

 

俺「ということで栞子にはもっともっと知って欲しいからこのお祭りもっともっと楽しんできてよ」

 

 

栞子「えぇ、わかりました」

 

 

 

俺「それじゃあまた」

 

 

栞子「はい」

 

 

栞子は会場の方に去っていった。

 

 

 

 

???「まさか本当に実現しちゃうなんてね」

 

 

俺「その声は…やっぱりそろそろ来るんじゃないかって思いましたよ。三船薫子さん」

 

 

薫子「ふふ、久しぶりね」

 

 

俺「あなたの意志を継いで俺たちはここまで来ました」

 

 

薫子「えぇ、そうね。でもまさか本当に開催するなんて」

 

 

俺「スクールアイドル大好きという気持ちがあればどんなことだって乗り越えられる。俺はそう信じています」

 

 

薫子「そうね、そしてあなたたちは見事にそれを実現した」

 

 

俺「けど薫子さんたちはこんなお祭りをずっと運営してたんですよね、本当にすごいです」

 

 

薫子「私たちだけの力じゃないわ、いつだってスクールアイドルフェスティバルを成功に導いてくれたのはスクールアイドルを愛してくれた人たちよ」

 

 

俺「えぇ、今回でそれを実感しました。そうだ、薫子さん、俺あなたにあって欲しい人がいるんです」

 

 

薫子「会って欲しい人?まぁ大体検討はつくわ、妹でしょ?」

 

 

俺「えぇ、あなたの妹の栞子にあって話をして欲しいんです。今のあなたたちならきっと分かり合える」

 

 

薫子「ええ、実は私も栞子に会いにきたのよ」

 

 

俺「そうですか」

 

 

薫子「ありがとう、あの子にスクールアイドルの素晴らしさを教えてくれて」

 

 

俺「知ってたんですか」

 

 

薫子「両親から栞子のことを聞かされてね、私ができなかったことをあなたたちはやってくれた。本当にありがとう」

 

 

俺「いえ、俺たちはただ栞子に知って欲しかっただけです。スクールアイドルの素晴らしさを」

 

 

薫子「そう」

 

 

俺「ですから会ってあげてください、多分栞子もあなたを待ってる」

 

 

薫子「えぇ、それじゃあ私はここで」

 

 

俺「はい」

 

 

 

 

〜裏庭〜

 

 

薫子「あ、いたいた」

 

 

 

栞子「!?姉さん…どうしてここに…?」

 

 

 

薫子「実の姉が妹の学校で開催してるお祭りに来ちゃだめ?」

 

 

栞子「そんなことは…」

 

 

薫子「栞子、私に聞きたいことがあるんじゃないの?」

 

 

栞子「それは…」

 

 

薫子「あるんでしょ?」

 

 

栞子「姉さん、スクールアイドルをしていたこと後悔してる?」

 

 

薫子「やっぱり…。してるって言ったら?」

 

 

栞子「前の私だったらそのまま信じていたと思う。けど今はスクールアイドルの素晴らしさ、大切さを知った。だから姉さん、姉さんは後悔なんかしてない。そうでしょ?」

 

 

薫子「ご明察。ていうか後悔してたら毎年これだけの規模の催し物の運営なんてやらないでしょ」

 

 

栞子「言われてみれば」

 

 

薫子「三船家の長女で跡取りに将来が約束されていた私がどうしてスクールアイドルを取ったずっと不思議に思ってたんでしょ。だから栞子はスクールアイドルを毛嫌いしていた」

 

 

栞子「えぇ」

 

 

 

薫子「けどどう?ニジガクの練習に参加して、スクールアイドルフェスティバルの運営に携わってどう思った?」

 

 

栞子「スクールアイドルは人を勇気づけてくれる。スクールアイドルは人に元気を与えてくれる。挫けそうな人を立ち直らせてくれる力を与えてくれる。それことがスクールアイドルの意味なんだって」

 

 

薫子「それだけわかればよろしい」

 

 

栞子「姉さん、その…」

 

 

薫子「あぁ、謝罪ならいらないよ。元々栞子がそうなったのは私の説明が足りなかったからだから」

 

 

栞子「姉さん、私スクールアイドルが大好き」

 

 

薫子「そっか、なら仲間が待ってるんじゃない?」

 

 

栞子「うん…」

 

 

薫子「いってらっしゃい」

 

 

栞子「行ってきます」

 

 

薫子「ふぅ。終わったよ、もう出てきたら?」

 

 

俺「バレてましたか?」

 

 

薫子「バレバレだよ。まぁ栞子は気づいてなかったみたいだけど」

 

 

俺「彼女の今の気持ちが聞けただけど俺は嬉しいです」

 

 

薫子「そう。けど君はこれからもっともっと頑張ってもらわないとね」

 

 

俺「え?」

 

 

薫子「うちの栞子のこと、頼んだよ」

 

 

俺「わかりました」

 

 

薫子「それじゃあ私もこのイベントを楽しませてもらおうかな」

 

 

俺「えぇ、思う存分、楽しんでください」

 

 

薫子「ふふ、それじゃあ」

 

 

俺「はい」

 

 

 

 

 

〜ライブブース〜

 

 

穂乃果「Aqoursのライブすごかったね〜」

 

 

海未「はい、私たちも負けてられません」

 

 

にこ「ちょ、ちょっとあんたたちここまで盛り上がってるんだから気合い入れていきなさいよ」

 

 

希「ふふ、そういうにこっちはちょっと声が震えてるんやない?」

 

 

にこ「ふ、震えてなんかいないわよ!ほ、ほらいくわよ!」

 

 

穂乃果「よーし、頑張るぞー!」

 

 

 

 

そしてμ'sのライブが始まる

 

 

μ's「聴いてください!!『僕らのLIVE 君とのLIFE』」

 

 

 

 

 

 

 

せつ菜「くぅ〜やっぱりμ'sのライブも最高でしたね!」

 

 

 

果林「そうね、さすがはμ'sね、圧巻のパーフォマンスだったわ」

 

 

 

かすみ「で、でもかすみんたちも負けてませんよ!」

 

 

 

愛「そーそー!愛さんたちのスペシャルなライブ見せてあげよう」

 

 

 

栞子「皆さん、観客席からしっかりと見守っていますから」

 

 

歩夢「あ、栞子ちゃん…そのことなんだけど」

 

 

栞子「え?」

 

 

 

歩夢「あのね、栞子ちゃん!その…一緒にステージに立って欲しいの!」

 

 

栞子「え…私がですか…?そ、そんなの急すぎます」

 

 

歩夢「そうだよね。でもこのイベントは栞子ちゃんがいなかったらきっと実現しなかった。栞子ちゃんがいたから今私達はこうしてここにいるんだよ」

 

 

しずく「そうですよ、最初は廃部にしようとしてたかもしれませんけど、今は違います」

 

 

エマ「栞子ちゃんも私たちのかけがえのない仲間だよ」

 

 

彼方「そうそう、だからさ一緒に歌おうよ〜」

 

 

璃奈「あれだけ一生懸命練習してた栞子ちゃんなら大丈夫」

 

 

栞子「で、ですが私、皆さんのような衣装もないですし…」

 

 

歩夢「あっ、そのことなんだけど…」

 

 

俺「ことり、曜、ルビィ、お願い」

 

 

曜「了解であります!」

 

 

ルビィ「栞子さん、こっちへ」

 

 

 

栞子「え、えぇ、ちょっと」

 

 

 

数分後…

 

 

 

果林「すごく似合ってるじゃない、栞子ちゃん」

 

 

ことり「歩夢たちの要望通り、和をベースにした衣装したよ」

 

 

栞子「こ、こんなのいつの間に…」

 

 

歩夢「やっぱりみんな栞子ちゃんと一緒にステージに立ちたいって思っててね、それでことりちゃんと曜ちゃんとルビィちゃんに相談して作ってもらったの。嫌だったかな…」

 

 

栞子「い、いえ…そんなことは…。皆さん、ここまでしていただいてありがとうございます」

 

 

愛「これでしおってぃーも愛さんたちの仲間入りだね」

 

 

栞子「皆さんの足を引っ張らないように精一杯がんばります」

 

 

愛「もー、そんなに硬くならないでさー、今日は楽しむくらいの気持ちでやろうよ」

 

 

栞子「えぇ」

 

 

俺「それじゃあみんなあとは任せた」

 

 

 

歩夢「うん。あなたは最前列で見守っててね」

 

 

 

俺「あぁ」

 

 

 

 

 

ニジガク「皆さん、今日は私たちの新しい仲間を紹介したいと思います。この学校の生徒会長で彼女の存在なくしてこのイベントは実現できませんでした。そんな彼女を加えた今の私の歌を聴いてください!10人で歌います!『TOKIMEKI Runners』」

 

 

 

 

 

 

そして大興奮の中、スクールアイドルフェスティバルは幕を閉じた…。

 

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

栞子「皆さん、今日は本当にありがとうございました!最高の思い出になりました!」

 

 

歩夢「ううん、こっちこそ急に行ったのにライブに出てくれてありがとう」

 

 

栞子「それで折り入ってお願いがあるのですが…」

 

 

歩夢「何?なんでも言って」

 

 

 

栞子「歩夢さん、私とデュエルをしてくれませんか?」

 

 

歩夢「え?私と?」

 

 

栞子「はい、このデュエルを通して私は本当の皆さんの仲間になれると思うんです!」

 

 

 

果林「いいんじゃない」

 

 

せつ菜「今の私たちと栞子さん、再びデュエルすることで真に分かり合えるということですね!燃える展開です!」

 

 

歩夢「私はいいけど…彼の方が…」

 

 

俺「いや、このイベントを実現できたのは栞子と何より歩夢、歩夢の存在なんだ。歩夢がいたら栞子が協力してくれるようになった。歩夢がいたから俺は同好会に戻ってこれた。だからこのデュエル、歩夢に引き受けてほしいんだ。」

 

 

歩夢「わかった、あなたがそこまで言うなら、栞子ちゃんこのデュエル引き受けるよ」

 

 

栞子「ありがとうございます!」

 

 

歩夢「それじゃあ行くよ、栞子ちゃん!」

 

 

栞子「はい!」

 

 

 

2人「デュエル!!」

 

 

 

栞子「先攻は譲ります」

 

 

歩夢「いくよ、私のターン、海晶乙女シーホースを召喚。そしてシーホースでリンク召喚、リンク1、海晶乙女ブルースラッグ。ブルースラッグの効果、墓地から海晶乙女シーホースを手札に加える。そしてシーホースの効果、ブルースラッグのリンク先に特殊召喚するよ。再びシーホースでリンク召喚、リンク1、海晶乙女シーエンジェル。シーエンジェルの効果、デッキから海晶乙女の闘海を手札に加えて、発動!」

 

 

 

愛「歩夢飛ばしてるね」

 

 

せつ菜「えぇ、栞子さんとのデュエル、全力で行かない理由がありません!」

 

 

歩夢「そして手札の海晶乙女マンダリンをシーエンジェルのリンク先に特殊召喚するよ。続けてブルースラッグとシーエンジェルでリンク召喚、リンク2、海晶乙女コーラルアネモネ!コーラルアネモネの効果、墓地から海晶乙女シーホースを特殊召喚するよ。輝け!愛と絆のサーキット!召喚条件は水属性モンスター2体!私はシーホースとマンダリンをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク2、海晶乙女クリスタルハート!!」

 

 

 

しずく「クリスタルハートということは!」

 

 

 

璃奈「歩夢さんのエースモンスターが来る 璃奈ちゃんボード ワクワク」

 

 

歩夢「輝け!愛と絆のサーキット!アローヘッド確認!召喚条件は水属性モンスター2体以上!私はリンク2のコーラルアネモネとクリスタルハートをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク4!海晶乙女ワンダーハート!」

 

 

栞子「ワンダーハート…早速歩夢さんのエースが登場とは…さすがです」

 

 

歩夢「墓地のコーラルアネモネの効果、墓地の海晶乙女シーホースを手札に戻すよ。そしてフィールド魔法 海晶乙女の闘海の効果で墓地のブルースラッグ、シーエンジェル、コーラルアネモネをワンダーハートに装備!これにより、クリスタルハートをリンク素材としたワンダーハートは相手の効果を受けずに攻撃力は4400だよ!」

 

 

 

彼方「完全耐性のワンダーハートを1ターン目から展開してくるなんてさすが歩夢ちゃんだね〜」

 

 

歩夢「私はこれでターンエンドだよ」

 

 

 

栞子「部長に負けず劣らずそのデュエルの腕前、さすがは歩夢さんです」

 

 

歩夢「ううん、私なんかあの子に比べれば全然だよ」

 

 

栞子「いいえ、私からすればお2人とも羨ましいくらいお強いです」

 

 

 

かすみ「あの栞子があそこまで人を褒めるなんて〜」

 

 

果林「それだけ栞子ちゃんも変わったってことよ」

 

 

歩夢「さぁ今度は栞子ちゃんの番だよ!」

 

 

栞子「えぇ、行きます!私のターン、ドロー!私は手札から手札抹殺を発動!」

 

 

かすみ「手札抹殺!?」

 

 

栞子「これよりに互いのプレイヤーは手札を全て墓地に送り、その枚数ドローします。墓地の手札の竜輝巧ーバンαの効果、手札の竜儀巧ーメテオニス=DRAをリリースして墓地から特殊召喚します。そしてバンαが自身の効果で特殊召喚された時、デッキから儀式モンスターを手札に加えます」

 

 

歩夢「そうはさせないよ!フィールドにワンダーハートがいることにより手札の罠カード 海晶乙女波動を発動!バンαの効果を無効にしてこのターン、私のモンスターは相手の効果を受けないよ!」

 

 

栞子「やはりきましたか、海晶乙女波導。ですがそれは読んでいました!墓地の竜輝巧ーアルζの効果、手札のサイバー・エンジェルー弁天ーをリリースして自身を特殊召喚します!そしてアルζの更なる効果、デッキから儀式魔法 流星輝巧群を手札に加えます!さらに弁天の効果で、もう1体の弁天をデッキから手札に加えます。」

 

 

 

エマ「サイバー・エンジェルー弁天ー前はつかってなかったカードだよね」

 

 

俺「ドライトロンモンスターの特殊召喚効果にはドライトロンモンスターか儀式モンスターをコストにしてリリースする必要がある。それに故考えなしに使ったら手札はすぐに枯渇する。だが弁天はリリースされると自身もサーチすることができる。」

 

 

果林「つまりコストがコストになってないってこと?」

 

 

俺「あぁ、そういうことだ。栞子も俺たちの練習を通して成長したんだな」

 

 

かすみ「むー、しお子め、いつの間に」

 

 

栞子「私は儀式魔法 流星輝功群を発動します!フィールドのラスαとアルζをリリースして墓地のこのモンスターを儀式召喚!星列に眠る記憶、覚醒の刻—。降臨せよ!竜儀巧ーメテオニス=QUA!」

 

 

しずく「あれは!?」

 

 

愛「DRAじゃない!?」

 

 

栞子「これが私の新しいエースモンスター、メテオニス=QUAです!」

 

 

せつ菜「栞子の新しいエース…」

 

 

栞子「メテオニス=QUAの効果!儀式召喚に素材に使ったモンスターが全てレベル2以下の時、相手の魔法・罠カードを全て破壊します!」

 

 

 

かすみ「な、なんて効果!」

 

 

愛「たしかドライトロンの下級モンスターは…」

 

 

俺「全てレベル2だ」

 

 

栞子「よって歩夢さんのフィールドの魔法・罠カードを破壊します!」

 

 

せつ菜「海晶乙女の闘海が破壊されたことによりワンダーハートの耐性は消え攻撃力は2400に戻ってしまいます…」

 

 

果林「たとえワンダーハートが耐性を持っていても海晶乙女の闘海を破壊されれば無防備になってしまう…栞子ちゃん考えたわね」

 

 

栞子「えぇ、歩夢さん、あなたのデュエルもしっかり研究させていただきました。そしてQUAこそがあなたを倒すその答えです!」

 

 

歩夢「でも墓地のコーラルアネモネの効果、墓地のシーホースを手札に加えるよ。さすがは栞子ちゃん、海晶乙女の弱点をすぐさまついてくるなんて」

 

 

栞子「バトルです!メテオニス=QUAでワンダーハートを攻撃です!」

 

 

歩夢「うぅ」

 

 

歩夢ライフ4000→2400

 

 

栞子「私はカードを1枚セットしてターンエンドです」

 

 

 

璃奈「栞子ちゃんの手札には弁天がある」

 

 

愛「あのカードを使えばまた墓地からドライトロンを特殊召喚して儀式召喚に繋げられる…」

 

 

しずく「それだけではありません、栞子さんの墓地にはすでにDRAもいます」

 

 

彼方「歩夢ちゃんを迎え撃つ準備はバッチリだね〜」

 

 

 

歩夢「(さすがは栞子ちゃん、私のデュエルを研究し尽くしてる…でも私だって負けない)私のターン、ドロー。海晶乙女シーホースを召喚、そしてシーホースでリンク召喚!リンク1、海晶乙女ブルースラッグ!そしてブルースラッグの効果、墓地のシーホースを手札に戻して、シーホースを自身の効果で特殊召喚するよ」

 

 

 

せつ菜「歩夢さんも順調に立て直していますね」

 

 

歩夢「続けてシーホースでリンク召喚、海晶乙女シーエンジェル。シーエンジェルの効果でデッキから海晶乙女の闘海を手札に加え発動!私はブルースラッグとシーエンジェルでリンク召喚、リンク2、海晶乙女コーラルアネモネ!コーラルアネモネの効果、墓地からシーエンジェルを特殊召喚するよ!輝け!愛と絆のサーキット!召喚条件は水属性モンスター2体以上!私はリンク2のコーラルアネモネとシーエンジェルをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク3!海晶乙女マーブルド・ロック!!」

 

 

 

愛「よし!歩夢のエースまたまたキターー!」

 

 

栞子「やはりそう来ましたか、ですがそれも読んでいました!カウンター罠 ドライトロン流星群!マーブルド・ロックのリンク召喚を無効にしデッキに戻します!」

 

 

しずく「せっかく出したマーブルド・ロックが」

 

 

歩夢「栞子ちゃん、私もそれは読んでいたよ」

 

 

栞子「え?」

 

 

歩夢「あの子とのデュエルでも栞子ちゃん、使ってたもんね。だからきっと来ると思ったよ。墓地のコーラルアネモネの効果、墓地の海晶乙女シースターを手札に加えるよ。そして魔法カード 死者蘇生!墓地から海晶乙女コーラルアネモネを特殊召喚するよ!さらに魔法カード 星遺物を継ぐ者を発動!墓地の海晶乙女クリスタルハートをコーラルアネモネのリンク先に特殊召喚!」

 

 

しずく「これでリンク4モンスターをリンク召喚する準備が整いました!」

 

 

歩夢「輝け!愛と絆のサーキット!私はクリスタルハートとコーラルアネモネをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク3、海晶乙女マーブルド・ロック!」

 

 

 

果林「リンク4じゃない!?」

 

 

 

歩夢「フィールド魔法 海晶乙女の闘海の効果!コーラルアネモネ、ブルースラッグ、クリスタルハートを装備!これによりマーブルド・ロックの攻撃力は4500になるよ。そして手札のシースターの効果、このカードを墓地に送り、マーブルド・ロックの攻撃力を800アップさせる!」

 

 

せつ菜「これでマーブルド・ロックの攻撃力は5300です!」

 

 

歩夢「さらにマーブルド・ロックの効果、墓地のシースターを手札に戻すよ、そしてシースターの効果は1ターンに2回まで使える!私は再びシースターの効果、マーブルド・ロックの攻撃力を800アップさせる!」

 

 

エマ「これでマーブルド・ロックの攻撃力は6100!」

 

 

歩夢「バトル!マーブルド・ロックでメテオニス=QUAを攻撃!マリンセスサブマージ!!」

 

 

栞子「くっ」

 

 

栞子ライフ4000→1900

 

 

栞子「ですが、破壊されたQUAの効果!墓地からバンαとアルζを特殊召喚します!」

 

 

歩夢「私はこれでターンエンドだよ」

 

 

果林「歩夢がリンク4を出さなかったのは栞子ちゃんにダメージを与えるためだったのね」

 

 

 

栞子「さすがです。歩夢さん。あなたは私の予想をはるかに超えてくる」

 

 

歩夢「栞子ちゃんだって私の戦術を読んできてる。」

 

 

栞子「正直、歩夢さんの戦術は読んでも読み切れません…ですのでここからはただ全力で戦わせてもらいます!」

 

 

歩夢「うん!私も全力でいくよ!」

 

 

栞子「はい!」

 

 

 

俺「栞子、本当にいい顔するようになったな」

 

 

せつ菜「はい、私たちとデュエルした時とはもう違う」

 

 

果林「きっとあれが本来の栞子ちゃんなのね」

 

 

愛「くー、見てる愛さんまで燃えてきたー!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード きらきら」

 

 

彼方「どっちも頑張れ〜」

 

 

 

栞子「行きますよ、歩夢さん。私のターン、ドロー!きた!私はフィールド魔法 竜輝巧ーファフニールを発動します!これによりデッキから流星輝功群を手札に加えます!そして儀式魔法 流星輝功群を発動!フィールドの2体のドライトロンをリリースして墓地から儀式召喚!星列に眠る記憶、覚醒の刻—。降臨せよ!竜儀巧ーメテオニス=DRA!」

 

 

かすみ「うわわ、DRAがきた」

 

 

栞子「まだです!ここから私の全力です!続けて墓地のアルζの効果!手札の弁天をリリースして自身を特殊召喚します!そしてアルζの更なる効果、デッキから儀式魔法 流星輝功群を手札に加えます!さらに弁天の効果で3枚目の弁天をデッキから手札に加えます!そして墓地のバンαの効果!手札の弁天をリリースして自身を特殊召喚します!」

 

 

しずく「これで栞子さんの儀式召喚の準備が整いました」

 

 

栞子「儀式魔法 流星輝功群を発動!フィールドのバンαとアルζをリリースして墓地から儀式召喚!星列に眠る記憶、覚醒の刻—。降臨せよ!竜儀巧ーメテオニス=QUA!!」

 

 

せつ菜「すごい…」

 

 

俺「1ターンで2体のメテオニス…これが栞子の全力…」

 

 

 

栞子「メテオニス=QUAの効果!歩夢さんのフィールドの魔法・罠カードを全て破壊します!」

 

 

歩夢「でもこの瞬間、墓地のコーラルアネモネの効果!墓地の罠カード 海晶乙女波動を手札に加えるよ!」

 

 

栞子「ですがこれで終わりにします!バトルです!メテオニス=QUAでマーブルド・ロックを攻撃!」

 

 

 

歩夢「くぅ」

 

 

 

歩夢ライフ2400→900

 

 

 

栞子「これで最後です!メテオニス=DRAでダイレクトアタック!!」

 

 

せつ菜「歩夢さん!」

 

 

かすみ「歩夢先輩!」

 

 

俺「歩夢…」

 

 

歩夢「まだだよ!墓地の海晶乙女クラウンテイルの効果!このカードを墓地から除外して戦闘ダメージを0にするよ!」

 

 

かすみ「ふぅなんとか凌ぎました…」

 

 

栞子「ここまでやって倒しきれないなんてさすがとしかいいようがありませんね。私はこれでターンエンドです」

 

 

エマ「さすが歩夢ちゃんだね」 

 

 

彼方「うんうん、栞子ちゃんの手札抹殺も逆手に取っちゃうなんて」

 

 

 

璃奈「でも歩夢さんのフィールドまたモンスターがいなくなっちゃった…」

 

 

せつ菜「つまりここが正念場ですね…」

 

 

 

栞子「それでも歩夢さん、あなたのデュエルならこんなところで終わらない。そうですよね?」

 

 

歩夢「うん、だってデッキもライフも残ってる。まだまだデュエルはわからないよ」

 

 

栞子「えぇ、そうですね。私たちは皆さんからその心を学びました。どんなに辛い時でも決して諦めない心、そして信じていればきっと道は開くという心、とても大切なことを学ばせてもらいました」

 

 

かすみ「いや〜しお子、なかなか目の付け所がいいね〜」

 

 

栞子「かすみさんのその自信も見習わないといけませんね」

 

 

彼方「ちょっと自信過剰な気もするけどね〜」

 

 

かすみ「そ、そんなことないです!」

 

 

栞子「ふふ、さぁ歩夢さん、見せてください、あなたのデュエルを!」

 

 

 

歩夢「うん!行くよ、私のターン、ドロー」

 

 

愛「歩夢が引いたカードは…」

 

 

歩夢「魔法カード 貪欲な壺を発動!墓地の海晶乙女ブルースラッグ、コーラルアネモネ、シーエンジェル、ワンダーハート、クリスタルハートをデッキに戻して2枚ドローするよ!自分フィールドにモンスターがいない時、このカードは発動できる!魔法カード シャッフル・リボーンを発動!墓地から海晶乙女マーブルド・ロックを効果を無効にして特殊召喚!」

 

 

 

栞子「ここでマーブルド・ロックを復活させた…まさかリンク4!?」

 

 

歩夢「ここで私はマーブルド・ロックがいることにより手札から罠カード 海晶乙女波動を発動!メテオニス=DRAの効果を無効にしてこのターン、私のモンスターは相手の効果を受けないよ!」

 

 

 

せつ菜「うまいです!歩夢さん!これでメテオニス=DRAの除去効果を封じつつ自分のモンスターに耐性を付与しました!」

 

 

果林「これで心おきなく歩夢は展開できるわね」

 

 

 

歩夢「海晶乙女ブルータンを召喚!効果発動、デッキからマンダリンを墓地に送るよ。そしてブルータンでリンク召喚!リンク1、海晶乙女ブルースラッグ!ブルータンの効果!デッキの上から3枚めくりその中からマリンセスカードを手札に加えるよ、私は罠カード 海晶乙女瀑布を手札に加えるよ!」

 

 

 

璃奈「あのカードは…」

 

 

しずく「歩夢さんもこのターンで決着をつけるもりですね」

 

 

歩夢「ブルースラッグの効果!墓地のシーホースを手札に加えるよ!さらにシーホースの自身の効果で特殊召喚!シーホースでリンク召喚!リンク1、海晶乙女シーエンジェル!シーエンジェルの効果!デッキからフィールド魔法 海晶乙女の闘海を手札に加えて、発動するよ!」

 

 

エマ「3枚目の闘海…」

 

 

彼方「これはもう総力戦だね〜」

 

 

 

歩夢「続けてブルースラッグとシーエンジェルでリンク召喚!リンク2、コーラルアネモネ!コーラルアネモネの効果!墓地からシーエンジェルを特殊召喚するよ!さらに墓地の海晶乙女マンダリンの効果!フィールドにマリンセスリンクモンスターが2体いる時、このカードは水属性リンクモンスターのリンク先に特殊召喚できる!」

 

 

 

栞子「さすがは歩夢さん…この終盤でもこれほどの展開力とは…」

 

 

 

歩夢「輝け!愛と絆のサーキット!召喚条件は水属性モンスター2体!私はマンダリンとシーエンジェルをリンクマーカーにセット!リンク召喚、リンク2、海晶乙女クリスタルハート!」

 

 

 

せつ菜「クリスタルハートが出てきたということは…」

 

 

 

俺「歩夢の切り札がくる…」

 

 

 

歩夢「今思えば同好会に入っていろんなことがあったよね。まず同好会が部活として認めらるかどうか…そして私とあの子、それからハノイの事件…スクールアイドルCSにそしてこのスクールアイドルフェスティバル…どれも1つもかけちゃいけない私の大切な夢への一歩…。私はその中で日々を歩んできた。」

 

 

 

栞子「えぇ、そして歩夢さん、あなたは今こんなにも大切な仲間に囲まれています」

 

 

 

歩夢「うん、でもそれは栞子ちゃんも同じだよ、ここにいるみんな、栞子の大切な仲間」

 

 

栞子「えぇ、わかっています」

 

 

 

歩夢「私はこのデュエルをみんなへの感謝のデュエルにしたい、相手の栞子ちゃんはもちろん、見てくれているみんなにもよかったって思ってもらえるそんなデュエルにしたい…だから見てて私の最後のリンク召喚を」

 

 

栞子「そういうことみたいですよ、部長」

 

 

俺「あぁ、思い切りいけ!歩夢!」

 

 

歩夢「うん!行くよ!輝け!夢を導くサーキット!アローヘッド確認!召喚条件は水属性モンスター2体以上!私はリンク2のコーラルアネモネ、クリスタルハートをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!母なる大海の深き青よ。わが手に集い慈愛と浄化の力を与えよ。リンク召喚。現れろリンク4!!海晶乙女グレート・バブル・リーフ!」

 

 

せつ菜「歩夢さんの切り札がきました!」

 

 

歩夢「墓地のコーラルアネモネの効果!墓地のシースターを手札に加えるよ!さらにフィールド魔法 海晶乙女の闘海の効果!墓地のコーラルアネモネ、クリスタルハート、シーエンジェルをグレート・バブル・リーフに装備!これによりグレート・バブル・リーフの攻撃力は4600になるよ!」

 

 

 

栞子「ですが、それではメテオニスを倒せても私のライフを削りきれませんよ!」

 

 

歩夢「わかってる、さらに手札のシースターの効果、このカードを墓地に送り、グレート・バブル・リーフの攻撃力を800アップするよ!」

 

 

 

しずく「これでグレート・バブル・リーフの攻撃力は5400です」

 

 

 

歩夢「さらに手札の罠カード 海晶乙女瀑布の効果!マーブルド・ロックをゲームから除外してマーブルド・ロックのリンクマーカーの数×300、グレート・バブル・リーフの攻撃力をアップさせるよ!さらにグレート・バブル・リーフは自身の効果でモンスターが除外されるたび攻撃力が600アップする!」

 

 

 

彼方「えーと今のグレート・バブル・リーフの攻撃力は…」

 

 

 

せつ菜「6900です!」

 

 

 

栞子「これが歩夢さんの輝き…。すごい…」

 

 

 

歩夢「バトルだよ!グレート・バブル・リーフでメテオニス=DRAを攻撃!!」

 

 

 

栞子「やはり勝てませんでしたか…でも…」

 

 

栞子ライフ1900→0

 

 

 

 

栞子「歩夢さん、やはりあなたはすごいです」

 

 

歩夢「ううん、栞子ちゃんだって」

 

 

 

愛「2人ともー!おっつー!最高のデュエルだったよー!」

 

 

 

エマ「うん、2人とも全力を尽くしてて見ててワクワクしちゃった!」

 

 

 

せつ菜「はい!何よりお2人の大好きがぶつかりあって私感動しちゃいました」

 

 

 

歩夢「そ、そうかな…」

 

 

かすみ「それでどうするの?しお子」

 

 

栞子「え?」

 

 

 

かすみ「だーかーら、同好会、入るの?入らないの?」

 

 

栞子「えぇ、改めて皆さん、私を同好会に入れていただけないでしょうか」

 

 

かすみ「うーん、どうしよか」

 

 

歩夢「もちろんだよ!」

 

 

かすみ「ちょっとまだかすみんが喋って」

 

 

愛「はーい、かすかすはこっち来ようね」

 

 

かすみ「かすみんです!」

 

 

栞子「部長…よろしいですか?」

 

 

俺「あぁ、もちろんだ。これからよろしく、栞子」

 

 

 

栞子「ありがとうございます!」

 

 

せつ菜「栞子さん!よろしくお願いします!」

 

 

エマ「よろしくね、栞子ちゃん」

 

 

彼方「同好会に入ったからには裏庭でお昼寝してるの見逃してね〜」

 

 

しずく「同じ1年生が増えて嬉しいです」

 

 

璃奈「私も。璃奈ちゃんボード わーいわーい」

 

 

愛「あ、しおってぃー、よろー!てか今までも一緒だったからなんか入部って言われてもパッとしないね〜」

 

 

かすみ「まぁ同好会に入ったからには先輩のかすみんがビシバシ鍛えてあげるから覚悟してね」

 

 

果林「先に音をあげそうなのはかすみちゃんの方だけど」

 

 

 

栞子「皆さん、本当にありがとうございます!皆さんに早く追いつけるように頑張りますのでよろしくお願いします!」

 

 

 

愛「なーに、しおってぃーならすぐ追いつけるよ」

 

 

 

 

 

 

歩夢「ねぇ、あのこと言うの?」

 

 

俺「あぁ」

 

 

歩夢「そっか…でもあなたが決めたことだもんね」

 

 

俺「うん…」

 

 

 

 

 

俺「あ、あのさ!」

 

 

愛「ん?どったの?」

 

 

俺「みんな盛り上がってるところ申し訳ないんだけど」

 

 

せつ菜「どうかされました?」

 

 

俺「実はみんなに話しておかなきゃいけないことがあってさ」

 

 

愛「んー?」

 

 

 

俺「俺…」

 

 

 

かすみ「もー、もったいぶらないで教えくださいよ〜」

 

 

 

俺「俺…留学するんだ」

 

 

 

 

かすみ「え…」

 

 

8人「えーーーーーー!?」

 

 

 

to be continued…

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