歩夢「ごめんね、急に呼び出して」
俺「いや、平気」
歩夢「私ね、前に進んでるしずくちゃんとせつ菜ちゃんを見て思ったの。2人は前に進んでるから私も前に進まなきゃって…」
俺「うん…」
歩夢「私ね、年が明けたらロンドンに留学に行こうと思うの!」
俺「え!?」
歩夢「驚いたよね。実は少し前にロンドンのファンの子からメールが来てたの」
俺は歩夢にメールを見せてもらう。
俺「そっか…あっちにはスクールアイドルがないのか」
歩夢「うん…だからどうしたらいいかわからないらしくて…。私ね、スクールアイドルが大好き、だからスクールアイドルの良さをもっともっと世界中に知って欲しい!だからこの留学でスクールアイドルの素晴らしさを広めたいの!あなたがデュエルの素晴らしさを世界に広めたいなら私はスクールアイドルの素晴らしさを世界に広めたい!」
俺「そうか…そうだったんだな」
歩夢「うん…2週間の短期留学だからどこまでできるかわからないけどでもやれるだけのことはしたいの」
俺「うん、すごくいいと思う」
歩夢「ありがとう。本当はね、もっと早く決断したかった。あなたはすごいよね2ヶ月も留学して」
俺「俺だってたくさん悩んだよ。誰だって知らない世界に行くのは怖いし、行かない選択をすることが間違いだとは思わない。けど行く選択をした歩夢の勇気はすごいと思う」
歩夢「ありがとう」
俺「そうか…この前のA・ZU・NAのライブで決心がついたんだな」
歩夢「うん、みんなには明日言うつもり。でもまずはあなたに相談したくて」
俺「ありがとう歩夢、相談してくれて」
歩夢「ううん、私の方こそありがとう。それともう一個お願いしていい?」
俺「いいよ」
歩夢「私とデュエルして欲しいの」
俺「歩夢と?」
歩夢「そう、あなたは留学する前に過去の因縁に決着をつけるためにリボルバーとデュエルをしたでしょ?あなたと過去の因縁はないけど、でも私が前に進むために今の私の全てをあなたに見て欲しいの」
俺「…わかった。歩夢がそういうならいいよ、やろう」
歩夢「ありがとう」
俺「そういえばここ、前に歩夢とデュエルしたところだよな」
歩夢「そうだね、あの時はまさかダークフルードが出てくるとは思わなかったよ」
俺「あぁ、たしかあのデュエルでダークフルードを生み出したんだよな。そういえばあの時も風が吹いてたな」
歩夢「うん」
俺「ごめん、話が逸れたな。準備はできてる?」
歩夢「うん!ライフは8000のマスターデュエルでいいかな?」
俺「あぁ、行くぞ!歩夢!」
歩夢「うん!」
2人「デュエル!!」
互いのライフは8000
歩夢「先攻はもらうよ、私のターン、海晶乙女ブルータンを召喚!ブルータンの効果でデッキから海晶乙女シーホースを墓地に送るよ。私はブルータンでリンク召喚!リンク1!海晶乙女ブルースラッグ!ブルースラッグの効果で墓地のシーホースを手札に加えるよ!さらにブルータンの効果!デッキの上から3枚めくり海晶乙女波動を手札に加えるよ」
俺「海晶乙女波動厄介なカードを加えたな」
歩夢「さらに手札のシーホースの効果!自身を特殊召喚!私はシーホースでリンク召喚!リンク1!海晶乙女シーエンジェル!シーエンジェルの効果!デッキから海晶乙女の闘海を手札に加えて、発動!続けてブルースラッグとシーエンジェルを使いリンク召喚!リンク2!海晶乙女コーラルアネモネ!コーラルアネモネの効果!墓地からシーエンジェルを特殊召喚するよ!」
俺「(ここでリンク3を出してくるか…あるいわ…)」
歩夢「魔法カード 海晶乙女の潜逅を発動!デッキから海晶乙女スリピーメイデンを特殊召喚するよ!輝け!愛と絆のサーキット!リンク召喚!リンク2!海晶乙女クリスタルハート!」
俺「クリスタルハート…ということはあのカードがくる…」
歩夢「輝け!愛と絆のサーキット!召喚条件は水属性モンスター2体以上!私はリンク2のコーラルアネモネとクリスタルハートをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク4!海晶乙女ワンダーハート!」
俺「きたか…ワンダーハート…」
歩夢「海晶乙女の闘海の効果!墓地のリンクモンスター3体をワンダーハートに装備する!さらに墓地のスリピーメイデンの効果でシーエンジェルをワンダーハートに装備!これでワンダーハートの攻撃力は5000だよ!」
俺「完全耐性の攻撃力5000か…相変わらずとんでもないコンボだな」
歩夢「カードをセットしてターンエンドだよ」
俺「俺のターン、ドロー!自分フィールドにモンスターがいない時、手札のリンクスレイヤーは特殊召喚できる!リンクスレイヤーの効果、手札1枚を捨て、相手フィールドの魔法・罠カードを破壊する!俺は海晶乙女の闘海を破壊する!」
歩夢「ならこの瞬間、手札から罠発動!海晶乙女波動!リンクスレイヤーの効果は無効にするよ」
俺「たが今墓地に送った、ドット・スケーパーの効果!自身を特殊召喚する!さらに速攻魔法 サイバネット・クロスワイプを発動!ドット・スケーパーをリリースして海晶乙女の闘海を破壊する!」
歩夢「やっぱり海晶乙女波動を読んだ上での展開だったんだね。でも墓地に送られたコーラルアネモネの効果で墓地のブルータンを手札に加えるよ」
俺「俺はレディ・デバッガーを通常召喚!効果発動!マイクロ・コーダーを手札に加える!さらに手札のサイバース・コンバーターを特殊召喚する!現れろ!未来を導くサーキット!リンク召喚!リンク1!リンク・ディサイプル!」
歩夢「(連続リンク召喚がくる…)」
俺「俺は手札のマイクロ・コーダーとリンク・ディサイプルを使いリンク召喚!リンク2!コード・トーカー!マイクロ・コーダーの効果!デッキからサイバネット・コンフリクトを手札に加える!続けてリンクスレイヤーとレディ・デバッガーでリンク召喚!リンク2!アップデート・ジャマー!さらにコード・トーカーとアップデート・ジャマーでリンク召喚!リンク3!トランスコード・トーカー!」
歩夢「あのモンスターがくる…」
俺「トランスコードの効果で墓地からアップデート・ジャマーを特殊召喚する!現れろ!未来を導くサーキット!アローヘッド確認!召喚条件は効果モンスター2体以上!俺はトランスコード・トーカーとアップデート・ジャマーをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!!まだ見ぬ世界に繋がる風を掴める!リンク召喚!リンク4!アクセスコード・トーカー!!」
歩夢「やっぱり来たね、アクセスコード・トーカー…」
俺「アクセスコード・トーカーの効果!攻撃力3000アップ!さらに墓地のアップデート・ジャマーの効果!アクセスコードはこのターン2回攻撃ができる!アクセスコード・トーカーの効果!墓地のトランスコード・トーカーを除外して歩夢のセットカードを破壊する!アクセスインテグレーション!!」
歩夢「うっ」
俺「バトルだ!アクセスコード・トーカーでワンダーハートを攻撃!」
歩夢「うぅぅ」
歩夢ライフ8000→5100
歩夢「破壊されたワンダーハートの効果!墓地のコーラルアネモネを特殊召喚するよ!」
俺「だがアクセスコード・トーカーでコーラルアネモネも攻撃!」
歩夢「きゃああ」
歩夢ライフ5100→1800
俺「カードをセットしてターンエンドだ」
歩夢「私のターン、ドロー!よし!速攻魔法 サイクロンを発動!あなたのセットカードを破壊するよ!」
俺「くっ、サイバネット・コンフリクトが…」
歩夢「海晶乙女ブルータンを召喚!効果でデッキから海晶乙女マンダリンを墓地に送るよ!そしてブルータンでリンク召喚!リンク1、海晶乙女ブルースラッグ!ブルースラッグの効果で墓地のシーホースを手札に加えるよ!さらにブルースラッグの効果で海晶乙女カードを手札に加えるよ。続けて海晶乙女シーホースを特殊召喚!シーホース1体でリンク召喚!リンク1!海晶乙女シーエンジェル!シーエンジェルの効果で海晶乙女の闘海を手札に加えて発動だよ!」
俺「今度は何を仕掛けてくるんだ」
歩夢「私はブルースラッグとシーエンジェルでリンク召喚!リンク2!海晶乙女コーラルアネモネ!コーラルアネモネの効果で墓地からシーエンジェルを特殊召喚するよ!さらに墓地の海晶乙女マンダリンの効果で自身を特殊召喚!輝け!愛と絆のサーキット!リンク召喚!リンク3!海晶乙女コーラルトライアングル!」
俺「くっ、あのカードは…」
歩夢「コーラルトライアングルの効果!手札の水属性モンスターを墓地に送り、デッキから海晶乙女波動を手札に加えてそのまま発動するよ!墓地のシーエンジェルを除外して手札の海晶乙女スプリンガールを特殊召喚するよ!さらに魔法カード 死者蘇生を発動だよ!墓地からワンダーハートを特殊召喚するよ!」
俺「!?」
歩夢「輝け!愛と絆のサーキット!アローヘッド確認!召喚条件は水属性モンスター2体以上!私はリンク3のコーラルトライアングルとスプリンガールをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!!リンク召喚!リンク4!海晶乙女アクア・アルゴノート!!」
俺「歩夢の切り札がお出ましか」
歩夢「リンク素材となったスプリンガールの効果!デッキから4枚カードを墓地に送るよ!送った4枚は全てマリンセスカード!よって800のダメージを与えるよ!」
俺「くっ」
俺のライフが8000から7200に減る。
歩夢「海晶乙女の闘海の効果!アクア・アルゴノートに墓地のマリンセスリンクモンスター3体を装備し、攻撃力を2000アップさせるよ!」
俺「攻撃力4300…」
歩夢「さらにアクア・アルゴノートの効果!マンダリンを手札に戻してアクセスコード・トーカーを手札に戻すよ!」
俺「くっ、アクセスコードが…」
歩夢「バトル!海晶乙女ワンダーハートでダイレクトアタック!!」
俺「ぐぅぅ」
俺のライフが7200から4800に減る。
歩夢「続けてアクア・アルゴノートでダイレクトアタック!!」
俺「ぐぁっ」
俺のライフが4800から500に減る。
歩夢「ターンエンドだよ」
俺「なんとか耐えたか…。歩夢、本当に強くなったな」
歩夢「ありがとう。」
俺「このデュエル、歩夢が前に進もうとしている気持ちがすごく伝わってくるよ」
歩夢「そうかな」
俺「あぁ!」
歩夢「みんなそれぞれの道を進み始めてる…だから私もね居心地のいいところに甘えてちゃダメだったって思って…。私にできることがあるなら、私が誰かの力になれるならなりたい!そう思ったの!あなた以外でこんな気持ちになるのって多分スクールアイドルをやってなきゃならなかったと思う。だから私、スクールアイドルを始めてほんとよかった!あなたと一緒に走り出して本当によかった!」
俺「歩夢…」
歩夢「だからこのデュエルにその思いを全部詰めるよ!」
俺「そうか…なら俺も全力で答えないとな!行くぞ!歩夢!俺のターン、ドロー!魔法カード 貪欲な壺を発動!墓地のモンスター5体をデッキに戻して2枚ドローする。手札の斬機サーキュラーの効果!デッキから斬機シグマを墓地に送り、自身を特殊召喚する!さらに墓地のシグマの効果!自身を特殊召喚する!ここでサーキュラーの効果!デッキから斬機方程式を手札に加える!」
歩夢「(斬機を出してきたってことはシンクロ?エクシーズ?それとも…)」
俺「現れろ!未来を導くサーキット!リンク召喚!リンク2!スプラッシュ・メイジ!スプラッシュ・メイジの効果で墓地のドット・スケーパーを特殊召喚する!再び現れろ!未来を導くサーキット!リンク召喚!リンク3!デコード・トーカー!」
歩夢「デコード・トーカー…」
俺「魔法カード 斬機方程式を発動!墓地からサーキュラーを特殊召喚する!現れろ!未来を導くサーキット!召喚条件は効果モンスター2体以上!リンク召喚!リンク4!アクセスコード・トーカー!」
歩夢「やっぱり来たね、アクセスコード・トーカー」
俺「アクセスコード・トーカーの効果!攻撃力を3000アップする!」
歩夢「でもそれは読んでたよ!手札から海晶乙女波動を発動!アクセスコード・トーカーの効果を無効にしてこのターン、私もモンスターはあなたのカード効果を受けないよ!」
俺「やっぱりそうくるよな、俺はサイバース・ガジェットを召喚!効果で墓地のドット・スケーパーを特殊召喚する!さらに速攻魔法 サイバネット・ロールバックを発動!除外されているトランスコード・トーカーを特殊召喚する!トランスコードの効果!墓地から蘇れ!デコード・トーカー!」
歩夢「高リンクモンスターを3体も…でもまだ私のアクア・アルゴノートには届かないよ!」
俺「あぁ!俺が切り札を呼ぶのはこれからだ!」
その時、突風が吹く
歩夢「きゃっ、今日風強いね」
俺「あぁ、けどただの風じゃないみたいだ」
歩夢「え?これは…」
風はどんどん強くなりやがて竜巻になっていく。
歩夢「これって…データストーム!?」
俺「あぁ、このデュエル中ずっと感じていたんだ。このデータストームの気配を…。俺と歩夢のデュエルがサイバースの力と共鳴してこのデータストームを起こしたんだ」
歩夢「私たちのデュエルが…。!?切り札を呼ぶってまさか…」
俺「そのまさかさ!来い!データストーム!!」
データストームは俺に向かってくる。
歩夢「危ない!」
俺「ぐぅぅぅ」
俺はデータストームに飲まれていく。
俺「感じる…お前の鼓動を…今呼び起こしてやる!!ストームアクセス!!」
データストームは一枚のカードに集約されていく。
俺「行くぞ、歩夢!これがサイバースの新たな可能性だ!現れろ!未来を導くサーキット!アローヘッド確認!召喚条件はモンスター2体以上!俺はリンク3のデコード・トーカーとサイバース・ガジェットをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!現れろ!リンク4!ファイアウォール・ドラゴン!!」
歩夢「ファイアウォール・ドラゴン……。帰ってきたんだね……」
俺「あぁ!成長した俺たちのデュエルがこいつを呼び戻したんだ。墓地のサイバース・ガジェットの効果!ガジェット・トークンを特殊召喚する!」
歩夢「でも私のモンスターは海晶乙女波動の効果であなたのカード効果を受けないよ!」
俺「わかっている、ファイアウォール・ドラゴンの効果!このカードと相互リンクしているモンスターの数だけ自分・相手フィールド、墓地のモンスターを手札に戻す!ファイアウォール・ドラゴンと相互リンクしているモンスターはアクセスコード・トーカーとトランスコード・トーカーの2体!よって俺の墓地のリンクスレイヤーとレディ・デバッガーを手札に戻す!エマージェンシーエスケープ!!」
歩夢「自分のモンスターを手札に戻した!?」
俺「続けてドット・スケーパーとガジェットトークンでリンク召喚!リンク2!フレイム・アドミニスター!この瞬間、ファイアウォール・ドラゴンの効果!リンク先のモンスターが墓地に送られたことにより手札からサイバース1体を特殊召喚できる!こい!リンクスレイヤー!そしてリンクスレイヤーの効果!手札1枚を墓地に送り、海晶乙女の闘海を破壊する!」
歩夢「な、なら墓地に送られたコーラルアネモネの効果で墓地のブルータンを手札に加えるよ」
俺「だがこれでアクア・アルゴノートの攻撃力は2300に戻る!フレイム・アドミニスターの効果!俺のリンクモンスターの攻撃力は800アップする!そしてトランスコード・トーカーの効果!このカードと相互リンクしてるファイアウォール・ドラゴンの攻撃力は500アップする!」
歩夢「ファイアウォール・ドラゴンの攻撃力は3800…」
俺「バトルだ!アクセスコード・トーカーで海晶乙女ワンダーハートを攻撃!」
歩夢「うぅ」
歩夢ライフ1800→1100
俺「これで決める!ファイアウォール・ドラゴンで海晶乙女アクア・アルゴノートを攻撃!テンペストアタック!!」
歩夢「やっぱり…強いね…あなたは…」
歩夢ライフ1100→0
歩夢「負けちゃった、でも楽しかった、あなたとのデュエル」
俺「あぁ、俺もだ」
歩夢「私もまだまだね」
俺「歩夢とのデュエルならいつでも待ってるよ」
歩夢「ふふ、ありがとう。あ、そうだ!ファイアウォール・ドラゴンは!?」
俺「あぁ、この通り無事だよ」
歩夢「そっか…よかった…」
俺「あの時は歩夢を助けるために無理に来てくれたんだろうな、でも今は違う。前よりこいつの鼓動をずっと強く感じる…。だからきっともう大丈夫だ。歩夢と俺が全力で楽しむデュエル、それがこいつの帰る場所だったんだ」
歩夢「うん…」
俺「それよりこれで歩夢は心置きなく留学に行けそう?」
歩夢「うん!2週間っていう短い間であなたと同好会のみんなと会えないのは寂しい…でも離れていても私の気持ちは繋がっている。例え進む道が違くても私たちが一緒に過ごした日々は消えない、それが繋がりなんだよね」
俺「あぁ!」
歩夢「それにあなたがいない間もずっと繋がりは感じてたよ。だから大丈夫。」
俺「そっか」
歩夢「でも、もしダメだった時はその時は励ましてね」
俺「あぁ、もちろんだ。ロンドンまで励ましに行くよ」
歩夢「ふふ、あなたは本当に来てくれそうだね」
俺「歩夢も逆の立場だったら来るだろ?」
歩夢「ふふ、もちろん」
翌日…
かすみ「えー!?歩夢先輩も留学に行くんですかー!?」
歩夢「私は2週間って短いんだけどね」
栞子「すばらしい決断だと思います」
歩夢「ありがとう栞子ちゃん」
せつ菜「大好きなスクールアイドルのために世界に羽ばたく歩夢さん、素敵です!」
歩夢「ありがとう、せつ菜ちゃん。せつ菜ちゃんもDホイールの免許頑張ってね!」
せつ菜「はい!イメトレはバッチリです!」
歩夢「ふふ」
彼方「部長、寂しくなるね〜」
エマ「今度は見送る側だもんね〜」
俺「そうだな。けど歩夢がそう決めたなら俺は気持ちよく見送ってやるだけさ」
愛「おぉ!よく言ったね!ぶちょー!」
璃奈「璃奈ちゃんボード キラキラ」
ミア「英語に困ったらボクに連絡しなよって、まぁ歩夢にはベイビーちゃんがいるか」
ランジュ「無問題ラ、連絡したっていいじゃない。ランジュはいつでも大歓迎よ」
果林「でも私たちも歩夢に負けてられないわよ」
しずく「そうですね、歩夢さんに負けないように私たちも頑張りましょう!」
歩夢「みんな、ありがとう」
かすみ「とは言っても年明けまではもうちょっとありますよね」
歩夢「あはは、そうなんだよね」
彼方「完全に明日にも見送る感じだったね〜」
歩夢「あははは」
愛「でも頑張る歩夢を見てたらなんか愛さんライブしたくなってきたー!」
せつ菜「私もです!」
ミア「仕方ないな、曲作ってあげるよ」
璃奈「ありがとうミアちゃん 璃奈ちゃんボード キラキラ」
ミア「璃奈にそう言われちゃますますやらないわけにはいかないよね」
かすみ「ほんとりな子には素直なんだから」
栞子「では早速私はライブができるように学校側に手配します」
せつ菜「私も手伝います!」
栞子「ありがとうございます、せつ菜さん!心強いです!」
ランジュ「じゃあランジュはかすみと果林と振り付けを考えるわ」
かすみ「かすみんに指導を受けるとはランジュ先輩もわかってますね」
ランジュ「えぇ、よろしくお願いするわ!かすみ!」
かすみ「ムフフフ」
果林「ランジュ、かすみちゃんの使い方わかってきたわね」
愛「じゃあ愛さんとりなりーとしずくは演出を考えよ!」
璃奈「璃奈ちゃんボード やったるでー!」
しずく「はい!今回はたくさん凝りますよ!」
彼方「じゃあエマちゃんと歩夢ちゃんは一緒に衣装を作ろうね〜」
エマ「うん、とっても楽しみだよ〜」
歩夢「うん!私も楽しみ」
俺「あの!」
彼方「ん〜どうかした〜?」
俺「なんか俺にも手伝えることないかな?」
ミア「ベイビーちゃんには大事な役目が残ってるよ」
俺「え?」
ミア「ボクは作曲はするよ。作曲はね」
俺「つまり…俺が作詞!?」
ミア「そう」
果林「いいじゃない、前に私の歌も作ってくれたでしょ。あなたなら大丈夫よ」
俺「ん〜わかった…やってみる」
ミア「まぁ、わからないことあったらみんなに頼りなよ」
俺「あぁ、そうする」
歩夢「ふふ」
そして…
歩夢「皆さん、今日は私たち虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のライブにきてくれてありがとうございます。私たちはこれまでたくさんのことを経験してきました。つらいこと大変なこと。楽しかったこと。そしてその中で新たな自分たちのやりたいことを見つけてきました。」
せつ菜「そんな今の私たちができる全力の歌を聴いてください!」
12人『夢が僕らの太陽さ』
数日後、自宅のベランダにて…
俺「改めてライブ最高だったよ、歩夢」
歩夢「ありがとう」
俺「改めて同好会って最高だなって思った」
歩夢「うん、そうだね」
俺「歩夢、留学先で辛いことがあったとしてもいつだって思い出して欲しいんだ」
歩夢「え?」
俺「ここが…虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が…歩夢の帰る場所なんだ」
歩夢「うん!」
そうだ、俺たちはどんなに離れたってこの広い空の下で繋がっている。
〜fin〜