いよいよ始まりましたサイドストーリーです!
第1話の主役はせつ菜です。
時系列としては第1章 第4話直後になります。
それでは是非お楽しみください!
第1話 『今の私』
〜同好会結成直後〜
せつ菜『スクールアイドルが大好きなんでしょ、やりたいんでしょ、こんなパフォーマンスではファンのみんなに大好きな気持ちは届きませんよ!』
かすみ『でも!こんなの全然可愛くないです!熱いとかじゃなくてかすみは可愛い感じでやりたいんです!!』
せつ菜『!?』
私の大好きが誰かの大好きを否定していた…。
それは結局ただのわがままでしかなかった…。
けれどあの人は違った…。
誰かの大好きを否定しなかった…。
あの人と初めてデュエルした時のこと今でも思い出す…。
俺『たしかに生徒会長の言う通りかもしれない。』
かすみ『え?』
俺『目指す方向性が違くて時にはバラバラになるかもしれない。だったら目指す方向性が違うことを認めてその上で活動をすればいいんじゃないかな?」
菜々『どういう意味ですか?』
俺『そのまま通りさ、目指す方向性が違くても俺はいいと思うんだ。μ’sやAqoursだってそりゃすっごい息はあってるけど、でも目指してるところは本当に全員一緒とは限らないだろ。みんなそれぞれの思いを、プライドを、信念を持ってやってるんじゃないかな?デュエルだってさ、みんな全く違うデッキをみんな使うだろ、圧倒的な攻撃力で相手を倒すデッキだったり、相手に何もさせないようなロックデッキだったり、それこそエクゾディアみたいに特殊な勝利を狙うデッキを使うやつだっている。だからみんなバラバラは当たり前なんじゃないか、むしろそれがいいんじゃないのか。バラバラだから時にぶつかり合うこともあるかもしれない、でもだからこそそれを認めた時にもっともっと前に進めるんじゃないのか?互いの違いを認め合い、そして自分の足りないところを補っていく。そうして前に進めばいいんじゃないのかなって俺は思うんだけど。』
あの人は私に繋がりの意味を教えてくれた。
菜々『これが、あなたの言う前へ進む力ですか…結局その場しのぎただの気休めにしか過ぎない…やっぱりバラバラのままではダメなんですよ。必要なのは絶対的な力…そうあの時だって…』
俺『たしかに…たしかに生徒会長の言う通りかもな。必要なのは力なのかもしれない、だけど絶対的な力なんてない、俺が同好会の部員を集めるのに戦ってこれたのも、ここまでやってこれたのも、みんながいたからなんだ。バラバラな者同士が繋がってそして強くなれたんだ。全部一緒だったらそれはもうその人じゃない、バラバラだからこそ、繋がって強くなるんだ。』
そして最後まで決してデュエルを諦めなかった。
俺『そうだ、俺はファイアウォール・X・ドラゴンをベラマドンナのリンク先にエクシーズ召喚したのさ。よってエクシードの攻撃力は4500!』
菜々『私のベラマドンナとあなたのモンスターがリンクしたことにより攻撃力が上昇した…これが…繋がる力…』
俺『バトルだ!ファイアウォール・X・ドラゴンでトリックスター・ベラマドンナを攻撃!ライジング・クリプトリミット!!』
菜々『(私の…負け…)』
〜練習場〜
かすみ「うぎゃあ〜また負けた〜先輩強すぎます〜少しは手加減してくださいよ〜」
俺「悪いな、俺はいつでも全力でデュエルする主義だからさ。けどかすみ、今のプレイングすごくよかったよ」
かすみ「え!?本当ですか!?」
俺「あぁ、あそこであぁくるとはちょっと予想してなかったな」
かすみ「えへへ、かすみんだって〜ちょっとは成長してるんですよ〜」
せつ菜「(かすみさん…すごく楽しそう…それに部長…ちゃんとかすみさんのいいところを見てる…)」
〜ダンス練習場〜
彼方「ふぅ」
俺「お疲れ様、はいこれスポーツドリンク」
彼方「あぁ部長ありがとう〜。いや〜部長気がきくね〜」
俺「ダンスとか歌のことはよくわからないし、みんなの方が詳しいから俺にはこれくらいのことしかできないからさ」
彼方「そんなことないよ〜部長がちゃんと彼方ちゃんたちのこと見てるの知ってるよ〜」
俺「え?そうかな」
エマ「うん、部長のちょっとした提案ってね、実はすごく役に立ってるんだよ」
俺「そうかな…素人目で見てることがそんなに役に立ってるとは…」
彼方「時は客観的に見てくれる人も必要なんだよ〜」
せつ菜「(客観的に見てくれる人…そうだ…あの時の私はただ自分が追い求めているスクールアイドル像を皆さんに押し付けていた…)」
歩夢「せつ菜ちゃん、どうかした?」
せつ菜「え?あぁ、いやなんでもありません」
歩夢「そっか、ねぇせつ菜ちゃん、ちょっと見てほしいところあるんだけど見てもらっていいかな?」
せつ菜「えぇ、もちろんです」
数分後…
歩夢「ありがとうせつ菜ちゃん、すごく参考になったよ」
せつ菜「えぇ、どういたしまして…」
かすみ「むむむ、このままでは歩夢先輩に先を越されてしまう…せつ菜先輩、かすみんも見てもらえますか?」
せつ菜「えぇ、いいですよ」
かすみ「どうですか?」
せつ菜「どう…と言われると?」
かすみ「だからせつ菜先輩から見てかすみんの今のダンスどうでした?」
せつ菜「えぇ、そうですね…。私が追い求めるものとはちょっと違うので答えに困るというか…」
かすみ「えー、それじゃあかすみんのパフォーマンスがいまいちだったってことですか?」
せつ菜「いえ、そう言うことではないのですか。ですが私だったらもっとあそこはメリハリをつけると思います」
かすみ「でも〜それじゃあ可愛いくないんですもん〜」
せつ菜「で、ですが可愛いの一辺倒では見てる人が飽きたりしないでしょうか?」
かすみ「え?」
せつ菜「あぁ、いや…その…」
歩夢「で、でもかすみちゃんの可愛さがあれば見てる人はずっと魅力されちゃうよね、うん」
俺「そうそう。けどせつ菜のアドバイスもすごくいいと思う。可愛いの中にかっこ良さとか熱さがあったらより可愛いところが目立つし、何よりかっこ可愛いもありだと思うよ」
かすみ「……そ、そうですよね〜かすみんはどんなスタイルになっても結局可愛いし最後は可愛いが勝つんですよね〜。あ、かすみんあっちで練習してきますね…」
せつ菜「あ、かすみさん…」
歩夢「せつ菜ちゃん?」
せつ菜「すみません、何でもありません。私もあっちで練習してきますね…」
俺「…」
せつ菜「(またやってしまった…私の大好きを押しつけてかすみさんの大好きを否定してしまった…。かすみさんの大好きを否定したくなんかなかったのに…。これじゃあ前と同じ…)」
〜練習後〜
愛「みんなおっつー、また明日ね〜」
璃奈「璃奈ちゃんボード ドロン」
果林「しずくちゃん、これからまた鎌倉に帰るの?大変じゃない?」
しずく「えぇ、ですがだいぶ慣れたんですよ」
果林「そう、ちなみに朝何時に起きてるの?」
しずく「5時ですね」
果林「ご、5時!?す、すごいわね…」
しずく「そうですか?慣れれば案外いけますよ」
果林「そ、そう…さすがはしずくちゃんね…」
エマ「ほんと、偉いねしずくちゃんは。果林ちゃんなんかね」
果林「あぁ、エマこれ以上は言わなくていいのよ。しずくちゃんなんでもないからね、お疲れ様」
しずく「えぇ…お疲れ様です」
かすみ「…。かすみん今日は1人で帰りますので、先輩、歩夢先輩お疲れ様でした」
歩夢「う、うん…お疲れ様」
俺「あぁ、お疲れ様。気をつけてな」
歩夢「かすみちゃん、足早に帰っちゃったね…」
俺「そうだな。それに…」
歩夢「それに?」
俺「歩夢、このあとせつ菜と話があるから悪いけど先に帰っててもらえるかな?」
歩夢「うん、わかった。」
俺「それじゃあまた明日」
歩夢「うん、また明日ね」
彼方「それじゃあせつ菜ちゃんまた明日ね〜」
せつ菜「えぇ、お疲れ様です…」
俺「せつ菜ちょっといい?」
せつ菜「えぇ、いいですけど」
俺「よし。それじゃあちょっと一緒に行きたいところあるんだけど」
せつ菜「わかりました…」
〜スクールアイドルショップ〜
せつ菜「ここは…」
俺「スクールアイドルショップ、来たことある?」
せつ菜「えぇ、それは何度も」
俺「そっか、ちょっと俺だけだと入りにくかったからさ、一緒に来てもらったんだ」
せつ菜「そうですか、それなら歩夢さんとくればよかったのではないですか?」
俺「そうなんだけど…ほらせつ菜と来たほうがいろいろ教えてもらえるだろ。」
せつ菜「なら、歩夢さんも尚更連れてくればよかったのでは?」
俺「えっとー、ほら、俺あれなんだよ、テスト前に『俺全然勉強してないわー』って言って高得点とりたいタイプなんだよ。隠れて努力したいっていうかさ。と、とにかく行こう」
せつ菜「わかりました…」
〜店内〜
俺「しかしスクールアイドルにもいろんな人がいるんだな。あ、これ、μ'sか」
せつ菜「えぇ、さすがはμ'sですね、コーナーも大々的に作られています」
俺「こっちはAqoursか」
せつ菜「はい、やはりAqoursもμ'sに負けずの人気ですね!」
俺「あぁ、そうだな」
せつ菜「こ、これは…」
俺「どうかした?」
せつ菜「この缶バッジ、イベント限定ですごくレアなんですよ」
俺「へぇ〜」
せつ菜「一度でもいいから見てみたかったんです。それが今日見れてよかったです」
俺「そうか、ならよかった。なぁこのスクールアイドルは?」
せつ菜「えぇこのスクールアイドルはですね…」
数分後…
せつ菜「いやー、ついついいろいろと買ってしまいました!」
俺「楽しそうでなりよりだよ」
せつ菜「はい!スクールアイドルショップが楽しくないはずがありません!ここには大好きが溢れていますから!」
俺「そっか。そうだな。それに」
せつ菜「それに?」
俺「せつ菜が元気になってよかった」
せつ菜「え?あぁ…。もしかして部長、私を元気づけるために?(やっぱり見られてたんだ…)」
俺「まあな。さっ、帰ろう。途中まで送っていくよ」
せつ菜「えぇ」
俺「本当スクールアイドルっていろんな人がいるんだな」
せつ菜「えぇ、そうですね」
俺「さっきの店に行って改めて実感したよ」
せつ菜「そうですね…。なのに私…自分のスクールアイドル像を押しつけて…私の大好きを押し付けて誰かの大好きを否定した。今日だってかすみさんの大好きを…」
俺「なぁ、伝えることってすごく難しいよな」
せつ菜「え?」
俺「自分はそんなつもりじゃないんだけど、相手には違う風に捉えられちゃったりしてさ」
せつ菜「えぇ、そうですね…」
俺「俺も部長になってから常々思うんだ。どうやって伝えたらいいんだろう?ってさ。どうやったら自分の気持ちをちゃんと受け取ってもらえるんだろうって」
せつ菜「え?部長も悩んでいたのですか?」
俺「そりゃ悩むよ。今までこんなに人に何かを教えるってしたことないからさ。もし今俺に悩みがあるとしたらそれが1番かな」
せつ菜「そうですか…」
俺「けどなんというかさ矛盾しているようだけど、悩むけどそれが苦じゃないっていうか、自分の伝えたいことがちゃんと伝わったってわかった時、すごく嬉しいし、それをするのが俺の役目だと思ってるから」
せつ菜「そうですか、やっぱりあなたはすごいです」
俺「いや、俺なんか全然だよ。それよりすごいのはかすみの方だよ」
せつ菜「え?」
俺「かすみってさ言いたいこと言えるし、何よりかすみの言葉ってさ、なんていうかストレートに伝わるというか、そのまま伝わるというか。まぁいたずらとか照れ隠しも全然隠せてないくらい伝わってきゃうんだけどさ。それってすごいことだと思う。部長をやってて改めて思うよ」
せつ菜「たしかにそうですね…。あの時もかすみさんは…」
俺「せつ菜」
せつ菜「はい?」
俺「言葉で思いを伝えるのはたしかに難しいよな。けど今は自分の気持ちを伝えるのは言葉だけじゃないはずだ」
せつ菜「え?」
俺「せつ菜が腰に付けてるデッキケースは飾り?」
せつ菜「い、いえ!そんなことはありません!これは…」
俺「それはせつ菜の魂がこもったデッキ。ならその魂をかすみにぶつければせつ菜の思いも伝わるんじゃないか」
せつ菜「そう上手く行くでしょうか?」
俺「なあ、俺たちが初めてデュエルした時のこと覚えてる?」
せつ菜「えぇ、忘れませんよ。今でも思い出すくらいです」
俺「なら大丈夫だ。あの時だって言葉だけじゃ俺たちの気持ちは平行線だった。けどデュエルがあったから俺たちはわかりあうことができた。違うか?」
せつ菜「!? たしかにそうですね…あの時、あなたとのデュエルを通して私は繋がる力を実感しました」
俺「そうだ、それは俺がせつ菜に伝えたかったことなんだ」
せつ菜「…。わかりました!私やってみます!かすみさんに、同好会の皆さんに今の私の思いをぶつけてみます!」
俺「あぁ、その機会はあれが作るから任せておけ」
せつ菜「はい!ありがとうございます!」
俺「うん、ひとまずこれで安心だな。それじゃあまた明日」
せつ菜「はい!」
俺「さて、次はかすみだな」
俺はスマホを取り出した。
俺「出るかな…。あ、もしもしかすみ?」
かすみ「はーい、なんでしょう?」
俺「寝てた?もう寝てた?」
かすみ「寝てないですよ!今お肌のケアをしていました」
俺「そっかぁじゃあ邪魔したら悪いから切るか…」
かすみ「き、切らなくていいです!それでどうしたんですか?」
俺「明日、かすみの思うベストデッキを持ってきて」
かすみ「え?ベストデッキですか」
俺「そう、これなら誰にも負けないってデッキ」
かすみ「そんな急に言われても作れないですよ!」
俺「まぁ、それは冗談として。でも今のかすみができる魂を込めたデッキにしてきて欲しいんだ」
かすみ「ま、まぁそれなら…」
俺「よし、頼んだよ」
かすみ「わかりました…」
俺「それじゃ」
かすみ「え?それだけですか?」
俺「うん」
かすみ「なんだもっといろいろと話してくれるのかと…」
俺「俺が今ここであれこれ言うより明日思いっきりデュエルしてもらった方がいいかなって思って」
かすみ「むー、わかりました。でも先輩に勝てるかはわかりませんよ」
俺「あぁ、明日の相手は俺じゃないよ」
かすみ「え?誰です?」
俺「当日のお楽しみ。まぁサプライズってやつ」
かすみ「もーなんなんですかー」
俺「それじゃ、デッキ作りの邪魔しちゃ悪いから、頑張って」
かすみ「あぁ、ちょっと!」
俺は通話を切った。
俺「これでよしと」
かすみ「もー、なんなんですか先輩もー。こうなったら超絶無敵のかすみんデッキを組みますかね!覚悟してくださいね、明日の対戦相手さん!」
翌日…
果林「あれ?今日部長は?それにせつ菜もかすみちゃんもいない…」
エマ「愛ちゃんと璃奈ちゃんもいないね」
彼方「寝坊かな〜」
しずく「こんなに大人数の寝坊ってあるんでしょうか…」
歩夢「あ、えーとですね、あの子たちはちょっと準備があるみたいでちょっとここで待ってもらえますか?」
果林「準備?何の準備かしら?」
歩夢「えーと、すぐに分かると思いますよ」
せつ菜「部長…ここで待ってって誰も来ない…。練習場だけ貸切にしてくれって…。なんとかは申請は通したけど…」
一方…
かすみ「ふふふ、超絶無敵のかすみんデッキで対戦相手をけちょんけちょんにしてやる…さ、早く先輩から連絡来ないかな…」
〜練習場〜
愛「おっけー、りなりー。照明の色もバッチリだよ!流石だね!」
璃奈「璃奈ちゃんボード てれてれ」
俺「よしこれで準備はできた。まずは歩夢に連絡してと」
歩夢「あ、あの子からだ。皆さん、私についてきてください」
果林「えぇ」
彼方「どこに行くの〜?」
歩夢「練習場です!」
エマ「あれ?真っ暗だね」
しずく「暗幕が垂れ下がっていますね」
彼方「こんなに暗いとスヤぁ〜」
果林「だめよ彼方、起きなさい」
俺「よし、歩夢たちが来たみたいだな。次はかすみだな。愛、MCは頼んだ」
愛「おっけー!任せて!」
璃奈は愛を照明で照らす
愛「さあさあ皆さん!本日集まり頂いたのは他でもありません!本日はこの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のスペシャルエキシビションマッチを行いたいと思います!」
果林「スペシャルエキシビションマッチ?」
かすみ「なんか外が騒がしいですね。あ、先輩からだ。『もう来ていいよ』よし対戦相手さん覚悟してくださいね!」
愛「さぁまず最初のデュエリストはこちら!普通科1年、かすかすこと中須かすみ選手!」
かすみ「かすみんです!ていうかなんですかこれ!?」
愛「さぁ次のデュエリストはこちら!2年優木せつ菜選手!」
かすみ「え!?」
せつ菜「これは…うっ、スポットライト…眩しい…」
かすみ「もしかしてかすみんの相手ってせつ菜先輩…?」
せつ菜「(これが部長が用意してくれた舞台…)」
俺「璃奈、次の照明を」
璃奈「承知」
エマ「あ、明るくなった」
彼方「せっかくお昼寝できると思ったのに…」
しずく「見てください…お2人の照明…」
果林「せつ菜は炎と赤…」
歩夢「かすみちゃんはお花と黄色…」
しずく「まるでお2人を表しているような照明ですね!」
愛「さっすがりなりー、すっごくいい感じだよ!」
璃奈「璃奈ちゃんボード えっへん!」
かすみ「なんですかー、これー」
愛「あぁ、ごめん、ごめん、説明がまだだったね、これからうちの同好会のスペシャルエキシビションマッチを2人にしてもらうよ!」
かすみ「スペシャルエキシビションマッチ…?具体的に何をすればいいんですかー?」
愛「えっとねー、(なんていえばいい?ぶちょー)」
俺「(2人にデュエルしてもらう、それだけ)」
愛「2人にデュエルしてもらう!そんだけ!」
かすみ「なーんだ、そんなことのためにわざわざこんな大掛かりのセットを…」
果林「けどこれだけしてもらえた方が燃えるんじゃない?いやなら私が代わりにせつ菜とデュエルするわよ?」
かすみ「い、いえ!今日はかすみんがデュエルするんです!」
せつ菜「かすみさん…」
かすみ「せつ菜先輩!かすみんの全力のデュエル受けてください!」
せつ菜「かすみさん…わかりました!私も全力で行きます!」
愛「ルールはライフ4000の通常のデュエル。先攻後攻はかすみんが決めていいよ」
かすみ「え?いいんですか?ならもちろん先攻です!」
せつ菜「わかりました、行きます!かすみさん!」
かすみ「はい!」
2人「デュエル!!」
互いのライフは4000
かすみ「かすみんのターン、かすみんは永続魔法 アロマガーデニングを発動します。そしてアロマージーローズマリーを召喚します。永続魔法 アロマガーデニングの効果、ライフを1000回復します!」
かすみライフ4000→5000
かすみ「そして相手よりライフが多い時、手札のアロマージーローリエを特殊召喚できます。さらに永続魔法 ご隠居の大釜を発動します。このカードの発動処理としてカウンターを1つ乗せます。そしてカウンターを1つ取り除いてライフを500回復します」
かすみライフ5000→5500
かすみ「そしてローリエの効果!自分がライフを回復したことによりローリエをチューナーにします!」
璃奈「チューナーってことは…」
せつ菜「シンクロ召喚…」
かすみ「かすみんはレベル4のローズマリーにレベル1のローリエをチューニング!シンクロ召喚!レベル5!アロマセラフィーローズマリー!」
しずく「かすみさん、飛ばしていますね」
かすみ「ローズマリーの効果!自分のライフが相手より多い時、植物族の攻撃力は500アップします!かすみんはこれでターンエンドです!どうですか?1ターン目からシンクロ召喚ですよ」
せつ菜「やりますね、かすみさん。私のターン、ドロー。フィールド魔法 トリックスター・ライトアリーナを発動します!」
愛「あれって…」
エマ「せつ菜ちゃんの新しいフィールド魔法!」
せつ菜「そしてトリックスター・ヒヨスを通常召喚、私はトリックスター・ヒヨスをリンクマーカーにセット、リンク召喚、リンク1、トリックスター・ブルム!さらにライトアリーナの効果、リンク素材となったヒヨスを墓地から特殊召喚します!続けてヒヨスとブルムでリンク召喚!リンク2、トリックスター・ホーリーエンジェル!!」
愛「せっつーのエースモンスター!」
彼方「せつ菜ちゃんも飛ばしてるね〜」
せつ菜「(そうです、私はこのデュエルでかすみさんに思いを伝えるんです。)手札のトリックスター・キャロベインの効果!自分のフィールドにモンスターがいない、またはトリックスターモンスターのみの時、このカードは特殊召喚できます!そしてホーリーエンジェルの効果!このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された時、相手に200ダメージを与えます!」
かすみライフ5500→5300
かすみ「むむ、これくらい…」
せつ菜「そしてこの効果で与えたダメージだけホーリーエンジェルの攻撃力をあげます!」
かすみ「でも攻撃力が2200になってもかすみのローズマリーの攻撃力は2500、まだ勝てませんよ」
せつ菜「わかっています!速攻魔法 トリックスター・ブーケ!このカードの効果によりトリックスター・キャロベインを手札に戻し、ホーリーエンジェルの攻撃力をキャロベインの元々の攻撃力分加えます!」
エマ「つまりホーリーエンジェルの攻撃力は4200…」
彼方「それだけじゃないね、キャロベインが手札に戻ったことによりせつ菜ちゃんのトリックスターが次のターン、攻撃されても攻撃力を上昇させられる。うん、実に無駄のない戦略だね」
せつ菜「バトルです!ホーリーエンジェルでローズマリーを攻撃です!」
かすみ「きゃあ」
かすみライフ5300→3600
せつ菜「私はこれでターンエンドです。どうです、かすみさん私の全力受け取ってもらえました」
かすみ「むむむ、たしかにローズマリーは破壊されちゃいましたけどまだライフは残ってますから!」
せつ菜「え、えぇ(あれ…私の思い…伝わっていない…?)」
俺「(たしかにトリックスター・ブーケとキャロベインのコンボ、無駄のない戦略だった…けど、どうもせつ菜が焦ってるように見える…。せつ菜…。)」
かすみ「かすみのターン、ドローです。ご隠居の大釜の効果、スタンバイフェイズにカウンターを1つ乗せます。そして手札のアロマセラフィーアンゼリカの効果、このカードを墓地に送り墓地のアロマセラフィーローズマリーの攻撃力分ライフを回復します」
かすみライフ3600→5600
エマ「またライフが逆転しちゃった」
果林「かすみちゃんのデッキはライフを回復しながらアドバンテージを広げていく戦略なのに対してせつ菜はバーンダメージを1ターンに何度も繰り返すデッキ…お互い長所と短所を潰し合う組み合わせね」
歩夢「つまり2人のデッキは真逆…」
俺「(そう使うデッキも真逆なら熱いパフォーマンスを望むせつ菜と可愛いパフォーマンスを望むかすみ。この2人が本気でぶつかり合うことでお互いを理解できると俺は信じてる…)」
かすみ「ここで魔法カード 死者蘇生を発動です!墓地からアロマセラフィーローズマリーを特殊召喚します!さらに墓地のアンゼリカの効果!自身を特殊召喚します!かすみんはレベル5のアロマセラフィーローズマリーにレベル1のアンゼリカをチューニング!シンクロ召喚!レベル6!アロマセラフィースイートマジョラム!!」
愛「きた!かすかすのエースモンスター!」
かすみ「かすみんです!アロマガーデニングの効果、ライフを1000回復します!」
かすみライフ5600→6600
かすみ「さらにスイートマジョラムの効果!デッキから永続罠 恵みの風をを手札に加えます!さらにご隠居の大釜の効果!カウンターを1つ取り除きライフを500回復します!」
かすみライフ6600→7100
かすみ「(せつ菜先輩の手札にはキャロベインがいる…なら…)カードを1枚ふせてターンエンドです」
せつ菜「私のターン、ドロー!(もっともっと私の思いをかすみさんに伝えないと!もっともっと全力で!)」
かすみ「この瞬間、永続罠 恵みの風を発動です!そして恵みの風の効果、墓地のアロマセラフィーローズマリーをデッキに戻してライフを1000回復します!」
かすみライフ7100→8100
かすみ「そしてライフが回復したことによりスイートマジョラムの効果!ホーリーエンジェルを破壊します!」
せつ菜「くっ…。ですがまだです!私の思いはまだ全然かすみさんに届けられていません!」
かすみ「え?」
せつ菜「私の思いが届くまでなんでも私は行きます!装備魔法 トリックスター・マジカローラを発動します!墓地からホーリーエンジェルを特殊召喚し、このカードを装備します!バトルです!ホーリーエンジェルでアロマセラフィースイートマジョラムを攻撃です!この瞬間、手札のトリックスター・キャロベインの効果!このカードを墓地に送り、ホーリーエンジェルの攻撃力を元々と攻撃力アップさせます!」
しずく「これでホーリーエンジェルの攻撃力は4000です」
かすみ「くぅ」
かすみライフ8100→6300
せつ菜「はあはあ、これでターンエンドです」
俺「そういうことか」
愛「ん?どうしたの?」
俺「せつ菜は自分の思いを伝えてようと必死になりすぎてるんだ。」
愛「たしかに今日のせっつーのプレイング、いつもより前のめりだよね」
せつ菜「どうです!かすみさん、私の思いは伝わりましたか!?」
かすみ「思いですか…」
せつ菜「はい!」
かすみ「正直…せつ菜先輩が何を伝えようとしているのかかすみんには全然わかりません…」
せつ菜「え…」
かすみ「だってこんなの全然せつ菜先輩らしくないですよ!」
せつ菜「かすみさん…」
かすみ「たしかにせつ菜先輩は熱いですけど、デュエルの時はちゃんと相手をみてデュエルするじゃないですか。でも今のせつ菜先輩はただガツガツ来るだけど何を伝えたいのか全然わかんないです!」
せつ菜「!?」
俺「かすみ…相変わらずストレートに言うな。けどその通りだ」
せつ菜「(そうだ…私、自分の思いを伝えようと必死でかすみのこと全然見てなかった…。部長が伝えたかったのはそういうことじゃないんだ…思いをぶつけるだけじゃなくてデュエルで対話をする…それが部長が伝えたかったこと…なのに私…)」
歩夢「せつ菜ちゃん…」
せつ菜「すみません…かすみさん…。私、また自分のわがままをかすみさんに押し付けてしまって…。これじゃあ前と何も変わらないですよね。自分の大好きで誰かの大好きを否定して…私のわがままで同好会を壊した…。せっかく部長が皆さんが機会を作ってくれたのにこれじゃあ…」
かすみ「あのー」
せつ菜「はい」
かすみ「よくわかんないですけどかすみん、せつ菜先輩のこと恨んでないですよ」
せつ菜「え?」
かすみ「たしかにあの時はかすみんは可愛い感じでやりたかったのに熱いことばかり言われてむむっときちゃいましたけど、でも、かすみんにはせつ菜先輩のようにはっきりと違う意見を言ってくれる人が必要なんです!たしかに先輩の言うようにバラバラでもいいと思います。けどだからいろんな人の意見とかそういうのあってもいいも思うんです」
せつ菜「かすみさん…!」
彼方「うんうん、その通りだよ〜かすみちゃんも大きくなったね〜」
かすみ「だからせつ菜先輩、かすみんに思いをぶつけたいならいつも通りのデュエルをしてください。別に焦ることはないですよ、かすみんはそんなやわじゃないですし」
せつ菜「かすみさん…ありがとうございます!わかりました!これから私らしく私の大好きなデュエルを貫きます!」
かすみ「とは言ってもかすみんのターンなんですけどね。かすみんのターン、ドロー。にヒヒいいカードを引きました、かすみんはアロマージージャスミンを召喚です。さらに永続罠 恵みの風を発動です!ライフを1000支払い墓地からアロマセラフィースイートマジョラムを特殊召喚します!」
かすみライフ6300→5300
かすみ「続けて永続魔法 アロマガーデニングの効果、ライフを1000回復します」
かすみライフ5300→6300
かすみ「そしてスイートマジョラムの効果でホーリーエンジェルを破壊します!」
せつ菜「くっ、さすがですね」
かすみ「まだまだ!ジャスミンの効果で1枚ドローします。そしてジャスミンの効果でかすみんは植物族をもう一度召喚できます。かすみんはアロマージーカナンガを召喚します。見てください!かすみんのこの可愛いモンスターたちを!」
せつ菜「すごい…手札1枚からこのフィールド…それにモンスターたちもすごく可愛い…。そっかこれがかすみんのやりたいデュエル…。すごく伝わってきます!かすみさん、最高です!かすみさんの大好きもっと私にぶつけてください!」
かすみ「もちろんです!覚悟してくださいね!せつ菜先輩!バトルです!スイートマジョラム、カナンガ、ジャスミンの全員でダイレクトアタックー!」
せつ菜「きゃあ」
せつ菜ライフ4000→300
かすみ「かすみんはこれでターンエンドです」
果林「せつ菜のライフは300」
エマ「それに対してかすみちゃんは6300…」
彼方「6000も差がついちゃったね〜」
しずく「せつ菜さん、ここが正念場ですね」
せつ菜「(ライフは残り300…。でも私にはライフが残っている。次のドローに全てをかけます。)行きます!私のターン、ドロー!」
璃奈「ゴクリ」
せつ菜「きました!デッキのカードを10枚除さて魔法カード 強欲で貪欲な壺を発動します!このカードの効果により2枚ドローします!速攻魔法 サイクロンを発動!かすみさんの永続罠 恵みの風を破壊します!」
かすみ「ならこの瞬間、永続罠 恵みの風の効果を発動します!ライフを1000支払い墓地からアロマセラフィーローズマリーを特殊召喚します!さらにアロマガーデンの効果でライフを1000回復します!続けてスイートマジョラムの効果でトリックスター・ライトアリーナを破壊です!」
せつ菜「ですがこれで恵みの風とスイートマジョラムのコンボを崩しました!これからモンスター同士の拳で語り合わせてもらいます!」
歩夢「拳って…」
果林「でもいいんじゃない?いつもせつ菜らしくなってきたわね」
せつ菜「まずはトリックスター・キャンディナを通常召喚、そして効果発動。デッキから魔法カード トリックスター・フェスを手札に加えます。さらに私はフィールド魔法 トリックスター・ライブステージを発動します!」
かすみ「3枚目のフィールド魔法!?」
せつ菜「ライブステージの発動処理として墓地からトリックスター・キャロベインを手札に加えます。私は魔法カード トリックスター・フェスを発動!トリックスタートークンを2体特殊召喚します。そしてキャンディナとトリックスタートークンでリンク召喚!リンク2、トリックスター・ホーリーエンジェル!!」
かすみ「2体目のホーリーエンジェル!?」
せつ菜「続けてトリックスタートークン体でリンク召喚!リンク1、トリックスター・ブルム!そしてホーリーエンジェルの効果、このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された時、相手に200のダメージを与えます!」
かすみ「くぅ、これくらい」
かすみライフ6300→6100
せつ菜「続けて手札のトリックスター・キャロベインの効果、自身をホーリーエンジェルのリンク先に特殊召喚します!ホーリーエンジェルの効果、さらに200ダメージを与えます!」
かすみライフ6100→5900
せつ菜「続けてトリックスター・ブルムとキャロベインでリンク召喚!リンク2、トリックスター・スイートデビル!ホーリーエンジェルの効果!さらに200のダメージです!」
かすみ「くぅ」
かすみライフ5900→5700
せつ菜「さらにフィールド魔法 トリックスター・ライトステージの効果、自分フィールドにトリックスターリンクモンスターがいる時、トリックスタートークンを特殊召喚できます!」
彼方「あの位置はホーリーエンジェルのリンク先だねー」
せつ菜「よってさらに200のダメージです!」
かすみライフ5700→5500
愛「もしかしてせっつー、このターンでかすかすのライフを全部削る気?」
俺「もしかしなくてもそうだろうな」
愛「マジ?ライフ差は6000もあったのに」
俺「それでも思いの強さで勝ちに行く、それがせつ菜のデュエルさ」
せつ菜「さらにトリックスタートークンでリンク召喚!リンク1、トリックスター・ブルム!」
エマ「3体目のブルム!?」
せつ菜「ホーリーエンジェルの効果でさらに200ダメージです!」
かすみ「きゃ、ほんとにせつ菜先輩かすみんのライフを…」
かすみライフ5500→5300
せつ菜「そしてようやくこのカードを使う時がきました!私は魔法カード トリックスター・フュージョンを発動!」
果林「トリックスター・フュージョン!?」
彼方「せつ菜ちゃんあんなカード持ってたんだね〜」
俺「(トリックスター・フュージョン…融合カードか…1人じゃなくて仲間と共に前に進む…。これが今のせつ菜なんだな)」
せつ菜「私はフィールドのトリックスター・スイートデビルとトリックスター・ブルムで融合!聴かせてあげましょう!トリックスターが奏でる音楽を。融合召喚!トリックスターバンド・ギタースイート!」
かすみ「ゆ、融合モンスターなんて聞いてないですよ!せつ菜先輩!」
せつ菜「はい!これはかすみさんとのデュエルのためのとっておきのカードですから!」
かすみ「かすみんのデュエルのためのカード…」
せつ菜「はい!私の大好きな気持ちとかすみさんの大好きな気持ち、お互いそれぞれを尊重しあえば、それはすごい力になるって。多分部長はそれを伝えたかったんだと思います。そして私気づいたんです!かすみさんの可愛いデュエルは他の誰にも真似できないすっごく素晴らしいデュエルなんだって。すみません、私の好みばっかり押し付けて、私の考えばっかりを押し付けて。でもこれからは誰かを大好きを否定しない、誰かの大好きの背中を押してあげられるそんなに人になります!だからまずは私の大好きを受け取ってください!かすみさん!」
かすみ「せつ菜先輩の大好きなんてかすみん受け止められる気が…先輩なんとかしてください!」
俺「いや、それができるのはかすみだけだ。頑張れ!」
かすみ「そ、そんな〜」
せつ菜「えへへ、ホーリーエンジェルの効果とギタースイートの効果で400ダメージです!」
かすみ「ひぃ〜」
かすみライフ5300→4900
せつ菜「そしてホーリーエンジェルはトリックスターモンスターの効果ダメージで相手が受けたダメージ分攻撃力がアップします!かすみさんがこのターン受けた効果ダメージは1400です!さらにギタースイートも自身の効果で攻撃力が400アップします!」
かすみ「で、ですがアロマージーカナンガの効果でせつ菜先輩のモンスターの攻撃力は500ダウンです!」
せつ菜「バトルです!トリックスターバンド・ギタースイートでアロマージーカナンガを攻撃!アンビシャスコード!!」
かすみ「くぅ〜」
かすみライフ4900→4200
せつ菜「続けてホーリーエンジェルでアロマージージャスミンを攻撃です!」
かすみ「ひぃ〜か弱いジャスミンを狙わないで〜」
せつ菜「いいえ!全力で勝ちに行かせてもらいます!それが私のデュエルです!」
かすみ「ひぃ〜」
かすみライフ4200→900
かすみ「で、でもこれでせつ菜先輩の攻撃できるモンスターはいなくなりました、次のターンでかすみんの超絶デスティニードローで一気に逆転ですよ」
せつ菜「それはどうでしょう?」
かすみ「え?」
せつ菜「メインフェイズ2、私はトリックスター・ライブステージの最後の効果を発動します!相手フィールドに魔法・罠カードがある時、トリックスタートークンを特殊召喚します!そして私の切り札を呼ぶのはこれからです!」
かすみ「切り札ってまさか!?」
せつ菜「アローヘッド確認!召喚条件はトリックスターモンスター2体以上!私はリンク2のトリックスター・ホーリーエンジェルとトリックスターバンド・ギタースイート、トリックスタートークンをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!リンク4!トリックスター・ベラマドンナ!!」
かすみ「や、やっぱりぃ〜」
せつ菜「ベラマドンナの効果!墓地のトリックスターモンスターの種類×200相手にダメージを与えます!私の墓地のトリックスターは6種類!よって1200のダメージです!かすみさん!私の大好きを受け取ってください!!」
かすみ「そ、そんな〜」
かすみライフ900→0
かすみ「あ〜あんなにライフ差があったのにまさか負けるなんて…でも次は負けませんよ!せつ菜先輩!」
せつ菜「はい!かすみさんとのデュエル最高に楽しかったです!私はいつでも受けてたちます!」
果林「2人ともいいデュエルだったわ」
エマ「うんどっちも輝いてたよー」
かすみ「ま、まぁかすみんはいつもきらきら輝いてますからね」
俺「せつ菜、かすみお疲れ様」
かすみ「あー、先輩、せつ菜先輩が対戦相手なら先に言っててくださいよー、せつ菜先輩だけ対戦相手知ってて不利じゃないですか〜」
俺「あぁ、ごめん、ごめん、けどそれでもライフ300までかすみは削ったんだ。それってすごいことだと思うよ」
かすみ「え?そ、そうですよね〜もーさすが先輩わかってますね〜」
愛「相変わらずチョロいな〜かすかすは」
かすみ「かすみんです!あと全然ちょろくないです!」
歩夢「せつ菜ちゃん、元気になった?」
せつ菜「はい!私の悩みも解消されたました。これからは私は誰かの大好きを大切にしたいと思います。みんなバラバラで当たり前なんです。それを認めて誰かの大好きの味方になれるそんな人になりたいんです!」
俺「そうか…。せつ菜ならきっとなれるよ」
せつ菜「ありがとうございます!」
愛「さっ、デュエルも終わったし片付けしないとねー」
かすみ「えー、このままでずっとスポットライトをかすみんに当ててくれててもいいんですよー」
璃奈「そう?じゃあ」
かすみ「ちょ、ちょっとりな子それは眩しすぎだって」
歩夢「あはは」
果林「さ、やるわよ片付け」
俺「そうだな」
せつ菜「あ、あの部長…」
俺「ん?」
せつ菜「本当にありがとうございました」
俺「あぁ、気にするなって。部員の悩みを解決するのも部長の役目だから」
せつ菜「それでも本当にありがとうございます。それと…」
俺「それと?」
せつ菜「見ていてください!今の私を。誰かの大好きを応援してあげられるそんな私になってみせます!」
俺「あぁ、もちろんだ」
せつ菜「ありがとうございます!」
俺「それじゃあ片付け行こうか」
せつ菜「はい!」
こうして私の悩みは解決した。
バラバラなのを認める強さ
そして誰かの大好きを応援してあげられる優しさ
私は必ず掴み取って見せます!
〜fin〜