第2章 最終話
ある日の夜…
千歌「なんかいろいろ手伝ってもらっちゃったね」
俺「こっちこそ、急に押しかけたのに千十万にまで泊めてもらってありがとうな」
千歌「ううん、私が好きで泊めたんだもん、気にしないで」
俺「本当、沼津に来てよかった。Aqoursに会えて本当勉強になった。」
曜「でも…明日には帰っちゃうんだよね…ずっといてくれればいいのに…」
俺「え?」
曜「なーんてね、君にも帰るところがあるんだもんね」
俺「あぁ、そうだな。」
千歌「でもちょっと寂しいな…」
俺「うん、俺も…。でもまた会えないわけじゃないからさ。」
千歌「うん、それはわかってるんだけど…それでもやっぱり寂しい」
曜「本当に短い間だったけど、Aqoursにとって君の存在はすごい大きくなってたんでね。だからこそ、虹ヶ咲のみんなにとってはもっともっと大きい存在なんだろうけど」
俺「だと嬉しいけどな」
千歌「うん、きっとそうだよ!あなたが部長なんて本当羨ましい…」
曜「うん…そうだね」
俺「…。そうだ、千歌デュエルしない?」
千歌「え?デュエル?」
俺「そう、まだデュエルしたことなかっただろ?」
千歌「うん…そうだけど」
俺「なら決まりだな、ちょうど目の前は砂浜だし早速行こう」
千歌「え、ちょ、ちょっと…」
〜砂浜にて〜
千歌「本当にデュエルするの?」
俺「あぁ、時間は取らせないからさ」
千歌「わかった、でも手加減はなしだからね」
俺「あぁ、当然だ!行くぞ」
俺&千歌「デュエル!!」
互いのライフは4000
先攻は俺
俺「俺のターン、手札のレイテンシを墓地に送りビットルーパーを特殊召喚、そしてROMクラウディアを通常召喚、ROMクラウディアの効果、墓地のレイテンシを手札に戻す、そしてレイテンシを自身の効果で特殊召喚!レイテンシでリンク召喚、リンク1リンクリボー!レイテンシの効果で1枚ドローし、そして、現れろ!未来を導くサーキット!」
曜「早速きたね」
俺「アローヘッド確認!召喚条件は効果モンスター2体以上!俺はビットルーパー、リンクリボー、ROMクラウディアをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!リンク3、デコード・トーカー!」
千歌「やっぱり来たか、あなたのエースモンスター、デコード・トーカー…」
俺「カードを1枚伏せてターンエンドだ。」
曜「さぁ、どうする?千歌ちゃん」
千歌「どうもこうも全力でやるだけだよ、私のターン、ドロー!私は竜魔導の守護者を召喚、手札を1枚墓地に送りデッキからネオス・フュージョンを手札に加える。そしては私は魔法カード ネオス・フュージョンを発動!デッキからE・HEROネオスと究極宝玉神レインボー・ドラゴンを融合!融合召喚!きてレインボー・ネオス!」
俺「レインボー・ネオスだと!?」
曜「これが千歌ちゃんの切り札だよ」
千歌「レインボー・ネオスの効果、竜魔導の守護者を墓地に送り効果発動、相手フィールドのモンスターを全てデッキに戻す!」
俺「くっ、とんでもない効果だな」
千歌「バトル!レインボー・ネオスでダイレクトアタック!レインボーフレアストリーム!」
曜「この攻撃が通れば千歌ちゃんの勝ち…」
俺「それはどうかな、罠発動!リミットコード!パワーコード・トーカーを特殊召喚!」
千歌「でもバトルは続行!レインボー・ネオスでパワーコード・トーカーを攻撃」
俺「ぐっ」
ライフが4000から1800に減る。
千歌「私はこれでターンエンドだよ。」
俺「油断したら一瞬でやられる…。」
千歌「でも君のデュエルはまだこんなもんじゃないでしょ?」
俺「あぁ、もちろんだ。見せてやる、俺のデュエルを俺のターン!ドロー!」
俺「俺はサイバース・ガジェットを通常召喚!そして墓地のレイテンシを特殊召喚!続けて2体でリンク召喚!フレイム・アドミニスター!さらにサイバース・ガジェットの効果、ガジェットトークンを特殊召喚する!ガジェットトークンでリンク召喚!リンク・ディサイプル!そしてこれが俺の新たなエースだ!現れろ!未来を導くサーキット!」
俺「召喚条件は効果モンスター2体以上!俺はリンク2のフレイム・アドミニスターとリンク1のリンク,ディサイプルでリンク召喚!」
曜「これはリンク3モンスター!?」
俺「現れろ!リンク3!デコード・トーカー・エクステンド!!」
千歌「新しい…デコード・トーカー…」
俺「さらに魔法カード 貪欲な壺!墓地のモンスター5体をデッキに戻し2枚ドロー!そしてバックアップ・セクレタリーをエクステンドのリンク先に特殊召喚!」
俺「果林、せつ菜二人のカード使わせてもらうぞ、俺はレインボー・ネオスをリリースしガメシエルを千歌のフィールドのエクステンドのリンク先になるように特殊召喚!」
千歌「リリースだとネオス・フュージョンの破壊を防ぐ効果は使えない…」
俺「さらに魔法カード デコード・エンドを発動!これによりエクステンドは自身の効果と合わせて攻撃力を2000アップさせる!」
曜「攻撃力4300!?」
俺「バトルだ!エクステンドでガメシエルを攻撃!」
千歌「きゃあ」
千歌ライフ4000→1900
俺「デコード・トーカー・エクステンドの更なる効果、バトルフェイズ中にリンク先のモンスターが場を離れた時、このカードはもう一度、攻撃できる!」
曜「千歌ちゃん!」
俺「とどめだ!デコード・トーカー・エクステンド!デコード・エンド!!」
千歌ライフ1900→0
千歌「いや〜負けちゃった〜やっぱり強いね〜」
俺「あぁ、でも楽しいデュエルだったぜ」
千歌「うん!私も楽しかったよ!あなたの連続リンク召喚すごかった。」
〜翌朝〜
俺「わるいな、駅まで見送ってもらって」
千歌「ううん、こっちこそいろいろお祭りのお手伝いとかいろいろありがとう!」
鞠莉「今度はホテルオハラに泊まりに来てね」
梨子「いつでも遊びにきてね」
曜「また来てくれたら、またヨキソバ御馳走してあげるね!」
俺「本当!?曜のヨキソバすごい美味いんだよな!また絶対来るよ!」
曜「ふふありがと!」
善子「ちょっとズラ丸」
花丸「何ずら?」
善子「あの二人いつからあんなに仲良くなったのよ」
花丸「あれ?もしかして善子ちゃん嫉妬してるずら?」
善子「し、してないわよ!ていうかヨハネ!」
ダイヤ「向こうに戻っても身体に気をつけるのですよ」
果南「ダイヤお母さんみたい、でも元気でね!」
ルビィ「うゆ!」
俺「あぁ、きっとまた会えると思う」
果南「でも今度はライバルかもね」
俺「その時はお互い全力で戦おう!」
千歌「うん!」
俺「それじゃあ、みんな、本当にありがとう!また会おう!」
Aqours「ありがとう!」
俺は電車に乗った。
Aqoursにあえてよかった。
沼津にきてよかった。
本当いろんなことを学んだ…スクールアイドルのこと、彼女たちの輝きのことを…。
これら全部俺の大切な宝物だ…帰ったらみんなにいろいろ伝えたい…でも…帰るのはちょっと名残惜しくないと嘘になるかな。
それくらいAqoursは俺にとって大きな存在になったんだ…。
一方…
かすみ「歩夢先輩!」
歩夢「ど、どうしたの?かすみちゃん」
かすみ「先輩は今日帰ってくるんですよね!?」
歩夢「うん、そうだけど…」
かすみ「だったら東京駅まで迎えにいきましょう!」
歩夢「え…?」
愛「あ、それ名案ー!」
璃奈「璃奈ちゃんボード 賛成!」
果林「確かにサプライズにはちょうどいいかもね」
せつ菜「サプライズ…ワクワクしますね!」
しずく「部長…Aqoursと会ってすごい変わってないですかね」
彼方「それは大丈夫だと思うよ〜」
エマ「うん、きっと変わらない優しい部長だと思うよ」
かすみ「そうと決まれば台本づくりです!はぁ〜どんなサプライズにしようかな〜」
果林「かすみちゃん、えらく気合入ってるわね…」
彼方「やらせてあげよう〜」
果林「まぁそうね、かすみちゃん相当楽しみにしてたもんね」
〜東京駅〜
俺「ふぅ、帰ってきたか…。あぁー疲れたー帰ったら爆睡だな」
かすみ「ちょ、ちょっと愛先輩押さないでくださいよ…」
愛「ごめん、ごめん、でもここ狭くて…」
俺「…何してるの?」
かすみ「え?」
愛「あれ?見つかっちゃった?」
彼方「あぁ〜見つかっちゃったね〜」
かすみ「ち、違うんです!かすみんはすごいサプライズを用意してたんですけど…えっとえっと」
俺「ただいま」
かすみ「え?」
俺「ただいま」
かすみ「お、お帰りなさい」
俺「みんなありがとう迎えに来てくれたんだな。」
歩夢「うん、みんな早くあなたに会いたくて…」
俺「そっか俺もみんなに会いたかったよ」
かすみ「先輩…。」
俺「はいこれ、お土産!」
かすみ「え?」
俺「いや、9人分のお土産重いんだよな、早く渡せてよかったよ」
果林「あなたって人は…」
俺「俺なんか悪いこと言った?」
愛「もー、部長はもうちょっとロマンチックというかそういうのないの?」
俺「あー、そうだなー、よくわかんないかも…」
しずく「でもそれが先輩らしいですね」
エマ「うん、全然変わってない」
彼方「もうちょっと成長しててもいいのにね〜」
璃奈「璃奈ちゃんボードがっくし〜」
俺「な、帰ってきてそうそうひどいな、ならみんなお土産いらないんだな」
かすみ「いります!いります!是非ください!」
せつ菜「そういえば部長、Aqoursに会ったんですか?」
俺「うん、あったよ」
かすみ「本当ですか?写真は?」
俺「もちろん、いっぱい撮ったよ」
せつ菜「はっ!ぜ、是非見せてください!なんならラインで送ってください!」
俺「う、うん…」
果林「やっぱりなんだかんだいってこの同好会の中心は彼ね。」
彼方「そうだね〜彼方ちゃん、ますます好きになっちゃうな〜」
果林「ちょ、彼方!?」
彼方「果林ちゃんだってこの前のお泊りの時に気になるって言ってたじゃん〜」
エマ「え?そうなの?果林ちゃん?」
果林「え、あいや、別にそういった意図で言ったわけでなはなくて…」
エマ「いいよね、部長、私も大好き」
果林「エマ…」
彼方「ふふ、ほらね果林ちゃんも素直になっちゃいなよ〜」
果林「わ、わかったわよ、私もその…部長はいいなって思う…これで満足でしょ!」
彼方「果林ちゃんやっぱりかわいい〜」
果林「だからからかわないでってば!」
かすみ「先輩かすみんと会えなくて寂しくなかったですか?」
俺「え?あ、いやまぁ」
かすみ「でも安心してくざい。今度遠征するときはかすみんも同行しますから〜」
愛「あ、ずるーい、愛さんも遠征行きたい!ね、りなりー」
璃奈「璃奈ちゃんボード 同意〜」
俺「わ、わかったから次はみんなで行こう、な。」
かすみ「絶対ですよぉ?先輩!」
俺「う、うん、約束する…」
歩夢「それじゃこの後部室で、部長の話いっぱい聞こっか!」
せつ菜「名案です!歩夢さん!部長Aqoursのお話いっぱい聞かせてください!」
しずく「私も聞きたいです!」
俺「うん、じゃあ戻るか、俺たちの部室に!」
Aqoursとの出会いは俺を大きく成長させてくれた。けどやっぱり俺にとっての帰る場所はここなんだ。ニジガクのみんながいるところが俺の帰る場所なんだ。俺はその時再認識した。
これから辛いこともあるかもしれない。だけどみんなとならきっと乗り越えられる。
〜fin〜