スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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2019年12月14日投稿分のデュエル描写をミス等を直し書き直しました。
初めて読まれる方、再度読まれる方もお楽しみいただければと思います。

2020/2/5


第4章 「日常〜デュエルカーニバルへの道〜」
第1話 REMAKE


第4章 第1話 REMAKE

 

 

 

???「いた!虹ヶ咲の制服に俺と同じタイプのデュエルディスク…間違いない…彼が俺が探してた俺のヒーロー!」

 

 

 

〜ある日〜

 

 

愛「ねぇねぇ、その後仁君の体調はどう?」

 

俺「あぁ、草薙さんによればあのライブの後、前よりだいぶ快復に向かってるらしい」

 

愛「本当!?やったー!それって愛さんたちのライブが仁君の心に届いたってこと!?」

 

俺「あぁ、そうだな。まだ完全に回復したとは言えないみたいだけど、確実に快復の方向へ向かってるらしい」

 

かすみ「当然です!かすみんのライブを見れば元気になること間違いないしです!」

 

愛「かすかすは相変わらずだね〜」

 

かすみ「かすって言わないでください!」

 

しずく「ですが、このまま私たちがライブを続ければ仁君はきっと」

 

璃奈「私もそう思う、璃奈ちゃんボード ワクワク」

 

 

その時、俺に電話がかかってくる

 

 

俺「ん?せつ菜からだ。もしもし?」

 

菜々「す、すいません!今すぐ校門にきていただけますでしょうか!?」

 

俺「え?あぁわかった。すぐ行く」

 

愛「せっつーなんだって?」

 

俺「今すぐ校門にきて欲しいって。俺ちょっと行ってくるからみんなは先に練習してて!」

 

愛「あぁ、ちょっと!」

 

 

〜校門〜

 

菜々「ですから、学校の許可なく他校の生徒を学校には入れられないんです!」

 

???「学校には入れなくても会わせて欲しいんだ、スクールアイドル同好会の部長と!」

 

 

俺「どうした?せつ…じゃなくて生徒会長」

 

菜々「あぁ、すいません練習前に。この方がどうしてもあなたに会いたいと聞かなくて…」

 

俺「俺に…?」

 

???「はぁー、そのデュエルディスク…その顔間違いない!君こそハノイの騎士を倒した僕のヒーロー!」

 

俺「ハノイ…。」

 

???「あぁ、ごめん。自己紹介が遅れたね。でもその前に生徒会長さん、ちょっとだけ外してもらえるかな。」

 

俺「いや、彼女なら大丈夫。続けて」

 

???「いいのかい?なら…僕の名前は穂村尊。君と同じハノイの事件の被害者だ。」 

 

俺「!?」

 

菜々「それって…」 

 

尊「あぁ、まだ信じてもらえないよね。ならこれでどうかな。これ僕のデッキなんだけど見て欲しいんだ。」

 

俺はデッキを受け取る

 

俺「転生炎獣…サイバース族…」

 

尊「それにほら僕のデュエルディスク。君とは色が違うけど同じタイプだろ。」

 

菜々「それじゃ本当に彼は事件の被害者…?」

 

俺「どうして俺に会いにきた?」

 

尊「あぁ、そうだよね。実は僕のところに匿名でメールが来たんだ。そこにはハノイの騎士が壊滅したのと君のことが載っていた。僕はあの事件のショックで10年間ずっと無気力で中途半端な生活を送っていたんだ。そんな時に君のことを知った。最初は半信半疑だったけど、今の自分を変えるには君に会うしかない。そう思ったんだ。だから君に会いにきたんだ。」

 

俺「匿名のメール…まさかな。それで今俺と会って君は変わった?」

 

尊「え?あぁいやまだだけど。きっとこれから変われる!」

 

俺「君が事件の被害者だっていう保証は?」

 

尊「え?」

 

菜々「ちょ、ちょっと」

 

俺「たしかに俺はハノイのリーダーを倒してハノイは滅んだかもしれない。だが、生き残りがいて俺を狙ってくる可能性だってある。本当に君が事件の被害者だったら申し訳ないが、ハノイの手口は巧妙だ、同じ被害者を装って近づいてきても不思議じゃない」

 

尊「たしかに…。僕そこまで頭が回らなかった…。けどここまで来て引き下がれない…。そうだ、だったら僕とデュエルをしてくれないか?」

 

 

俺「デュエルを?」

 

 

尊「そう、それで完全に信じてもらえるとは思わないけど、君のことだ、デュエルをしたら多少なりとも何かわかるんじゃないかなって。それでよければ僕を信じてもらえたりしたらいいなって」

 

 

俺「…わかったそのデュエル受けてたつよ。」

 

 

尊「本当に!よっし、なら早速デュエルだ!」

 

 

俺「生徒会長悪いな、そういうことだからみんなによろしく言っておいてくれ。」

 

 

 

菜々「わかりました、ですが気をつけてくださいね。」

 

 

 

 

〜デュエル場〜

 

尊「デュエルディスクセット!よし、燃えた来たぜ!俺がこの炎で焼き尽くしてやるよ!」

 

 

俺「な、なんだ。デュエルディスクをつけた途端、性格がまるっきり変わったぞ。」

 

尊「いくぞ!」

 

俺「お、おぅ」

 

 

俺&尊「デュエル!!」

 

 

ライフは4000

 

 

尊「先攻はもらった!俺は転生炎獣フォクシーを通常召喚!フォクシーの効果!デッキを3枚めくりその中のサラマングレイトカード1枚を手札に加える!俺が手札に加えるのは転生炎獣の炎陣!そして速攻魔法 転生炎獣の炎陣を発動!デッキから転生炎獣ガゼルを手札に加える!現れろ!未来を変えるサーキット!」

 

 

俺「リンク召喚だと!?」

 

 

尊「召喚条件はレベル4以下のサイバース!俺はフォクシーをリンクマーカーにセット!リンク召喚!現れろ、転生炎獣 ベイルリンクス!ベイルリンクスの効果!デッキからフィールド魔法 転生炎獣の聖域を手札に加える。さらにフィールドのサラマングレイトが墓地に行ったことにより俺は手札から転生炎獣ガゼルを特殊召喚!ガゼルの効果!デッキからサラマングレイト・ロアーを墓地に送る!さらに手札の転生炎獣スピニーの効果!このカードを墓地に送りガゼルの攻撃力を500アップする!さらにスピニーの効果、自分のフィールドに転生炎獣モンスターがいる時、自身を墓地から特殊召喚できる!」

 

 

俺「なんて展開力だ」

 

 

尊「まだ行くぜ!俺はレベル3のガゼルとスピニーでオーバーレイ!」

 

 

俺「今度はエクシーズだと!?」

 

 

尊「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!幻想を断ち切る灼熱の荒馬!ランク3!転生炎獣ミラージュスタリオ!」

 

 

俺「リンクだけじゃなく、エクシーズまで。こいつ本当に…」

 

 

尊「ミラージュスタリオの効果!オーバーレイユニットを1つ使いデッキから転生炎獣ファルコを特殊召喚する!さらにベイルリンクスとファルコでリンク召喚!リンク2、転生炎獣 サンライトウルフ!この瞬間、ファルコの効果、墓地のサラマングレイト・ロアーを場にセットする!」

 

 

俺「ガゼルでロアーを墓地に送ったのはこのためだったのか。」

 

 

尊「まだだ!俺はフィールド魔法!転生炎獣の聖域を発動!さらに墓地のフォクシーの効果!手札からサラマングレイト・レイジを墓地に送り自身をサンライトウルフのリンク先に特殊召喚!さらにサンライトウルフの効果、ガゼルを手札に加える!続けて転生炎獣の聖域の効果!同名の転生炎獣モンスターを素材にリンク召喚できる!」

 

 

俺「同名モンスターでリンク召喚だと!?」

 

 

尊「これが俺の力!転生リンク召喚!生まれ変われ転生炎獣サンライトウルフ!」

 

 

俺「転生リンク召喚…」

 

 

尊「転生リンク召喚されたサランライトウルフの効果!墓地からサラマングレイト・レイジを手札に加える!そして俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ!」

 

 

俺「(少ない枚数からリソースの回復に伏せカード2枚はおそらくサラマングレイト・ロアーとレイジ…こいつなかなかやるな)俺のターン、ドロー。魔法カード ライトニング・ストームを発動、相手の場の魔法・罠カードを全て破壊する!」

 

 

尊「何!?だが、それはさせないぜ!カウンター罠発動!サラマングレイト・ロアー!転生炎獣リンクモンスターがいる時、相手の発動した時、その発動を無効にする!」

 

 

俺「やっぱり伏せカードの1枚はロアーだったか。だが、俺は手札のマイクロ・コーダーをコストに魔法カード サイバネット・マイニングを発動!デッキからサイバース・ガジェットを手札に加える!そしてサイバース・ガジェットを通常召喚、効果で墓地からマイクロ・コーダーを特殊召喚する。」

 

 

尊「この布陣、リンク召喚か。だがそうはさせない!罠発動!サラマングレイト・レイジ!」

 

 

俺「やっぱりな」

 

 

尊「このカードは転生リンク召喚した転生炎獣リンクモンスターが場にいる時、そのモンスターのリンクマーカーの数まで相手の場のカードを破壊する!俺はサランライトウルフのリンクマーカー2つ分、君のサイバース・ガジェットとマイクロ・コーダーを破壊する!」

 

俺「だが、この瞬間サイバース・ガジェットの効果!ガジェットトークンを特殊召喚する!さらに手札からバックアップ・セクレタリーを特殊召喚、現れろ!未来を導くサーキット!」 

 

 

尊「くるか、リンク召喚…」

 

 

俺「召喚条件はサイバース2体!俺はガジェットトークンとバックアップ・セクレタリーをリンクマーカーにセット!リンク召喚、リンク2、スプラッシュ・メイジ!スプラッシュメイジの効果、墓地からマイクロ・コーダーを特殊召喚する、そしてスプラッシュ・メイジとマイクロ・コーダーでリンク召喚!現れろ、リンク3!トランスコード・トーカー!」

 

 

尊「モンスターを2体破壊してもリンク3を出してくるのかよ…」

 

 

俺「墓地のマイクロ・コーダーの効果、コード・トーカーモンスターのリンク素材になった時、デッキからサイバネット・コーデックを手札に加える。そして発動!トランスコードの効果、墓地からスプラッシュ・メイジを特殊召喚!さらに手札のコード・エクスポーターとスプラッシュメイジでリンク召喚!リンク3、エクスコード・トーカー!コード・エクスポーターの効果で墓地のサイバース・ガジェットを手札に加える。そしてエクスコードの効果でお前のメインモンスターゾーン2つを封じる!」

 

尊「くっ、なんて効果だ」

 

 

俺「まだだ!サイバネット・コーデックの効果!風属性のエクスコード・トーカーがリンク召喚に成功したことによりデッキからパラレル・エクシードを手札に加える!バトルだ!トランスコードでミラージュスタリオを攻撃!トランスコード・フィニッシュ!」

 

 

尊「墓地のベイルリンクスの効果、このカードを除外し破壊を防ぐ!」

 

 

俺「だが、ダメージは受けてもらう!」

 

 

尊「くっ」

 

 

尊ライフ4000→2700

 

 

俺「続けてエクスコードでミラージュスタリオを攻撃!エクスコード・クローズ!」

 

 

尊ライフ2700→1900

 

 

尊「だが場の転生炎獣が墓地に行ったこの瞬間、ガゼルを特殊召喚!ガゼルの効果、転生炎獣 J・ジャガーを墓地に送る!」

 

 

俺「俺はカードを1枚伏せてターンエンド」

 

 

 

尊「俺のターン、ドロー。きたぜ!」

 

俺「何?」

 

尊「俺はフィールド魔法 チキンレースを発動」

 

俺「ライフを1000支払ってドローするカード…」

 

尊「俺はこのドローに全てをかけるぜ!俺はライフを1000支払う!」

 

尊ライフ1900→900

 

 

尊「いくぞ!バーニングドロー!」

 

俺「バーニングドロー…」

 

 

尊「あぁ、ライフが1000以下になるようにドローすると俺は最高に熱いカードが引けるってジンクスがあるんだ、それが俺のバーニング・ドローだ!そして引いたカードは…」

 

 

 

 

尊「最高に熱いカードだぜ!俺はガゼルでリンク召喚!リンク1、ベイルリンクス!そしてその効果で聖域を手札に加える!さらに墓地のジャックジャガーの効果!ファルコをデッキに戻しサランライトウルフのリンク先に特殊召喚!サンライトウルフの効果、このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された時、墓地の転生炎獣1体を手札に加えることができる。俺はガゼルを手札に加える!そして、現れろ未来を変えるサーキット!」

 

 

俺「ここでリンク召喚だと!?」

 

 

尊「アローヘッド確認!召喚条件は炎属性効果モンスター2体以上!俺はリンク2のサンライトウルフとベイルリンクスをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!リンク3、転生炎獣ヒートライオ!」

 

 

俺「リンク3…これがやつのエースモンスターか」

 

尊「ヒートライオの効果、このカードがリンク召喚に成功した時、相手の魔法・罠ゾーンのカード1枚をデッキに戻す!俺は君のサイバネット・コーデックをデッキに戻す!ディザウディング・ロアー!」

 

 

俺「くっ」

 

 

尊「そしてこの瞬間、ガゼルを特殊召喚!ガゼルの効果!スピニーを墓地に送る!さらにスピニーを自身の効果で特殊召喚する!そしてガゼルとスピニーでリンク召喚!リンク2、転生炎獣サンライトウルフ!そしてフィールド魔法 転生炎獣の聖域を発動!」

 

俺「まさか!?また転生リンクを!」

 

尊「そのまさかさ!俺はヒートライオをリンクマーカーにセット!逆巻く炎よ、浄化の力でヒートライオに真の力を呼び覚ませ! 転生リンク召喚! 甦れ、炎の平原を駆け抜ける百獣の王。転生炎獣ヒートライオ!」

 

尊「ヒートライオの効果!今度はセットカードをデッキに戻す!ディザウディングロアー!」

 

 

俺「くっ」

 

 

尊「そしてヒートライオが転生リンク召喚されたことに墓地のサラマングレイトロアーを場にセットできる!」

 

 

俺「あの厄介な罠をまたセットすんのかよ!(あれ…なんだこの感情…俺このデュエルを楽しんでいるのか…)」

 

 

尊「まだだ!俺は儀式魔法 転生炎獣の降臨を発動!このカードは場に転生炎獣リンクモンスターがいることにより墓地のモンスターも儀式の素材にすることができる!俺はガゼル、スピニー、ジャックジャガーをリリースし、儀式召喚! 降臨せよ、レベル8、炎を纏いし翠玉の翼! 転生炎獣エメラルド・イーグル!」

 

 

俺「今度は儀式召喚だと!?ここまでサイバースを使いこなすなんて…やっぱりこいつは本当に事件の被害者…」

 

 

尊「いけ!エメラルドイーグル!エクスコードを攻撃!」

 

俺「攻撃力の同じエメラルドイーグルで攻撃、何かあるな」

 

尊「その通りだ!エメラルドイーグルの効果!サンライトウルフをリリースしエクスコードを破壊し、エクスコードの攻撃力分のダメージを与える!」

 

俺「なんだと!?」

 

 

俺ライフが4000から1700に減る。

 

 

尊「続けてヒートライオでトランスコード・トーカーを攻撃!ヒートソウル!」

 

 

俺「トランスコード!」

 

 

尊「墓地のベイルリンクスの効果、このカードを除外してヒートライオの破壊を防ぐ!」

 

俺「くっ」

 

尊「俺はこれでターンエンド」

 

 

 

 

俺「お前…」

 

尊「ん?」

 

俺「なかなかやるな」

 

尊「え?」

 

俺「正直、こんなにやるとは思ってなかった。だけど、なんだろうな。俺、このデュエルを楽しんでる…こんなに熱いデュエルは久しぶりだぜ。」

 

尊「それは俺もだよ、どんな手を打っても君は俺の一歩先を行ってくる。さすがっていうべきか、すごくワクワクしてる。」

 

俺「あぁ、今君が本当に被害者なのか、ハノイなのかは関係ない…俺はただ今このデュエルを全力で楽しむ!」

 

尊「あぁ!こい!君の全力を見せてくれ!」

 

 

俺「わかった、見せてやる!俺の全力を!俺のターン!ドロー!俺はサイバース・ガジェットを召喚!効果発動!」

 

尊「連続リンク召喚は悪いがさせないぜ!カウンター罠!サラマングレイト・ロアー!サイバース・ガジェットの効果の発動を無効に破壊する!」

 

俺「だが墓地のサイバース・ガジェットの効果、ガジェットトークンを特殊召喚する!ガジェットトークンでリンク召喚!リンク1、リンク・ディサイプル!そして俺がリンク召喚に成功にしたことにより、手札のパラレル・エクシードを特殊召喚する!そしてパラレル・エクシードの効果、もう一体のパラレル・エクシードを特殊召喚する!そして現れろ!未来を導くサーキット!」

 

尊「サラマングレイト・ロアーで展開を止めたのにここでくるか、彼のエースモンスターが!」

 

 

俺「アローヘッド確認!召喚条件は効果モンスター2体以上!俺はリンクディ・サイプルとパラレル・エクシード2体をリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!現れろ、リンク3!デコード・トーカー!」

 

 

尊「デコード・トーカー、これが彼のエース…」

 

 

俺「デコード・トーカーの効果、リンク先のモンスター1体につき攻撃力500アップ、俺のリンク先にはそう、ヒートライオがいる!」

 

尊「俺のヒートライオを利用しただと!?」

 

 

俺「まだだ!魔法カード デコード・エンドを発動!これによりデコード・トーカーの攻撃力をさらに500アップ!」

 

尊「攻撃力、3300!?」

 

 

俺「バトルだ!デコード・トーカーでヒートライオを攻撃!デコード・エンド!!」

 

 

尊「さすがは俺の…ヒーローだぜ…」

 

 

尊ライフ900→0

 

 

 

 

to be continued…


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