スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第3話

 

 

 

 

俺「見つかったぞ、草薙さん」

 

 

草薙「本当か」

 

 

俺「あぁ、運営のシステムの内部を調べてみたんだが、やはり犯行予告は出したのはハノイの騎士で間違いない。」

 

 

草薙「リボルバーは俺たちへの復讐でもしたいのか」

 

俺「いや、犯人がリボルバーとは限らない。ハノイの騎士を名乗る別の誰かの可能性もある。俺がそう信じたいだけなのかもしれないけど」

 

草薙「これからどうする?」

 

俺「リボルバーのところに行く」

 

草薙「正気か。これは罠かもしれないぞ」

 

俺「前もそうだった。けど結果的にそれが功を奏した。だから今回もあいつに直接聞くのが1番だと思う」

 

草薙「なら俺も行く」

 

 

俺「あぁ頼む」

 

 

 

その時、カフェナギのキャンピングカーのドアが開く

 

 

尊「なら僕たちも行くよ」

 

 

俺「尊に歩夢…」

 

 

歩夢「言ったでしょ、私も戦うって」

 

 

俺「わかった。でもみんな自分の命を第一に考えてくれ」

 

尊「それは君も でしょ?ね?歩夢ちゃん」

 

歩夢「うん。あなたこそ無茶はしないでね」

 

俺「あぁ、わかった。行こう」

 

 

 

 

〜リボルバー屋敷前〜

 

 

尊「ここがリボルバーがいる屋敷…この中にリボルバーが…」

 

俺「おそらく」

 

草薙「行くんだな」

 

 

俺「あぁ」

 

 

そういうと、あの時と同じ重たい扉が開く。

 

 

俺「やっぱり開いた。行こうリボルバーはこの中にいる」

 

歩夢「うん…」

 

 

 

俺たちは屋敷の中に入った。

 

 

前と同じく屋敷の奥に進む。

 

 

そこには1人の男が立っていた。

 

見覚えのある姿。

 

リボルバーこと鴻上了見が立っていた。

 

 

俺「リボルバー…」

 

 

リボルバー「…私に何か用か?」

 

俺「リボルバー、数日前、俺たち3人にハノイの騎士から危害を加える犯行予告が届いた。それを出したのはお前か?」

 

 

リボルバー「なんのことだ。」

 

俺「本当に知らないのか。お前じゃなくてもハノイの生き残りとか、それこそ同じ事件の被害者のスペクターがハノイの騎士を潰したことを恨んで俺たちに犯行予告を出したとか」

 

 

リボルバー「ふん、貴様はいつからハノイの騎士がなくなったと思っていた」

 

俺「何?」

 

 

リボルバー「ハノイの騎士は私が貴様に倒されたくらいで滅びるような組織ではない。我々には使命がある。それを果たすまで決してなくなることはない」

 

 

俺「使命って…鴻上博士の意思を継ぐことか?」

 

 

リボルバー「さあな。」

 

 

草薙「やっぱりハノイは滅んでいなかったのか」

 

俺「了見、俺はお前をあの時信じた。お前ならきっともう二度と俺たちのような被害者がでないようにしてくれると。あの時、俺たちを助けてくれたお前ならきっとそうしてくれると」

 

 

リボルバー「ならあの時、私も言ったはずだ。そうなる保証はないと」

 

 

俺「そんな…」

 

 

リボルバー「だが1つ教えてやろう。たしかにハノイ騎士は滅んでいない。だが、犯行予告を出したのは私でもスペクターでもない」

 

 

俺「なら誰が!?」

 

 

リボルバー「さあな、私とスペクターではない誰かだろうな。」

 

 

俺「知ってるんだろ?リボルバー。教えてくれ、俺はそいつらを見つけたい」

 

 

リボルバー「見つけてどうするつもりだ。警察に突き出すのか」

 

 

俺「それはまだ決めてない。けどそいつらを見つけなければ俺たちは最後のデュエルカーニバルに出ることができない。デュエルカーニバルは俺たち夢への一歩。だからこそ必ず開催して出場したいんだ。」

 

 

リボルバー「ふん、そんな戯言に付き合ってる暇はないな。」

 

俺「リボルバー!」

 

 

尊「どうやら話してても無駄なようだな」

 

俺「尊?」

 

 

尊「お前がリボルバー、ハノイの騎士のリーダー…お前のせいで両親は…」

 

 

リボルバー「穂村尊か。炎のサイバースを使う被験体004。」

 

 

俺「尊の両親は…」

 

 

尊「俺の両親はこいつらのせいで亡くなったんだ!」

 

リボルバー「!?」

 

 

俺「なんだと…」

 

歩夢「そんな…」

 

草薙「尊の両親がハノイのせいで…」

 

 

 

尊「俺の両親は俺が誘拐された後、俺を探しているときに事故になって亡くなった…。お前らハノイが俺を拐わなければ両親が亡くなるなんてことはなかったんだ!」

 

 

リボルバー「…」

 

 

尊「みんなには悪いが、これ以上は我慢できない!一度のみならず二度も俺の人生をめちゃくちゃにしようとしやがって。お前をぶっ倒して今度こそハノイを潰す!」

 

 

リボルバー「デュエルか…」

 

 

尊「そうだ!当然受けてもらうぞ」

 

 

リボルバー「いいだろう」

 

 

俺「尊…」

 

 

尊「止めないでくれ。君とリボルバーに決着がついていても俺とあいつの決着はまだ何もついていないんだ!」

 

俺「わかった…」

 

 

尊「いくぞ!リボルバー!」

 

リボルバー「あぁ、こい。」

 

 

 

尊&リボルバー「デュエル!!」

 

ライフは4000

 

リボルバー「私のターン…私はこれでターンエンド…」

 

 

草薙「どういうことだ、リボルバーのやつ。何もしないだと。何か考えがあるのか」

 

 

俺「リボルバー…」

 

 

 

尊「舐めやがって、だが遠慮なくいかせてもらう!俺のターン、ドロー!俺は転生炎獣フォクシーを召喚。その効果で山札を3枚めくり、その中の転生炎獣ガゼルを手札に加える!そしてフォクシーでリンク召喚!リンク1、転生炎獣ベイルリンクス!ベイルリンクスの効果でデッキからフィールド魔法 転生炎獣の聖域を手札に加える。」

 

歩夢「ここまでは尊君のいつも流れだけど」

 

 

尊「場の転生炎獣が墓地に行ったことにより手札から転生炎獣ガゼルを特殊召喚!さらにガゼルの効果!デッキから転生炎獣スピニーを墓地に送る!そして墓地のスピニーの効果!自分の場に転生炎獣モンスターがいる時、墓地から特殊召喚できる!こい、スピニー!そして俺はレベル3のガゼルとスピニーでオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れろランク3、転生炎獣ミラージュスタリオ!」

 

 

俺「ここまでリボルバーは何もしてこない。まさか本当に…」

 

尊「ミラージュスタリオの効果!オーバーレイユニットを1つ取り除き、デッキから転生炎獣Jジャガーを特殊召喚!そしてベイルリンクスとJジャガーの2体でリンク召喚!リンク2、転生炎獣サンライトウルフ!そして墓地のJジャガーの効果、墓地のスピニーをデッキに戻してJジャガー自身をサンライトウルフのリンク先に特殊召喚する!こい、Jジャガー。そしてサンライトウルフの効果!リンク先にモンスターが特殊召喚された時、墓地の転生炎獣ガゼルを手札に加える。」

 

 

草薙「さすが尊、動きに無駄がない」

 

 

尊「現れろ!未来を変えるサーキット!召喚条件は炎属性効果モンスター2体以上!俺はリンク2のサンライトウルフとJジャガーをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク3、転生炎獣ヒートライオ!」

 

 

草薙「よし、尊のエースモンスターが来たぞ。」

 

 

尊「バトルだ!ヒートライオでダイレクトアタック!ヒートソウル!」

 

 

リボルバー「くっ」

 

 

リボルバーライフ4000→1700

 

 

俺「これでミラージュスタリオのダイレクトアタックが通れば尊の勝ち…だけど本当にそれで…」

 

尊「こいつ…」

 

 

リボルバー「さぁどうした?私を倒してハノイを潰すんじゃないのか?」

 

 

尊「あぁ、そのつもりだ。だけどこんなのって」

 

 

リボルバー「何を迷っている」

 

 

俺「尊…」

 

尊「くっ、バトルだ!ミラージュスタリオで…ミラージュスタリオで…くそ!」

 

 

その時、尊はデュエルディスクからデッキを抜いた。

 

 

尊「できるわけないだろ!こんなので勝ったってめちゃくちゃカッコ悪いじゃねーか。」

 

 

デュエルは中断となった。

 

 

俺「尊…大丈夫か」

 

尊「あぁ、頭ではわかってるんだ、今こいつをぶっ倒したって何も変わらないって…でもなんかむしゃくしゃしてどうしたらいいかわからなくて。」

 

 

俺「わかるよその気持ちは。痛いほどわかる。尊は今自分自身と戦ってるんだ」

 

 

尊「俺が自分と」

 

俺「あぁ、頭ではわかってるけど心ではハノイの騎士を恨んでる。でもどうしたらいいかわからない。理屈で自分の心を押し殺そうとしてるんだ」

 

 

尊「なら俺はどうすればいい?」

 

 

俺「その答えは尊が出すしかない。でも俺はハノイの騎士をやったことを許してないしこれから先許すつもりもない。ただそれで復讐することは違うと思ったんだ。俺にできることはもう二度と俺と同じような思いをする人を出さないようにすることだって。だから尊の答えは尊が決めるしかない…」

 

 

尊「俺自身の答え…」

 

 

俺「それに尊、たしかにリボルバーはハノイのリーダーだ。だけどそれと同時に俺たちをあの実験から解放してくれた。」

 

 

尊「あぁ、それは君から聞いた。だけど…」

 

 

俺「それにリボルバーは俺たちを引き合わせた。そうだよなリボルバー」

 

リボルバー「…」

 

尊「どういうことだ?」

 

 

俺「尊に届いた匿名のメール、あれはリボルバーが書いたんだろう。でなきゃ俺たちや事件のことをあんなに詳しく知ってるはずがない。」

 

 

尊「どうしてそんなことを…」

 

 

俺「…。リボルバー、今のデュエルを見てわかった。俺はお前を信じる。そしてお前じゃない別のハノイ騎士を見つけ出しそいつらと戦う」

 

 

リボルバー「ふん」

 

俺「何も言い返さないってことはやっぱりそうなんだな。そしてそいつらをお前は知っている。」

 

 

リボルバー「…。」

 

 

俺「俺たちは必ずそいつらを見つけて野望を止める。もしそこにお前が立ちはだかるなら俺は何度だって戦ってやる。」

 

 

リボルバー「そうか、好きにしろ」

 

 

俺「あぁ、そうさせてもらう。」

 

 

 

俺「尊、今どうしていいかわからない気持ちはわかる。だけど、今すべきことはリボルバーを倒すことじゃない。俺たちに犯行予告を出したやつらを見つけてそいつらを倒すことだと思う。だからこそ、今はその気持ちを胸の奥に閉まって置いてくれないか。きっと答えはこの戦いの先にあると思うから」

 

尊「わかった…。」

 

俺「ありがとう」

 

尊「けど、リボルバー。俺はお前を許したわけじゃない。必ずお前との決着を付ける。」

 

リボルバー「あぁ、いいだろう。」

 

 

 

 

 

俺「行こうみんな」

 

 

 

そして俺たちはリボルバーの屋敷を後にした。

 

 

 

to be continued …

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