スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第4話

 

 

 

〜カフェナギ〜

 

 

草薙「大変だったな、尊」

 

 

尊「あぁ、ごめんみんな」

 

俺「いや、気にしていなさ。それに俺もその気持ちすごくわかる。いや、むしろ尊はもっと辛い思いをしてるんだなって」

 

尊「リボルバーが犯人じゃないってわかってても、どうしてもハノイのリーダーのあいつが許せなくて…」

 

草薙「でもさっきのデュエル、何故リボルバーは何もしなかったんだ。本当はあの状況から勝つ見込みがあったのか」

 

 

俺「いや、おそらくあのままミラージュスタリオのダイレクトアタックが決まって尊は勝っていただろうな」

 

歩夢「ならどうして」

 

俺「多分、あいつなりの謝罪なんじゃないかなって思うんだ。」

 

尊「あいつなりの…」

 

俺「あそこで尊の怒りを受け止めることがあいつなりの謝罪だったんだと思う。それにリボルバーが尊に匿名のメールを送って俺たちを引き合わせたのも尊を前に進めさせるためなんだと思う…」

 

 

尊「なんだよ、それ。そんなの全然わかんねぇよ」

 

 

俺「そうだよな、リボルバーのやつも素直にそう言えばいいのにな。」

 

尊「本当だよ、それならますます俺かっこ悪いじゃんか…」

 

 

俺「尊、きっとこれから先、ハノイとの戦いになる。そしてそれでまた辛い過去を思い出すかもしれない。けどそれを乗り越えた時、本当に自分がすべきことが見つかるんじゃないかって思うんだ。まぁ俺が偉そうなこと言えないんだけどさ」

 

 

尊「いや、君の言う通りだ。やっぱり君は僕のヒーローだね。」

 

 

俺「おっ、ようやく僕っていうようになったってことは落ち着いてきたな」

 

尊「あ、そういえば。ありがとう」

 

 

俺「あぁ、気にするな」

 

 

 

その時、カフェナギに少女が1人訪ねてくる。

 

 

???「あの〜すいません」

 

草薙「あぁ、いらっしゃい」

 

 

???「あのここに穂村尊がいるって聞いたんですけど」

 

 

草薙「君は尊の知り合いかい?」

 

???「はい、私、尊の幼なじみなんです。」

 

 

草薙「そうなのか、ちょっと待っててな。尊お客さんだぞ、幼なじみだって」

 

 

尊「幼なじみだって?まさか?」

 

 

尊は車を降りる。

 

 

尊「綺久!?なんでお前こんなところに!?」

 

綺久「あ、やっぱりいた尊!なんでって尊が全然連絡よこさないから心配で、学校に行ったら多分カフェナギにいるって生徒会長さんが言ってたから来たのよ」

 

尊「心配でって…俺はもう子供じゃないんだぞ。」

 

綺久「子供よ、ついこの間までお化け怖がってたくせに」

 

 

俺「尊、この人は?」

 

尊「あぁ、紹介するよ、こいつは幼なじみの」

 

 

綺久「上白河綺久です。もしかしてあなたが尊のヒーロー?」

 

俺「え?あぁ多分そうかな」

 

綺久「そっかー。尊会えたんだね」

 

尊「ま、まぁな。」

 

綺久「尊ってば俺のヒーローに会いにいくって突然田舎から飛び出しちゃうから。でも会えたんだったらよかった」

 

尊「あ、あぁ。けどそれだけじゃないんだ。彼の隣にいる人、上原歩夢ちゃんも彼の幼なじみで同じく事件の被害者なんだ」

 

綺久「それじゃあ尊の憧れの人、2人にも会えたってこと?」

 

尊「あぁ、そうなんだよ」

 

綺久「あの2人とも尊がいろいろご迷惑をおかけしてないでしょうか?尊は昔から後先考えずに行動するとこあるから」

 

俺「あはは、そうなんだ。でも大丈夫だよ」

 

歩夢「うん、同じ事件の被害者っていうこともあるんだろうけど、新しい同い年の同性の友達ができて彼もすごく嬉しそうだったし」

 

綺久「そうなんだ、ならよかった」

 

尊「なっ、綺久。わかっただろ。俺なら大丈夫だから。いやむしろこれから先もっと大変なことになるからさ」

 

綺久「もっと大変なことって?」

 

 

尊「それは…ハノイの騎士と戦う」

 

 

綺久「ハノイって尊たちを誘拐した人たちじゃ」

 

尊「あぁ、そうだ。厳密には前の連中たちとは違うかもしれない。だが今俺がすべきことはそいつらを倒すことだ。」

 

綺久「そっか」

 

尊「心配はいらないさ。俺にはものすごく頼りになる仲間がいるからな」

 

綺久「…そうだね。でも無茶だけはしないでね。」

 

尊「お、おぅ。なんか歩夢ちゃんも同じこと言ってたな…」

 

歩夢「幼なじみを心配するのは当たり前だよ。そうだよね?綺久ちゃん」

 

綺久「うん、特に彼と違って尊はそそっかしいから」

 

尊「そ、そんなことないって」

 

 

 

草薙「(本当、あいつと歩夢ちゃんを見てるみたいだな)」

 

 

綺久「あ、それからしばらくの間私尊の家に泊まるからね。田舎のおじいちゃんとおばあちゃんにもちゃんと許可とってあるから。」

 

 

尊「嘘だろ…」

 

 

俺「なら、尊。急いで帰って部屋掃除した方がいいんじゃないか?」

 

 

尊「え?あ、そうだな。」

 

 

俺「綺久ちゃん、せっかくカフェナギに来たんだ。何か食べていきなよ。俺が奢るからさ。」

 

綺久「そんな、私が出すよ」

 

俺「いいっていいって。ほら尊は早く帰んないと」

 

 

尊「あ、あぁ綺久、家の場所はわかるよな。じゃあまたあとで!」

 

 

綺久「う、うん。なんでそんなに急いでるだろう?」

 

俺「そういう年頃なんだよ」

 

 

綺久「どういうこと?」

 

歩夢「私も気になる」

 

 

俺「言葉のまんまの意味だよ。さっ、何食べる?」

 

 

 

 

〜数時間後〜

 

 

草薙「ふぅ、綺久ちゃんも無事家に送り届けたし、これからどうする?」

 

俺「当然、奴らの足取りを追うさ。」

 

草薙「そういうと思った。今回も長丁場になりそうだな」

 

俺「あぁ、そうだな。草薙さん、へばるなよ。」

 

草薙「あぁ、お前こそ」

 

 

 

歩夢「2人ともあんまり無理しちゃだめだよ。はい差し入れ。」

 

俺「おっ、サンキュー」

 

 

 

 

 

それから数日間、俺たちはハノイの足取りを追っていた。

 

その間、同好会のみんなは犯人が捕まったときに、大会が再開できるように署名活動をしていてくれていた。

 

自分の身に危険が及ぶかもしれないとなかなか署名してくれる人はいなかったが、みんなの説得もあり徐々に数は増えていった。

 

 

みんなの頑張りは無駄にできないだからこそ、必ずやつの足取りを見つける。

 

 

それから数日後…

 

 

俺「見つかった、ここにハノイの騎士がいる。」

 

歩夢「いよいよだね」

 

尊「あぁ」

 

草薙「行くのか」

 

俺「あぁ、みんな準備はできてるか?」

 

歩夢「うん」

 

尊「ああ!」

 

草薙「おう」

 

 

俺「行こう」

 

 

俺たちは港にある倉庫へと向かった。

 

 

いよいよ俺たちとハノイとの戦いが始まる。

 

 

草薙「着いたぞ」

 

尊「この中にハノイが…」

 

俺「みんな、行こう」

 

歩夢「うん」

 

 

俺たちは車を降りた。

 

そして寂れた倉庫の中に入ろうとした。

 

 

その時、前にあったハノイの騎士と同じバイザーをつけた男が俺たちの前に立ち塞がった。

 

体格からして前のやつとは違う。

けど同じハノイの騎士であることに間違いない。

 

 

 

ハノイの騎士「やはりきたか。だがこれ以上貴様らを先に行かせるわけには行かない」

 

俺「ハノイの騎士がここで待ち構えてるってことはこの中に敵の親玉がいることは間違いないな。」

 

尊「あぁ、敵はもうすぐだ。だからお前にはとっとと消えてもらうぜ」

 

 

草薙「みんなここは俺に任せてくれ」

 

俺「草薙さん?」

 

歩夢「どういうこと?」

 

草薙「俺だってたまにはデュエルで役に立ちたい。いつまでも画面越しでただ見てるわけにはいかないからな」

 

 

俺「草薙さん…わかった。ここは頼んだ」

 

草薙「任せろ」

 

俺「行こう2人とも!」

 

尊「あぁ!」

 

歩夢「うん!」

 

 

ハノイの騎士「待て」

 

草薙「おっと、お前の相手はこの俺だ。」

 

 

ハノイの騎士「くっ、まぁいいだろう。貴様を倒しすぐにやつらを捕まえる。」

 

草薙「できればいいな。いくぞ」

 

 

草薙&ハノイの騎士「デュエル!」

 

 

 

互いのライフは4000

 

 

先攻は草薙

 

 

草薙「俺のターン、自分フィールドにモンスターがいないことにより手札からフォトン・スラッシャーを特殊召喚!さらに終末の騎士を通常召喚。終末の騎士の効果発動!デッキからコードブレイカー・ゼロデイを墓地に送る。現れろ!未来を導くサーキット!」

 

 

ハノイの騎士「何!?」

 

 

草薙「アローヘッド確認、召喚条件は戦士族2体、俺はフォトンスラッシャーと終末の騎士をリンクマーカーにセット!リンク召喚、リンク2、聖騎士の追想 イゾルデ!イゾルデの効果、デッキからコードブレイカー・ゼロデイを手札に加える。そしてカードを1枚セットしてターンエンド。」

 

 

ハノイの騎士「私のターン、ドロー。私は輝光竜セイファートを召喚。セイファートの効果、手札から矮星竜プラネターを墓地に送り、デッキから暗黒竜コラプサーペントを手札に加える。そしてプラネターを除外してコラプサーペントを特殊召喚。私はセイファートとコラプサーペントの2体でリンク召喚!現れろリンク2、天球の聖刻印!この瞬間、墓地のコラプサーペントの効果でデッキから輝白竜ワイバースターを手札に加える。さらに墓地のコラプサーペントを除外してワイバースターを特殊召喚!続けて魔法カード 死者蘇生、墓地からセイファートを特殊召喚!」

 

 

草薙「モンスターが3体…」

 

 

ハノイの騎士「私はリンク2の天球の聖刻印とワイバースター、セイファートでリンク召喚!召喚条件は同じ種族・属性の効果モンスター2体以上!リンク4、闇鋼龍 ダークネスメタル!ダークネスメタルの効果!除外されているプラネターを守備表示で特殊召喚する!そしてバトルだ!ダークネスメタルでイゾルデを攻撃!」

 

草薙「くっ」

 

 

草薙ライフ4000→2800

 

 

ハノイの騎士「私はこれでターンエンド。どうだ、私のドラゴン軍団には手も足も出ないだろう。」

 

草薙「それはどうかな」

 

ハノイの騎士「何!?」

 

草薙「俺のターン、ドロー。俺は切り込み隊長を召喚!その効果で手札からコードブレイカー・ゼロデイを特殊召喚!そして現れろ!未来を導くサーキット!」

 

ハノイの騎士「くっまたリンク召喚か」 

 

 

草薙「召喚条件は効果モンスター2体!俺は切り込み隊長とコードブレイカー・ゼロデイをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク2、コードブレイカー・ウイルスソードマン!」

 

 

ハノイの騎士「くっ、わざわざダークネスメタルのリンク先に出してくるとは」

 

草薙「この瞬間、ウイルスソードマンの効果!特殊召喚時に相互リンクだった場合、手札、デッキ、墓地からゼロデイ1体をリンクモンスターのリンク先に特殊召喚できる!俺はデッキのゼロデイをお前のダークネスメタルのリンク先に特殊召喚する!ウイルスバックアップ!」

 

 

ハノイの騎士「何、わざわざ私の場にモンスターを出しただと…」

 

草薙「この瞬間、ゼロデイの効果発動!ゼロデイはコードブレイカー以外のリンクモンスターとリンク状態の時、そのリンクモンスターの攻撃力を1000下げる!リバーサルフォース!」

 

 

ハノイの騎士「なんだと!?」

 

 

草薙「さらに魔法カード 精神操作!お前のプラネターのコントロールを得る!そして再び現れろ!未来を導くサーキット!アローヘッド確認!召喚条件はコードブレイカーモンスターを含むモンスター2体以上!俺はリンク2のコードブレイカー・ウイルスソードマンとプラネターをリンクマーカーにセット!リンク召喚、リンク3、コードブレイカー・ウイルスバーサーカー!」

 

ハノイの騎士「くっ、これが貴様のエースか。そしてまたしてもダークネスメタルのリンク先に…」

 

草薙「そうだ!ウイルスバーサーカーの効果!特殊召喚時に相互リンクだった場合、手札、墓地からコードブレイカーモンスター2体まで選びリンクモンスターのリンク先に特殊召喚できる!俺は墓地のゼロデイ2体をお前のダークネスメタルの残りのリンク先に特殊召喚する!」

 

ハノイの騎士「ということはまさか…」

 

 

草薙「そのまさかだ!ゼロデイの効果!リバーサルフォース!これでダークネスメタルの攻撃力はゼロデイの効果で-3000され0だ!バトルだ!ウイルスバーサーカーでダークネスメタルを攻撃!」

 

ハノイの騎士「ぐあ」

 

 

ハノイの騎士ライフ4000→1200

 

 

草薙「これで止めだ!永続罠、リビングデットの呼び声!墓地からウイルスソードマンを特殊召喚!バトルだ!ウイルスソードマンでダイレクトアタック!」

 

ハノイの騎士「ば、馬鹿な」

 

 

 

ハノイの騎士ライフ1200→0

 

 

草薙「ふん、悪いなここで俺が負けるわけには行かないからな」

 

 

 

 

一方…

 

 

 

 

俺「ここにハノイの親玉が…」

 

 

 

 

???「よくきたな」

 

 

どこからともなく声が聞こえた

 

俺「誰だ?」

 

 

???「私の名はファウスト」

 

 

???「私はバイラ」

 

 

???「ドクターゲノムです」

 

 

俺「ファウストにバイラにドクターゲノム…お前らが今回の事件の犯人…どこにいる姿を現せ!」

 

 

ゲノム「いいでしょう」

 

 

すると立体映像が映し出される。

 

 

そこには男2人に女1人が写っていた。

 

 

俺「お前たちが今回の事件の首謀者か」

 

 

ゲノム「えぇいかにも」

 

 

俺「何が目的でこんなことを」

 

ファウスト「それは君たちの身柄を確保することだ」

 

 

俺「俺たちの身柄を確保するだと…ふざけるななんでそんなことを!?」

 

 

バイラ「それが私たちの使命」

 

尊「お前たちの使命だと!?」

 

 

ファウスト「そう我々の使命は…今は亡き鴻上博士の意思を継ぐことだ」

 

 

 

 

 

to be continued…

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