スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第9話

 

 

 

草薙「コードブレイカー・ウイルスバーサーカーで攻撃!」

 

 

ハノイの騎士「うわー!」

 

 

ハノイの騎士ライフ0

 

 

草薙「はぁはぁ、1人だけだと思ったらこいつら一体何人いるんだ…」

 

 

 

愛「FNo.0 未来皇龍ホープで攻撃!」

 

 

せつ菜「トリックスターバンド・ギタースイートで攻撃!」

 

 

ハノイの騎士「うわー!」

 

 

 

草薙「な、なんだ!?ハノイがやられてる?一体誰が…」

 

 

 

愛「草薙さーん!」

 

草薙「愛ちゃん?それにみんなも…どうして」

 

せつ菜「かすみさんが拐われてじっとなんかしてられませんから!」

 

草薙「だけどどうしてここが?」

 

 

愛「それはねー、りなりーのお手柄なんだ!」

 

璃奈「璃奈ちゃんボード えっへん!実は前に部長がみんなにGPS付きの校章を作ってくれたの。いつかこんな時がきた時のために」

 

しずく「誘拐された時、まず携帯は取り上げられるだろうって…それで校章ならバレずに居場所を特定できる可能性があがるって」

 

璃奈「それで私にそのGPSの追い方を教えてくれたの」

 

果林「本当、部長って抜け目ないわよね」

 

エマ「うん、さすが私たちの部長だよね!」

 

 

草薙「あいつ…」

 

 

???「ゴッドフェニックスギアフリードで攻撃!」

 

ハノイの騎士「うわー!」

 

 

草薙「ま、またハノイが…今度は誰が…」

 

 

穂乃果「おーい、草薙さーん!」

 

 

草薙「君はたしかμ'sの穂乃果ちゃん、それに海未ちゃんも…」

 

海未「みなさん無事でしたか」

 

 

草薙「あ、あぁ…。でもどうしてここが」

 

 

穂乃果「えっとねー、デュエルカーニバルの東京Bブロックが中止になっちゃって、それで再開の署名活動しているっていうから私たちも手伝おうと思って虹ヶ咲学園に行ったらそこでせつ菜ちゃんたちにあって、事情を聞いたらいてもいられなくて来ちゃった!」

 

 

海未「全く穂乃果はいつも後先考えずに行動するんですから…でも今回は穂乃果の考えに賛成です。」

 

 

穂乃果「ありがとう!海未ちゃん!友達の彼が困ってるなら助けてあげないとね!私たちもデュエルでいろいろアドバイスもらってるし!」

 

愛「えー!?そーなのー!?」

 

 

穂乃果「うん!音ノ木坂まできてくれて教えてくれるんだ!」

 

しずく「全然知りませんでした…」

 

 

せつ菜「ずるいです部長…私たちに黙ってμ'sに会いに行っていただなんて…」

 

 

海未「穂乃果、それは内緒のはずですよ!」

 

 

穂乃果「あ!そうだった!ごめん!今のは忘れて!」

 

果林「忘れてって言われてもね…」

 

 

 

 

???「E・HERO エアー・ネオスで攻撃!スカイリップウィング!」

 

 

???「アクアアクトレス・アロアナで攻撃!」

 

 

ハノイの騎士「うわー!」

 

 

草薙「ま、またか!?」

 

 

千歌「あ、いたいた穂乃果ちゃーん!海未ちゃーん!」

 

曜「ヨーソロー!」

 

穂乃果「あ!千歌ちゃんに曜ちゃん!来てくれたんだね!」

 

 

千歌「うん!もちろんだよ!」

 

曜「彼にはいろいろ借りがあるからさ。最初はちょっと怖かったけどでもやるしかないからね!」

 

 

せつ菜「あ、あなたたちは…Aqoursの高海千歌さんに、渡辺曜さん…うわー本物だー!」

 

 

草薙「君たちがあいつが言ってたAqoursのメンバーの…」

 

 

千歌「はい!」

 

 

草薙「でもどうして?」

 

 

穂乃果「実は私が呼んだんです。Bブロックの大会が中止になっちゃったって相談したら一緒に署名活動手伝ってくれることになって、それで今こんなことになっちゃってそれも相談したら来てくれるって言ってくれたんです!」

 

 

草薙「そうだったのか…あいつのためにみんなありがとう…」

 

千歌「ううん、これは私たちのためであるんだもん」

 

穂乃果「うん!彼にはいろいろお世話になってるし、何よりデュエルでスクールアイドルを輝かせることを一生懸命考えてくれてる。だから私たちもそれに応えたくて」

 

曜「だから全然、平気。むしろ力になれない方が辛いっていうか」

 

 

せつ菜「これぞ、スクールアイドルの絆ですね!私今とっても感動しています!」

 

 

果林「こんな時でもせつ菜は平常運転ね…」

 

 

愛「いいじゃん!いいじゃん!みんな、サイコーだよ!」

 

 

 

ハノイの騎士「くっ、私1人になってしまった…だが…おい貴様ら!」

 

 

愛「げげ、まだ残りがいたのー?」

 

 

ハノイの騎士「被験体001には負けたが貴様らには負けん!」

 

彼方「さすがに彼方ちゃんねむねむ〜」

 

愛「こら、カナちゃん寝ちゃダメ!でも愛さんもさすがに疲れたかも…」

 

 

海未「皆さんお疲れのようですね。ならここは私が」

 

穂乃果「海未ちゃんまだ行けるの!?」

 

海未「当然です!」

 

 

ハノイの騎士「誰でもいい、いくぞ」

 

海未「えぇ、参ります!」

 

 

2人「デュエル!」

 

互いのライフは4000

 

ハノイの騎士「私の先攻、神獣王バルバロスをリリースなしで召喚!さらに神獣王バルバロスをリリースして獣神王バルバロスを特殊召喚!私はこれでターンエンド。」

 

 

海未「私のターン、ドロー!魔法カード 簡易融合を発動!EXデッキからレア・フィッシュを融合召喚扱いで特殊召喚!さらに私のフィールドに水属性モンスターがいることにより手札からサイレント・アングラーを特殊召喚!現れろ!深海へ導くサーキット!」

 

 

穂乃果「おっ!海未ちゃんのリンク召喚!」

 

 

海未「ラブアローヘッド確認!」

 

穂乃果「え?海未ちゃん…今なんて…?」

 

 

海未「い、いえなんでもありません!アローヘッド確認!召喚条件は水属性モンスター2体!リンク召喚!リンク2、マスター・ボーイ!さらにカッター・シャークを召喚!カッター・シャークの効果!カッター・シャークを対象に選択、カッター・シャークと同じレベルで名前が異なる魚族モンスターをデッキから特殊召喚できます!私はランタン・シャークを特殊召喚!カッター・シャークとランタン・シャークは水属性のエクシーズモンスターの素材にする時、レベル5として扱うことができます!私はレベル5扱いのカッター・シャークとランタン・シャークでオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク5、ヴァリアント・シャーク・ランサー!」

 

 

ハノイの騎士「なんだあのモンスターは!?」

 

海未「ヴァリアント・シャーク・ランサーの効果!オーバーレイユニットを1つ取り除き、獣神王バルバロスを破壊します!」

 

 

ハノイの騎士「なに!?」

 

 

海未「バトル!マスターボーイでダイレクトアタック!」

 

 

ハノイの騎士「ぐっ」

 

 

ハノイの騎士ライフ4000→2100

 

 

海未「これでとどめです!ヴァリアント・シャーク・ランサーでダイレクトアタックです!」

 

 

 

ハノイの騎士「ぐぁー!!!」

 

 

ハノイの騎士ライフ2100→0

 

 

 

海未「ふぅ」

 

 

穂乃果「さすが海未ちゃん!」

 

 

草薙「これで全員片付いたみたいだな。さぁみんな中へ入ろう!」

 

 

草薙とスクールアイドル一行は倉庫の中に入った。

 

 

 

一方…

 

 

 

 

尊「ついたぞ、綺久」

 

 

綺久「うん、歩夢ちゃんたちが待ってるんだもんね」

 

 

俺「尊!?」

 

 

尊「あれ?君もまさか…それにかすみちゃんもどうしてここに?」

 

かすみ「えっーとそれは深ーいわけがありまして…」

 

 

俺「話すと長いからあとで話す、とにかく中に行こう。歩夢もバイラに勝ったみたいなんだ」

 

 

尊「そうか、それはよかった!」

 

 

俺たちは倉庫の中に入った。

 

 

 

 

俺「歩夢大丈夫か!?」

 

 

歩夢「あ、うん!あなたこそ!それにかすみちゃんも。尊君に綺久ちゃんも…」

 

 

俺「それだけじゃない…草薙さんにみんなも…ていうか穂乃果、海未、千歌、曜まで!?どうして…」

 

 

千歌「えへへ、あなたがピンチだっていうからつい駆けつけちゃった」

 

穂乃果「困った時はお互い様だよ!」

 

 

俺「そっか…ありがとうな…」

 

 

 

愛「かすかす無事だったんだね!」

 

 

かすみ「かすって言わないでください!なんてったって先輩の勝利の女神のかすみんがついてたんですよ〜。先輩が助けに来てくれて〜デュエルに勝って〜無事に決まってるじゃないですか〜」

 

 

 

俺「まあ半分は歩夢のおかげだけどな」

 

 

歩夢「えへへ、そんな照れちゃうな…」

 

 

 

 

バイラ「彼らにはこんなにも仲間が…」

 

 

ゲノム「どうやら我々は彼らを侮っていたようですねぇ」

 

ファウスト「あぁ、彼らの未来に進む力は我々のデータをはるかに超えている」

 

 

バイラ「2人とも…そうあなたたちも…」

 

ゲノム「我らの思いはおそらく一つ…」

 

 

ファウスト「あぁ、そうだな…」

 

バイラ「えぇ…罪を償いましょう」

 

 

かすみ「それって…」

 

 

バイラ「我々は警察に出頭する。これであなたたちの大会が再開される補償はないけれども少なくとも可能性は高くなる…」

 

ファウスト「君たちには本当にすまないことをした。」

 

 

ゲノム「我々はデータばかりに固執していました。その結果、未来に進む力を確実性を欠いているものとして否定していた」

 

 

ファウスト「だがそれは間違いだった。新しい時代を作るのは君たちのような若者だ…だからこそ我々大人は君たちのような若者の未来を守らなければならなかったのに。」

 

 

バイラ「私たちは自分の犯した罪を償います。それであなたたちに許してもらえるかわかりませんが、それが私たちにできる唯一のことです…」

 

 

俺「ファウスト、バイラ、ゲノム…」

 

 

 

???「償う必要などない!」

 

 

どこからともなく声がした

 

 

バイラ「今の声は…まさか!?」

 

 

 

リボルバー「ファウスト、バイラ、ゲノム、ご苦労だった。こいつらをここに集めたおかけで一網打尽にできる。」

 

 

ファウスト「リボルバー様!?どうして!?」

 

 

リボルバー「お前たちが我が父の意思を継ぐというのならリーダーである私がその先頭に立つのが当然。」

 

尊「リボルバー、お前!?」

 

 

リボルバー「我々の野望はまだ潰えたりなどしていない。ここで貴様らを倒し、再び我が父の願いを叶える!」

 

俺「リボルバー、お前は自分の道を進んだんじゃないのか」

 

 

リボルバー「これが私の道だ!」

 

 

俺「リボルバー、3人は自分の過ちを認め罪を償おうとしてる!なのにお前はそれを止めようっていうのか」

 

 

リボルバー「ふん、償う必要のないものをどう償うというのだ。私の父が叶えようとしたこと、それこそが人類にとって最善の道だ!それを邪魔するのならそれこそ罪だ!」

 

 

俺「くっ」

 

リボルバー「さぁ、わかったならデュエルだ。ここで今、決着をつける」

 

 

尊「なら俺がいかせてもらう」

 

 

俺「尊…」

 

 

尊「俺は…リボルバーと決着を付けなければいけない…決着をつけなければ前に進めない…この戦いで少しずつ戦う意味がわかってきた気がするだ…だけどリボルバーと決着を付けない限り俺は本当意味での戦う意味が見つけられない気がするんだ…だからこそここは俺に任せてくれないか?」

 

俺「尊…わかった。ここは任せる」

 

 

尊「ありがとう、もし俺が負けた時は、その時は頼んだ」

 

 

俺「あぁ」

 

 

尊「いくぞ、リボルバー!いつか言った決着をつける時だ!」

 

 

リボルバー「あぁ、いいだろう!いくぞ!穂村尊!これが我々の最後のデュエルだ!」

 

 

2人「デュエル!!」

 

 

 

尊とリボルバー…そして俺たちにとって最後の戦いが始まった…

 

 

 

to be continued …


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