スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第5章 最終話 後編

第5章 最終話 後編

 

 

 

 

リボルバー「アローヘッド確認!召喚条件は効果モンスター3体以上!私はリンク3のスリーバーストとヴァレットシンクロン、アブソルータードラゴンをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!顕現せよ!リンク5!ヴァレルエンド・ドラゴン!」

 

 

 

尊「嘘だろ…」

 

 

俺「リンク5…ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード以外にリンク5がいたなんて…」

 

 

 

リボルバー「ヴァレルエンドは被験体001、貴様を倒すために私の執念が生んだモンスター。だが穂村尊、貴様に使うことになるとはな。」

 

 

尊「くっ、ヴァレルソードを破壊したってのに、リンク5が出てくるのかよ」

 

 

リボルバー「ヴァレルエンドは戦闘、効果で破壊されず、さらにモンスター効果の対象にならない!さらにフィールドのモンスターと墓地のヴァレットモンスターを対象に取り、墓地のヴァレットモンスターを特殊召喚させフィールドの対象モンスターの効果を無効にする!そしてこの効果に相手は効果の発動ができず、この効果は相手のターンにも使える!」

 

 

尊「なんだと!?」

 

 

綺久「それじゃ尊は八方塞がり…」

 

 

尊「バトルだ!ヴァレルエンドでヴァイオレットキマイラを攻撃!」

 

 

 

尊「ぐっ、ぐぁ!」

 

 

 

尊ライフ1650→950

 

 

尊「だが、サラマングレイトが墓地に行ったことにより手札のガゼルを守備表示で特殊召喚する!これで次のターンに」

 

 

 

リボルバー「ヴァレルエンドのさらなる効果!このカードは相手モンスター全てに攻撃できる!」

 

 

尊「なんだと!?」

 

 

 

かすみ「せ、先輩なんなんですかあのモンスター、あんなの反則ですよ」

 

 

俺「あれがリボルバーの執念…」

 

 

 

リボルバー「行け、ヴァレルエンドで転生炎獣ガゼルを攻撃!」

 

 

尊「くっ」

 

 

リボルバー「もはや打つ手なしか。私はこれでターンエンド、この瞬間、墓地のマグナヴァレットの効果でデッキからヴァレット・リチャージャーを守備表示で特殊召喚する。」

 

 

俺「ヴァレット・リチャージャーを出しておくことによりヴァレルエンドが破壊されても即座にヴァレルソードが出せるようにしたか」

 

 

海未「リボルバー、初めてお目にかかりますが抜け目がありませんね。」

 

 

穂乃果「う、うん」

 

 

綺久「尊.」

 

 

 

尊「(なんとか耐え切ったが…このままじゃ…頭にくるがリボルバー、こいつは俺が戦った中でも最高のデュエリスト…俺はそんなやつに勝てるのか…)」

 

 

リボルバー「お前の魂はここに囚われたまま。そしてそこから脱出する方法もお前にはわからないようだな。」

 

 

尊「ふ、なら、なら教えてくれよ。お前が知っての通り俺の両親は事件に巻き込まれた俺を探して交通事故で死んだ。事件に巻き込まれる日の朝、俺は両親とケンカした。ひどいことを言ったんだ。」

 

 

リボルバー「…なんと言ったのだ…」

 

尊「それが覚えてねぇんだよ。多分メシで嫌いなものが出てきたとか勉強しろってうるさいとかそんなことだと思う。だけど事件のショックで俺はそのあたりの記憶がすっぽりと抜け落ちてしまったんだ…。両親にひどいことを言った…ただそう思って生きてきたんだ。」

 

 

果林「なんだが、部長と似てるわね…」

 

 

俺「あぁ。自分が何を言ったのか思い出せずにただ相手を傷つけた…そう思って生きていくのがどれだけ辛いか。それに尊にはもう…」

 

 

尊「教えてくれよ!俺はなんて言ったんだよ!いなくなった人達にどう謝ればいいんだよ!」

 

 

リボルバー「謝る必要はない。先に旅立った人たちはお前の人生から完全に消えたわけではない。ただ先の場所に行っただけだ。私はそう信じている。」

 

 

俺「(それぞれの苦難を乗り越えるには自分が強くなるしかない。リボルバーはお前はやっぱり最初から、自らが尊の最大の試練になろうとしていたのか…)」

 

 

 

尊「なんだよそれ…そんなこと言われたってよ…」

 

 

 

リボルバー「泣き言を言ってる暇があったら私を倒してみろ!」

 

 

尊「俺の場にモンスターはいない…手札も0…」

 

 

 

綺久「何を迷ってるの!尊!あんたらしくない」

 

 

尊「綺久…」

 

 

 

綺久「あんたにもわかってるんでしょ。リボルバーが言ってることが正しいって。たしかに尊のお父さんもお母さんももういない…でもいつも尊と一緒にいる。尊の中には今もご両親がいる。それに今の尊にはこんなに多くの仲間がいるんだよ!」

 

 

尊「…!?」

 

綺久「みんな尊のデュエルを見守ってくれてる!あなたは1人じゃない!いつもみんな心で繋がってるの!」

 

 

俺「尊、どんなに辛くても過去を変えることはできない。でも未来なら変えられる。お前のデュエル、1つ1つがお前の未来を変えるサーキットなんだ。」

 

 

 

尊「……そうだったな…今まで全部おきたことそれはすべて俺の一部だ!俺はその中で生きてきた!俺のターン、ドロー!」

 

 

 

リボルバー「ふん、フィールドにモンスターはいない。その手札1枚でどうするつもりだ」

 

 

尊「どうこうもお前のヴァレルエンドが俺に可能性を残してくれたぜ!」

 

 

リボルバー「何!?」

 

 

尊「俺は魔法カード 《逆巻く炎の宝札(バーニング・ドロー)》を発動!」

 

 

リボルバー「バーニングドローだと!?」

 

尊「自分の場のカードの数が相手より少ない時、相手の場のリンクモンスター1体を選び、そのモンスターのリンクマーカーの数だけ俺はデッキからドローする!ヴァレルエンドのリンクマーカーは5つ!よって」

 

 

リボルバー「5枚ドローだと!?」

 

 

尊「いくぜ!バーニング・ドロー!俺は手札から死者蘇生を発動、墓地から蘇れヒートライオ!さらに転生炎獣フォクシーを召喚!その効果でデッキから装備魔法 転生炎獣の烈爪を手札に加える。そしてフォクシーでリンク召喚!リンク1、転生炎獣ベイルリンクス。ベイルリンクスの効果でデッキから転生炎獣の聖域を手札に加える!」

 

 

歩夢「この盤面は!」

 

 

尊「現れろ!未来を変えるサーキット!アローヘッド確認!召喚条件は炎属性効果モンスター2体以上!俺はリンク3のヒートライオとベイルリンクスをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク4!転生炎獣パイロ・フェニックス!」

 

 

リボルバー「今更リンク4を出したところで…」

 

 

尊「パイロ・フェニックスの効果!お前の墓地のヴァレルソードを特殊召喚し、ヴァレルソードの攻撃力分のダメージをお前に与える!」

 

 

リボルバー「無駄だ!ヴァレルエンド・ドラゴンの効果!パイロ・フェニックスの効果を無効にし、墓地からマグナヴァレットを特殊召喚する!」

 

 

尊「なら俺は速攻魔法 転生炎獣の超転生 を発動!パイロ・フェニックスを超転生させる!《不死鳥よ…逆巻く炎に身を投じ不滅の力を呼び覚ませ! 超転生リンク召喚! 生まれ変われ! リンク4! 転生炎獣パイロ・フェニックス!》」

 

 

 

リボルバー「ここで超転生リンク召喚…何が狙いだ…」

 

 

尊「俺は永続魔法 転生炎獣の意志を発動!このカードを墓地に送り、転生したパイロ・フェニックスのリンクマーカーの数まで墓地からサラマングレイトモンスターを守備表示で特殊召喚できる!パイロ・フェニックスのリンクマーカーは4つ、よって4体のモンスターを特殊召喚する!」

 

 

リボルバー「4体だと!?」

 

 

尊「こい、ガゼル!ウルヴィー!ミラージュスタリオ!ヴァイオレットキマイラ!そして特殊召喚されたガゼルの効果、デッキからスピニーを墓地に送る。さらにウルヴィーの効果、墓地のミーアを手札に戻す。そしてミーアの効果、自身を特殊召喚する!」

 

 

俺「これで尊の場にはモンスターが6体…」

 

 

 

尊「ここで魔法カード 貪欲な壺を発動!墓地のヒートライオ、パイロフェニックス、サンライトウルフ2体、ファルコをデッキに戻し2枚ドロー!」

 

 

尊「現れろ!未来を変えるサーキット!アローヘッド確認!召喚条件は炎属性効果モンスター2体以上!俺はミラージュスタリオ、ヴァイオレットキマイラ、パイロ・フェニックスをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!リンク3、転生炎獣ヒートライオ!」

 

 

リボルバー「ここでヒートライオだと…」

 

 

 

尊「まだだ!転生炎獣の聖域の発動!逆巻く炎よ、浄化の力でヒートライオに真の力を呼び覚ませ! 転生リンク召喚! 甦れ、炎の平原を駆け抜ける百獣の王。転生炎獣ヒートライオ!」

 

 

 

尊「俺は墓地のスピニーの効果、自身を特殊召喚する!さらに墓地のパイロフェニックスをEXデッキに戻し、ヒートライオのリンク先にJジャガーを墓地から特殊召喚!そして墓地のフォクシーの効果!手札の転生炎獣の聖域を墓地に送り自身を特殊召喚!」

 

 

リボルバー「これでやつの場に再びモンスターが6体。だが、そのモンスターたちでは私のヴァレルエンドは倒すことはできまい!」

 

 

尊「それはどうかな!?」

 

 

リボルバー「何!?」

 

 

尊「確かに1つ、1つの力は小さくても力を合わせれば大きな力になる!俺はこの街にきてそれを知った!このカードは今の俺自身を表すカード…俺は装備魔法 団結の力 を発動!ヒートライオに装備する!」

 

 

リボルバー「団結の力だと…」

 

 

俺「あのカードは…」

 

 

 

 

〜回想始まり〜

 

 

 

俺『ん?団結の力…随分懐かしいカード入れるんだな尊』

 

 

尊『うん…僕この街に来る前、綺久以外と知り合いほとんどいなかったから…でも転校してきて君と出会い、同好会のみんなと出会った…そして仲間と協力することを学んだ…だから今の僕にはぴったりなんじゃないかと思って…』

 

 

俺『そうだな…きっとそのカードが尊の未来を変えてくれるよ』

 

 

尊『うん!』

 

 

 

 

〜回想終わり〜

 

 

 

尊「このカードは装備モンスターの攻撃を俺の場のモンスター×800アップさせる!俺の場にはモンスターが6体!よって攻撃力4800アップ!」

 

 

綺久「これでヒートライオの攻撃力は7100!」

 

 

尊「さらに装備魔法 転生炎獣の烈爪をヒートライオに装備!これによりヒートライオは貫通効果を得る!さらにヒートライオが転生されていることによりヒートライオは自身のリンクマーカーの数まで相手モンスターに攻撃できる!ヒートライオのリンクマーカーは3つ、よって3回攻撃が可能!」

 

 

尊「バトルだ!ヒートライオでヴァレットリチャージャーを攻撃!」

 

 

リボルバー「ぐっ」

 

 

リボルバーライフ6800→1000

 

 

 

 

尊「行け!ヒートライオ!ヴァレルエンド・ドラゴンを攻撃!ヒートソウル!!!」

 

 

 

リボルバー「見事だ…穂村尊…」

 

 

 

リボルバーライフ1000→0

 

 

 

 

バイラ「リボルバー様!」

 

 

綺久「尊!」

 

 

リボルバー「貴様のデュエルする意味、答えは出たか。穂村尊」

 

 

尊「あぁ、俺のデュエルの意味、それは未来を変えることだ。」

 

 

リボルバー「そうか…」

 

 

ファウスト「リボルバー様…」

 

 

リボルバー「すまない、ファウスト、バイラ、ゲノム。あなたたちに黙っていて」

 

 

バイラ「いえ、我々の方こそ…」

 

 

リボルバー「我々の負けだ…。約束通り罪を償おう…」

 

 

ゲノム「えぇ、ですが私たちと了見様、あなたたちの償い方は違う」

 

 

リボルバー「どういうことだ」

 

 

ファウスト「我々は警察に出頭します。ですがあなたは今回の事件に関係ない。あなたは今まで通り彼との約束を果たしてください」

 

 

リボルバー「…」

 

 

バイラ「幼い頃、あなたはとても純粋にデュエルを楽しむ子でした。ですが、いつしか我々大人があなたを歪めてしまったかもしれない。なら今度もまたあなたを巻き込むわけにはいかない」

 

 

リボルバー「ですが」

 

 

ファウスト「これでいいんです。我々は彼らの未来を奪うことはできない。そしてそれはあなたも同じ。我々には我々の進むべき道があるのです。」

 

 

リボルバー「…」

 

 

 

俺「行こう、みんな。」

 

 

歩夢「え?」

 

 

かすみ「い、いいんですか。」

 

 

俺「うん。巻き込まれたかすみはもっと怒りたいと思う…でも…あとは彼らを信じよう…」

 

 

かすみ「せ、先輩が言うなら仕方ないですけど…」

 

 

俺「いいよな、尊、綺久ちゃん」

 

 

綺久「私は尊がよければ」

 

 

尊「…あぁ、いこう」

 

 

俺「ありがとう」

 

 

 

俺たちは倉庫を後にした。

 

 

俺「穂乃果、海未、千歌、曜。危ないのに助けにきてくれてありがとう」

 

 

穂乃果「ううん、困った時はお互い様だよ!」

 

 

千歌「これでこの前の恩返しはできたかな?」

 

 

俺「あぁ、いやむしろそれ以上だよ」

 

 

曜「なら、今度は私たちに恩返ししてくれる?」

 

 

俺「え?」

 

 

海未「そうですね。」

 

 

俺「でも何をすればいいんだ?」

 

 

千歌「えへへ、それはねー」

 

 

穂乃果「私たち、あなたの大会がみたい!」

 

 

俺「え?」

 

 

曜「これだけ素敵な仲間がいるんだよ、そんなみんなが出る大会見なきゃ損なのであります!」

 

海未「えぇ、皆さんが楽しんでデュエルするところ、私たちは見たいんです」

 

 

愛「だってさー」

 

 

せつ菜「なら絶対大会を再開させないと行けませんね!燃えてきました!」

 

璃奈「璃奈ちゃんボード ファイト!」

 

かすみ「まぁ〜たしかに〜かすみんのデュエル、見られなくてみんなガッカリしてると思いますし〜」

 

 

彼方「本当、調子いいな〜」

 

 

俺「そっか…なら署名活動頑張らないとな」

 

 

せつ菜「はい!こうしてはいられません!早速皆さんで手分けしてやりましょう!」

 

 

穂乃果「穂乃果たちも手伝うよ!」

 

 

千歌「私たちも!」

 

 

せつ菜「はい!では皆さん、いきましょう!」

 

 

 

俺「尊、綺久ちゃん、手伝ってくれるよね?」

 

 

尊「あぁ!」

 

 

綺久「もちろん」

 

 

俺「よし、じゃあ行こう!」

 

 

 

 

それから数日経った。

 

あの後、ハノイの騎士がどう罪を償ったか俺たちは知らない。

 

 

ただ俺たちのもとに最高の知らせが届いた…。

 

 

 

 

 

〜数日後〜

 

 

 

アナウンサー「さぁデュエルカーニバル東京Bブロックはいよいよ決勝戦です!一時は大会の中止までなりましたが、熱き高校生デュエリストたちの思いにより奇跡の復活を遂げました!その最高の舞台で最高のデュエルを繰り広げてくれるのはこの2人です!」

 

 

 

俺「尊、まさかお前が決勝まで上がってくるとはな」

 

 

尊「あぁ!生まれ変わった俺のデュエル、君に見てもらわないとな!」

 

 

 

 

果林「まさかあの2人で決勝とはね」

 

 

歩夢「うん、でもなんかそうなる気がしてた」

 

 

かすみ「むー、かすみんと先輩で決勝戦を飾るつもりだったのに…」

 

 

しずく「はいはい、かすみさん。その鬱憤は応援で晴らしてね」

 

 

エマ「どっちが勝つか本当にわからないね!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード ワクワク!」

 

 

彼方「彼方ちゃんも今日はお目目ぱっちりだぞ〜」

 

 

愛「2人ともガンバー!」

 

 

穂乃果「こんな、最高のデュエルに立ち会えてよかったよ!」

 

 

せつ菜「はい!穂乃果さんたちが署名活動を手伝ってくれたおかけです!」

 

 

穂乃果「えへへ照れるな〜」

 

 

海未「もう穂乃果はすぐに調子に乗るんですから」

 

 

せつ菜「千歌さんたちもありがとうございます!」

 

 

千歌「いえいえ、私たちの方こそこんな最高の大会を見せてくれてありがとう」

 

 

曜「くー、どっちが勝つのか今から楽しみー!」

 

 

歩夢「あはは。でも本当に楽しみ。(あなたとに誘われてスクールアイドルはじめて良かった。今こうして最高の舞台に立ち会えてるんだから。だから見せてね、あなたの最高のデュエルを)」

 

 

 

 

 

 

俺「いくぞ、尊!」

 

 

尊「おう!」

 

 

 

 

2人『デュエル!!』

 

 

俺たちのデュエルカーニバルは終わらない!!

 

 

 

 

〜fin〜

 

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