スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

6 / 148
第3話 前編

第3話 前編

 

部員は6人集まった。

残り4人なんとしても集めないと…。

 

再び同好会のみんなと話し合うことに。

そこで彼方さんが同じ3年生にめぼしい人がいるとのことでその人に会いにいくことになった。

 

校門の近くにいたその人は下校しようとしていた。

そこで俺たちは声をかけた。

 

彼方「果林ちゃーん」

 

果林「あら?彼方じゃない。こんなに人を引き連れて、もしかしてあなたのファン?」

 

彼方「違うよ~果林ちゃんをスクールアイドルスカウトしにきたの?」

 

果林「スクールアイドル…?」

 

彼女の名前は朝香果林。彼方さんと同じくライフデザイン科に通っている3年生だ。

 

果林さんは、高校生とは思えないルックスとスタイルでどうやら読者モデルをやっているらしい。

 

スクールアイドルに勧誘した俺たちだが、果林さんは、自分にはいかにもアイドルというような衣装は似合わない、しかし大人っぽい衣装でいいならやってもいいと言う。

もちろん同好会のメンバーはそれを快諾した。

しかし果林さんはその他にも2つ条件を出してきた。

 

その条件の1つが自分が求めるスクールアイドルの道を貫くこと。

 

そしてもう1つが…

 

果林「そういえば、聞いたわよあなた彼方をデュエルで倒したんですって?」

 

俺「え、えぇまぁ」

 

果林「へぇ、なかなかやるじゃない。なら私がスクールアイドルをやるためにもう1つ条件があるわ。」

 

かすみ「な、なんですか」

 

果林「それは、君がデュエルで私に勝つこと。」

 

俺「俺がデュエルで勝つこと…」

 

果林「そう、今やスクールアイドルも魅せるデュエルができなくちゃいけない時代なんでしょ?だったら私より強い決闘者がいなきゃデュエルのトレーニングもできないじゃない?」

 

かすみ「たしかに…言われてみればそうですね。」

 

果林「そう、だからあなたが私に勝つことが私が同好会に参加する最後の条件よ。」

 

俺「…。わかりました、そのデュエル受けてたちます。」

 

果林「期待してるわよ、それじゃあ早速デュエル場に行きましょう。」

 

そして俺たちはデュエル場に向かった。

 

向かう途中、彼方さんが俺に呟いた。

 

彼方「一応言っておくけど、果林ちゃんも相当強いからね~」

 

俺「えぇ、ただどんな相手が来ようと俺はただ全力でデュエルするだけです。」

 

彼方「うん、君らしい答えだね~。」

 

そうだ、ここで負けるにはいけない。せっかく集まってきた同好会を無くさないために

 

俺「さぁ果林さん、デュエルです。」

 

果林「えぇ、私を楽しませてちょうだい!」

 

デュエル!!


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。