スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第8章 最終話

 

 

スクールアイドルCSから数日後…

 

 

 

 

生徒A「あ、上原さん、この前の大会の配信見たよ、凄かったね〜」

 

 

歩夢「あ、ありがとう」

 

 

生徒B「あのA-RISEのリーダー、綺羅ツバサに勝つなんて〜」

 

 

歩夢「う、運がよかったんだよ」

 

 

生徒C「それでもすごいよ〜それじゃあ練習頑張ってね〜」

 

 

 

 

 

生徒D「あ、上原さん、この前のμ'sの穂乃果ちゃんとのデュエルみたよ、すごかったね〜」

 

 

歩夢「あ、ありがとう」

 

 

生徒D「それじゃあ練習頑張ってね」

 

 

歩夢「う、うん」

 

 

 

 

 

〜部室〜

 

 

かすみ「先輩聞いてください、かすみんあれからサイン5人も頼まれたんですよ〜」

 

 

俺「おぉ、それはすごいな」

 

 

かすみ「これってかすみんの魅力が広まってる証拠ですよね〜」

 

 

俺「そうだな」

 

 

かすみ「えへへ、油断してるとかすみん取られちゃいますよ、先輩」

 

 

俺「取られる?」

 

 

かすみ「もー、ほんとそこら辺はにぶにぶですねー!」

 

 

愛「あ、歩夢」

 

 

歩夢「みんなお疲れ様」

 

 

彼方「今日は遅かったね〜」

 

 

歩夢「うん…いろいろ声かけられちゃって」

 

 

しずく「歩夢さんはスクールアイドルCSで準優勝ですからね、無理もないです」

 

 

エマ「果林ちゃんも前よりも声かけられること多くなったよね」

 

 

果林「そうね〜あの大会に出て宣伝効果はバッチリだったみたいね」

 

 

璃奈「歩夢さん、浮かない顔してる 璃奈ちゃんボード じー」

 

 

歩夢「えぇ!?そんなことないよ…」 

 

 

愛「どれどれ〜本当だ。これは悩み事がある顔だな」

 

 

せつ菜「歩夢さん何か嫌なことがあったのでしょうか?」

 

 

歩夢「いや、そういうんじゃないんだけど。そのあと大会のあとみんなからいろいろ頑張れとか言ってもらえるようになって、それはすごい嬉しいんだけど、なんていうか、なんて返せばいいか分からなくて…。いつもありがとうとかしか言えなくて」

 

 

かすみ「なーんだ、そんなことですか。それなら〜かすみんみたいに飛び切りの笑顔でありがとうって言えばいいじゃないですか」

 

 

 

彼方「かすみちゃん、歩夢ちゃんはかすみちゃんとは違うんだよ」

 

 

かすみ「わ、わかってますよ!ただその1つのたとえして言っただけです!」

 

 

しずく「果林さんはそういう時、どうしてます?」

 

 

果林「え?私?そうねー、でもかすみちゃんじゃないけど、ありがとう、これからも応援よろしくって感じで返してるかしら」

 

 

かすみ「ほら、やっぱり素直にありがとうって返すのがいいんですよ」

 

 

歩夢「ねぇ、あなたはどうすればいいと思う?」

 

 

俺「うーん、まぁたしかに俺もデュエルカーニバルのあと似たようなことで悩んだけど、俺の場合、すぐに声かられなくなったし、かと言って歩夢はスクールアイドルだからな…ファンの人がいてこそだし…うーん」

 

 

かすみ「そんなに悩むことですか…」

 

 

俺「ダメだ!ごめん、歩夢出てこない。」

 

 

歩夢「ううん、こっちこそ変なこと聞いてごめんね」

 

 

俺「けど」

 

 

歩夢「けど?」

 

 

俺「いいこと思いついた」

 

 

歩夢「何?」

 

 

俺「聞きに行こう」

 

 

 

愛「聞きに行くって誰に?」

 

 

俺「みんなにだよ」

 

 

エマ「みんな…?」

 

 

せつ菜「まさか…部長…」

 

 

 

俺「そのまさかだ」

 

 

 

 

 

〜翌日〜

 

 

彼方「まさかとは思ったけど本当に来ちゃうとはね〜」

 

 

しずく「えぇ…」

 

 

せつ菜「はぁ〜ここがかの音ノ木坂学院ですね!!」

 

 

果林「いくらわからないとは言えμ'sに聞きに来ちゃうとは」

 

 

俺「こういうのは直接聞くのがいいかなって思って」

 

 

 

穂乃果「おーい!みんなー!」

 

 

 

歩夢「あ、穂乃果ちゃん。ごめんね急にきたりして」

 

 

穂乃果「ううん、全然いいよ、私たちもこの前は急に来ちゃったし。それで話って…?」

 

 

 

 

〜部室〜

 

 

にこ「なるほどね、ファンへの対応ならこのスーパーアイドルにこにーに任せなさい!」

 

 

 

俺「今日は絵里と希と1年生はいないんだな」

 

 

 

にこ「って聞きなさいよ!」

 

 

 

ことり「絵里ちゃんと希ちゃんはどうしても生徒会の仕事で来れないみたいで、凛ちゃんと花陽ちゃんと真姫ちゃんは生徒集会みたい」

 

 

穂乃果「うーん、ファンへの対応か〜。」

 

 

海未「たしかに最初は悩みましたよね…」

 

 

歩夢「ごめんね、変なこと聞いちゃって」

 

 

 

穂乃果「ううん、全然平気!それに私も悩んだりしたしなー」

 

 

しずく「μ'sの皆さんはどうやって乗り越えたのでしょうか?」

 

 

ことり「乗り越えられたかはわからないけど自然と身についたというか」

 

 

海未「はい、最初は戸惑いましたが、なんとなく自分の中で形ができてきたといいますか…それでも今でも恥ずかしい時はありますね」

 

 

 

穂乃果「うんうん、だから歩夢ちゃんも歩夢ちゃんらしくいればいいんだよ」

 

 

 

歩夢「私らしく?」

 

 

穂乃果「そうそう!歩夢ちゃんって何でもこつこつと努力して、それでそれで歩夢ちゃんがいるとなんというかいろいろ話しちゃったりなんか落ち着くんだよね!」

 

 

ことり「うん、なんというかいてくれるだけで暖かくなるというか」

 

 

 

歩夢「そ、そんなことないよ」

 

 

海未「いえ、自分のいいところというのは案外気づかないものなんですよ」

 

 

 

にこ「そうよ!だからあんたはもっと胸張りなさい!仮にもあの綺羅ツバサを倒したんだから」

 

 

穂乃果「そうそう!だからもっと自信を持っていいと思う。最初はどうしたらいいかわからないかもしれないけどとにかく自身をもっといつも通りにすればきっと大丈夫だよ」

 

 

歩夢「そうかな…。でもなんだかそれならできる気がしてきた!」

 

 

 

穂乃果「うん!歩夢ちゃん、ファイトだよ!」

 

 

歩夢「ありがとう、みんな」

 

 

俺「やっぱり来て良かったな」

 

 

歩夢「うん」

 

 

凛「あー、虹ヶ咲のみんな来てたのにゃ!」

 

 

花陽「こんにちは」

 

 

真姫「生徒集会が早く終わってよかったわね」

 

 

希「あら?みんなお揃いやん?」

 

 

絵里「本当ね、みんないらっしゃい」

 

 

穂乃果「おっー!これで全員揃ったね!そしたらせっかくだし、この前の合同の練習やっていこうよ!ってその前にお腹空いた〜」

 

 

海未「全く穂乃果は…」

 

 

花陽「まあまあ海未ちゃん。みんな今炊きたてのお米で美味しいおにぎりを作るから待っててね」

 

 

穂乃果「やったー!花陽ちゃん大好き!」

 

 

 

海未「全く、食べ過ぎないでくださいね」

 

 

 

 

穂乃果「よーし!腹ごしらえも済んだし、練習だー!」

 

 

 

みんな「おー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜週末、沼津駅〜

 

 

せつ菜「今度は沼津…ということは!?」

 

 

鞠莉「チャオー!みんな久しぶりね!」

 

 

俺「悪いな鞠莉、迎えにきてもらって。」

 

 

鞠莉「ノープログラム!あなたには大きな借りがあるからね、これくらい全然平気デース!」

 

 

エマ「ホテルオハラの貸切バスか〜すごいね〜」

 

 

彼方「うん、このバスの寝心地もなかなか良さそう」

 

 

果林「ダメよ彼方、寝に行くんじゃないのよ」

 

 

彼方「えへへ〜」

 

 

 

鞠莉「それじゃあ早速行きましょうか!」

 

 

 

かすみ「見てみて、しず子、りな子!海が綺麗だよ!」

 

 

しずく「本当だ、素敵ね」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード キラキラ」

 

 

愛「こんなとこ2回もぶちょー1人で来てたなんてずるいー」

 

 

俺「まぁほらだから今回みんな連れてきたわけで」

 

 

 

 

鞠莉「着いたわ、これからフェリーに乗っていくわよ」

 

 

 

 

〜ホテルオハラ〜

 

 

 

しずく「すごい…お城みたい…」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード ワクワク」

 

 

 

鞠莉「ここがホテルオハラよ」

 

 

 

千歌「あ、みんな!」

 

 

せつ菜「千歌さん、お久しぶりです」

 

 

千歌「うん、久しぶり。あ、そうだ梨子ちゃんだけまだみんなと会ったことなかったよね」

 

 

梨子「2年の桜内梨子です。よろしくお願いします。」

 

 

せつ菜「こちらこそよろしくお願いします!」

 

 

果林「しかし、ここ本当すごいところね、Aqoursのみんなはよくくるの?」

 

 

曜「ううん、私たちもたまにしか来ないんだ。やっぱり他のお客さんもいるしそう何度もは使えないからね」

 

 

果南「でも今回は、あなたたちの部長の顔に免じて特別に貸切にしてもらったんだよね」

 

 

 

ダイヤ「えぇ、先日の三幻魔の一件では返しても返しきれない恩ができてしまいましたからね」

 

 

俺「そんな気にすることじゃないのに」

 

 

果林「さすが部長ね」

 

 

愛「やるー」

 

 

 

ルビィ「それで今日はお話があるって聞いてたけど…」

 

 

 

歩夢「うん…実は…」

 

 

 

 

 

鞠莉「なるほどね…なかなかシリアスな悩みね」

 

 

 

歩夢「μ'sのみんなは自分らしくいればいいって言ってたけど…」

 

 

ルビィ「私たちとμ'sじゃちょっと違いすぎますもんね…」

 

 

花丸「うんうん、μ'sは今までの実績があってこその言葉だけど、いきなりまるたちがそれを実践できるかというとそうじゃないもんね…」

 

 

善子「な、何弱気になってんのよ!ヨハネたちで頑張ってきたでしょうが!」

 

 

花丸「それはそうだけど…みんな善子ちゃんみたいにはいないずら…」

 

 

善子「だからヨハネだってば!」

 

 

千歌「たしかにそれってすっごく悩むよね。でもその悩みってすごい大切なことだと思う。」

 

 

歩夢「え?」

 

 

千歌「私はスクールアイドルは時間も場所もできることも限られてる。けどだからこそその限られた中で自分たちの輝きを見つける。その過程も本当は輝いているんじゃないかなって思うんだ。必死に頑張ってる姿をみてみんなが応援してくれる、それがスクールアイドルのいいところなんじゃないかなって思うんだ。だから最初は大変かもしれないけど、正解のない答えを見つけようとすることがスクールアイドルの輝きなんだと思う」

 

 

 

かすみ「つまり、えっーとどういうことでしょう?」

 

 

千歌「うーんとなんて言えばいいのかな…とにかくいろいろ試して見ようよ!いろいろやってみようよ!最初はいろいろ大変かもしれないけど、きっと頑張ってればμ'sの言うように自分らしさが見つかるってことかな」

 

 

 

梨子「千歌ちゃんらしいわね」

 

 

千歌「えへへ」

 

 

 

歩夢「ありがとう、千歌ちゃん。それにAqoursのみんな。私焦ってたのかも。いつも違う日常になってどうしたらいいか分からなくて。でもみんなが言ってくれた通りいろいろやってみようと思う!最初はうまくいかないかもしれないけどそれでもなんとかやってみる!」

 

 

鞠莉「Great!」

 

 

果南「そうだね、そのために頼りになる部長がいるんだもんね」

 

 

曜「本当それってすごい羨ましいよ!」

 

 

 

かすみ「ふふふ、なんて言ったってかすみんたちの自慢の部長ですかね!誰にも渡しませんよ!」

 

 

 

鞠莉「Oh!それは残念、ゆくゆくは理事会に掛け合って来てもらうと思ったのに」

 

 

 

歩夢「そ、それはダメですよ!」

 

 

鞠莉「イッツジョーク!まぁそれはいいとしてせっかくきたんだし、みんなホテルオハラを堪能していって!」

 

 

 

ルビィ「しすくちゃん、璃奈ちゃん、かすみちゃん、こっちに美味しいお菓子がいっぱいあるよ」

 

 

かすみ「やったー!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード わーいわーい」

 

 

しずく「楽しみですね」

 

 

 

善子「ずら丸みたいに食べ過ぎても知らないわよ」

 

 

花丸「食べ過ぎは善子ちゃんの方ずら」

 

 

 

善子「善子いうな!」

 

 

 

 

 

〜帰りの電車〜

 

 

 

歩夢「みんな寝ちゃってるね」

 

 

俺「そうだな、歩夢も寝てていよ、ちゃんと起こすから」

 

 

歩夢「うん、でも大丈夫。あなたの方こそ疲れてない?」

 

 

俺「あぁ、平気だよ」

 

 

 

歩夢「ありがとう…ここまでしてくれて」

 

 

俺「ううん、気にするな。みんなのためでもあったし」

 

 

歩夢「うん…」

 

 

 

歩夢「あのね」

 

 

俺「うん」

 

 

歩夢「ずっと気になってたんだけど」

 

 

俺「何?」

 

 

歩夢「どうしていつもそこまでしてくれるかなって。たしかに部長としての役目はあるかもしれないけど、今回みたいに本当ちょっとした悩みなのにμ'sとAqoursに会う手配をしてくれたり…。やっぱり幼なじみだから…?」

 

 

俺「それはあるかもな」

 

 

歩夢「そっか…でもやっぱりあなたに甘えてばかりじゃダメだよね。自分たちでなんとかしないと」

 

 

俺「そうかな?」

 

 

歩夢「え?」

 

 

 

俺「たしかに手助けはしてるけど、最後に決めてるのはみんなだろ。だから別に俺もみんなを甘やかしてるなんて思ってないよ。ただ俺は自分のできることをしてるだけで、最後はみんなの判断に委ねてるつもりだけど」

 

 

歩夢「そっか…やっぱり優しいんだね、あなたは…」

 

 

俺「そうかな」

 

 

 

歩夢「うん…ねぇ、その優しさはやっぱりハノイ事件があったから?だから優しくしてくれるの?」

 

 

 

俺「前はそうだったかもしれないな…。けどリボルバーと戦って、尊の戦いを見守って俺の中であの事件はもう終わったんだ…。けどそれでも歩夢はこれからもずっと守っていきたいって思ってる。なんでかはよくわかんないけど、もしかしたら理由なんてないのかもしれないけど、ただ守りたいって思ってる。それじゃだめかな?」

 

 

歩夢「ううん、そんなことないよ。それじゃあこれからもずっと守ってもらおうかな。」

 

 

俺「あぁ」

 

 

歩夢「ふふ、ありがとう」

 

 

 

俺「そろそろ着くな、みんなを起こさないと」

 

 

歩夢「うん」

 

 

俺「みんな起きて、そろそろ着くよ」

 

 

 

 

かすみ「いやー疲れた〜」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード ヘロヘロ」

 

 

俺「みんなお疲れ様、今日はしっかり休んで。明日からの練習に備えよう」

 

 

 

 

かすみ「えーいっそのこと明日練習休みにしませんか〜?」

 

 

果林「あら?ならかすみちゃんは自主的に休んでも大丈夫よ?」

 

 

かすみ「じょ、冗談です!ちゃんときます!」

 

 

歩夢「それじゃあ今日はみんなありがとう」

 

 

愛「愛さんの方こそ歩夢とぶちょーのおかげでホテルオハラに泊まれたし最高だったよ!」

 

 

 

彼方「またあのベッドで寝たいな〜」

 

 

エマ「ふかふかだったね〜」

 

 

しずく「ホテルの中もすごく綺麗でした」

 

 

せつ菜「部長、最高の合宿ありがとうございました!」

 

 

 

俺「合宿のつもりじゃなかったけどまぁいいっか」

 

 

俺「それじゃあみんな気をつけて」

 

 

みんな「はーい」

 

 

俺「それじゃあ俺たちも帰ろう、歩夢」

 

 

歩夢「うん!」

 

 

かすみ「ちょ、かすみんも同じ方向なんですから忘れないでください!」

 

 

 

こうして歩夢の悩みを解決した俺たち。

 

μ'sやAqoursのようになれるのはまだまだ先かもしれない。

 

 

けれどいつかきっとなれると思う。

 

俺たちならきっと。

 

 

 

〜fin〜

 

 

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