スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第4話

 

 

 

〜とある日〜

 

 

 

 

善子「くくく、着いたわ…ここがかのラグナロクが起きたと言われる終焉の地…」

 

 

 

花丸「ただの秋葉原ずら」

 

 

 

善子「う、うるさい!いいのよ!」

 

 

 

ルビィ「でも3人だけで東京ってちょっと不安だよね…」

 

 

 

善子「心配いらないわ、このヨハネに任せればこの終焉の地でも生き延びわれるわ」

 

 

ルビィ「ピギィ!やっぱり東京って怖いところなのかな…」

 

 

花丸「ルビィちゃん、善子ちゃんの言うこと真にうけちゃダメずら」

 

 

善子「だからヨハネだってば!」

 

 

 

 

 

俺「あれ?やっぱりそうだ。善子と花丸とルビィじゃん」

 

 

花丸「ずら?」

 

 

善子「あんた…こんなところで…まさかヨハネの魔力によって召喚されたの…?」

 

 

 

花丸「そんなわけないずら」

 

 

 

俺「いや、さっきまでμ'sの練習に参加してたんだよ」

 

 

ルビィ「確か前にもμ'sのデュエルの練習付き合ってるって言ってたよね」

 

 

俺「そう、それ。それより1年生しかいないのか。2年生と3年生は?」

 

 

ルビィ「お姉ちゃんたちは内浦にいるよ。今回はルビィたちだけで東京に行ってみたいって言ったの」

 

 

俺「なるほどね」

 

 

花丸「でも虹ヶ咲の部長さんに会えてなんかちょっとほっとしたずら〜」

 

 

ルビィ「うゆ。なんだかんだ言ってもルビィたちだけだと心細かったんだ…」

 

 

俺「そっか、まぁ慣れない街に行くのは大変だよな。この辺は俺はよく来るからよかったら案内しようか?」

 

 

花丸「本当ずら?よかったずら〜」

 

 

ルビィ「是非、お願いします!」

 

 

善子「まぁヨハネのリトルデーモンになるっ受け取っておくわ」

 

 

俺「それでどこか行くところは決まってる?」

 

 

ルビィ「うん、スクールアイドルショップに行きたいんだけど、ここ知ってる?」

 

 

俺「あぁ、ここね。よくにこと花陽が行ってるところだな。道知ってるから案内するよ」

 

 

ルビィ「ありがとう!」

 

 

花丸「善子ちゃんはどうするずら?」

 

 

善子「だからヨハネ!」

 

 

 

善子「くくく、ヨハネは約束の地に行かないと行けないの」

 

 

花丸「他に行きたいところがあるずらね、それじゃああとで合流ずら」

 

 

善子「適当に流すな!まぁいいわ、その分魔力をたっぷりと蓄えてくるからリトルデーモンたち楽しみにしてなさい!」

 

 

 

花丸「行っちゃったずら…」

 

 

俺「いいのか?善子1人だけにして」

 

 

花丸「多分大丈夫ずら」

 

 

ルビィ「うん…毎回なんだかんだ戻ってくるから」

 

 

俺「ならいいけど。それじゃあ俺たちも行くか」

 

 

ルビィ「うゆ!」

 

 

 

 

〜スクールアイドルショップ〜

 

 

ルビィ「見てみて、花丸ちゃん、これなんかすごい可愛いよ、花丸ちゃんに似合いそう!」

 

 

花丸「ま、まるにはちょっと可愛いすぎるよ」

 

 

ルビィ「そんなことないよ、絶対花丸ちゃんに似合うと思うよ」

 

 

花丸「まぁルビィちゃんがそういうなら…」

 

 

 

俺「2人とも盛りがあってるな。一応、ダイヤに連絡しておくか」

 

 

 

 

 

俺「もしもしダイヤ?」

 

 

ダイヤ「もしもしどうしましたの?」

 

 

俺「いや、今秋葉原にいるんだけど、偶然ルビィたちと合流したよ」

 

 

ダイヤ「そうでしたか、あなたと一緒ならこちらも安心です。」

 

 

俺「多分、今日1日は一緒にいると思うから」

 

 

ダイヤ「それは助かります。あのついでにお願いしてもよろしいですか?」

 

 

俺「いいけど」

 

 

ダイヤ「ルビィたちは今日東京に泊まるみたいなのですが、できれば明日もルビィたちと一緒にいてもらえないでしょうか?」

 

 

俺「まぁルビィたちがいいって言えばいいけど」

 

 

ダイヤ「本当ですか!?ありがとうございます。私、実はルビィたち1年生だけで東京に行かせるのは少々不安でして…。ですがルビィたちがどうしても自分たちだけで行きたいと言うので仕方なく…」

 

 

俺「なるほどな…。わかった、あとでルビィたちにも聞いてみるからまた連絡するよ」

 

 

ダイヤ「はい、よろしくお願いします」

 

 

 

 

俺「ダイヤって本当お母さんみたいだな」

 

 

 

花丸「誰と電話してたずら?」

 

 

俺「え?あぁいやちょっと知り合いに。それより買い物終わったの?」

 

 

ルビィ「うん!」

 

 

俺「それで次に行きたいところは?」

 

 

花丸「あるんだけど、そこは善子ちゃんも一緒に行こうって話になってるずら」

 

 

俺「そうか、なら先に善子と合流だな」

 

 

 

 

 

〜駅前広場〜

 

 

 

花丸「善子ちゃん、来ないずら…」

 

 

ルビィ「まさか迷子になっちゃったとか…」

 

 

俺「電話は?」

 

 

花丸「出ないずら…」

 

 

ルビィ「さっきからずっと電話してるんだけど…」

 

 

俺「困ったな」

 

 

 

ルビィ「変なところに行っちゃってなければいいけど…」

 

 

俺「…ちょっとここにいて」

 

 

花丸「うん…」

 

 

 

〜数分後〜

 

 

俺「善子の居場所がわかった」

 

 

花丸「本当ずら!?」

 

 

俺「あぁ、こっちだ」

 

 

ルビィ「でもどうやってわかったの?」

 

 

俺「それは…聞かない方がいいかもな」

 

 

 

 

〜数分後〜

 

 

ルビィ「あ!善子ちゃん!」

 

 

善子「ルビィ…花丸…もう遅いわよ!どこに行ってたのよ!」

 

 

花丸「善子ちゃんこそこんなところで何してるずら?」

 

 

善子「私は別に…ちょっと道間違えたらよくわからないところになって…ていうかヨハネ!」

 

 

花丸「何はともあれ見つかってよかったずら」

 

 

善子「でもどうやって見つけたのよ、スマホの充電は切れてて電話もならないのに」

 

 

花丸「虹ヶ咲の部長さんが見つけてくれたずら〜」

 

 

善子「あんた何者?まさか本当に魔法でヨハネを見つけたの…?」

 

 

俺「まぁ今回はそういうことにしておくよ」

 

 

ルビィ「でも本当よかった」

 

 

花丸「善子ちゃんも見つかったことだし、次の目的地に行くずら〜」

 

 

善子「ヨハネ!」

 

 

 

〜数分後〜

 

 

俺「ここか」

 

 

花丸「知ってるずら?」

 

 

 

俺「もちろん、ここ最近できたショップじゃ一番新しいし大きい店だからな。俺もたまにくるよ」

 

 

ルビィ「そうだったんだ」

 

 

 

善子「くくく、ここなら更なる魔力を」

 

 

花丸「善子ちゃんはまるたちから離れたらダメずら」

 

 

善子「わかってるわよ!」

 

 

 

ルビィ「うわ〜いっぱいカードがあるね〜」

 

 

花丸「お店の作りも未来ずら〜」

 

 

俺「そうだ、ここのデュエルスペース結構広いんだよ」

 

 

ルビィ「見てみたい!」

 

 

 

花丸「たしかに広いずら〜。ルビィちゃんせっかくだからデュエルしていけば?来たかったんでしょここ」

 

 

ルビィ「え?うんそうだけど…」

 

 

俺「なら俺が相手になるよ」

 

 

ルビィ「ピギィ!?虹ヶ咲の部長さんが!?」

 

 

俺「あぁ、善子と花丸とならいつでもデュエルできるけど俺とはそうなかなかデュエルできないだろ、だからどうかな?」

 

 

善子「せっかくだしいいんじゃない、ルビィ。Aqoursの意地を見せなさいよ」

 

 

 

ルビィ「う、うん…わかった。やろう、デュエル」

 

 

俺「よし、それじゃあ準備はいいか?」

 

 

ルビィ「うん!」

 

 

 

 

2人「デュエル!!」

 

 

互いのライフは4000

 

先攻は俺

 

 

 

俺「俺のターン、クロック・ワイバーンを召喚して効果発動!攻撃力を半分にしてクロックトークンを特殊召喚する!そしてクロック・ワイバーンとクロックトークンでリンク召喚!リンク2、スプラッシュ・メイジ!スプラッシュ・メイジの効果、墓地からクロック・ワイバーンを特殊召喚する!現れろ!未来を導くサーキット!」

 

 

 

善子「ルビィ、早速くるわよ」

 

 

花丸「気をつけてね」

 

 

ルビィ「う、うゆ」

 

 

俺「召喚条件は効果モンスター2体以上!俺はリンク2のスプラッシュ・メイジとクロックワイバーンをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク3、デコード・トーカー!!」

 

 

善子「きた、むこうのエースカード…」

 

 

俺「そして手札からサイバース・コンバーターをデコード・トーカーの先に守備表示で特殊召喚!この瞬間、デコード・トーカーの効果!リンク先のモンスター1体につき攻撃力を500アップする、パワーインテグレーション!」

 

 

花丸「攻撃力は2800…」

 

 

俺「俺はこれでターンエンド」

 

 

ルビィ「いきなりエースモンスター…」

 

 

花丸「大丈夫、ルビィちゃんならいけるずら」

 

 

善子「そうよ、あんなモンスターちゃっちゃと倒しちゃなさい」

 

 

ルビィ「やってみる!私のターン、ドロー!魔法カード 虹の架け橋を発動!デッキから宝玉魔法・罠カードを手札に加えるよ!私は魔法カード 宝玉の絆を手札に加え、そして発動!デッキから宝玉獣サファイア・ペガサスを手札に加えて、さらにデッキから宝玉獣ルビー・カーバンクルを永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置くよ」

 

 

花丸「ルビィちゃん、いい感じずら」

 

 

ルビィ「そして宝玉獣サファイア・ペガサスを召喚!サファイア・ペガサスの効果!デッキから宝玉獣を永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置くことができる。私は宝玉獣トパーズ・タイガーを置くよ。サファイアコーリング!そして魔法カード 宝玉の契約を発動!魔法・罠ゾーンの宝玉獣1体を特殊召喚する!来て!ルビー!」

 

 

花丸「相変わらずルビィちゃんのルビーはかわいいずら〜」

 

 

善子「ちょっと見とれてる場合じゃないわよ」

 

 

花丸「はっ、そうだったずら!頑張れ〜ルビィちゃん〜」

 

 

ルビィ「えへへ、ルビー・カーバンクルの効果!このカードが特殊召喚された時に、魔法・罠ゾーンの宝玉獣を可能な限り特殊召喚できる!ルビーハピネス!」

 

 

花丸「ルビィちゃんの魔法・罠ゾーンにはあとトパーズ・タイガーがいるずら」

 

 

ルビィ「きて、トパーズ・タイガー!」

 

 

 

俺「けどまだ俺のデコード・トーカーには攻撃力は及ばないぞ」

 

 

ルビィ「うん、わかってる。バトル!トパーズ・タイガーでサイバース・コンバーターを攻撃!トパーズバイト!」

 

 

俺「(リンク・インフライヤーを戦闘破壊してもデコード・トーカーの攻撃力は500下がるがそれでも攻撃力はまだ足りない…何か狙いがあるのか…)」

 

 

ルビィ「この瞬間、ルビィは手札のこのカードの効果を発動するよ!」

 

 

善子「あれは!?もしかして」

 

 

花丸「うん!ルビィちゃんの新しいエースモンスターずら!」

 

 

ルビィ「宝玉獣モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時、このカードは特殊召喚できる!きて!究極宝玉獣レインボー・ドラゴン!!」

 

 

俺「新しいレインボー・ドラゴンだと!?」

 

 

ルビィ「そう、これがルビィの新しいエース 究極宝玉“獣“レインボー・ドラゴンだよ!」

 

 

俺「通常のレインボー・ドラゴンはフィールド・墓地に7体の宝玉獣を揃えなければ特殊召喚できないモンスター…けどこのレインボー・ドラゴンは宝玉獣がバトルするだけで呼び出せるのか…なんてモンスターだ」

 

 

善子「さすがにこれにはあんたでも驚いてるみたいね」

 

 

俺「あぁ、当たり前だろ。こんなすごいモンスターは見れるなんてな」

 

 

花丸「特訓の甲斐があったね、ルビィちゃん」

 

 

ルビィ「うゆ!」

 

 

俺「特訓?」

 

 

花丸「ルビィちゃんはね、あの三幻魔の戦いであなたや上級生ばかりに頼りきりだったから今度は自分が強くなるんだって、あのあと特訓をしてたの」

 

 

善子「本当、大変な特訓だったけど」

 

 

花丸「でもそのおかげで、ルビィちゃんも善子ちゃんも強くなったずら」

 

 

善子「だから善子言うな!」

 

 

俺「そうだったのか…」

 

 

ルビィ「うん、だからね、このデュエルはあなたへの恩返しでもあるの。あの戦いを通じて強くなったルビィ達を見てほしい」

 

 

俺「わかった、全力でこい!ルビィ!」

 

 

ルビィ「うん!サイバース・コンバーターが戦闘破壊されたことによりデコード・トーカーの攻撃力は2300にダウンする!私は究極宝玉獣レインボー・ドラゴンでデコード・トーカーを攻撃!オーバー・ザ・レインボー!」

 

 

俺「ぐっ」

 

 

俺のライフが4000から3300に減る。

 

 

 

ルビィ「続けてサファイア・ペガサスでダイレクトアタック!サファイアトルネード!」

 

 

 

俺「くっ」

 

 

俺のライフが3300から1500に減る。

 

 

ルビィ「続けてルビーでダイレクトアタック!ルビーソニック!」

 

 

俺のライフが1500から1200に減る。

 

 

ルビィ「私はカードを1枚伏せてターンエンド。」

 

 

善子「よし、相手に大ダメージを与えたわ」

 

 

花丸「ルビィちゃん、このまま押し切るずら」

 

 

 

ルビィ「う、うん。(でもそんなに簡単に行くかな…)」

 

 

 

俺「(ルビィのやつとんでもないモンスターを隠してたな…。これはこっちも総力あげていかないと…)」

 

 

 

 

俺「いくぞ、俺のターン、ドロー。手札のマイクロ・コーダーを墓地に送り、魔法カード サイバネット・マイニングを発動!デッキからサイバース・ガジェットを手札に加える。そしてサイバース・ガジェットを通常召喚、効果発動!墓地からマイクロ・コーダーを特殊召喚する。そして2体でリンク召喚!リンク2、コード・トーカー!」

 

 

善子「厄介な流れになってきたわね」

 

 

俺「墓地のサイバース・ガジェットの効果、ガジェットトークンを特殊召喚する。さらにマイクロ・コーダーの効果でデッキからサイバネット・コーデックを手札に加え、発動!続けてガジェットトークンでリンク召喚!リンク1、リンク・スパイダー!現れろ!未来を導くサーキット!召喚条件は効果モンスター2体以上!俺はリンク2のコード・トーカーとリンク・スパイダーをリンクマーカーにセット!リンク召喚、リンク3、トランスコード・トーカー!」

 

 

花丸「リンク3ずら〜」

 

 

俺「サイバネット・コーデックの効果、デッキからコード・ジェネレーターを手札に加える。そしてトランスコードの効果!墓地からコード・トーカーを特殊召喚する!続けて手札のコード・ジェネレーターとコード・トーカーでリンク召喚!リンク3、エクスコード・トーカー!墓地のコード・ジェネレーターの効果!デッキからドット・スケーパーを手札に加える!さ、にサイバネット・コーデックの効果でデッキからリンク・インフライヤーを手札に加える!」

 

 

善子「どうすんのよ、連続リンク召喚が始まっちゃったじゃない!」

 

 

ルビィ「ピギィ!そんなこと言われても…」

 

 

俺「墓地のドット・スケーパーの効果!自身を特殊召喚する!さらに手札のリンク・インフライヤーをエクスコード・トーカーのリンク先に特殊召喚する!俺はドット・スケーパーとリンク・インフライヤーでリンク召喚!リンク2、フレイム・アドミニスター!」

 

 

花丸「この盤面は…よく見た盤面ずら…」

 

 

俺「トランスコード、エクスコード、フレイム・アドミニスターのそれぞれの効果でトランスコードの攻撃力は4100、エクスコードの攻撃力は3600、フレイム・アドミスターの攻撃力は2500だ!」

 

 

善子「相変わらずとんでもない盤面ね」

 

 

 

ルビィ「(で、でもルビィにはまだこの伏せカードがある。伏せてある罠カード 究極宝玉陣は宝玉獣が戦闘破壊された時にデッキから宝玉獣を7種類墓地に送ってEXデッキからルビィの切り札、究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴンを召喚条件を無視して特殊召喚できるカード…これを発動できればまだ勝機はある…)」

 

 

 

俺「…悪いなルビィ、その伏せカードを使える時は多分来ない…」

 

 

ルビィ「え?」

 

 

俺「俺は永続魔法 サイバネット・オプティマイズを発動!」

 

 

ルビィ「サイバネット・オプティマイズ!?」

 

 

俺「このカードがある限りコード・トーカーモンスターがバトルを終えるまで相手はカードの効果を発動することができない。多分その伏せカードは究極宝玉陣…。あいにくこのデュエルでレインボー・オーバー・ドラゴンの出番はない。バトルだ!エクスコード・トーカーでトパーズ・タイガーを攻撃!エクスコードクローズ!」

 

 

ルビィ「うぅ」

 

 

ルビィライフ4000→2000

 

 

俺「とどめだ!トランスコード・トーカーでサファイア・ペガサスを攻撃!トランスコードフィニッシュ!!」

 

 

ルビィ「きゃあ」

 

 

ルビィライフ2000→0

 

 

 

 

ルビィ「負けちゃった…」

 

 

善子「もうあとちょっとだったのに」

 

 

花丸「しょうがないずら、次頑張ればいいずら」

 

 

俺「でも新しいレインボー・ドラゴンは本当に驚いたよ」

 

 

ルビィ「うん!ルビィのとっておきのカードだからね」

 

 

俺「さっ、デュエルも終わったとこだし、カード買いに買いに行くか」

 

 

ルビィ「うん!」

 

 

花丸「まる欲しいカードがいっぱいあるずら〜」

 

 

 

 

 

〜1時間後〜

 

 

花丸「ふぅ〜ついついいっぱい買っちゃったずら〜」

 

 

ルビィ「うん、ルビィも。特価で安いとついつい買っちゃうよね」

 

 

善子「くくく、これで魔力は十分蓄えられた…」

 

 

花丸「ルビィちゃん、そしたらあそこ行くずら?」

 

 

ルビィ「うん!」

 

 

俺「あそこ?」

 

 

 

 

〜数分後〜

 

 

俺「ここか」

 

 

ルビィ「うん、前にもきたけどどうしてもまた来たくて」

 

 

俺「来るなら希に言っておけばよかったな。今日はみんなと遊びに行ってるって言ってたけど」

 

 

花丸「そういえば希ちゃんここでアルバイトしてるんだよね?」

 

 

俺「そうそう、巫女さんの格好してバイトしてるよ」

 

 

ルビィ「そういえば今日は理亞ちゃんたちいないかな…」

 

 

善子「さすがにそんな偶然ないでしょ」

 

 

俺「理亞?」

 

 

ルビィ「うん、鹿角理亞ちゃん。ルビィと同い年でお姉さんの聖良さんとグループを組んでるんだ」

 

 

花丸「Saint Snowって言うずら」

 

 

俺「Saint Snow…。あっ、思い出した確か北海道のスクールアイドルだよな?」

 

 

ルビィ「うん!」

 

 

花丸「理亞ちゃんたちとは前にまるたちが初めて秋葉原にきた時、ここで偶然出会ったずら」

 

 

ルビィ「それからいろいろあったよ」

 

 

善子「まぁ腐れ縁ってやつよ」

 

 

俺「そっか、μ'sでいうとA-RISEみたいな感じかな?」

 

 

花丸「うーん」

 

 

ルビィ「似てるようでちょっと違うかも…」

 

 

俺「そうか。けどルビィたちにとっては大事な仲間ってことだろ?」

 

 

ルビィ「うん!大事な友達だよ!」

 

 

善子「もしかしてルビィあんたSaint Snowと会えるかもしれないからわざわざここに来たわけ?」

 

 

ルビィ「ち、違うよ!いやちょっとは期待してたけど…」

 

 

善子「やっぱり…それが目当てね…」

 

 

ルビィ「うゆ…」

 

 

花丸「でもさすがに今日はきてなさそうずら」

 

 

 

するとそこに…

 

 

 

???「ルビィ?」

 

 

ルビィ「え?今の声は?」

 

 

理亞「あんた…ここで何してるの…?」

 

 

ルビィ「り…理亞ちゃん!?どうしてここに?」

 

 

理亞「それはこっちのセリフよ、こんなところで何してるのよ」

 

 

ルビィ「えっと…」

 

 

聖良「すごい、こんな偶然があるんですね」

 

 

花丸「聖良さんずら、お久しぶりずら」

 

 

聖良「お久しぶりです。今日は1年生だけなのですか?」

 

 

ルビィ「はい、ちょっと1年生だけで東京の観光をしたくて…」

 

 

聖良「そうだったんですか…。私たちも連休を利用して東京にスクールアイドルの勉強を兼ねて観光しに来ていたんですよ」

 

 

ルビィ「そうだったんですね」

 

 

聖良「えぇ、それで理亞がどうしてもここに来たいって。多分、ルビィさんたちに会えるじゃないかって」

 

 

理亞「ね、姉さん!!」

 

 

花丸「ふふふ」

 

 

善子「あんたたちって本当似た者同士ね…」

 

 

 

ルビィ「理亞ちゃん…実はルビィもここに来たら理亞ちゃんたちに会えるんじゃないかって」

 

 

理亞「そう…」

 

 

ルビィ「だから会えてすごい嬉しい」

 

 

理亞「ま、まぁそれならよかったけど」

 

 

 

聖良さんが俺に気づく。

 

 

聖良「?もしかしてあなたは虹ヶ咲スクールアイドル同好会の部長さんですか?」

 

 

俺「えぇ、そうです」

 

 

聖良「やはりそうでしたか、この前のスクールアイドルCSのご活躍見させていただきました。上原さんをはじめとして皆さんとてもいいデュエルをされますね」

 

 

俺「そう言ってもらえてなによりです」

 

 

聖良「そういうあなたもデュエルカーニバル、拝見させていただきました。特に決勝戦の穂村尊さんとのデュエル、とても同じ高校生とは思えないほど白熱したデュエルでしたね」

 

 

俺「ありがとうございます」

 

 

聖良「そうだ、せっかくお会いできたのでもしよろしければ私とデュエルしていただけないでしょうか?」

 

 

理亞「姉さん!?」

 

 

俺「俺と?」

 

 

聖良「えぇ、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会…いずれμ'sやAqoursに並ぶグループになると私は思っています。だからこそ、その部長と私たちSaint Snowの実力、どちらが上か確かめておきたいんです」

 

 

俺「……。わかりました。俺と虹ヶ咲を背負ってますからね、このデュエル、逃げるわけにはいかない」

 

 

聖良「ありがとうございます」

 

 

花丸「でももう今日は日が暮れてきたずら〜」

 

 

ルビィ「理亞ちゃんたちは明日も東京にいるの?」

 

 

理亞「ま、まあ…」

 

 

ルビィ「本当!?よかった!」

 

 

俺「なら、聖良さんデュエルは明日はどうですか?今日はお互いデッキ調整ということで」

 

 

聖良「わかりました。では念のため連絡先をお伺いしてもよろしいですか?」

 

 

俺「もちろんです。こちらにお願いします。」

 

 

聖良「では詳しい日程は後ほど連絡します。」

 

 

俺「わかりました、よろしくお願いします」

 

 

 

 

花丸「なんかすごいことになってきちゃったずら…」

 

 

ルビィ「う、うゆ…」

 

 

善子「な、何ビビってんのよ!」

 

 

花丸「そういう善子ちゃんだって声震えてるずら…」

 

 

善子「ヨハネ!」

 

 

 

 

聖良「では私たちはここで」

 

 

ルビィ「理亞ちゃん、また明日ね」

 

 

理亞「う、うん…」

 

 

 

俺「さて、ルビィたちも今日は泊まりなんだつっけ?宿はここから近いの?」

 

 

花丸「ここずら〜」

 

 

俺「わかった。宿まで送っていくよ」

 

 

花丸「ありがとうずら〜」

 

 

 

俺「(Saint Snow…Aqoursのライバル…これはしっかりとデッキ考えないとな)」

 

 

 

to be continued…


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