スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第2話

 

ユート「俺の負けだ」

 

 

 

俺「けど君の幻影騎士団、見たこともないモンスターも入ってるし、それにデッキとの信頼関係がすごく伝わってきた」

 

 

ユート「そうか…。やはり君なら俺たちの力になってくれるかもな」

 

 

俺「それなんだけど、もっと詳しく聞かせてくれないか」

 

 

ユート「あぁ、わかった」

 

 

 

 

一方…

 

 

 

愛「というわけでぶちょーたちが来るまであなたもちょっと待っててくれる?」

 

 

アンナ「オレにそんな時間はねぇ!早く上原歩夢を見つけてハートランドに連れてかねぇといけねぇんだ!」

 

 

かすみ「だーかーらー、先輩の断りなしに歩夢さんには会わせられないですー!」

 

 

アンナ「うるせぇ、こうしてある間にもオレの仲間は戦ってるんだよ!」

 

 

璃奈「ねぇ、あなたは本当に別の次元から来たの?」

 

 

アンナ「あぁ、そうだよ」

 

 

愛「ここじゃない次元が本当にあるなんてね〜。たしか量子力学だっけ?」

 

 

璃奈「そう、璃奈ちゃんボード ふむふむ」

 

 

アンナ「あぁ、もう待ってられない!悪いけどはオレは行くからな」

 

 

愛「あぁだからもうちょっと待っててば」

 

 

アンナ「こうしてグダグダしてる間にもカイトたちは戦ってるんだ、オレもグダグダしてられねぇ。さっさと上原歩夢を見つけないと」

 

 

かすみ「もうー、さっきから歩夢先輩、歩夢先輩って!そんなに歩夢先輩じゃないとダメなんですか?」

 

 

アンナ「あぁ。あいつを倒すには確かサイバースだっけ?その力が必要なんだ。それに上原歩夢じゃないとハートランドに行っても力不足だろうしな」

 

 

かすみ「むきー!もう頭にきました!こうなったらかすみんとデュエルです!」

 

 

アンナ「お前と?」

 

 

 

かすみ「はい!かすみんだってやれるってところを見せてあげましょう!」

 

 

 

璃奈「待って、別の次元から来たなら私もこの人のデュエル気になる。」

 

 

 

アンナ「あぁもう、オレは2人も相手してる暇はないんだよなぁ。あ、そうだ!ならいっぺんにかかってこい!」

 

 

璃奈「それって2対1でデュエルするってこと?」 

 

 

アンナ「あぁ!それなら時間短縮できるしな」

 

 

 

かすみ「ぶー!ますます頭に来ました!りな子、かすみんたちでこの人けちょんけちょんにしちゃおう」

 

 

 

璃奈「デュエルするにはそれしかないなら仕方ないか」

 

 

 

アンナ「よし、なら早速デュエルだ!」

 

 

 

かすみ「いくよ、りな子!」

 

 

 

璃奈「うん、璃奈ちゃんボード やったるで〜」

 

 

 

3人「デュエル!!」

 

 

 

互いのライフは4000、2対1の変則タッグデュエル

 

 

 

かすみ「先攻はかすみんからもらいます。かすみは永続魔法 アロマガーデニングを発動します。そしてアロマージージャスミンを召喚します。アロマガーデニングの効果、アロマモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、ライフを1000回復します。」

 

 

かすみ&璃奈ライフ4000→5000

 

 

かすみ「ジャスミンの効果、ライフを回復した時、1枚ドローします。ジャスミンの更なる効果、相手よりライフが多い時、もう一度、植物族モンスターを特殊召喚できます。かすみんはアロマージーローズマリーを召喚します。」

 

 

 

愛「いいぞ〜かすかす」

 

 

 

かすみ「かすみんです!もう!きて!かすみんを導くサーキット!アローヘッド確認、召喚条件は植物族モンスター2体。かすみんはジャスミンとローズマリーをリンクマーカーにセット!リンク召喚、リンク2、アロマセラフィージャスミン!」

 

 

 

アンナ「あれがリンク召喚か…」

 

 

 

かすみ「続けて手札のアロマセラフィーアンゼリカの効果!このカードを手札から墓地に送り、墓地のローズマリーの攻撃力分ライフを回復します。そして自分がライフを回復したことによりアロマセラフィージャスミンの効果、デッキからアロマージーローリエを手札に加えます。」

 

 

 

かすみ&璃奈ライフ5000→6800

 

 

 

かすみ「まだまだ行きますよ〜。墓地のアンゼリカの効果、自身を特殊召喚します!さらに相手よりライフが多い時、手札のアロマージーローリエは特殊召喚できます!さらに!アロマセラフィージャスミンの効果!リンク先のローリエをリリースすることでデッキから植物族モンスターを特殊召喚できます。かすみんはローンファイア・ブロッサムを特殊召喚します。そしてローリエの効果、このカードが墓地に行ったことによりライフを500回復します」

 

 

 

かすみ&璃奈ライフ6800→7300

 

 

 

璃奈「かすみちゃんいい感じ」

 

 

 

かすみ「ローンファイア・ブロッサムの効果、このカードをリリースしてデッキからアロマージーマジョラムを特殊召喚します。そしてレベル5のマジョラムにレベル1のアンゼリカをチューニング!シンクロ召喚!レベル6、アロマセラフィースイート・マジョラム!」

 

 

 

アンナ「リンクの次はシンクロ召喚かよ」

 

 

 

かすみ「スイート・マジョラムの効果!デッキから永続罠 恵みの風を手札に加えます。かすみんはカードを1枚セットしてターンエンドです。」

 

 

 

アンナ「ったく1ターン長いな〜。お前らってみんなそうなのか?」

 

 

かすみ「べ、べつにいいじゃないですか!」

 

 

 

アンナ「いくぞ、俺のターン、ドロー!まずはその邪魔なカードからだ!魔法カード ハーピィの羽根箒を発動!お前らの魔法・罠カードを破壊!」

 

 

 

かすみ「もぅ〜せっかくサーチした恵みの風が〜」

 

 

アンナ「さらにフィールド魔法 転回操車を発動!」

 

 

 

かすみ「あのカードは」

 

 

 

璃奈「列車デッキ?」

 

 

 

アンナ「転回操車の効果、手札の無頼特急バトレインを墓地に送り、デッキから重機貨列車デリックレーンを手札に加える。そして深夜急行騎士ナイト・エクスプレスナイトを召喚!」

 

 

かすみ「レベル10のモンスターをリリースなしで召喚!?」

 

 

璃奈「でもその代わりナイト・エクスプレスナイトの攻撃力は0になる」

 

 

アンナ「その通り、だがこの瞬間、俺は手札のデリックレーンの効果発動!レベル10の機械族モンスターが召喚された時、手札から特殊召喚できる!」

 

 

 

璃奈「これでレベル10のモンスターが2体、かすみちゃん来るよ」

 

 

 

かすみ「わ、わかってるよ!」

 

 

 

アンナ「俺はレベル10のナイト・エクスプレスナイトとデリックレーンでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!鉄路の彼方より、地響きともに、ただいま到着!現れろ、ランク10、超弩級砲塔列車グスタフ・マックス!」

 

 

かすみ「グスタフ・マックス!?」

 

 

 

アンナ「グスタフ・マックスの効果!オーバーレイユニットを1つ使い、相手に2000ポイントのダメージを与える!発射オーライ・ビッグ・キャノン!」

 

 

かすみ「うぅ」

 

 

かすみ&璃奈ライフ7300→5300

 

 

 

アンナ「さらに墓地にいったデリックレーンの効果!このカードがオーバーレイユニットとして墓地に送られた時、相手フィールドのカード1枚を破壊する!オレはアロマセラフィージャスミンを破壊する!」

 

 

かすみ「あぁ、かすみんのリンクモンスターがぁ」

 

 

 

アンナ「バトルだ!グスタフ・マックスでスイート・マジョラムを攻撃!突進エクスプレス!」

 

 

 

かすみ「ぐぅ」

 

 

かすみ&璃奈ライフ5300→4500

 

 

 

アンナ「俺はカードを1枚セットしてターンエンド。この時、墓地のバトレインの効果。デッキから2枚目のナイト・エクスプレスナイトを手札に加える」

 

 

 

かすみ「ライフは削られちゃったけど、りな子、あとは頼んだよ!」

 

 

璃奈「承知、璃奈ちゃんボード いくで〜。私のターン、ドロー。相手フィールドのみモンスターがいる時、手札のサイバー・ドラゴンは特殊召喚できる。そして私はサイバー・ドラゴンとあなたのグスタフ・マックスを墓地に送り、キメラテック・フォートレス・ドラゴンを特殊召喚。」

 

 

 

アンナ「何!?グスタフ・マックスが…」

 

 

 

かすみ「まだまだ!りな子の新しいデッキの力見せてあげよう!」

 

 

璃奈「うん、璃奈ちゃんボード ガッテン!私は魔法カード 電脳堺都ー九竜を発動。デッキから永続罠 電脳堺門ー朱雀を魔法・罠ゾーンに置くよ。そして手札の電脳堺媛ー瑞々の効果、フィールドにある電脳堺カードと種類の異なる電脳堺カードをデッキから墓地に送り、自身を特殊召喚できる。私は永続魔法 電脳堺門ー青龍を墓地に送り、瑞々を特殊召喚。瑞々の効果、デッキから同名カード以外の電脳堺モンスターを手札に加える。私は電脳堺悟ー老々を手札に加えるよ。」

 

 

 

愛「りなりー、いいぞー」

 

 

璃奈「そして墓地の電脳堺門ー青龍の効果、このカードを除外してデッキから電脳堺モンスターを手札に加え、その後手札を1枚墓地に送る。私はデッキから電脳堺ー娘々を手札に加え、今加えた電脳堺ー娘々を墓地に送るよ。そして手札の老々の効果、フィールドの瑞々を対象に取り、それとは種類の異なるカード、永続罠 電脳堺門ー朱雀を墓地に送り、自身を特殊召喚。」

 

 

 

かすみ「なんかよくわかんないけど、いいぞりな子ー!」

 

 

璃奈「うん、でもまだこれから。老々のさらなる効果、墓地の娘々を特殊召喚する。そして私はレベル3の娘々にレベル6の老々をチューニング!」

 

 

 

アンナ「まさか!?融合モンスターの次は!?」

 

 

 

璃奈「シンクロ召喚!レベル9、電脳堺狐ー仙々!」

 

 

愛「これがりなりーの新しいエースモンスター…」

 

 

璃奈「さらに墓地の電脳堺門ー朱雀の効果、このカードを除外することで仙々のレベルを3下げるよ」

 

 

 

アンナ「レベルを下げてどうするつもりだ…」

 

 

 

璃奈「私はレベル6となった電脳堺狐ー仙々にレベル3の電脳堺媛ー瑞々をチューニング!シンクロ召喚、レベル9、浮鵺城!」

 

 

 

愛「おー、これはまた珍しいカードを」

 

 

 

璃奈「浮鵺城の効果、墓地のレベル9モンスター、電脳堺狐ー仙々を特殊召喚するよ。バトル!仙々でダイレクトアタック!」

 

 

 

かすみ「りな子のモンスターの攻撃が全て通ったら私の勝ち!」

 

 

 

アンナ「そうはさせるかよ、罠発動!和睦の使者!このターン、互いの戦闘ダメージは0になる!」

 

 

璃奈「むむむ。さすがにそう上手くはいかないか…。私はカードを1枚セットしてターンエンド。ちなみに仙々がいる時、フィールドから墓地に送られるカードは墓地送られるよ。」

 

 

アンナ「なんだと!?」

 

 

 

かすみ「りな子やるー!」

 

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード えっへん」

 

 

 

アンナ「ち、厄介なカードだな。だがオレは負けねぇ!どんなに逆境に立たされても必ず勝つ!それがオレたちレジスタンスの戦いだ!」

 

 

璃奈「レジスタンス?」

 

 

 

アンナ「あぁ、オレたちはハートランドを壊滅させた敵と戦うためにレジスタンスを結成した。そして向かってくる敵にオレたちはデュエルで対抗するしかなかった。そして身に付けたんだ。どんなに逆境に立たされても一瞬のチャンスを狙い必ず勝利する。それがオレたちレジスタンスのデュエルだ」

 

 

 

璃奈「レジスタンスのデュエル…たしかに今のターン、もしかしたら勝てると思ったけど和睦の使者1枚で止められた。それに列車デッキは1ターンで勝利することも容易なデッキ。たしかにあなたの言うことは理に適ってる。」

 

 

かすみ「りな子、この人の言うこと信じるの?」

 

 

璃奈「まだ完全に信じたわけじゃないけど、でも話の統合性はある。それにこの人が嘘をついてるようには見えない」

 

 

 

愛「たしかにこれが演技だとしたら相当上手いよね。」

 

 

 

璃奈「うん」

 

 

かすみ「まぁかすみんはどっちでもいいけど」

 

 

アンナ「まぁお前らが信じようが信じまいがこのデュエル、オレが勝つ!オレのターン、ドロー!オレは転回操車の効果発動!手札1枚を墓地に送り、デッキからデリックレーンを手札に加える!そして爆走軌道フライング・ペガサスを召喚!フライング・ペガサスの効果!墓地からナイト・エクスプレスナイトを特殊召喚する!この瞬間、手札のデリックレーンの効果!機械族・地属性モンスターが特殊召喚されたことにより、自身を特殊召喚する!」

 

 

 

愛「あの子も着々とモンスターを揃えてるね…」

 

 

アンナ「さらに手札の弾丸特急バレット・ライナーの効果!自分フィールドのモンスターが機械族・地属性のみ時、自身を特殊召喚できる!そしてフライング・ペガサスの効果!自身のレベルをナイト・エクスプレスナイトと同じ10にする!」

 

 

 

愛「これでレベル10モンスターが4体!?」

 

 

 

アンナ「オレは、フライング・ペガサスとバレット・ライナー、ナイト・エクスプレスナイトとデリックレーンでオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れろ2体の超弩級砲塔列車グスタフ・マックス!!」

 

 

かすみ「グスタフ・マックスが」

 

 

 

璃奈「2体も…」

 

 

 

アンナ「オレは2体のグスタフ・マックスのオーバーレイユニットを1つずつ使い効果発動!相手に2000のダメージを与えるぜ!」

 

 

璃奈「2体分ってことは効果ダメージは…」

 

 

 

かすみ「4000!?」

 

 

 

アンナ「くらえ!発射オーライ・ビッグ・キャノン2連打!」

 

 

 

かすみ「きゃあ」

 

 

璃奈「うぅ」

 

 

 

かすみ&璃奈ライフ4500→500

 

 

アンナ「まだだ!最後はオレの切り札でとどめをさしてやるぜ!オレはグスタフ・マックス1体でオーバーレイネットワークを再構築!エクシーズチェンジ!現れろ!ランク11!超弩級砲塔列車ジャガノート・リーベ!!」

 

 

 

かすみ「ランク11…」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード ゴクリ…」

 

 

アンナ「ジャガーノート・リーベの効果!オーバーレイユニットを1つ使いジャガノート・リーベの攻撃力・守備力を2000アップさせる!さらにジャガノート・リーベはオーバーレイユニットの数まで相手モンスターを攻撃できる!」

 

 

かすみ「こ、攻撃力6000!?この攻撃を受けたらかすみんたちの負け!?」

 

 

 

アンナ「ジャガーノート・リーベのこの効果を使ったターン、ジャガーノート・リーベしか攻撃できないが関係ねぇ!この一撃で終わらせる!バトルだ!ジャガノート・リーベで電脳堺狐ー仙々を攻撃!」

 

 

 

かすみ「ひぃ〜りな子なんとかして〜」

 

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード きらーん!永続罠 電脳堺門ー朱雀の効果!除外されている電脳堺門ー青龍と朱雀をデッキに戻して、ジャガノート・リーベを破壊!」

 

 

 

アンナ「なんだと!?くっそ〜オレはこれでターンエンドだ。カッコつけてジャガーノート・リーベを出したのが仇になったか〜」

 

 

かすみ「ふぅ危なかった〜」

 

 

愛「ナイス!りなりー!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード えっへん!」

 

 

 

かすみ「でもあのグスタフ・マックスをなんとかできないと次のターン、かすみんたち今度こそ負けちゃうよ〜」

 

 

アンナ「ふん、やっぱり上原歩夢じゃないとダメみたいだな!」

 

 

かすみ「そ、そんなことないです!た、確かに先輩と歩夢先輩が同好会を手伝ってくれるようになってから仲間が増えて同好会が部活と認められて…スクールアイドルCSでは歩夢先輩は準優勝してたけど…。で、でもかすみんだってここまで頑張ってきたんです!1人でもなくなりそうな同好会を守ってたんです!私だっていっぱいいっぱい努力して…。たしかに歩夢先輩のようにデュエルが強くなければ果林先輩のようなスタイルも持ってないし、せつ菜先輩のようなカリスマ力はないかもしれない。でも!誰より努力してきたことだけは負けません!だから歩夢先輩じゃなきゃダメだとかそんなことないってこのデュエルで証明したいんです!」

 

 

アンナ「…」

 

 

璃奈「大丈夫だよ。かすみちゃん」

 

 

かすみ「りな子?」

 

 

璃奈「私、かすみさんならきっとやってくれるって信じてる。たしかに私たちは即席のタッグで戦術もバラバラかもしれない。でも私たちの絆はそう簡単に負けないし、かすみちゃんの努力はずっと見てきたから。」

 

 

かすみ「りな子…」

 

 

 

璃奈「やっぱり同じ学年だから時間も合うしいろいろと気にはしてた。それといつもすごいなって思ってた。かすみちゃんはいつも自分の思うままに行動できて、ファンの人たちも誰よりも大切にしてて。本当は誰よりも努力して誰よりも同好会を思ってるって。だから私、かすみちゃんじゃダメとかそんなこと全然ないと思う!かすみちゃんならきっとやれる!」

 

 

かすみ「りな子…そんなこと思ってたの…」

 

 

愛「うんうん、りなりーよく言った!」

 

 

アンナ「仲間との絆…」

 

 

璃奈「それに私とかすみちゃんの力を合わせれば 無敵 だよ」

 

 

かすみ「無敵…。もうりな子ったら〜かすみんのこと褒めすぎ〜でもありがとう。りな子、かすみんは、いやかすみんたちは絶対にこのデュエルに勝つ。いい?」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード がってん承知!」

 

 

 

アンナ「けど、お前らのフィールドにはグスタフ・マックスを超えるモンスターはいない。どうするつもりだ?」

 

 

かすみ「それはこれから考えます」

 

 

アンナ「ふっ、そうか。なら見せてみろよ、お前たちのデュエルを」

 

 

かすみ「えぇ、見せてあげましょう!無敵のかすみんのデュエルを!かすみんのターン、ドロー!きた!魔法カード 強欲で貪欲な壺を発動!デッキからカードを10枚除外して2枚ドローします!りな子、カード使わせてもらうね!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード 了解!」

 

 

かすみ「罠カード 戦線復帰!墓地からローンファイア・ブロッサムを特殊召喚します!そして永続魔法 アロマガーデニングを発動!続けてローンファイア・ブロッサムの効果!このカードをリリースしてデッキからアロマージージャスミンを特殊召喚!」

 

 

愛「これでアロマガーデニングの効果でかすみんとりなりーのライフは1000回復する!」

 

 

 

かすみ&璃奈ライフ500→1500

 

 

かすみ「そしてジャスミンの効果で1枚ドローします!続けてフィールド魔法 アロマガーデンを発動!アロマモンスターがいる時、ライフを500回復します!」

 

 

かすみ&璃奈ライフ1500→2000

 

 

愛「2人のライフがどんどん回復してる!」

 

 

アンナ「何を狙ってやがる」

 

 

かすみ「かすみんはアロマージーローリエを召喚。きて、かすみんを導くサーキット!召喚条件は植物族2体!かすみんはジャスミンとローリエをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク2、アロマセラフィージャスミン!」

 

 

アンナ「くっ、性懲りもなくリンク召喚かよ」

 

 

かすみ「墓地のローリエの効果!このカードが墓地に行ったことによりライフを500回復します!」

 

 

 

かすみ&璃奈ライフ2000→2500

 

 

かすみ「そして今リンク召喚したジャスミンの効果!ライフが回復した時、デッキから植物族モンスターを手札に加えます!かすみんはアロマセラフィーアンゼリカを手札に加えます!さーらーに!アロマセラフィージャスミンの効果!リンク先のモンスターをリリースしてデッキから植物族モンスターを特殊召喚します!」

 

 

アンナ「何!?」

 

 

 

かすみ「りな子もにくいね〜。こうなるのわかって浮鵺城をメインモンスターゾーンの真ん中にシンクロ召喚したんだね」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード てれてれ」

 

 

愛「りなりーやるぅー」

 

 

かすみ「かすみんは浮鵺城をリリースしてデッキからアロマージーベルガモットを特殊召喚します!さらに手札のアロマセラフィーアンゼリカの効果!このカードを墓地に送り、墓地のスイート・マジョラム分、ライフを回復します!」

 

 

かすみ&璃奈ライフ2500→4700

 

 

愛「ついに2人のライフが上回った!」

 

 

かすみ「そして墓地のアンゼリカの効果!ライフが相手より多く自分フィールドにアロマモンスターがいる時、自身を特殊召喚できます!続けて永続魔法 ご隠居の大釜を発動。発動時の処理としてこのカードにカウンターを1つ乗せます。そしてカウンター1つを取り除きライフを500回復します!これで準備ができました!」

 

 

かすみ&璃奈ライフ4700→5200

 

 

 

アンナ「なんだと?」

 

 

 

かすみ「かすみんはレベル6のベルガモットにレベル1の光属性チューナー アンゼリカをチューニング!シンクロ召喚!降臨せよ!エンシェント・ホーリー・ワイバーン!」

 

 

 

愛「あれは…かすかすの切り札…」

 

 

かすみ「かすみんです!ホーリー・ワイバーンの効果!相手より自分のライフが多い時、その差分攻撃力をアップさせます!ライフの差は1200、よってホーリー・ワイバーンの攻撃力は3300です!」

 

 

アンナ「オレのグスタフ・マックスを上回っただと…」

 

 

かすみ「バトルです!エンシェント・ホーリー・ワイバーンで超弩級砲塔列車グスタフ・マックスを攻撃です!」

 

 

アンナ「くっ、グスタフ・マックスが」

 

 

かすみ「バトル!キメラテック・フォートレス・ドラゴンでダイレクトアタック!」

 

 

璃奈「かすみちゃん、キメラテック・フォートレス・ドラゴンの攻撃名はエヴォリューション・レザルト・アーティレリーだよ」

 

 

かすみ「エ、エヴォリューション・レザルト、なんて…?」

 

 

璃奈「アーティレリー」

 

 

かすみ「あぁもういいや!とにかくダイレクトアタック!」

 

 

アンナ「ぐっ」

 

 

 

アンナライフ4000→2000

 

 

かすみ「これで最後です!電脳堺狐ー仙々でダイレクトアタック!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード いっけー!」

 

 

 

アンナ「そんな…オレの負け…」

 

 

 

アンナライフ2000→0

 

 

 

 

 

璃奈「勝った…」

 

 

 

かすみ「やったー!かすみんたちの勝ちだー!どうですか?かすみんたちだってこれくらいはできるんですよ!」

 

 

 

アンナ「2対1とはいえまさかこのオレが負けるとは…。」

 

 

愛「2人ともよくやった!」

 

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード えっへん」

 

 

アンナ「正直お前たちのこと舐めてたけど、なかなかやるじゃねぇか」

 

 

かすみ「そうでしょ〜なんて言ったて〜今のかすみんは 無敵 ですからね〜」

 

 

愛「本当調子いいけど、でも今はかすみんのお手柄からな。もちろんりなりーもね」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード きらきら」

 

 

 

そこに俺とユートが到着する。

 

 

ユート「アンナ!」

 

 

アンナ「おっ、ユート遅えんだよ。」

 

 

ユート「すまない、こちらは目的を達成してたからな」

 

 

アンナ「目的を達成!?もしかしてそいつが…」

 

 

ユート「あぁ、そうだ。彼が俺の目的の男だ」

 

 

 

俺「また会ったな」

 

 

アンナ「なんだよー!お前ユートのターゲットなら早く言えよ」

 

 

俺「いや、そんなこと知らなかったし…」

 

 

かすみ「聞いてくださいよ〜先輩〜かすみんたち即席のタッグにもかかわらずデュエルで勝っちゃったんですよ〜」

 

 

愛「そうそう、この子もすごく強かったんだけど、かすかすとりなりーが頑張ってさー、とにかくぶちょーにも見せてあげたかったよ」

 

 

かすみ「かすかすって言わないでください!」

 

 

 

アンナ「なぁ、聞いてくれよユート、この2人、上原歩夢じゃないけどなかなか骨のあるやつらでさ」

 

 

かすみ「骨があるのは認めますけど、歩夢先輩じゃないってのは余計ですー」

 

 

ユート「そうか」

 

 

 

アンナ「だから決めた!こいつらにもレジスタンスに加わってもらおうぜ」

 

 

ユート「あまり関係のない人たちを巻き込むのは気が乗らないな」

 

 

アンナ「なんだよー、数は多いにこしたことはないだろ」

 

 

ユート「だが俺たちは彼に力を貸してもらう身だ。彼らの身に何かあったらどう責任をとるつもりだ?」

 

 

アンナ「それは…」

 

 

ユート「とにかく俺たちはまず上原歩夢に会おう。俺がいれば構わないな?」

 

 

俺「あぁ」

 

 

 

アンナ「たっく、ユートは相変わらず真面目だなー。ところで隼のやつはどうした?」

 

 

 

ユート「隼は自分の目的に向かっている」

 

 

俺「尊…」

 

 

ユート「そうだ。今ちょうど隼は穂村尊の元へ向かっているだろう。」

 

 

俺「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

黒咲「ターゲット捕捉、顔認証システム起動、適合率99%。やつが俺のターゲットか。」

 

 

 

to be continued…

 


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