スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第7話 

 

 

2人「デュエル!!」

 

 

互いのライフは4000

 

 

カイト「先攻は俺がもらう。俺は魔法カード 強欲で貪欲な壺を発動。デッキからカードを10枚除外して2枚ドローする。そして光波双顎機(サイファー・ツイン・ラプトル)を召喚、効果発動。手札の光波鏡騎士(サイファー・ミラー・ナイト)を墓地に送り、2体目の光波双顎機を特殊召喚する。さらに自分フィールドにサイファーモンスターがいるとき手札の光波翼機(サイファー・ウィング)を特殊召喚する。」

 

 

 

黒咲「早速きたか」

 

 

カイト「光波翼機の効果、このカードをリリースしてサイファーモンスターのレベルを4つ上げる」

 

 

 

黒咲「これでカイトの場にはレベル8のモンスターが2体…」

 

 

カイト「俺はレベル8の光波双顎機2体でオーバーレイ!闇に輝く銀河よ。復讐の鬼神に宿りて我がしもべとなれ!エクシーズ召喚!降臨せよ!ランク8!銀河眼の光波竜(ギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴン)!」

 

 

黒咲「きたか、カイトのエースモンスター…」

 

 

カイト「カードを2枚伏せる。俺はこれでターンエンド。この瞬間、光波鏡騎士の効果でデッキから光波双顎機を手札に加える。」

 

 

 

黒咲「俺のターン、ドロー!RR-ミミクリー・レイニアスを召喚。さらに自分フィールドにRRがいる時、手札のRRーファジー・レイニアスは特殊召喚できる。」

 

 

 

カイト「レベル4モンスターが2体…」

 

 

 

黒咲「俺はレベル4のミミクリー・レイニアスとファジー・レイニアスでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4、RRーフォース・ストリクス!フォース・ストリクスの効果、オーバーレイユニットを1つ使いデッキからRRーシンギング・レイニアスを手札に加える。さらに墓地のミミクリー・レイニアスの効果、このカードを除外してデッキからレイダーズ・ウィングを手札に加える。」

 

 

カイト「ほぅ、俺が与えたカードか」

 

 

黒咲「そうだ、このカードでお前の心を取り戻す!」

 

 

カイト「貴様にそれができるかな」

 

 

黒咲「やってやる、手札のレイダーズ・ウィングの効果!フォース・ストリクスのオーバーレイユニットを墓地に送り、自身を特殊召喚する!さらに今墓地にいったファジー・レイニアスの効果、デッキから同名カードを手札に加える。続けて手札のシンギング・レイニアスは自分フィールドにエクシーズモンスターがいる時、特殊召喚できる。現れろ!反逆の翼のサーキット!」

 

 

カイト「何!?まさか…」

 

 

黒咲「アローヘッド確認!召喚条件は闇属性・鳥獣族モンスター2体!俺はフォース・ストリクスとシンギング・レイニアスをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク2、RRーワイズ・ストリクス!」

 

 

カイト「リンク召喚…。やはりリンク次元で手に入れていたか…」

 

 

黒咲「そうだ…このカードは俺の…俺の新たな仲間が巡り合わせてくれたカードだ!」

 

 

カイト「新たな仲間か…」

 

 

黒咲「その仲間のためにもお前を倒す!ワイズ・ストリクスの効果!デッキからRRートリビュート・レイニアスを効果を無効にして特殊召喚する。そしてレベル4のレイダーズ・ウィングとトリビュート・レイニアスでオーバーレイ!エクシーズ召喚!目覚めろ!2つの魂を宿すモンスター!レイダーズ・ナイト!」

 

 

カイト「レイダーズ・ナイト…貴様に与えたカードが今は俺に牙を向くとはな」

 

 

黒咲「レイダーズ・ナイトの効果!オーバーレイユニットを1つ使い、レイダーズ・ナイトをランクアップさせる!俺はレイダーズ・ナイト1体でオーバーレイネットワークを再構築!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!現れろ!RRーエトランゼ・ファルコン!」

 

 

黒咲「さらにワイズ・ストリクスの効果!RRエクシーズモンスターが効果を発動した時、デッキからRUMを場にセットすることができる。俺はRUMーデス・ダブル・フォースをセットする!この効果でセットされたRUMは速攻魔法でもこのターンに発動できる!そしてエトランゼ・ファルコンの効果!オーバーレイ・ユニットを1つ使い銀河眼の光波竜を破壊し、元々の攻撃力のダメージを与える!」

 

 

 

カイト「そうはさせるか!罠発動!光波防輪(サイファー・ビット)!このカードは発動後、銀河眼の光波竜のオーバーレイユニットになり、このターン、1度だけ銀河眼の光波竜は戦闘・効果では破壊されない!」

 

 

 

黒咲「やはりな。バトルだ!エトランゼ・ファルコンでサイファー・ドラゴンを攻撃!」

 

 

カイト「自爆特攻…狙いはあのカードか」

 

 

黒咲「ぐっ」

 

 

黒咲ライフ4000→3000

 

 

黒咲「その通りだ、カイト。俺はこの瞬間、RUMーデス・ダブル・フォースを発動!戦闘によって破壊されたモンスターを特殊召喚し、そのモンスターの倍のエクシーズモンスターへランクアップさせる!」

 

 

カイト「エトランゼ・ファルコンのランクは5…」

 

 

黒咲「俺はエトランゼ・ファルコンでオーバーレイネットワークを再構築!究極至高のハヤブサよ。数多なる朋友の遺志を継ぎ、勝利の天空へ飛び立て!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!現れろランク10!RR-アルティメット・ファルコン!」

 

 

カイト「きたか、アルティメット・ファルコン」

 

 

黒咲「アルティメット・ファルコンの効果!オーバーレイユニットを1つ使い、相手モンスターの攻撃力を1000下げる!」

 

 

カイト「くっ」

 

 

黒咲「バトルだ!アルティメット・ファルコンで銀河眼の光波竜を攻撃!ファイナル・グロリアス・ブライト!!」

 

 

 

カイト「くっ」

 

 

カイトライフ4000→2500

 

 

黒咲「俺はこれはカードを1枚伏せてターンエンド。この瞬間、アルティメット・ファルコンの効果!互いのエンドフェイズに相手モンスターの攻撃力を1000下げる。ただし、相手にモンスターがいない場合は1000のダメージを与える!」

 

 

カイト「ぐっ」

 

 

カイトライフ2500→1500

 

 

 

カイト「流石だな、隼」

 

 

 

黒咲「あぁ、俺はこのデュエル負けるわけには行かないからな」

 

 

カイト「俺のターン、ドロー。相手フィールドにEXデッキから特殊召喚されたモンスターがいる時、手札の光波双顎機は特殊召喚できる。光波双顎機の効果、手札を1枚墓地に送ることでデッキから光波鏡騎士を特殊召喚する。そして今墓地に送った光波異邦臣の効果、デッキからRUMー光波昇華を手札に加える。」

 

 

 

黒咲「くっ」

 

 

 

カイト「さらに手札の光波翼機を特殊召喚!そしてこのカードをリリースしてフィールドのサイファーモンスターのレベルを4つあげる!」

 

 

 

黒咲「くるか」

 

 

 

カイト「俺はレベル8となった2体のサイファーモンスターでオーバーレイ!闇に輝く銀河よ。復讐の鬼神に宿りて我がしもべとなれ!エクシーズ召喚!降臨せよ!ランク8!銀河眼の光波竜!さらにRUMー光波昇華を発動!サイファー・ドラゴンをランクアップさせる!」

 

 

黒咲「くっ、やはりくるか」

 

 

カイト「闇に輝く銀河よ。とこしえに変わらぬ光放ち未来を照らす道しるべとなれ!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!降臨せよ、ランク9!超銀河眼の光波龍(ネオギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴン)!!」

 

 

 

黒咲「(やはりきたか。だがこのモンスターがくることは想定内だ。)」

 

 

カイト「アルティメット・ファルコンはほかのカードを効果を受けない。だがネオサイファーの攻撃力には及ばない。バトルだ!超銀河銀の光波龍でアルティメット・ファルコンを攻撃!戦慄のサイファー・ストリーム!」

 

 

 

黒咲「ぐぁ」

 

 

黒咲ライフ4000→3000

 

 

黒咲「だがこれで貴様が攻撃できるモンスターはいなくなった!次のターンで必ず貴様を倒す!」

 

 

カイト「貴様に次のターンがあると思うか?」

 

 

黒咲「何!?」

 

 

カイト「本当に次のターンがあると思っているならとんだロマンチストだな」

 

 

 

黒咲「どういうことだ」

 

 

 

カイト「貴様は仲間たちが散って行った時、アーゼウスのデュエルを見ていなかったのか?」

 

 

黒咲「!?」

 

 

カイト「思い出したようだな。アーゼウスはエクシーズモンスターがバトルしたターンにエクシーズモンスターを素材としてエクシーズ召喚できる!」

 

 

黒咲「だがアーゼウスをエクシーズ召喚できるのは貴様のメインフェイズ2のはず…」

 

 

 

カイト「それはどうかな?」

 

 

黒咲「何!?」

 

 

カイト「リバースカードオープン!罠カード ワンダー・エクシーズを発動!」

 

 

黒咲「ワンダー・エクシーズだと!?」

 

 

カイト「このカードの効果により俺はバトルフェイズ中でもエクシーズ召喚することができる。」

 

 

黒咲「つまりアーゼウスを呼び出すというのか」

 

 

カイト「そうだ!俺は超銀河眼の光波龍1体でオーバーレイネットワークを再構築!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!降臨せよ!ランク12!天霆號アーゼウス!!!」

 

 

 

黒咲「アーゼウスだと」

 

 

 

禍々しい黒い渦の中からアーゼウスは姿を現す。

 

 

 

アーゼウス「カイトよ、よく我を召喚した」

 

 

カイト「ぐっ、黙っていろ」

 

 

アーゼウス「口ではそういうが我の力を必要としているのだろ。そうだ使え、そして我を受け入れろ」

 

 

カイト「ぐっ…黙れ!」

 

 

黒咲「カイトが苦しんでいる…やはりやつの言うようにカイトはまだアーゼウスに飲まれていない…」

 

 

 

そこに俺たちが合流する。

 

 

ユート「隼!それにカイト!」

 

 

俺「あれがカイト…。!?カイトが使っているモンスターは…」

 

 

愛「あれって…」

 

 

かすみ「間違いないですよ…」

 

 

璃奈「うん…」

 

 

歩夢「アーゼウス…」

 

 

ユート「やはりカイトはアーゼウスに取り込まれてしまったか」

 

 

黒咲「いやそうとも限らないようだ」

 

 

ユート「どういうことだ?」

 

 

黒咲「俺はさっき見た。カイトが自分の中のアーゼウスと戦っているところを…。カイトはまた完全に取り込まれていない」

 

 

ユート「それが本当なら望みはある…」

 

 

黒咲「だからこのデュエルでカイト、貴様をアーゼウスの呪縛から解き放つ!」

 

 

カイト「くっ、どいつもこいつも黙れと言っている!アーゼウス、貴様の力を使うぞ!」

 

 

アーゼウス「そうだ!我を受け入れ我の真の力を解放するのだ」

 

 

俺「アーゼウスの真の力…」

 

 

ユート「やはりリンク次元に来た時、アーゼウスは真の力を使っていなかったか」

 

 

アーゼウス「さよう。我はこの男、カイトとのデュエルにより力の一部を失った…。しかしこの男を取り入ることに成功し、今まさにこの男は自分の手で失わせた力を取り戻そうとしている。なんとも皮肉なことよ」

 

 

ユート「カイト…」

 

 

カイト「くっ…」

 

 

黒咲「カイト…今助ける!俺は罠カード 戦線復帰を発動!墓地からRRーエトランゼ・ファルコンを特殊召喚する!エトランゼ・ファルコンは相手によって破壊されれば墓地からフォース・ストリクスをさらに特殊召喚できる!」

 

 

愛「上手い!これでサッキーの守りは盤石だね!」

 

 

 

アーゼウス「ふん、そんな小細工など復活した我には通用せん!」

 

 

カイト「俺はアーゼウスのオーバーレイユニット2つ使い効果発動!相手フィールド上のカード全てを墓地に送る!」

 

 

黒咲「なんだと!?」

 

 

ユート「破壊じゃない除去、まずいぞ隼!」

 

 

 

カイト「これで貴様のフィールドはガラ空きだ。消えろ、天霆號アーゼウスでダイレクトアタック!!」

 

 

 

黒咲「ぐあああ」

 

 

黒咲ライフ3000→0

 

 

 

ユート「隼!」

 

 

俺「黒咲!」

 

 

ユート「しっかりしろ、隼!」

 

 

黒咲「すまないユート…力になれなかった…」

 

 

 

ユート「そんなことはない。お前のおかげでアーゼウスの手の内がわかった。」

 

 

黒咲「そうか…」

 

 

ユート「隼、しっかりしろ、隼!」

 

 

尊「大丈夫だ、気を失ってるだけだ」

 

 

 

俺「アーゼウス、貴様ぁ!」

 

 

アーゼウス「ふん、今のは余興に過ぎない。これからこの世界は我の世界になる。それまでの間、最後の晩餐を楽しむが良い」

 

 

 

そういうとアーゼウスは稲妻を発生させカイトと共にどこかへ消えた。

 

 

 

俺たちは黒咲をレジスタンスの基地に運んだ。

 

 

アンナ「そうか…カイトまで…」

 

 

ユート「あぁ…」

 

 

かすみ「これからどうします?先輩?」

 

 

俺「とりあえずわかったことは3つ」

 

 

かすみ「3つですか?」

 

 

俺「1つ、カイトはこちらの味方にはなれない。2つ、カイトはまだ完全にアーゼウスに取り込まれていない。3つ、アーゼウスはカイトを自身の器にしようとしている」

 

 

かすみ「つまり…どういうことですか?」

 

 

ユート「カイトを倒すしかないということか」

 

 

俺「そうだ」

 

 

尊「アーゼウスはカイトを自身の器にしようとしているってことは、カイトを倒せばアーゼウスを倒せるってこと…?」

 

 

俺「そうだ。それにカイトはまだ完全に取り込まれていない。さっきのデュエル、カイトの様子がおかしかったのはアーゼウスに取り込まれているのではなくわざと俺たちにアーゼウスの力を見せてその対策を練らせようとしたんじゃないかって思うんだ。」

 

 

ユート「たしかにさっきのデュエルでアーゼウスの真の力を知ることができた」

 

 

俺「だからアーゼウスを倒すならカイトの自我が残っていて尚且つアーゼウスの融合が進んでいる今なんじゃないか」

 

 

歩夢「カイト君を助けてアーゼウスを倒すなら今ってことね」

 

 

俺「あぁ」

 

 

ユート「どの道、敵は待ってくれないか」

 

 

尊「目的がわかったら行くしかない。行こう!」

 

 

愛「うん!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード メラメラ」

 

 

かすみ「か、かすみんだってオボットの1体や2体楽勝ですからね」

 

 

ユート「アンナ、君はここに残れ」

 

 

アンナ「オレも行く!かすみや璃奈になんかあったらどうすんだよ!」

 

 

かすみ「大丈夫、かすみんの身は先輩が守ってくれますから!」

 

 

愛「自分で守らんのかい」

 

 

ユート「それに今度隼が無茶しようとしたら殴ってでも止められるのはあとはアンナくらいだからな」

 

 

アンナ「そ、そうか。気を付けろよ」

 

 

ユート「あぁ」

 

 

尊「よーし、じゃあ行くか!」

 

 

かすみ「とは行ったもののカイトさんはどこにいるんです?」

 

 

ユート「カイトが行きそうな場所に心当たりがある」

 

 

尊「よし!そこに向けて出発だ!」

 

 

 

 

俺「カイトがいるところって」

 

 

ユート「研究所だ」

 

 

俺「研究所?」

 

 

ユート「前にも言ったがカイトは自分の新しいカードを開発していた。アーゼウスがカイトに目をつけたのもおそらくカイトの科学者として才能を買ったんだろう。カイトを操れれば他の次元を自由に行き来できるようになる。そう踏んだんだろう」

 

 

かすみ「なるほど!じゃあアーゼウスがかすみんたちの世界にこれたのはカイトさんの力があったからなんですね」

 

 

ユート「そういうことだ。そして…あそこにあるのがその研究所だ」

 

 

 

愛「うわぁ…いかにもって感じ」

 

 

 

璃奈「あそこに異次元の科学が…璃奈ちゃんボード わくわく」

 

 

 

そこに大量のオボットが押し寄せる。

 

 

かすみ「うわうわ、なんです!?いっぱい出てきました!」

 

 

愛「こんだけ出てくるってことはやっぱりあそこが本丸っぽいね」

 

 

尊「そう言ってる間にどんどん増えてきた!」

 

 

 

かすみ「ひぇ〜何体いるんですか〜」

 

 

璃奈「ざっと100体は」

 

 

かすみ「ひぇ〜」

 

 

ユート「こいつらを相手にしてたらラチがあかないな」

 

 

俺「あぁ」

 

 

歩夢「ここは私たちに任せてあなたとユート君はカイト君のところへ」

 

 

俺「歩夢…」

 

 

歩夢「私だっていつもあなたに守ってばかりじゃないよ。たまにはあなたを助けないとね」

 

 

尊「あぁ、ここは僕たちに任せて2人は先に行って!」

 

 

愛「そうそう愛さんたちに任せて」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード ファイト!」

 

 

かすみ「さ、先に終わったらこっち手伝ってくださいね」

 

 

俺「みんな…」

 

 

ユート「行こう」

 

 

俺「あぁ!」

 

 

 

オボット「侵入者、侵入者、排除します!」

 

 

尊「おっと君の相手は僕だよ」

 

 

歩夢「みんないくよ」

 

 

愛「オッケー、さぁオボットちゃんたち、愛さんが相手になるよ、あいだけにね!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード 覚悟!」

 

 

かすみ「ひぃ〜でも先輩に褒められるにはやるしかないか」

 

 

 

5人「デュエル!」

 

 

 

 

 

 

ユート「頼もしいな君の仲間は」 

 

 

俺「あぁ」

 

 

 

 

 

〜歩夢vsオボット〜

 

 

 

オボット「私の先攻、ギアギアングラーを召喚して効果発動。デッキからギアギアクセルを手札に加えます。そして手札のギアギアクセルを自身の効果で特殊召喚。私はレベル4のギアギアングラーとギアギアクセルでオーバーレイ。2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚。ランク4、ギアギガント X」

 

 

 

歩夢「やっぱり機械族デッキ…」

 

 

 

オボット「ギアギガント Xの効果、オーバーレイユニットを1つ使いデッキからギアギアーノを手札に加える。私はカードを1枚伏せてターンエンド。」

 

 

歩夢「私のターン、ドロー。海晶乙女ブルータンを召喚、効果発動!デッキから海晶乙女シーホースを墓地に送る。そしてブルータンでリンク召喚、リンク1、海晶乙女ブルースラッグ!ブルースラッグの効果、墓地のシーホースを手札に加える。さらにブルータンの効果、デッキの上から3枚めくりその中の海晶乙女カード1枚を手札に加える。続けて手札のシーホースの効果、ブルースラッグのリンク先に特殊召喚するよ。」

 

 

 

歩夢「ブルースラッグとシーホースでリンク召喚!リンク召喚!リンク2、海晶乙女コーラルアネモネ!コーラルアネモネの効果、墓地からシーホースを特殊召喚!さらにシーホースでリンク召喚!リンク1、海晶乙女シーエンジェル!シーエンジェルの効果でデッキからフィールド魔法 海晶乙女の闘海を手札に加えて発動!さらに自分フィールドに海晶乙女リンクモンスターが2体いることにより手札の海晶乙女マンダリンは特殊召喚できる!輝け!愛と絆のサーキット!」

 

 

 

オボット「高質量のモンスター反応を感知」

 

 

 

歩夢「召喚条件は水属性モンスター2体以上!私はリンク2のコーラルアネモネとシーエンジェルをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク3、海晶乙女マーブルド・ロック!墓地のコーラルアネモネの効果、墓地のブルータンを手札に加える。さらにマーブルド・ロックの効果、墓地のシーホースを手札に加える。今一度、輝け!愛と絆のサーキット!!」

 

 

オボット「さらに高質量のモンスターを感知」

 

 

 

 

歩夢「召喚条件は水属性モンスター2体以上!私はリンク3のマーブルド・ロックとマンダリンをリンクマーカーにセット!母なる大海の深き青よ。わが手に集い慈愛と浄化の力を与えよ。リンク召喚。現れろリンク4!!海晶乙女グレート・バブル・リーフ!」

 

 

オボット「高質量を感知、高質量を感知、対処法を検索」

 

 

 

歩夢「海晶乙女の闘海の効果!墓地からブルースラッグ、シーエンジェル、コーラルアネモネを装備!これによりグレート・バブル・リーフの攻撃力は2000アップする!さらに魔法カード 星遺物を継ぐ者を発動!墓地からマーブルド・ロックをグレート・バブル・リーフのリンク先に特殊召喚!バトル!グレート・バブル・リーフでギアギガント Xを攻撃!」

 

 

 

オボット「対処します、速攻魔法 リミッター解除を発動。これによりギアギガント Xの攻撃力を倍にします」

 

 

 

歩夢「そうはさせないよ!」

 

 

 

オボット「!?」

 

 

歩夢「速攻魔法 禁じられた聖槍をギアギガント Xを対象に発動!これによりギアギガント Xの攻撃力は800ダウンし、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けないよ!よってリミッター解除は不発になる!さらに手札から罠カード 海晶乙女瀑布を発動!マーブルド・ロックをゲームから除外してグレート・バブル・リーフの攻撃力を900アップさせる!さらにグレート・バブル・リーフの効果!モンスターが除外されたことにより攻撃力600アップ!」

 

 

 

オボット「ギアギガント Xの攻撃力は1500…戦闘ダメージは4600…。対処不能、対処不能」

 

 

 

歩夢「頼んだよ!グレート・バブル・リーフ!ギアギガント Xを攻撃!」

 

 

オボットライフ4000→0

 

 

 

歩夢「よし、まずは1体…」

 

 

 

 

一方…

 

 

ユート「ついたぞこの中だ」

 

 

俺たちは研究所の中に入る。

 

 

そして奥の部屋に進む。

 

 

ユート「カイト!」

 

 

カイト「ユート、思ったより早かったな」

 

 

ユート「お前を助けにきた」

 

 

カイト「助けるだと?誰が助けを乞うた?」

 

 

ユート「お前からアーゼウスを引き剥がす」

 

 

カイト「そうか。だがお前たちは1つ勘違いをしている」

 

 

俺「何?」

 

 

カイト「俺はたしかにあの時、アーゼウスのデュエルに敗れた。しかし俺はアーゼウスを自らの意思で受け入れた」

 

 

ユート「何故だ?」

 

 

カイト「貴様も覚えているだろう。以前、融合次元がこの世界を襲ってきたことを」

 

 

ユート「あぁだがそれはもう終わったことだ。融合次元の人間を矛を収め融和の道を歩んだだろう」

 

 

カイト「そうだな。だが本当に外部からの脅威がなくなると思うか?」

 

 

ユート「どういうことだ?」

 

 

カイト「今回新たに見つかったリンク次元のようにこの世界のほかにもまだ俺たちの知らない無数の次元が存在することがわかった。その連中が敵にならないと言い切れるか?」

 

 

ユート「それは…」

 

 

カイト「だからこそ俺はこのエクシーズ次元を守るために力を欲した。そのためだったらアーゼウスに利用されようが構わない。このエクシーズ次元を守るためだったら俺がアーゼウスの力を利用してやる」

 

 

ユート「カイトお前…」

 

 

カイト「そして手に入れた、アーゼウスとこいつが持ってきた異次元の力で完成したカードたちをな!」

 

 

ユート「まさかアーゼウスの力で完成させたのか…あのカードたちを」

 

 

カイト「さぁどうする?ユート、貴様は俺を止めるんじゃなかったのか?」

 

 

ユート「あぁ止めるさ、俺は必ずお前を止める!」

 

 

俺「(カイトはユートより強い…それに今はアーゼウスの力を持っている…だけど…)ユート俺も力を貸す、一緒に戦おう」

 

 

ユート「あぁ!」

 

 

カイト「2対1か、まぁこちらにアーゼウスがいる。ちょうどいいだろう」

 

 

ユート「こちらのライフは8000、ライフ、フィールド、墓地共有の変則タッグマスターデュエルだ」

 

 

カイト「あぁ。だがその前に俺の新たな力を見せてやろう!フォトンチェンジ!」

 

 

 

カイトはそういうと眩い光に包まれる。

 

 

俺「カイトの姿が変わった…?」

 

 

カイト「このデュエルで貴様らが負ければその魂はアーゼウスの生贄にさせてもらう」

 

 

俺「そのためのフォトンチェンジってわけか」

 

 

カイト「そういうことだ」

 

 

俺「行こう、ユート!これが俺たちの最後のデュエルだ!」

 

 

ユート「あぁ!」

 

 

カイト「こい!」

 

 

アーゼウス「(面白いことになってきたな)」

 

 

 

3人「デュエル!!」

 

 

 

to be continued…


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