スクスタの主人公が男で決闘者だったら   作:トモカズ

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第3話

第11章 第3話

 

 

 

 

2人「デュエル!!」

 

 

 

互いのライフは8000のマスターデュエル

 

 

 

栞子「先攻はあなたに譲ります」

 

 

 

俺「俺のターン、ウィジェット・キッドを召喚。そして効果発動、手札からサイバース族1体を特殊召喚する。俺はサイバース・シンクロンを特殊召喚する」

 

 

愛「よし!この盤面は!」

 

 

 

俺「サイバース・シンクロンの効果!ウィジェット・キッドのレベルを倍の6にする。そしてレベル6のウィジェット・キッドにサイバース・シンクロンをチューニング!」

 

 

 

かすみ「早速先輩のシンクロ召喚です!」

 

 

 

俺「紫電一閃!未知なる力が飛竜乗雲となる!

シンクロ召喚!降臨せよ!サイバース・クアンタム・ドラゴン!!」

 

 

しずく「先輩のシンクロ召喚が成功しました!」

 

 

 

栞子「リンク召喚だけでなく、融合、シンクロ、エクシーズこれらの召喚方法を操るのがあなたの強み」

 

 

俺「カードを1枚伏せてターンエンドだ」

 

 

 

栞子「私のターン、ドロー。自分フィールドにモンスターがいない時、手札からこのカードは発動できます。罠カード 無限泡影!これでクアンタム・ドラゴンの効果を無効にします!」

 

 

 

俺「何!?」

 

 

 

栞子「これでクアンタム・ドラゴンのドライブバックショットは発動できません」

 

 

 

俺「驚いたな、そこまで知り尽くしているとは」

 

 

 

栞子「当然です。言ったはずです。私はあなたのことを調べつくしましたから。そしてあなたの墓地にはサイバース・シンクロンがいる。そのカードはEXモンスターゾーンのモンスターが破壊されるのを防ぐことができるカード。ですがそうはさせません。私は魔法カード 極超の竜輝巧を発動、デッキからドライトロンモンスターを特殊召喚します。私はデッキから竜輝巧ーラスβを特殊召喚します」

 

 

 

俺「どうでてくる…」

 

 

 

栞子「さらに手札の竜輝巧ーエルγをリリースして竜輝巧ーバンαを特殊召喚します。バンaの効果、デッキから儀式モンスターを手札に加えます。私は竜儀巧ーメテオニス=DRAを手札に加えます。そして儀式魔法 流星輝巧群を発動!攻撃力2000のバンαとラスβの2体をリリースして儀式召喚!星列に眠る記憶、覚醒の刻、降臨せよ!竜儀巧ーメテオニス=DRA!!」

 

 

 

俺「あれはせつ菜を倒したモンスター…。せつ菜とのデュエルではレベル12と攻撃力4000であることしかわからなかったがどんな効果を持っているんだ…」

 

 

 

栞子「続けて速攻魔法 星彩の竜儀巧を発動!メテオニス=DRAの攻撃力を相手ターン終了時まで1000下げてクアンタム・ドラゴンを破壊します!」

 

 

俺「なら墓地のサイバース・シンクロンの効果、このカードを除外してクアンタム・ドラゴンの破壊を防ぐ!」

 

 

 

栞子「ならバトルです。メテオニス=DRAでクアンタム・ドラゴンを攻撃!」

 

 

 

俺「くっ」

 

 

 

俺のライフが8000から7500に減る。

 

 

 

栞子「私はこれでターンエンドです」

 

 

 

俺「俺のターン、ドロー!レディ・デバッガーを召喚!効果発動、デッキからサイバース・コンバーターを手札に加える。そしてサイバース・コンバーターを自身の効果で特殊召喚する。」

 

 

 

栞子「ならこの瞬間、DRAの効果!相手のターンに自分の墓地から攻撃力が2000または4000になるようにモンスターを除外して、除外したモンスターの攻撃力2000につき相手フィールドの表側表示のカードを墓地に送ります。私は墓地の攻撃力2000のバンαとラスβをゲームから除外してレディ・デバッガーとサイバース・コンバーターを墓地に送ります!」

 

 

 

俺「なんだと!?」

 

 

 

栞子「あなたの戦術は読めています。ここから連続リンク召喚に繋げ圧倒する。ですがリンク素材のモンスターがいなければリンク召喚できないでしょう」

 

 

 

俺「くっ、俺はこれでターンエンドだ」

 

 

 

かすみ「そんな先輩が何もできないなんて…」

 

 

しずく「三船さん、なかなかやりますね」

 

 

歩夢「でもきっと大丈夫…」

 

 

 

栞子「私のターン、ドロー。私のメインフェイズ開始時、強欲で金満な壺を発動します。EXデッキのモンスターを6枚ランダムに除外して2枚ドローします。私は墓地のエルγの効果、手札の竜輝巧ーアルζをリリースして自身を守備表示で特殊召喚します。さらにエルγの効果!アルζを攻撃表示で特殊召喚します!」

 

 

 

俺「何!?」

 

 

 

栞子「バトルです!アルζでダイレクトアタック!」

 

 

 

俺「ぐっ」

 

 

俺のライフが7500から5500に減る

 

 

栞子「続けてメテオニス=DRAでダイレクトアタックです!」

 

 

 

俺「ぐぁぁ」

 

 

 

俺のライフが5500から1500に減る。

 

 

 

栞子「私はカードを1枚伏せてターンエンドです。」

 

 

 

かすみ「あの先輩がここまで押されるなんて…」

 

 

 

果林「えぇ、本当に部長の手を知り尽くしてる…」

 

 

エマ「うん、ピンポイントで部長の戦術を崩してきてるよね」

 

 

彼方「このままだったらまずいね〜」

 

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード ひやひや」

 

 

愛「でもでもまだ部長のライフは残ってるよ」

 

 

せつ菜「はい、部長なら大丈夫です」

 

 

歩夢「うん、あの子を信じよう」

 

 

 

俺「(三船栞子…彼女は俺の手を調べ尽くしてる。だがこのデュエル負けるわけにはいかない)俺のターン、ドロー!サイバース・ガジェットを召喚!そして効果発動!墓地からサイバース・コンバーターを特殊召喚する!俺はこの2体でリンク召喚!リンク2、スプラッシュ・メイジ!サイバース・ガジェットの効果、ガジェットトークンを特殊召喚する!さらにスプラッシュ・メイジの効果でウィジェット・キッドを特殊召喚する!」

 

 

 

愛「よし!ぶちょーの連続リンク召喚がくるよ!」

 

 

俺「俺はガジェットトークンとウィジェット・キッドでリンク召喚!リンク2、クロック・スパルトイ!クロック・スパルトイの効果、デッキからサイバネット・フュージョンを手札に加える。現れろ!未来を導くサーキット!召喚条件はEXデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上!俺はリンク2のクロック・スパルトイとスプラッシュ・メイジをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク4、双穹の騎士アストラム!!」

 

 

 

かすみ「よし!先輩のアストラムがきました!」

 

 

栞子「やはりきましたか、アストラム」

 

 

俺「何!?」

 

 

栞子「攻撃力の高いモンスターを除去する時は決まってあなたはクアンタム・ドラゴンやアストラムを使う傾向があること調べてあります。私はここでカウンター罠 ドライトロン流星群を発動!」

 

 

俺「カウンター罠だと!?」

 

 

栞子「自分フィールドに儀式モンスターがいる時、相手がモンスターを召喚、特殊召喚した時にその召喚を無効にしデッキに戻します」

 

 

俺「なんだと!?」

 

 

かすみ「そんな先輩のアストラムまで封じられたなんて…」

 

 

しずく「三船栞子さん、これほどまでに強かったとは…」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード ひやひや」

 

 

せつ菜「ですが部長ならきっと…」

 

 

 

 

俺「さすがだな三船さん」

 

 

栞子「え?」

 

 

俺「俺を倒して同好会を廃部にするって豪語するだけのことはあるな」

 

 

栞子「豪語ではありません。私はできると思ったから言っただけです」

 

 

俺「そっか、なら君の読みは甘いな」

 

 

栞子「!?」

 

 

俺「これくらいで俺の戦術を読み切ったと思わないで欲しいな。俺はまだまだ戦える!」

 

 

栞子「そうですか、ですがあなたは召喚権を使用しました。ここから展開はできますでしょうか」

 

 

俺「展開できなくてもエースなら出すことはできる!」

 

 

栞子「!?」

 

 

かすみ「先輩楽しんでないですか?」

 

 

歩夢「それがあの子のいいところなんだよ。どんな時でもデュエルを楽しむ気持ちを忘れない。だからあの子のデュエルは見ててワクワクする」

 

 

果林「そうね。ここからあの子がどうやって逆転していくか楽しみだわ」

 

 

栞子「逆転なんて…そう簡単に」

 

 

俺「まあ見てろって。俺は魔法カード 貪欲な壺を発動!墓地のスプラッシュ・メイジ、サイバース・クアンタム・ドラゴン、サイバース・ガジェット、サイバース・コンバーター、ウィジェット・キッドをデッキに戻して2枚ドローする!魔法カード サイバネット・フュージョンを発動!」

 

 

栞子「ここでサイバネット・フュージョン!?」

 

 

俺「このカードの効果により自分EXゾーンにモンスターがいない時、墓地のサイバースリンクモンスター1体を除外して融合素材にすることができる!俺は手札のクロック・ワイバーンと墓地のクロック・スパルトイを融合!」

 

 

 

栞子「ここで融合召喚…」

 

 

 

俺「今、雄大なる翼のもとに集いしつわものたちよ…。新たなる伝説となれ。融合召喚!出でよ!サイバース・クロック・ドラゴン!」

 

 

 

かすみ「やったー!クロック・ドラゴンが来ましたー!」

 

 

 

俺「サイバース・クロック・ドラゴンの効果!リンク2のクロック・スパルトイを融合素材としたことによりデッキの上からカードを2枚墓地に送り、相手ターン終了時まで攻撃力2000アップ!サイバースクロックアップ!!」

 

 

 

栞子「くっ」

 

 

しずく「これでクロック・ドラゴンの攻撃力がメテオニス=DRAの攻撃力を上回りました!」

 

 

エマ「これならいけるね!」

 

 

 

俺「バトルだ!サイバース・クロック・ドラゴンでメテオニス=DRAを攻撃!パルスプレッシャー!」

 

 

 

栞子「くっ」

 

 

 

栞子ライフ8000→7500

 

 

俺「俺はこれでターンエンドだ」

 

 

栞子「1ターンに2体のエースモンスターを出すとはさすがと言っておきましょう」

 

 

かすみ「ふん、強がちゃって。そっちの手札は0。それに対して先輩にはクロック・ドラゴンがいる。どう考えても先輩の方が有利でしょ」

 

 

 

栞子「それはどうでしょう」

 

 

俺「なに?」

 

 

栞子「さっきのあなたの言葉そのままお返しします。メテオニス=DRAを1度倒しただけで私の戦術を読んだ気にならないでください」

 

 

俺「そうか」

 

 

栞子「私のターン、ドロー。」

 

 

せつ菜「なんというか三船さん、少し熱くなっていないでしょうか」

 

 

愛「それ愛さんも思ったー!まるでせっつーとぶちょーが初めてデュエルしたときみたいに」

 

 

せつ菜「えぇ」

 

 

エマ「部長のデュエルが三船さんの心を動かしてるのかな?」

 

 

栞子「そ、そんなことはありません。これは真剣勝負です。熱くなるなどあり得ません。私はフィールド魔法 竜輝巧ーファフニールを発動。発動時の処理としてデッキからドライトロン魔法・罠カードを手札に加えます。私は流星輝巧群を手札に加えます!」

 

 

かすみ「げげげまたあの儀式魔法!?」

 

 

彼方「でも三船さんの手札はあのカードだけ。儀式召喚はできないんじゃ〜」

 

 

栞子「私のデッキはそんなにやわではありません。私は儀式魔法 流星輝巧群を発動!エルγとアルζの2体をリリースして墓地の儀式モンスターを儀式召喚します!」

 

 

 

せつ菜「墓地から儀式召喚!?」

 

 

果林「レベルじゃなく攻撃力を参照し、手札だけじゃなく墓地からも儀式召喚させるなんてなんてカードなの!?」

 

 

 

栞子「再び降臨せよ!竜儀巧ーメテオニス=DRA!!」

 

 

エマ「せっかく倒したメテオニス=DRAが…」

 

 

 

かすみ「まずいですよ!先輩!」

 

 

 

栞子「クロック・ドラゴンのサイバースクロックアップは私のターン終了時まで適用される。命拾いしましたね。私はこれでターンエンドです。」

 

 

 

せつ菜「ですが、次の部長のターン、メテオニス=DRAの効果でモンスター2体を破壊されてしまいます…」

 

 

璃奈「またリンク召喚の邪魔されちゃう…璃奈ちゃんボード しょぼーん」

 

 

 

栞子「これでわかったでしょう。スクールアイドルなんて意味のないものだと。スクールアイドルに現を抜かしているからこんなことになるのです。」

 

 

 

俺「こんなこと…か…」

 

 

 

せつ菜「部長…」

 

 

 

俺「ならスクールアイドルに現を抜かしてよかったよ」

 

 

栞子「え?」

 

 

俺「だって今俺すごくデュエルが楽しい。君のドライトロン、とんでもない効果を持ってるな。正直驚いてるよ」

 

 

栞子「な、何を言ってるのですか。あなたは自分の状況をわかっているのですか?」

 

 

俺「あぁ、ライフ1500で次のドローが残ってる。逆転するには十分だ」

 

 

栞子「くっ…どうして」

 

 

 

俺「三船さん、君とドライトロンってどこか通ずる物があると思うんだ」

 

 

栞子「私とドライトロンが?」

 

 

 

俺「あぁ、たしかにドライトロンの下級モンスターはステータス、そして固有を効果を持っていて一見君のようにきっちりしているように見える。けどさいざ蓋をあけて見ると、攻撃力で儀式とか、墓地から儀式とか、レベル12の攻撃力4000の儀式モンスターとかすごい派手な効果を持ってる。それって君も心の奥底には熱いものがあるからじゃないかなって思うんだ」

 

 

 

栞子「そ、そんなことはありません」

 

 

 

俺「どうかな?今の君は普段の君とは思えないほど熱くなってると思うけど」

 

 

 

栞子「それはスクールアイドル同好会を廃部にさせるためです」

 

 

俺「ずっと気になってたんだ。君はスクールアイドルのことになるとやけにムキにやる。いつもの理路整然とした君とは違って君個人の感情が強く現れていると思う。君とスクールアイドルの間に何かあったのか?」

 

 

栞子「そんなことここで話すことではありません。とにかくスクールアイドルなんてものはただ叶わない夢を見させるためのまやかしです。」

 

 

俺「君もスクールアイドルをやっていたの?」

 

 

栞子「まさか。私がスクールアイドルをやるなんてあり得ません」

 

 

 

俺「そうか…。なら君がスクールアイドルを毛嫌いする理由は何?」

 

 

栞子「ですからお答えするつもりはないと」

 

 

 

俺「薫子さん」

 

 

栞子「!?今なんて…」

 

 

俺「薫子さん、知ってるよね?この名前」

 

 

栞子「どうしてその名前を…」

 

 

俺「君が俺を調べてきたと同じように俺も君を調べさせてもらった。」

 

 

 

栞子「…」

 

 

 

俺「君がスクールアイドルを毛嫌いする理由は薫子さんと関係しているのか?」

 

 

栞子「今、彼女のことは関係ありません」

 

 

俺「やっぱりそうなんだ」

 

 

栞子「…」

 

 

俺「将来を約束されていたのに、それよりも自分のやりたいスクールアイドルを優先した。そんな彼女を見て君はスクールアイドルを毛嫌いするようになった。違うか?」

 

 

 

栞子「驚きました…。そこまで調べていたとは。えぇ、そうです。あなたの言う通り。彼女は約束されていた将来を捨てスクールアイドルを選んだ。そんな彼女を見て私は思ったんです。スクールアイドルをやったところで夢は叶わない、だからそれなら最初から自分の適性にあった道を選ぶべきだと!自分の大好きなことを続けられたどれほど幸せでしょう。ですが現実はそんなに甘くない。そしてあとになってきっと後悔する。だから私はそんな姿を見たくない。だから生徒会長になったんです!」

 

 

 

せつ菜「三船さん…」

 

 

歩夢「三船さん、そんなこと思ってたなんて…」

 

 

果林「それが彼女をここまでさせてきた理由…」

 

 

 

栞子「これでわかったでしょう。私とあなた方とでは目指すべき道は違う。私は誰にも後悔して欲しくない。だから私は…」

 

 

 

俺「じゃあ一度でも薫子さんに自分に選んだ道を後悔したことがあるって聞いたことある?」

 

 

 

栞子「それは…」

 

 

 

俺「その様子じゃ無いみたいだね。本当に彼女が後悔してるかは彼女にしかわからない。まして彼女に聞いてもいないなら三船さん、それは君の思い込みだよ。君は自分で自分の選択肢を狭めているんだよ」

 

 

 

栞子「そうだとしても後悔しないためにはこうするしか」

 

 

 

俺「三船さん、俺は君の言ってることはわかるし、すごく大切だと思う。その人の適性を見るってことはさ、その人のいいところを見てるってことだろ。その人をよく見ているってことだ。それって生徒会長としてすごく大切なことだと思う。けどただ今の適性だけに拘っていたら人生の選択肢は狭まると思わないか?俺は思うんだ。君の人を見る力と前生徒会長 中川菜々の夢を応援する力。この2つが合わさってお互いを補っていけば前よりももっともっといい学園が作るんじゃないかって。今の適性だけに拘って後悔しない保証はどこにもない。なら自分の適性、そして自分の大好きなこと、それを天秤にかかる機会がその人にあってもいいじゃないか。きっとその選択ができればその人だって後悔することはなくなる。自分の選択に胸を張れるんじゃないかって」

 

 

 

栞子「私と中川さんが手を組むと?」

 

 

俺「あぁ、中川菜々には君が確実に持っていないものを持っている」

 

 

栞子「私が持っていないもの…」

 

 

 

俺「それは生徒会長としての知識と経験値だ」

 

 

栞子「それは…」

 

 

俺「中川菜々だって生徒会長として遊んでたわけじゃない自分なりにいろいろ学園のために考えていた。だかりその経験と知識を君に伝えればきっともっといい学園にできる」

 

 

 

栞子「そんなもの…」

 

 

俺「人は繋がることで前に進める。君と中川奈々が繋がることで学園をよくすることができる」

 

 

栞子「そんな繋がりなど必要ありません。繋がりなどなくてもその人に合ったことをすれば人は前に進めます」

 

 

俺「それはどうかな?」

 

 

栞子「!?」

 

 

俺「同好会のみんながいるから今の俺がある。同好会のみんながいなかったら俺はずっと過去に囚われたままの運命の囚人だった。けど仲間との繋がりが俺を未来に導いてくれた。それだけじゃない、スクールアイドルは俺が絶対絶命の時、俺を奮い立たせてくれた。スクールアイドルがあったから俺は戦うことができた。」

 

 

栞子「そんなこと…」

 

 

 

俺「だからこのデュエルでそれを教えてやる。スクールアイドルのみんなが俺にくれた前に進む力を!そしてスクールアイドルが決して無駄なことなんかじゃないって!いくぞ俺のターン、ドロー!」

 

 

 

歩夢「お願い…」

 

 

 

俺「俺はコード・ジェネレーターを召喚!」

 

 

栞子「(コード・ジェネレーター…あのカードをコード・トーカーリンクモンスターのリンク素材になった時、攻撃力1200以下のサイバース族をデッキから墓地に送ることができる。さらにフィールドからリンク素材になった時は墓地に送るのではなく手札に加えることができる。あのカードでマイクロ・コーダーを手札に加えられたらサイバネット・コーデックから連続リンク召喚という彼が最も得意としもっと強力なコンボを成立させてしまう…。ならメテオニス=DRAの効果を使うなら今!」

 

 

 

かすみ「うぅ三船栞子にはメテオニス=DRAの効果があります…」

 

 

栞子「メテオニス=DRAの効果!墓地のエルγ、アルζをゲームから除外してコード・ジェネレーターとサイバース・クロック・ドラゴンを墓地に送ります!直接墓地送りならクロック・ドラゴンの魔法カードをデッキから手札に加える効果は使えません」

 

 

 

かすみ「くっー、三船栞子のやつそこまで見越してたのか〜」

 

 

彼方「これで部長のモンスターはまた0…」

 

 

エマ「しかも召喚権は使ちゃった…」

 

 

しずく「絶対絶命なのでしょうか」

 

 

 

愛「で、でもぶちょーならきっとなんとかしてくれっしょ?ね?歩夢?」

 

 

 

歩夢「うん、大丈夫、きっとあの子ならきっと」

 

 

栞子「これで打つ手なしですね。結局、繋がりやスクールアイドルなどはまやかしなんです」

 

 

俺「それはどうかな!?」

 

 

栞子「え?」

 

 

 

俺「俺はずっとこの時は待っていたんだ!」

 

 

歩夢「そうだよ!あなたならきっと勝てる!」

 

 

俺「永続罠 リビングデッドの呼び声を発動!墓地からコード・ジェネレーターを特殊召喚する!」

 

 

 

栞子「あのカードは…最初のターンから伏せてあったカード…あのカードを使おうと思えば使えたのに使わなかった。まさかこうなることを想定していたというの…」

 

 

 

俺「さらに自分フィールドにサイバース族がいる時、手札のバックアップ・セクレタリーは特殊召喚できる!現れろ!未来を導くサーキット!」

 

 

 

かすみ「先輩のリンク召喚が始まりますよ!」

 

 

 

俺「召喚条件は効果モンスター2体!リンク召喚!リンク2、コード・トーカー!そして墓地のコード・ジェネレーターの効果、デッキからドット・スケーパーを墓地に送る。続けてドット・スケーパーの効果、自身を特殊召喚する。再び現れろ!未来を導くサーキット!アローヘッド確認!召喚条件は属性の異なるサイバース族2体以上!俺は闇属性リンク2のコード・トーカーと地属性ドット・スケーパーをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク3、デコード・トーカー・ヒートソウル!」

 

 

 

愛「よっしゃー!ヒートソウルがきたー!」

 

 

 

俺「デコード・トーカー・ヒートソウルの効果!ライフを1000支払うことで1枚ドローする!いくぞバーニングドロー! 最高に熱いカードだ」

 

 

 

俺のライフが1500から500減る。

 

 

せつ菜「ヒートソウルにはさらなる効果があります!」

 

 

 

俺「この効果を使用後、ライフが2000以下の時、ヒートソウルを除外することでEXデッキからリンク3以下のサイバースリンクモンスターを特殊召喚できる!俺はEXデッキからトランスコード・トーカーを特殊召喚する!そしてトランスコードの効果!墓地からコード・トーカーを特殊召喚する!続けて魔法カード 死者蘇生を発動!」

 

 

 

栞子「あのカードはさっき引いたカード!?」

 

 

俺「墓地からレディ・デバッガーを特殊召喚する!そしてレディ・デバッガーの効果、デッキからリンク・インフライヤーを手札に加える。三度現れろ!未来を導くサーキット!召喚条件はサイバース族モンスター2体以上!俺はリンク2のコード・トーカーとレディ・デバッガーをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク3、エクスコード・トーカー!さらに手札のリンク・インフライヤーの効果!このカードはリンクモンスターのリンク先に特殊召喚できる!現れろ!未来を導くサーキット!」

 

 

 

栞子「まさか4連続リンク召喚!?あれだけモンスターを除去されてもなおも展開してくる…これは私の想定をはるかに超えている…」

 

 

 

俺「アローヘッド確認!召喚条件は効果モンスター2体以上!俺はリンク3のエクスコード・トーカーとリンク・インフライヤーをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!まだ見ぬ世界に繋がる風を掴め!リンク召喚!リンク4!アクセスコード・トーカー!!」

 

 

 

栞子「アクセスコード・トーカー…」

 

 

 

俺「これが俺と仲間との絆の証だ!」

 

 

 

栞子「絆の証…」

 

 

 

俺「そうだ!このカードは俺が暗闇の中にいた時、みんなとの絆によって生まれたカード!このカードと仲間との絆が俺の未来を照らしてくれたんだ!」

 

 

 

 

 

〜回想、リボルバー2戦目前〜

 

 

 

俺「メインデッキはできた。けど…」

 

 

 

歩夢「けど?」

 

 

 

俺「あと1歩、何かが足りない…。リボルバーを倒すためには…何かが…」

 

 

歩夢「大丈夫、あなたならきっと」

 

 

かすみ「そうですよ!今の先輩ならリボルバーなんてけちょんけちょんたですよ!」

 

 

しずく「先輩なら勝てるって信じてます」

 

 

果林「そうよ、私の絆の力を見せつけてやりましょう!」

 

 

愛「愛さんたちの絆は誰にも負けないよね!」

 

 

彼方「まぁでも疲れたなら彼方ちゃんの枕貸してあげるよ〜」

 

 

せつ菜「あなたの力、信じています!」

 

 

エマ「でも無理はしちゃダメだよ」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード 必勝!」

 

 

 

俺「みんな…うわっ、なんだ、デュエルディスクが光って…」

 

 

 

かすみ「うわわまぶしい〜」

 

 

せつ菜「これは…」

 

 

歩夢「新しいカードが出力されていく」

 

 

愛「すごー、ぶちょーのデュエルディスクどうなってるのー?」

 

 

俺「あぁサイバースはこうやって生まれることがあるんだ」

 

 

璃奈「最先端のテクノロジー…璃奈ちゃんボード キラキラ」

 

 

 

しずく「どんなカードです?」

 

 

 

俺「アクセスコード・トーカー…新しいコード・トーカーだ」

 

 

歩夢「新しいコード・トーカー、けどリンク4だね」

 

 

 

俺「あぁ、このカードはきっとみんなとの絆が生んだカードなんだ。このカードがあればきっとリボルバーに勝てる。みんなありがとう。」

 

 

璃奈「アクセスコード…リンク4、新しい世界にアクセスするカード…」

 

 

 

俺「新しい世界、まだ見ぬ世界か…。そっかみんなとならまだ見ぬ世界に繋がる風を掴める、そんな気がする。みんなとの絆で俺は未来を導く」

 

 

歩夢「うん!あなたならきっとできるよ!」

 

 

〜回想終わり〜

 

 

 

 

 

俺「いくぞ!アクセスコード・トーカーの効果!リンク3のエクスコードをリンク素材としたことにより攻撃力3000アップ!」

 

 

歩夢「これでアクセスコードの攻撃力は5300だよ!」

 

 

 

俺「さらにトランスコードの効果!アクセスコードと相互リンクしていることによりトランスコードとアクセスコードの攻撃力を500アップさせる!さらにアクセスコード・トーカーの更なる効果!墓地のコード・トーカーを除外してメテオニス=DRAを破壊する!アクセスインテグレーション!!」

 

 

 

栞子「そんな…」

 

 

 

 

俺「バトルだ!トランスコード・トーカーでダイレクトアタック!トランスコードフィニッシュ!」

 

 

 

栞子「くぅ」

 

 

 

栞子ライフ7500→4700

 

 

 

俺「これがリンクが繋げる勝利への絆だ!アクセスコード・トーカーでダイレクトアタック!!!」

 

 

 

栞子「そんな…私が負ける…?」

 

 

 

栞子ライフ4700→0

 

 

 

 

歩夢「勝った…」

 

 

 

かすみ「やったー!先輩の勝ちです!」

 

 

しずく「はい!さすがです!」

 

 

果林「えぇ、よくやったわ」

 

 

 

 

栞子「そんな私が負けるなんて…」

 

 

 

俺「三船さん、君とのデュエル楽しかったよ。けどつぎはもっとお互いラフな状況でやりたいな」

 

 

 

栞子「…お見事です。私の負けです。これであなた方スクールアイドル同好会の廃部からは手を引きます。ですが忘れないでください。私が生徒会長である以上、生徒に悪影響を与えるものはなんであろうと見過ごすつもりはないと」

 

 

 

俺「あぁ、わかっている」

 

 

 

栞子「それでは…失礼します…」

 

 

 

愛「さっすがぶちょー!」

 

 

エマ「うん、本当凄かったね!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード 歓喜!」

 

 

 

せつ菜「ええ!あなたならきっと勝てるって信じてました!」

 

 

俺「あぁ、みんなありがとう」

 

 

 

 

〜その日の夜〜

 

 

 

かすみ「いやにしても三船栞子を撃退できてよかったですね〜」

 

 

せつ菜「部長?」

 

 

 

俺「え?あぁちょっと考えてて」

 

 

果林「何を考えてたの?」

 

 

俺「三船さんのことだ。たしかに今回俺はデュエルで勝って同好会は守れた。けどそれで解決なのか?本当に解決するなら三船さんともっともっとちゃんと話し合わないといけないんじゃないかなって」

 

 

 

かすみ「先輩、敵の肩を持つんですか?」

 

 

歩夢「あなたは三船さんを敵と思ってないんでしょ?」

 

 

俺「あぁ」

 

 

 

かすみ「えぇ!?」

 

 

 

俺「彼女は決して悪い人じゃないと思う。学校を思う気持ちは紛れもなく本物だ。それに彼女、前に公園で小さい子たちと一緒に遊んでてさ、ボランティアに参加してみたいなんだ。その時、彼女すごく笑顔でさ。だからきっと彼女とも分かり合えると思う。ほんの些細な認識の違いから今は敵対してるみたいな感じになってるけど、俺たちが手を取り合えばきっと学校はもっともっとよくなると思う。だから俺は彼女を敵だなんて思ってない。彼女のことをもっと知りたいって思ってる」

 

 

果林「さすがは部長ね」

 

 

エマ「うん」

 

 

彼方「あそこまで言われても三船さんの味方をしようとするなんてね〜」

 

 

愛「でもそこがぶちょーのいいところだよね!」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード ふむふむ」

 

 

せつ菜「はい、だから皆さんついて来れたんですよね」

 

 

歩夢「だから私たちもあなたについていくよ。きっと三船さんとも分かり合えるよ」

 

 

かすみ「ま、まぁかすみんも最初からそう思ってましたけど」

 

 

愛「またまた〜1番敵対視してたじゃん、かすかす〜」

 

 

かすみ「かすって言わないでください!」

 

 

歩夢「あはは」

 

 

 

俺「よし!それじゃあまずは同好会の存続を祝って。そして三船さんと分かり合えることを願って今日はうちでパーっとやるか」

 

 

 

かすみ「賛成ー!」

 

 

彼方「もう本当に調子いいな〜」

 

 

 

 

 

 

〜三船家〜

 

 

栞子は写真を見ながら1人問いかける。

 

 

栞子「私が負けた。あれだけ準備してきたのに…。スクールアイドルには本当に人を前に進める力があるの…?叶わない夢を見させるだけのものではないの…?姉さん、あなたは本当に後悔していないの…?」

 

 

 

 

to be continued…

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