【WR】がっこうぐらしRTA_全員生存ルート【完結】 作:アサルトゲーマー
おはようございまーーーーす!
もはやガバのない部分を見つける方が難しいRTAはーじまーるよー。
今回は最終日の朝から。
まずは腕の中に太郎丸が居ることを確認します。太郎丸が居ないとリセ案件なので必ず確認しましょう(無敗)
……こいつめっちゃ幸せそうに寝てんな。
「雨か…」
チョーカーさんが呟きます。どうやら外は豪雨のようす、これはいけません。
そう、最終ラッシュ第一段階は雨です。そして飛び切りの雷雨です。雷と言えば?はい、雷鳴ですね。
ピシャーーーン!!(雷鳴)
あああああああああああああ!!(サンダー)
あぁ~、雷鳴でリアルダメージが入るゥ~。
耳を押さえているとみーくんが心配してくれます。
「しずく先輩大丈夫ですか?」
大丈夫だって安心しろよ~。
ピシャーーーン!!(雷鳴)
あああああああああああああ!!(目力先輩)
「駄目みたいですね…」
お前が語録を使うのか…(困惑)
とまあ耳が使い物にならないので朝の見回りは例のゴリラに任せます。
「ゴリラゴリラうるせー!あたしだって乙女なんだぞ!」
嘘つけ絶対ゴリラだゾ。ちなみにこのタイミングでクラシックラジオを聞くと必ずベートーベンの「運命」が流れます。後々のためにしっかり電源を入れておきましょう。
雷鳴がヤバイので耳をふさぎながらチキンセーーーーブを行って待っているとくるみちゃんが駆け込んできました。
「ヤバいぞ!この間より多い!早く準備しろ!」
「なんですって!?」
くるみちゃんの報告により全員が浮足立ちます。
初見兄貴は『なぜあれだけ倒した後なのに「奴ら」の数が増えているのか?』と疑問に思っているはずなので解説します。
それはアウトブレイクが放課後の時間に起きたからです。当時みーくんやけいちゃんがショッピングモールで居たように既に下校した生徒は多く、それが何日もかけて学校に来たという訳です。みんなここの学校好きだったんすねぇ^~。
「しずく、行けるか?」
無理かどうかはやって見なきゃわかんないだろ(ヒゲクマ)
そんなわけでいつものスコップを構えてホライクドー!
ピシャーーーン!!(雷鳴)
あああああああああああああ!!(ブラックサンダー)
「……くそ!停電だ!」
ベートーベンの「運命」が雷鳴と同時に消えたことにより停電が判明します。なおラジオなどのコンセント給電で動く家電を動かしていないと停電が発覚せず無駄なロスが発生しますよ(2敗)
そして停電が発生したことにより下校の放送ができなくなります。出来たらラッシュが簡単になっちゃうからね、しょうがないね。
ところで自家発電してんのに停電っておかしくねえ?って思う兄貴達がいるかもしれないので説明をば。
実はこの学校、避雷針の隣に太陽光発電エリアを設置するというガバガバ設計となっております。そんな設計だから落雷で一気に大電流が流れ込み、ヒューズやコンデンサがパンッという訳です。建築法仕事しろよ!(謎の企業のゴリ押し)
今回のラッシュ、イベント進行は時間経過以外何一つありません。もろちんバリケードが突破されたら圧倒的物量に押し潰されて全滅必至です。だから、全力で「奴ら」を排除する必要が、あるんですね(メガトン)
今周回は一階までバリケードを設置できなかったのでかなりキツいです。とりあえず2階階段まで行って防衛だー!
バリケード越しに攻撃するにはリーチのある武器が必要なのですが、今は威力の高い投擲武器である精密ドライバーがあるのでこれを投げまくります。数に限りがあるので丁寧に目に当てていきましょう。
ピシャーーーン!!(雷鳴)
あああああああああああああ!!(ネタ切れ)
俺の耳壊れちまうよ…(ゆうさく)。ん?なんか向こう側突破されてないっすか?
「みんな!バリケードが突破された!3階に逃げ込め!」
(あっという間に突破されて)笑っちゃうんすよね。
次の階段が突破されたらもはや残すところは屋上のみです。全力で防衛しなきゃ(使命感)
一応けいちゃん保険(後述)があるので無理というほどではないですが、いやーキツイっす(素)
おうりーさん!めぐねえと太郎丸を持って屋上に行ってくんな!
「…わかったわ!」
うーん、有能。
ここまで来たら出し惜しみなんかできないので掃除用具入れからモップちり取りホウキその他もろもろをひたすらに投げつけます。それにしてもバリケードの隙間を縫って全力投球を当てていくのって凄い絵面っすね…。
けいちゃんが足を引きずって音楽室に入っていくのを眺めながらひたすらに物を投げつけていましたが、とうとう弾切れです。
雷が落ちなくなって大分時間が経ったのでそろそろラッシュは終わりですが、ついに職員室側の三階バリケードが突破されました。
それと同時に音楽室からピアノの音色が聞こえてきます。
「ピアノ…?まさか!」
そう、けいちゃん保険とは自己を犠牲に一定時間「奴ら」を引き付けてくれるものです。当然放置すればけいちゃんは死にますが、「奴ら」はピアノの音色に夢中になって音楽室の扉前に殺到するので背後が簡単に取れます。ここでしっかり暴れておくとラッシュ第二段階が楽になるのでしっかり暴れておきましょうね。
合気!合気!もいっちょ合気!たまに暗殺挟んでまた合気!
討ち漏らしは相棒ゴリラに任せてとにかく無力化させていきます。くるみちゃんのシャベル追撃はほぼ確定で氏ぬので心強いッシュ!
ちなみにここで聞こえてくるピアノの音色ですが、扉の耐久度が低くなるとテンポアップしていき、破壊されると悲鳴とともに途切れます。
現在めっちゃテンポが速くなっているので結構必氏です。
あっ。
あっちょっと待ってもらって…(ガバ)
合気をミスって引き倒されました。が、まだ終わりじゃなーい!結構前に探索した時にひろったボールペンを耳の穴にシュウゥゥゥゥーーッ!超エキサイティン!
安定のために拾って置いた緊急回避アイテムに助けられました。が、立ち上がるまでは合気なんてできないので二体目に絡まれます。ゴリラー助けて!
「くそっ!待ってろ!」
あああくるみちゃんも結構ピンチ!二本目のボールペンをシュウゥゥゥゥーーッ!並エキサイティン!
早くしろーーーっ!間に合わなくなってもしらんぞーーーーっ!
「耐えろ雪野!」
チョーカーさん後ろ後ろー!最後のボールペンをシュウゥゥゥゥーーッ!弱エキサイティン!
やべえよやべえよ!朝飯食わなかったから!
あかんこのままやと雪野ちゃんが死ぬゥ!
■■■
雨が私を濡らす。温い風が私の躰をたたく。
「佐倉先生。私ね、この生活、少し気に入ってたんです」
そして囁かれる若狭さんの声。意識がはっきりとしない私は、うすぼんやりとその姿を眺めていた。
「みんなで困難に立ち向かって。みんなで食事して。みんなで寝て…家族みたいだなって、思ってたんです」
カサリ、と。何かの燃えカスを突きつけられた。
「なのに。なんですかこれ」
それは私にとって呪いの書物と言っても良いものだ。名は緊急避難マニュアル。その切れ端。
「私から家族を奪ったのも、クラスメイトを奪ったのも、全部身勝手な大人だったんです」
声に嗚咽が混ざる。
「燃やしてしまえば、消えてしまうものだと思ってました。でも、それは違う。結局のところ、なにも変わらなかったんです」
ピアノの音が聞こえる。激しい旋律だ。
それに交じって怒号や助けを求める声。
「大人はいつだって、私から大切なものを奪っていく……。佐倉先生は、違いますよね?」
私は。奪うつもりなんか。
違う。私は奪っている。本来守られるべき生徒たちを矢面に立たせ、私はのうのうと寝こけている。私は子供たちの未来を食い物にしているのだ。
若狭さんの言葉に、私は首を横に振った。
「違う…!先生は身勝手な大人なんかじゃない!私たちに真摯に向き合ってくれた!いつだって元気づけてくれた!」
遠くから音が聞こえる。
若狭さんの手が私の首に巻き付いた。
「佐倉先生、お願いします。頷いてください…」
私は、彼女たちに対して、せめて誠実でありたい。だから、私は頷かない。
音が大きくなる。
「いやだ、いやだ。このままだとみんな死んじゃう。もう私から何も奪わないで。助けて。誰か助けてよ」
私の首から手を解き、崩れ落ちる若狭さん。
錯乱した彼女は膝を突き、顔を覆って声を上げて泣いている。
「誰か」なんて都合のいいヒーローが現れるはずはない。
しかし、その願いは叶えられたのか。
鉄の鳥が、降ってきた。
次回の更新は多分三日後くらいです。