【WR】がっこうぐらしRTA_全員生存ルート【完結】 作:アサルトゲーマー
ウンチー理論を振り回すRTAはーじまーるよー。
今回は30人に勝てるわけ無いだろ!馬鹿野郎お前俺は勝ったぞからです。
なんか全体的に好感度足りなくてめぐねえが手を握ってくれなかったのは想定外ですが明確なガバではないのでRTAを続行します!
べ、べつに悲しくなんてないんだからねっ!
さて、次に起こす行動ですが。
昼寝します。HPがカラッポだからね、仕方ないね♂
好感度が足りないのでめぐねえやくるみちゃんとちょこっとだけお話をしてから寝ましょう。これでリカバリーできていますように…!
おはようございまファッ!なんだこのロープ!?
ギッチギチに固められた園芸用ロープが胴体にしっかり巻かれていますねクォレハ。
「起きましたか?」
紐の先はめぐねえの左手につながっています。あっ、これは……(察し)
「雪野さん。あなたは少し勝手が過ぎます。考えがあるのは分かりますが、周りのことも考えてください」
好感度が若干足りなくてルート分岐に入ったようです。いやまあ雨の日までの時間は一定ですのでタイムには差はありません。個人行動ができなくなっただけで。
うん、個人行動ができなくなっただけ……。
……。
ここでオリチャー発動!好感度を積極的に稼いでいきます!!!
本来ならば一階まで制圧しつつレベリングも行う所存でしたが事ここに至っては致し方なし!レベルは必須じゃないから誤差だよ誤差!
好感度さえ取り戻せば紐でつながれることはなくなるから急いで稼ぐんダッ!
とりあえずはめぐねえに服従する旨を伝えます。ドン引きされたけど好感度は上がってるからセーフ!
うへへりーさん肩もみましょうか!?オラ好感度よこせ!
「ヒッ…!?」
「雪野さん!」
りーさんの持ってた園芸用スコップを取ろうとしているのだと思われたのか紐を引っ張られます。もちろん雪野ちゃんは筋力がカスなので抗う術はありません。
「…雪野さん、私たちは今から三階の職員室側の道を拓きます。絶対に勝手な行動をとらないと約束できますか?」
答えは勿論YES。ここで首を横に振ると
経験値は敵を倒す他にもイベントを回収したりセーフエリア外で時間をつぶすだけでも得られますので積極的に外出しましょうね。
怯えるりーさんがスコップを差し出してくるのでここで装備していきます。園芸用スコップ(片手用)は攻撃力こそドライバーに及ばないものの、耐久力はダンチです。失くしたりしなければこれ一本で校内は掃除できるくらいのぶっ壊れ耐久度なので心置きなく酷使してやりましょう。
なお順手持ちでは刺さらないので、きちんと逆手で持ちましょうね。
それではみんなで三階の開拓にイクゾー!
と、気合を入れたのは良い物の、「奴ら」をくるみちゃんと袋にするだけのむなしい作業タイムなので倍速します。
くるみちゃんの攻撃は5割の可能性で「奴ら」を無力化するので見ていて気持ちがよいですね(ほっこり)
討ち漏らした奴は私の養分です。オラ経験値よこせ!そんな寄生プレイをすること数分。
ど う し て 等 速 に 戻 す 必 要 が あ る ん で す か ?
「きゃあっ!」
突如後ろにあったロッカーが開き、雪野ちゃんの飼い主ことめぐねえが襲われてしまいました!早く助けないとめぐねえが氏んでしまいます!
ちなみに後ほど調べてみたところロッカーに「奴ら」が入っている確率は0.014%でした。本走中にお前ふざけんなよお前お前お前!!
とまあ焦りはしたものの投擲スキルを取ってあるので至近距離からスコップをぶん投げてひるんだところをアイキドー。トドメに踏んづけてやれば安全確保完了です(黄金の右足)
これでめぐねえの好感度も爆上がりだな(慢心)
その後もひたすら「奴ら」狩りだから倍速だ倍速(バイノハヤサデー)
「なんとか形になったなぁ」
「ええ。これならしばらくは大丈夫だと思うけれど…」
「コラゆき、危ないから触るな」
「ええー」
そして日が沈むころになるとバリケードもうまい具合に完成して屋上から職員室までの道のりが完全にセーフエリアとなりました。成し遂げたぜ。
いくら夏とはいえ外で布団もない状態で過ごすのは堪えるので比較的被害の少ない放送室でみんな夜を明かすことになります。
「で、誰が見張りに立つ?」
くるみちゃんの質問。ここで立候補できるので、すかさず手を上げましょう。昼寝もしたので健康度もバッチリです。夜中に出歩くことも出来ますしデメリットがありません。
しかしこのルートでは一つ問題があります。
「いいえ、先生がやります」
そう、みんなご存知めぐねえです。今の状態では雪野ちゃんに不信感を抱いているので夜の間を自由にはしてくれません。寝不足のくせに生徒のために体を張る教師の鑑ですが健康に影響を及ぼすからちゃんと寝て(懇願)
結局のところめぐねえは折れてくれないので二人で見張りをすることになります。じつはここ好感度を上げる救済ポイントになっているんですね。夜に会話して好感度を上げるなんてサモンナイトみたいだぁ…(直喩)
■■■
夜。
ただひたすらに真っ暗で、たよりない月明りだけがすべての世界で、私は雪野さんと肩を寄せ合って座っていた。
「あの」
声をかけると雪野さんがこちらを向く。そのピクリとも動かない貌の裏側にあるものは、きっと希望なのだと心で
「昼間、『彼ら』に噛まれそうになった時。助けてくれて、ありがとうございます」
後ろから突然襲われたとき、ここで終わりなんだと思った。でも。雪野さんがスコップを投げつけて助けてくれた。
あまりに豪快な投げ方に思う所が無いわけではないが、結局はそれで救われたのも事実で。
だから、私が頭を下げるのはごく当たり前の事なのだ。
「いいんですよ」
何だそんなこと、とでも言いたそうな素っ気ないイントネーションで返される。分かり切った反応を返されたことで逆にホッとした私。
言いたいことは言ってしまい、お互いに何も語らないまま時間が過ぎていく。そして、落ちていく瞼。
いけない、と思って頭を振ったり頬を叩いても頭はまるで霞がかったように不明瞭で。睡魔は無駄な抵抗を、とほくそ笑むように私をじわじわと責め立ててくる。
「センセイ、まだ私を疑っているの」
何を?と質問しそうになった。そうだ、私が彼女と一緒にいるのは個人行動を戒め、防ぐため。そんなことも思い出せなくなるほど頭が働いていないのだと絶望を感じているところで、私の手に彼女の手が重なった。
「今日はもうどこにも行きませんよ。だから、はい」
ほっそりとした冷たい手。そういえば心が温かいひとは手が冷たいなんて俗説があったなと、益体もない事を考える。
その手を取って、指を絡めると、何故か安心できた。
「おやすみなさい、センセイ。あとは私に任せて」
あたたかいことば。それは彼女の思いやりの心から出たのだろうか。それとも、彼女にそうあってほしいと願っている私の夢なのか。
「私は、センセイの味方だよ」
ああ、だけど、この言葉だけは。
好評なら明後日以降に続きます