タルブの森のシエスタさん   作:肉巻き団子

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報告&おまけ

更新再開できるのは早くても1月中旬になりそうです。

 

理由は言ってもあれなんで、活動報告の方にこれからの大まかな流れだけ載せています。

 

ネタバレなんで1月まで我慢できる方は見ないように注意です。

 

 

あとは文字稼ぎのvs7万ホーキンス視点

 

 

 

 

 

「気に入らないな」

 

己めがけて突っ込んでくるメイドを見つめた。本当に気に入らない。そしてこの状況は本気で悪夢に思える。

 

自分の周りに群れている兵士達を見回し、、彼らの瞳が輝きを失ないながら揃って頭上を見上げていることに気付いた。

 

自分も空を見上げそうになるのをぐっとこらえる。あの少女から目を離してはいけない。戦闘中に敵から目を離さないことは兵士としての基本だ。

 

もっとも彼らを責める気はない。自分も昔はそうだった。

馬鹿らしくなるほどの戦力差を見せつけられ、憤慨から絶望へ、絶望から諦めへ、眼前の敵から目を逸らし空を見上げて一心に祈るのだ。

 

戦うでもなく、逃げるでもなく、立ち止まって祈る。

 

「まったく気に入らない」

 

悠然と地を駆けるメイドの姿を見てそんな感想を漏らす。

単騎よく大軍を止める。言うなれば英雄だ。何時の時代も男は・・・子供大人関係なくそういうのが好きだ。

 

神話や伝説の中にその存在を語られる英雄。少女はそれをやっている。間違いなく少女の行動は英雄のそれだ。

 

明らかに異常な武力でありながら、均衡のとれたその姿は美しいとさえ言える。

まったくもって気に入らない。

 

爆音。猛烈な衝撃と爆風が兵士達の体を駆け抜ける。悲鳴すら上げずに命が消えていく。

 

本当に馬鹿馬鹿しい。有り得ない。一騎当千どころか7万を処女は相手にしているのだ。

 

閃光。

舐めるように爆炎が兵士達えお飲み込んでいく。一瞬遅れて光の走った後を追うようにして、大量の爆発が連鎖し火炎と爆炎を噴き上げた。

 

見渡してみれば、そこに気心の知れた仲間達がいた。

仲間達だったものが。

 

「…………」

 

鎧をまとった重歩兵は衝撃と爆風で吹っ飛ばされ、近くにあった岩と同化していた。鎧は魔法に備えてある程度の固定魔法による強化を施されているが、たった1発で限界を迎える攻撃など想定されていない。

 

一瞬で50人近くが死んだ。生き残っているのは空を見上げずに少女から目を離さなかった歴戦の兵士だけだ。

 

「……ホーキンス将軍……」

 

生き残った護衛の騎士が弱弱しく自分を呼ぶ。だが言葉を発せるだけまだましだろう。ついさっきまで一緒に行動していた兵士が物言わぬ物体となったのを見て、立ち竦んでりる者もいる。

 

気に入らない。

 

「走れ!足を止めるな!誰かが殺されているその隙をつけ!」

 

近くにいる者に呼びかけ、場合によっては尻を蹴り上げ、身体で押して激を飛ばす。

 

「走れ!走れ!止まるな!走り続けろ!」

 

叫ぶ。

英雄か……まったくもって気に入らない……

 

「あの悪魔の首は必ず獲るぞ!」

 

そして……




結局足は治らなかったなあ・・・

歩けるけど走るの無理!子供と一緒に運動会出れないじゃん>△<。
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