副業持ちの艦娘達   作:maple sugar

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改二情報来た!!

曙だな。(確信)


学校に行こう

俺が連れてこられたのは学校のようなところだった。ここはもしかして・・・

 

「ここは?」

 

「まあ簡単に言えば士官学校のようなものです。ですがほかの所と違い艦娘とそれを指揮する提督が専門になっています」

 

やっぱりだ。俺に此処でもう一度学校生活を送れというのだろうか?しかもおもいッきしハードな奴

 

「なぁ、俺が適性あるなんて実は冗談なんだろ?この士官学校の名前「クロビカリ」だったりしない?笑っちゃいけないやつの」

 

「深海棲艦と戦争中にそんなこと出来るわけないじゃないですか。冗談ではありません。いい加減諦めてください」

 

 

俺の願いはむなしく散ってしまった。大淀のコスプレした藤原寛とかだったらよかったのに

 

「こちらですよ、提督」

 

「ハイハイ、ん?」

 

俺が建物に入ろうとすると入口の所に一匹の猫が座っており、明るめの茶色の毛の猫で首輪をつけていた。

 

近づいてもほとんどおびえたりせず、かなり人懐っこい所がうかがえる。試しに撫でてみる。

 

猫は目を細めながらただされるがままに撫でられている。

 

「何?ここで猫飼ってるの?」

 

「いえ、野良猫でしょうか?あっ首輪に名前がありますね。ええっと・・・C・H・E・W・I・E?なんて読むんでしょうこれ?」

 

「チューイって読むんだよ。そうかお前チューイっていうのか」

 

俺はそのまま顎を撫で始めると猫はゴロゴロと鳴き始め、しまいには仰向けに腹を見せてきたのでおなかもさすってやった。

 

「ちょっと、いつまでも猫と遊んでんじゃないわよ。さっさと行くわよ」

 

俺は猫に別れを告げると、俺は案内されるがままついて行った。

 

それにしてもでかい施設だ、深海棲艦が現れてからまだ数年位しか経っていないにもかかわらず、提督と艦娘の育成のための士官学校にこれだけのものが用意されているというのはやはり深海棲艦には他の所の軍は期待できないということだろう。

 

まあ、確かこの間宇宙人がアメリカに攻めてきて地球のヒーローたちが戦ったという話を聞いたが彼らがどうにかしてくれないのだろうか?

 

「それではここに名前をお願いします。それからこちらの書類にもサインを・・・」

 

「はい!それでは、これであなたも軍に所属する一員となりました。自覚を持って頑張っていきましょう」

 

「はーい」

 

とりあえずここは従っておこう。

 

「あなたの部屋はこちらです。明日からカリキュラムに入るので準備しておいてください」

 

よし、とりあえずこの部屋に監視カメラ等が設置されていないことを確認してと・・・

 

大人しくしておこう少しの間だけは・・・

 

 

 

 

数日後・・・

 

「今日の訓練お疲れさまでした。明日も頑張りましょう」

 

はー、終わった終わった。俺は寮に戻るとベッドに入り明日に備えて寝る・・・フリをした。

 

聞いた話だとここは夜になるとこの寮は施錠されるらしい。

 

さらに、監視カメラの位置はここに来るまでで大体把握した。

 

「マルフタマルマルっと、よし、ちょっと遠出するか」

 

ってなんかここにいる間に時刻の言い方変わってしまった。とにかく俺はこの石造りの海から自由になる!

 

監視カメラに映らないように施錠された扉の前まで来ると、ここに来た時にサインを書いたペンから拝借したバネを取り出す。

 

「これをこうしてこうやって・・・開いた!」

 

外に出たぞ。よしよし、ここまで順調っと・・・やべっ見回りだ!

 

俺は草むらに身を隠す。よしよし何とかごまかせそうだ「ミャー」・・・えっ?

 

そこに猫が参戦、しかも初日に撫でてた猫だ。おい!お前は色々食わせてやっただろ!俺を裏切るつもりか!

 

「ん?なんだ?」

 

警備員が俺の所に注意を向けた。

 

「おいおいこっちくんなって」

 

俺は猫を追い払おうとするが、猫は鳴きながらこちらによって来る。

 

「誰かいるのか?」

 

警備員までこっち来た!もうだめかも・・・

 

「あっ、これは!・・・・・・なんだ段ボールか・・・」

 

 

 

 

「・・・ねぇ?」

 

「し!静かにして!これ防音効果はまだついてないんだから見つかっちゃう」

 

間一髪で俺は彼女に助けられた。この段ボールの中に入ったおかげで何とか見つからずに済んだようだ・・・あれ?

 

「危なかったわね。私がいなかったら見つかってたわよ」

 

「ねぇ、なんで外に段ボールがあって不思議に思われないの?」

 

「私さっきから近くにいたんだけど気付いた?」

 

全く気付かなかった・・・段ボールってすごいんだな

 

「いやでもこれどうなってんの?中かなり広いけど外から見ると絶対普通の段ボールに見えてるってことだよね?」

 

「そうよ、すごいでしょ」

 

「でも何でこんなものを・・・」

 

「地球ではこれがないとアラームが鳴って射殺されるって知り合いに聞いて」

 

「地球では?まるで宇宙から来たみたいな言い方だな」

 

「そんなことより司令官。久しぶりに会えたんだものもう少しここでこうしててくれない?」

 

女の子は俺にすり寄ってくる。俺はそれにつられて少し後ろに引いてしまった。

 

「えっ?・・・何で?何で離れていくの?もしかして・・・私の事嫌いになっちゃったの?私はあなたの事ずっと・・・ずっと考えて生きてきたのに・・・」

 

おっと?少し怖くなってきたぞ?もしかして俺は地雷原に引きずり込まれてしまったのか?

 

「いや、俺お前の事知らないんだけど?どこかであった?」

 

「いえ、あなたと話すのはこれがはじめてよ」

 

「なんなのお前?」

 

「でも私はあなたの事よく知ってるの、それはもう何もかもよ。あなたは私の事を知らないかもしれないけど、そういうこと言われると死にたくなるの。だからそういうこと言わないで」

 

今なんかものすごく理不尽なことを言われた気がするのは気のせいかな?

 

「ところでお前艦娘だろ?俺が言えた立場じゃないがこんなところで何やってんだよ?」

 

「私はね、潜水艦娘なの。だからこうやって秘密裏に移動する練習をしてたの。別に司令官に会いに来たら偶然そこにいたとかじゃないからね」

 

誰もそんなこと言ってないのだが・・・

 

「今日はもう戻った方がいいわよ。ほら、明日もあるんだし貴方にはまずちゃんと司令官になってもらわないといけないから」

 

「・・・お前もそんなこと言うんだな、わかったよ。ところでお前なんて名前は?なんていうの?」

 

「私?・・・伊168よ。イムヤでいいわ、貴方には特に・・・そう呼んでほしいかな」




チューイって名前の猫聞いて何人がわかるんだろう?
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