戦姫絶唱シンフォギア〜極限の名を持つ者〜   作:立花オルガ

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シンフォギアを見て思いつきました。
続くかどうかは主のモチベーション次第です…


第一章 無印開始前
始まりの物語


「あれ…ここどこだ…」

 

俺の名前は伊月 大和。どこにでもいるごく普通の高校生だ。特撮やアニメは人並みに見ている。

 

「本当にここどこだー!」

 

確か、部活の帰りに車に轢かれそうになってた人を助けようと庇い引かれて次に目を開けると、この真っ黒な空間にいた。この空間ガチの異世界転生みたいじゃねぇか…俺とうとうカ○マとかス○ホ太郎みたいになるのか…(困惑)

 

『おっ、目が覚めたか』

 

「誰だ!」

 

そういう声が聞こえて振り向くと、誰もいなかった。

 

『ここはあの世とこの世の狭間だ。お前は死んだんだ』

 

「そうか、俺やっぱり死んだのか…」

 

ちくしょう!新しい仮面ライダーもガンダムも始まったばかりで楽しみだったのに!

 

『だが、お前には使命がある。』

 

「えっ?」

 

「待ってくれ!?俺はただのしがない高校生だぞ!使命ってなんだよ!」

 

『あの時、お前以外にもあの子供を助けられた人物はいた。それでも、動いたのはお前だけだ。それだけお前には人を助けたいという意志があったというわけだ。だから君にある世界を救う使命を授けよう。』

 

「でも、俺なんも力持ってないですよ…」

 

『大丈夫だ。力は与える。君に相応しい力を。』

 

「え、本当ですか…。わかりました。行きましょう。」

 

『お前ならそう言ってくれると確信していた。じゃあ、あっちに着いてある程度、状況を理解してくれたらすぐこう言ってくれ、「極限進化!エクストリーム!」と、まずはそれで君の使命の一つが果たせるだろう。』

 

「えっ、その後はどうしたらいいんだ!」

 

『お前が思うままに進め。そうすれば自ずと救われる。』

 

「…わかった!」

 

『じゃあ、送るぞ』

 

あっ、名前を聞くの忘れてたなぁ。なんか最後に薄茶色の髪の人影が見えたような…

 

──

 

「ん……?」

 

 布団で寝ていた俺は体を起こす。

 

「そうだ!俺は転生して、着いたらすぐなんか言ってくれって、神様みたいなのに言われて…思い出した!」

 

そう言って、俺はしっかりあの言葉を告げた。

 

「極限進化!エクストリームッ‼︎」

 

そう言った途端、俺の身体は光に包まれた…

 

──

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

「クリス頑張るんだ!!」

 

クリスと呼ばれた少女と共に逃げている男性と女性・・・だが後ろからは、彼らを狙う兵士たちが銃を持って追って来る。雪音雅律とソネット・M・ユキネは願った。

 

((私たちはどうなってもいい・・・娘を・・・クリスだけでも助けてください!!))

 

「誰か…誰か…助けて…!」

 

「無駄だ。誰も助けに来ない」

 

そう、普通ならば雪音両親は助からない。しかし、その瞬間兵士達の目前にビームの光弾が飛んできた。

 

「何だ!」

 

兵士は驚いて、上を見上げると、赤く輝くロボットが飛んでいたのだ。

 

──

 

俺は光に包まれた次の瞬間、眼を開けるとロボットのコックピットに乗っていた。

 

「えぇぇ!これってもしかしてガンダムのコックピットだよな!ええっと、機体名は…エクストリームガンダムか!」

 

俺が興奮していると、誰かが叫ぶのが聞こえた。

 

「あっちで戦いが起きているのか?もしかしてこれが使命の1つなのか?」

 

とりあえず大和はそっちに向かうと銃を向けて追われている家族の姿があった。

 

「あの人たちを助けないと!えぇぇと、武装は…あったこの… ヴァリアブル・ガンで牽制するか」

 

そう言って、手に装備していたヴァリアブル・ガンを兵士の前に向かって発射した。

 

「おぉ、上手いこといった!キラとかも最初戦った時こんな感じだったんだな」

 

そんな事を思いながら、兵士の目の前に着地した。

 

「な・・・なんだてめぇ!!」

 

兵士たちはマシンガンを打ってきてるが、そんな攻撃がガンダムに通用するはずもなく、無傷だった。

 

「どけ!!これでどうだ!!」

 

男がロケットランチャーを取り出し、俺の機体に向けて撃ち込む。

 

「ウェ!!それは流石にまずいって!」

 

そう思って、慌ててシールドを前に出した。

 

ロケットランチャーは命中し、爆音と共に発生した大量の煙にその姿を隠した。

 

「あ・・・あああああ・・・」

 

クリスは目から涙をこぼした。助けてくれたロボットが、ロケットランチャーを受けて爆発してしまった事に。

 

だが、シールドを出したお陰で、そのロボットは無傷だった。

 

「あぶねーあぶねー、シールドを出すのが遅れたら、そのまま、アボンだったぜ。」

 

「「な!!」」

 

「なんだあれは!化物か!」

 

そう言って、兵士たちは持っている武器でまた攻撃し始めた。

 

(流石に、人殺しをする訳にはいかないからな。ビームライフルとか遠距離兵装は使えない。だから、出力の低いビームダガーを使って武器だけ切り落とす!)

 

兵士たちはガンダムによって武器を失っていく。誰もが次の行動をとることは出来ない。ガンダムの迫力に腰を引いてしまっている。

 

そして、兵士に向かってこう言った。

 

「これ以上攻撃するなら、俺もお前たちを殺す。殺されたくなければ、俺の目の前から消えろ!」

 

「全員退却!!逃げろォォォォォォォォォォ!!」

 

兵士は必死になって逃げていく。ガンダムは敵がいなくなったのを確認し、ビームダガーを腰部に収納する。

 

「ロボットさん・・・本当にありがとう・・・」

 

「あなたは私たちの救世主です」

 

「気にするな、俺は自分のしたい事に従っただけだ。声が聞こえたからここに来たんだ。後、俺の機体のセンサーによると、この先地雷が仕掛けられているらしい。地雷が無いところまで、連れていきましょう。」

 

「わかりました。ありがとうございます…!」

 

そう言って、俺はその家族をガンダムの手に乗せ、地雷の反応がロストする所まで連れて行き、下ろした。

 

そして、去ろうとすると、

 

「待って!!」

 

呼び留められて振り返った。クリスはガンダムの所まで駆け寄った。

 

「私は・・・私は雪音 クリス!!あなたの・・・あなたの名前を教えてください!!」

 

(雪音クリス…?なんか聞いた事のあるような名前だな…どこかで…)

 

「俺の名前は伊月 大和…、そしてこのロボットの名前は…エクストリームガンダムだ。」

 

「また・・・会えるよね?」

 

「それは・・・俺にも分からない・・・」

 

その言葉を聞いてクリスは涙目になる。大和も泣かせるのはちょっとなと思い、言葉を続けた。

 

「だが、クリス、君が大きくなって、ピンチになったら、駆けつけよう…」

 

「本当?」

 

「あぁ…約束だ…」

 

彼はクリスと約束して、そして飛び上がり、日本の方へと飛び立ち、途中で光になって消えた。

 

「ガンダムか…」

 

「また、あのロボットと会えるといいね、クリス」

 

そう言って、クリスの両親はクリスを連れて、日本へ帰る船の乗り場に向かった。

 

 

──

 

 

俺は気がつくと、元のいた部屋に戻っていた。

 

「なるほど…エクストリームガンダムが使えるのか、そして、雪音クリスと言う名前どこかで聞いた事があるような…」

 

そう思っていると、大和はある事に気がついた。

 

「俺…ちょっと若返ったんじゃねーかぁぁぁっ!」

 

そう、18だった大和は少し若返って8歳になっていたのだ。

 




ちなみに大和君はエクストリームガンダムに乗る時は何故か18歳くらいの容姿になります。だから戦っている時は気づかなかったんです。

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