アインクラッドからの転生者   作:アルシャ

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第6話 過去

 11歳、私が小学生5年生になった頃は、あまり外で遊ばず、学校からまっすぐ帰ってきては図書館で借りた本を読むのが日課だった。

 成績は良かったが友達は少なかった。

 

 二学期に入ってすぐの、ある土曜日の午後。

 私とお母さんとお兄ちゃんは、連れ立って近所の小さな郵便局に出かけた。

 客は、他には一人もいなかった。

 お母さんが窓口に書類を出している間、私は局内のベンチに腰掛け、足をぶらぶらさせながら持参した本を読んでいた。タイトルは覚えていない。

 

 お兄ちゃんは、特に何をするでもなく、ぼーっとしていた。

 昔は外でも腕立て伏せや逆立ちをしていたから、私は怒って、お兄ちゃんに外では目立ったことはしないように言った。

 平穏を好むお母さんの為に。

 

 その後、お兄ちゃんがトイレに行って、少しした後、一人の男が入ってくるのが見えた。灰色っぽい服装で、片手にボストンバッグを下げた、痩せた中年男性だった。

 

 男は足を止めて局内をぐるりと見渡していた。

 その時、私と一瞬目があった。

 私は、瞳の色が変だな、と思った。

 

 その後男は、早足に窓口に向かっていき、銀行の窓口で何かの手続きをしていた私のお母さんの右腕をいきなり掴んで引っ張って、そのまま突き飛ばした。

 お母さんは声も出せずに倒れ込み、ショックのあまり目を見開いて凍り付いていた。

 

 私は理不尽な暴力を振るった男が許せず、大声で抗議をしようとした、その時。

 男はカウンターにどさっとおいたボストンバッグの中から、拳銃を掴みだし、男性局員に拳銃を突きつけた。

 

 ピストル──オモチャ──いや本物──強盗──!? 

 と、いくつもの単語が詩乃の意識を横切った。

 

「この鞄に、金を入れろ!」

 

 男が、嗄れた声で喚いた。すぐさま続けて、

 

「両手を机の上に出せ! 警報ボタンを押すな! お前らも動くな!!」

 

 男が拳銃で、局員たちを脅しながらそう言った。

 私は、すぐに局から走り出して、外に助けを呼ぶべきかと考えた。

 しかし、倒れたままのお母さんを残していくことはできなかった。

 

 躊躇しているうちに、男が再び叫んだ。

 

「早く金を入れろ!! あるだけ全部だ!! 早くしろ!!」

 

 窓口の男性局員が、顔を強張らせながらも、右手で5センチほどの厚さの札束を差し出した──

 その瞬間だった。

 男が、拳銃を、発砲した。

 

 その弾丸は、カウンターの向こう側の男性局員に当たり、男性局員は目を丸くしながら胸元を両手で押さえながら後ろに倒れた。

 

「ボタンを押すなと言ったろうがぁ!!」

 

 男の声は甲高く裏返っていた。

 

「おい、お前! こっちに来て金を詰めろ!!」

 

 男が拳銃を向けた先には、二人の女性局員固まって立ち尽くしていた。

 

「早く来い!!」

 

 男の声が鋭く響いたが、女性局員は首を細かく振るだけで、動こうとはしなかった。

 

 男は苛立ちのままにカウンター下部を何度も蹴り飛ばしてから、更ににもう一人撃とうと考えたのか、拳銃を握った右腕を再び持ち上げた。

 高い悲鳴を上げて、女性局員たちがしゃがみこんだ。

 

 だがそこで、男は体を半回転させ客用スペースに向き直った。

 

 そして男が拳銃で、床に倒れてているお母さんを狙いを定める瞬間。

 

「早くしグハッ」

 

 誰かが男に飛びかかり、殴り飛ばした。

 その誰かとは、私のお兄ちゃんだった。

 

「……何をしている」

 

「あ? あ、あぁぁ!?」

 

 男は、殴り飛ばされたことを、とっさに理解できていなかったのか、一瞬惚けていたが、すぐにその顔を怒りで染め上げてお兄ちゃんに向けていきなり拳銃を放った。

 

 その銃弾は、お兄ちゃんの右腕をかすめた。

 お兄ちゃんの右腕から、少なく無い量の血が溢れ出した。

 

「っく、思ったよりも早かったか」

 

 そう言って、お兄ちゃんは男に向かって走り出した。

 

「あああ!!」

 

 そして、お兄ちゃんはもう一発放たれた至近距離からの銃弾を、今度は紙一重で横に避け、男の持っていた拳銃を右足で蹴り飛ばし、そのまま体を回転させながら、左足の回し蹴りを男の頭に当てて、男を蹴り飛ばした。

 

「ガッ!」

 

 そして、男は動かなくなった。

 

「っ、久しぶりだな、この痛み」

 

 お兄ちゃんは右腕を抑えて、少し苦しそうにしていた。

 私はお兄ちゃんに駆け寄った。

 

「お、お兄ちゃん!? 大丈夫!?」

 

「ああ、俺は大丈夫だ」

 

「でも、血が」

 

 その出血量は、多いとは言えないかもしれない。

 だけど、決して少なくは無い。

 

「安心しろ、この程度なら問題ない、それよりも詩乃、母を頼む」

 

「え?」

 

「母の心が、また壊れかかっている」

 

 私は振り返って、お母さんを見た。

 そこには、床に倒れて恐怖に顔を歪ませている母の姿があった。

 

「今俺が行っても、きっと母を怖がらせるだけだろう、だから今、母を支えられるのは詩乃だけだ、頼む」

 

 お兄ちゃんの目には、お母さんを心配する色だけが見えた。

 きっと今も右腕に激痛が走っているはずなのに。

 

 この言葉を聞いて、今までずっとお兄ちゃんのことを誤解していたことに気がついた。

 お兄ちゃんはずっと、私たちのことに興味がないんだと思っていた。

 

 でも、今のお兄ちゃんの瞳を見て、自分のことよりもお母さんを心配するお兄ちゃんを見て、お兄ちゃんが、ちゃんと家族を大切に思っていたことが分かった。

 不器用だから、うまく表に出せていなかっただけで、きっと心の中ではずっと私達を心配してくれていたんだろう。

 

「……うん、分かった」

 

 そして、私は倒れているお母さんのところに向かって歩いて行った。

 

「……ぁぁぁぁ」

 

 その途中、どこかからか、小さなうめき声が聞こえてきた。

 

「……ぁぁぁぁああああ!!!」

 

「……え?」

 

 その声の方向を向いた私は、地に倒れながらも、真っ黒な拳銃の銃口を、私に向いている男の姿が見えた。

 まだ意識が!? なんで、拳銃を!? さっきお兄ちゃんが蹴り飛ばしたはずなのに! 

 

 その時私は、咄嗟のことで固まってしまって動けなかった。

 

 だけど、流れる時間がゆっくりに感じ、やけにはっきり拳銃の銃口と、男の指がゆっくり動いている景色が見えた。

 

 その指が、引き金に触れ、ゆっくり引きしぼられていき、そして。

 

「詩乃ぉぉぉ!!!」

 

 その瞬間、私はそこから勢いよく押し出された。

 私の体がもともとあった場所には、お兄ちゃんの姿が。

 

「ガッ」

 

 そして、お兄ちゃんのお腹を、銃弾が貫いた。

 

「っ、うおおおおおおああああああ!!」

 

 お兄ちゃんはお腹に穴を開けながらも、咆哮を上げ、男に向かって走り出して行った。

 

「あ、ひっ」

 

 お兄ちゃんの咆哮に怯んだのか、もしくはお兄ちゃんの顔がよっぽど怖くなっていたのかは分からないが、男は恐怖を顔に貼り付けて、咄嗟に動きを止めてしまった。

 その間に、男の元までたどり着き、お兄ちゃんの拳が、地に伏せて顔を上げていた男の脳天に突き刺さり、男は白目を向いて今度こそ動かなくなった。

 

 そしてお兄ちゃんは、男の拳銃を遠くに蹴り飛ばし、お腹を抑えながら、顔を歪めて、その場に座り込んでしまった。

 

「っ! お兄ちゃん!?」

 

 お兄ちゃんのお腹からは、右腕よりも沢山の血が溢れ出していた。

 

「詩乃、無事か?」

 

 こんな時でも、こんなボロボロになっても、お兄ちゃんは真っ先に私のことを心配してくれていた。

 

「っ大丈夫だよ、お兄ちゃんが庇ってくれたから」

 

「っ、そうか、良かった」

 

 お兄ちゃんは心底安心したような笑みを浮かべた。

 

「お兄ちゃん! 嫌、死なないで!」

 

 お兄ちゃんの血は止まらない。

 

「なに、安心しろ、これくらいなら、死にはしない、鍛えているからな」

 

「でも、こんなに血が!」

 

「人間は、そんなにやわじゃないさ、そんなことより、母を、頼む」

 

「でも! お兄ちゃん!」

 

 お兄ちゃんはこんなに傷ついているのに! 

 

「詩乃、肉体はすぐに治る、だが、心はそう簡単には治らない、今、ここで母を支えなければ、母の心は壊れてしまう、これは、詩乃にしか出来ないことなんだ、だから、俺のことは気にせず、母の心を、守ってくれ」

 

 確かに、私はお母さんを守らないといけない。

 私は、お母さんを守らないと。

 でも、でも、血だらけのお兄ちゃんを、放っておくことなんて。

 

「詩乃、頼む、俺は大丈夫だから」

 

 その顔には、強がりではなく、確かな自信があった。

 俺はこの程度じゃ死なないって言う、自信に満ち溢れていた顔で、その顔を見ていたら、お兄ちゃんは大丈夫な気がしてきた。

 

「……うん」

 

 私は、お兄ちゃんの元を離れて、愛するお母さんの元に向かった。

 

 お母さんは数メートル離れた床に倒れたままだった。

 そのお母さんの顔には、明らかな恐怖と怯えの色が見えた。

 お母さんの視線の先には、地に伏した男がいる。

 

 無理もない。私のお母さんは心の弱い人だ。

 平穏と静寂のみを欲する人だから、こんなことがあって、平然としていられないのは当然のことだ。

 

「お母さん、もう大丈夫だから」

 

 私はお母さんを安心させるために、ゆっくりお母さんの背中をさすった。

 

「もう、なにも危険なことはないから、全部、お兄ちゃんがやっつけてくれたから、だから大丈夫だよ」

 

 ? お母さんの顔が、一瞬さらにこわばったような? 

 

「大丈夫、大丈夫だよ、お母さん」

 

 私は警察と救急車が来るまで、お母さんを優しくさすりながら、言葉をかけ続けた。

 

 でも、お母さんの顔から、恐怖と怯えの表情が、取れることはなく、ただただ、あの男を見続けていた。

 

 そして、救急車がやってきて、お兄ちゃんが運ばれて行った。

 その時、今まで反応のなかったお母さんが、少し反応を示した。

 お母さんは、お兄ちゃんの方を見ていた。

 

 やっと、お母さんがあの男から視線を外してくれた。

 良かった。

 

 きっとお母さんも、お兄ちゃんが心配なんだろう。

 だから、お兄ちゃんは大丈夫だって、安心させないと。

 

「お母さん、お兄ちゃんは大丈夫だよ、お兄ちゃんは……え?」

 

 その時、お母さんの顔を見た私は、自分の目を疑った。

 だって、そこにはきっと、お兄ちゃんを心配する顔があると思っていたから。

 でも、お母さんの顔にあった表情は……

 

 先ほどと変わらない、恐怖と怯えの表情だった。

 

「お母、さん?」

 

 何かの間違いだと思って、私は視線の先を追った。

 しかし、そこには、あの男の姿はなかった。

 

 あるのはお兄ちゃんの姿だけ。

 あの男は今だに地に伏せたままだ。

 

 ……もしかして、最初から、お母さんはお兄ちゃんしか見ていなかった? 

 お兄ちゃんは、あの男の横で座り込んでいた。

 だから、最初から、お母さんが怯えていたのは、怖がっていたのは……お兄ちゃん? 

 

「なんで」

 

 なんでお母さんはお兄ちゃんを怖がっているの? お兄ちゃんは、あんなにボロボロになってまで、私達を守ってくれたんだよ? 

 もしお兄ちゃんがいなかったら、私達、どうなっていたか、分からないんだよ? 

 お兄ちゃんは、あんなにボロボロになっても、自分の心配じゃなくて私たちの心配をしてくれていたんだよ? 

 

 なのに、なんで? なんで、なんで、なんで! 

 

 私は、初めて愛するお母さんに、怒りを覚えた。

 

「……っ!」

 

 でも、私はその怒りを必死で飲み込んだ。

 

 私はお兄ちゃんからお母さんを任されたんだ。

 私しか、お母さんを支えられる人がいないからって。

 私なら、お母さんを支えられるって、信じてくれたんだ。

 

 なのに私がここで怒りに身を任せたら、お兄ちゃんの信頼を裏切ることになる。

 

 だから私は、お母さんを安心させるための言葉を話し続けた。

 

 そして、お母さんは、お兄ちゃんが見えなくなってから、その恐怖と怯えの表情が薄れていき、やがて眠ってしまった。

 

 お母さんはその後病院に運ばれ、私はパトカーに乗せられた。

 

 

 ────────────────────

 

 

 私は父親の顔を知らない。

 現実世界における父親の記憶がないと言う意味だけではない。文字通り、写真や映像においてすら、父親なる人物を見たことがないのだ。

 

 父親が交通事故で他界したのは、私がまだ2歳にもならないからだったらしい。

 

 その日、父親とお母さん、お兄ちゃんと私の親子4人は、年末を母方の実家で過ごすため、自動車で東北のとある県境、山の斜面に沿って伸びる片側一車線の旧道を走っていた。

 東京を出るのが遅れ時刻は夜11時を回っていたそうだ。

 

 事故の原因は、現場のスリップ痕から、カーブを曲がりきれず対向車線に膨らんできたトラックだと断定されている。

 

 トラックの運転手は、フロントガラスを突き破って路面へと投げ出されてほぼ即死。

 右側面を直撃された小型車は、ガードレールを超えて山の斜面に転落し、二本の樹に引っかかって停止した。その時点では、運転していた父親は、意識不明の重傷ではあったものの、即死には至らず、助手席の母親も左大腿の単純骨折のみ、後部座席のチャイルドシートでしっかりとベルトをかけられていた幼い私と、お兄ちゃんはほぼ無傷だった。しかし、当時の記憶はかけらも残っていない。

 

 不運だったのは、その道が地元でもほとんど使用されておらず、特に深夜ともなれば全く往来が途絶え、また衝突のショックで車内の携帯端末が破損したことだった。

 

 この時、車の中で動けた人間は、当時、まだ5歳だったお兄ちゃんだけだったそうだ。

 

 お兄ちゃんは、私達を助けるために、冬の山を単身降って助けを求めに行ったらしい。

 割れた窓ガラスから、小さな体で車を抜け出し、車の引っ掛かっている木を伝って、地に降りると、山を降り始めたそうだ。

 

 年末で、深夜の山を5歳の子供が。

 

 当然、それは無理がありすぎた。

 だが、それでもお兄ちゃんは私達を助けるために一人で山を下ったようだ。

 

 結果としては、お兄ちゃんは人里まではたどり着けなかった。その前に力尽きて倒れたそうだ。

 だけど、人里近くまでは降りられたようで、偶然近くを通りかかった人がお兄ちゃんを保護し、その人がお兄ちゃんから事情を聞き、通報をしたため、私とお母さんは助かった。

 

 だけど、お父さんは間に合わなかった。

 救急車に乗せられるまでは、まだかろうじて息があったものの、病院に着くまでに息を引き取ったそうだ。

 

 お母さんは救急車が来るまでの間、内出血によってゆっくりと冷たい死に至っていく父親を、隣でただ見ていることしか出来なかったそうだ。

 

 その時、お母さんの心の奥まった部分が、少しだけ壊れてしまったのだろう。事件後、母の時間は父と知り合う以前の十代の頃に巻き戻ってしまった。私達家族は東京の家を出て母方の実家に身を寄せたのだが、母は父の遺品、ことに写真や動画はほぼ全てを処分し、一切思い出を語ろうとしなかった。

 

 そして、お兄ちゃんはおそらくこの頃から体を鍛え始めたのだろうと祖父母が言っていた。

 

 きっと、お兄ちゃんは後悔しているのだろうと。

 もう少し早く山を降りられたのならば、父親を助けられたかもしれないと。

 

 だからお兄ちゃんが体を鍛えているのは、今度こそ私達を守れるようになるためなのではないかと、銀行での事件の後、祖父母から聞いた。

 

 きっと、そうなのだろう。

 現に、お兄ちゃんは私達を銀行で、強盗の男から守ってくれた。

 

 お兄ちゃんはただ不器用だっただけだ。

 私達に興味がないわけじゃなかった。

 お兄ちゃんは私達をとても大切にしてくれている。

 

 そんなお兄ちゃんを、お母さんは怖がっている。

 銀行での事件の後、お母さんはお兄ちゃんを避けるようになった。

 私には、変わらずに愛情を注いでくれているけど、お兄ちゃんとは顔も合わせようとしない。

 

 なんで? お兄ちゃんは、とっても優しいのに。

 お兄ちゃんは、お母さんに避けられていても、お母さんを心配しているのに。

 

 なんで? 

 

 この頃から、私の中の比重が、お母さんよりもお兄ちゃんに傾き始めた。

 勿論、お母さんを嫌いになったわけではない。

 でも、お兄ちゃんの方が。

 

「……お兄ちゃん」

 

 今、お兄ちゃんはゲームの中で何をしているのだろうか? 

 戦っているのかな? それとも、まだ最初の街の中を探索していたりするのだろうか? 

 いつ、お兄ちゃんは帰って来るのかな? 

 

 そうだ、お兄ちゃんが帰ってきたら、ゲームの中の話を色々と聞こう。

 そして、今は売り切れていてないけど、またソードアート・オンラインが発売されたら、お兄ちゃんと一緒にやろう。

 今まで物にほとんど興味を示さなかったお兄ちゃんが、興味を抱いたゲーム。

 あまりお兄ちゃんと何かをするということが無かったから、今から楽しみだ。

 

「お兄ちゃん……私の、世界で一番大切な……ふふ」

 

 私は、ずっとお兄ちゃんの寝顔を眺めていた。

 

 私は今、幸せだ。

 私にはお父さんはいない。

 でも私には、祖父母が、お母さんがいる。

 

 そして何より、私にはお兄ちゃんがいる。

 

 私達を守ってくれるお兄ちゃんがいる限り、私の幸せはいつまでも続いていくだろう。





主人公は拳銃なんて知りませんが、強盗が男性職員を撃った瞬間を見ています。

ようやくプロローグが終わりって感じですかね?
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