DEMONSTER HUNTER   作:ウボァー

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だれも前話で死んだ隊士さんとか可哀想な鎹鴉の心配してないの、流石鬼滅って感じがする。


斬竜と鴉の何気ない会話

「くわー、オ母チャン、オ母チャン」

 

 斎賀という喋れる不思議鴉、さっきからたまに雛みたいになってる。なんかショックなことでもあったんだろうね。そっとしておこう。あ、飯食ったら元気でるかな? ひとっ走りして猪でも獲ってこようか。

 

「ソレハヤメテ」

 

 え、ご飯はいいの? そう……。また何か食べたい肉あったら言ってね、俺すぐ獲ってくるからさ!

 

「会話ガ通ジテルヨウデ通ジテナイヨウ。怖イヨウ、オ母チャン…………カアッ! ソウダ、何故鬼ヲ倒スノデスカ? 益ガ有ルトハ思エナイノデスガ……」

 

 鬼? 鬼って何? そんなファンタジーなのがいるのここ?

 

「ワ、ワカッテナカッタ、ダト……!?」

 

 がちょーん! みたいなポーズで硬直する斎賀。

 

「先程オマ……ンンッ、貴方様ガ倒シタ存在ノコトデス」

 

 あ? ……あー! あれ鬼なの!? えっだって角なかったし! 虎の毛皮パンツも履いてなかった! 金棒も持ってなかったし……うっそぉ。イメージと全然違う。

 

「パ、パンツ? トハ一体……オホン、ドウヤラ鬼ニツイテ詳シク知ラヌゴ様子。デハ、コノ斎賀ガオ教エシマショウ。鬼トハ――」

 

 ほーん? 鬼って元々人間なんだ。で、ある鬼の血を貰って鬼になって……でここまで増えたんだ。日光がダメで? 人間食べて強くなって? 一部の鬼は血鬼術って不思議パワーが使えて?

 ……ほうほう成る程。じゃあ鬼は見つけたら即コロコロでいいな! とても良くわかった! ありがとうね斎賀くん! お礼に一番美味しい部分のお肉あげるね!

 

「本当ニワカッテルノカナァ……ソレハソウトシテ! モウ一度聞キマス。何故鬼ヲ狩ルノデスカ?」

 

 理由かあ。理由聞かれてもなあ。うーん……邪魔だから?

 

「ジャマ」

 

 だってさーアレうるさいから。あいつらのせいで獲物逃したこと何回あると思ってんの? 飯の邪魔されるんだよ? 怒っていいと思わない? あー、あと試し切り相手? ほら俺ディノバルドだしさ、強さで張り合えるのいないからさ。暇なの。分かる?

 

「ワケガワカラナイヨ」

 

 まあでもディノバルドより強いモンスターとかゴロゴロいるだろうからなあ。世界は広いからなあ。

 

「……例エバ、ドノヨウナ?」

 

 単純に強くて怖いのはイビルジョーとか、ラージャンとかかなー? イビルジョー設定だと生態系崩壊させるぐらいの大食漢だし、ラージャンはキリンを食うだとかなんとか言われるぐらいに強い猿。

 そいつら以外だとしても二つ名とか歴戦は勘弁してほしいかな。フロンティアはよく分からないけどあそこもやべーやつらゴロゴロいるから出会いたくない。

 あとは古龍全般? もしあいつらとやり合う事になったらさー、流石に俺に勝ち目無い思うんだよね。嵐呼んだり炎纏ったり雷落としたり洪水起こしたり、天変地異が襲ってくるようなもんじゃん。

 

「ヒ、ヒェーッ」

 

 こてん、とひっくり返る。驚きの表現にしては古典的だなあ。……こてん、で古典? 凄いよ斎賀。お前お笑い芸人狙えるよ。

 

「アワワワ、モシソノヨウナ存在ダラケデアレバ、コノ日本ハ沈ンデシマイマスゥ!」

 

 まだ沈んでないなら沢山はいないんじゃない?

 

「ア゛ーッ! 柱へ連絡スレバ何トカナルカモシレヌト考エテイタ斎賀ガ愚カデアリマシタァ!」

 

 柱? なにそれ。なんか凄い称号?

 

「ア゛ッ……」

 

 お、おう……何だその声。大丈夫? 肉食べる?

 

「イエ、遠慮シテオキマス……カァ、コノ斎賀、一生ノ不覚……。人の世ニハ、鬼ヲ狩ル組織ガアルノデゴザイマスゥ……」

 

 その名も鬼殺隊。なにそれかっぴょいー! その中でも強い柱ってのが九人いるんだ。へー。呼吸でパワーアップして夜な夜な鬼を退治してるんだ。かあっくいー! 俺も出来るのかな、その呼吸ってやつ!

 

「コレガ呼吸ヲ覚エ……? ――オソラキレイダナア」

 

 で、強いんだよね。その柱って。

 

「ハ、ハイ……」

 

 

 

 ちょっと会ってみたいんだけどいいかな?

 

 

 

「エ゛ッッッッ」




このディノバルド頭ガルルガだった!(今更)

あと鬼滅の刃の時代には日本にパンツは伝わっていないとか何とか風の噂で聞きました。
つまり無惨様はふんどし。

〜嘘予告〜
次回『狩猟環境:不安定』
見様見真似で呼吸覚えるんじゃねえ!!
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