9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結) 作:コーヒー豆の妖精あーにゃん
真姫「作曲しないと、」
私は、学校を休んで作曲をしていた。
でも、手につかなかった。
真姫「海未、」
海未の病気の事を知ったから。
真姫「これでも見たら、やる気にもなれるわよ。」
私は、DVDを入れ再生した。
海未『真姫、作曲の方は順調に進んでいますか?私の残した作詞はどうですか?』
真姫「とてもいい歌詞よ、」
海未『止まっているのでしたら私にも相談してくださいね?』
無理な事を言って、
真姫「あなたは、治療に専念しなさい。」
海未『真姫への歌を作りました。』
そんな体で、
海未『聞いてください。「Silent tonight」』
私は、歌詞カードを見た。
いつもきれいな字を見ていたから、書かれた字が震えて歪んで見える。
海未『言葉もでないほどに 走り続けてきたと
わかってるからそのまま聴いて?
「本当に…えらかったね」
平気なふりはしなくてもいい
もう誰も見てないから
疲れた顔でいてもいいよ
抱きしめてあげるよ』
私の事を言っているみたいで不思議に思えた。
真姫「なんでこんなに、」ポロポロ
私は、涙が出てきた。
海未『だって今は見つめあうふたりが
そっとそっと寄りそうだけ
意味なんて知らないけどいつも
心から消えない この愛おしさ』
真姫「馬鹿よ、海未は、」ポロポロ
私は、止められなかった。
海未『ずっと前に あなたが好きだって
言ったけど今もそうだよ
何故なんて訊かないのねいつも
心から伝えたい この愛おしさ』
真姫「…うぅ…うぅぅぅ…」ポロポロ
海未の歌が終わる頃には
もう顔をあげれなかった。
海未『真姫、あなたの曲に詞をつけることが楽しかったです。そして、真姫が楽しそうに曲を作っているのも知っています。それだから、照れた時の顔が赤いのが可愛かったですよ。』
私は、海未にそんなふうに見られていたのね
海未『真姫にとって私は、どう写っていましたか?』
真姫「文武両道で練習にも抜かりのない尊敬出来る先輩よ。」
海未『では、最後に。
真姫にとってμ'sとは、なんですか?』
映像は、そこで終わった。
真姫「私にとってのμ's。」
最後に難しい問題をとも思ったけど
私には、もう答えが見えていたのかもしれない。
真姫「私にとってのμ'sは、『やり直せた場所』よ。」
音楽から離れていた私をまた繋げてくれた場所だから。
その答えにたどり着けた。
その時、
プルルルプルルル
穂乃果から電話がかかってきた。
その後私は、家を出てにこちゃんの家に行った。
私は涙を流しながらその歩を進めていた。
海未のことを話したかったから。