9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結) 作:コーヒー豆の妖精あーにゃん
ことり「海未ちゃん」
なんで言ってくれなかったの。
ことり「ことりだって何か、」
そんな時だったの、
カタン
ことり「海未ちゃんの想い、」
私は、パソコンを立ち上げてDVDを入れた。
海未『ことり、お久しぶりです。お元気ですか?』
海未ちゃんは、やっぱり痩せていた。
ことり「元気じゃないよ。」
海未『幼なじみとして伝えれなかった事は申し訳ございません。』
ことり「ホントにそうだよ。」
海未『ですが、衣装作りにも集中してくださいね。』
海未ちゃんは、笑顔だった。
ことり「うん。頑張るね。」
海未『ではこの歌を送ります。
「Anemone heart」』
ことりは、歌詞カードを見た。
海未『Lonely my love. lonely my heart
蕾じゃない
Lonely my love. lonely my heart
摘まれたいの』
ことり「なんで入ってこないんだろ、」
海未『優しさに憧れ
優しさに傷ついて
もてあますこの気持ち
知りたくなかった』
ことり「優しさに傷ついたよ。でも、」ポロポロ
私は、泣いていた。
海未『あなたの心が遠いから泣きたくなる
それでも待つと決めました
初めての恋』
ことり「もういいよ。伝わったよ。」ポロポロ
海未『Anemone heart, my lonely heart
ひとり咲く花の涙
見つめてもっと私を ここにいる私
Anemone heart 身体中いとしさが駆け抜けて
いつか触れ合う 愛の鼓動』
海未ちゃんは、寂しそうな顔で歌い続けた。
ことり「うぅ、うぅ、」ポロポロ
私は、ずっと泣いていた。
海未『私は、ことりの衣装を着て踊るのが大好きでした。その衣装を作って来た時のことりの笑顔を見るのが凄い幸せでした。』
ことり「海未ちゃん、」
海未『ことり。私は、どう写っていましたか?』
ことり「そんなの照れ屋さんで、でも、真面目に考えてくれる海未ちゃんだったよ。」
海未『では、最後の質問をしますね?』
ことり「嫌だよ、最後なんて嫌だよ、」
海未『ことりにとってμ'sとは、なんですか?』
ことりにとってのμ's
映像は、そこで止まっていた。
ことり「ことりにとってのμ'sは、」
私は、最初は戸惑っていたけど
衣装を考えるのが好きになり、
メンバーも増えて楽しくなった。
ことり「『好きな事ができる場所』だよ。」
私は、また泣いていた。
幼なじみが大変になってるのに
もっと一緒にいたかったのに、
ことり「海未ちゃん、」ポロポロ
その時だった、
プルルル プルルル プルルル
穂乃果ちゃんから電話がかかってきた。