9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結) 作:コーヒー豆の妖精あーにゃん
穂乃果は、ずっと悩んでいた。
なんで、海未ちゃんなのか、
なんで、私じゃなかったのか、
そんな事を思っていた。
雪穂「お姉ちゃん。学校は?」
穂乃果「休む。」
雪穂「でも、練習が、」
穂乃果「今日と明日は休みたいから、」
雪穂「うん、」
雪穂が出ていくと、
穂乃果「情けないお姉ちゃんだなぁ。」
そう思ってしまっていた。
穂乃果「海未ちゃん、」
私は、DVDを見る事ができていなかった。
2枚ありその両方ともを見れていなかった。
穂乃果「見ないとダメだよね。」
私がとった1枚にはPrintempsへと書かれていた。
穂乃果「ユニットに作ってくれたんだ。」
私は、DVDをパソコンに入れた。
海未『えーこれは、Printempsへの歌を作りました。私が、あの日の事をある人の事を思い作りました。』
竜生君の事なんだろうな、
そんなことを思っていた。
海未『では、早速「Love marginal」』
海未ちゃんは、歌い始め
穂乃果は、歌詞カードに目を落とした。
海未『先に乗るねと微笑んだ電車のなかでは
くちびる少しふるえているの
切なく走る想い』
穂乃果「これって、」
私は、知っていた。
海未『気持ちだけでも伝えたい
それができるなら
硝子に指で名まえをひとつ
吐息で書いたりしない』
穂乃果「海未ちゃん、そうだったんだね。」
あの日の汽車の中の事を書いたんだね、
名前は、
『穂乃果』
海未『青く透明な私になりたい
友達のままであなたの前で
隠しきれない 胸のときめき
誰にも気付かれたくないよ』
穂乃果「もう気づいちゃったよ。」ポロポロ
涙を流していた。
海未『こころ透明な私を返して
友達なのにあなたが好きだと
隠しきれない 忘れられない
秘密かかえて窓にもたれた』
穂乃果「なんで、言ってくれなかったの、 私だって、好きだったのに、」
海未『最初出会ったあの日がいまも消えない
どうして記憶の中で輝いてるの?』
穂乃果「私だって、消えてないよ。」
そして、
海未『大好き』
穂乃果「…うぅ…うぅぁぁぁぁぁぁぁ…」ポロポロ
私は、大粒の涙が出てきた。
海未『こころ透明な私を返して
友達なのにあなたが好きだと
隠しきれない 忘れられない
秘密かかえて窓にもたれた』
穂乃果は、海未ちゃんの顔を見ることが出来なかった。
そして、辛い思いをしている、
それなのに、海未ちゃんは、1人で背負い込んで
穂乃果が知った時にはもう手遅れだったから、
穂乃果「私も好きだったよ、でも、別れたくないよ、」
私は、1枚目を見たあと2枚目を見ることが出来なかった。
けど、2枚目に穂乃果に対する想いがあるのなら、
私は、2枚目を見ることにした。