9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結) 作:コーヒー豆の妖精あーにゃん
海未「先生、」
先生「大丈夫。必ず全部とるから」
海未「はい、」
私は、麻酔によって眠りにつきました。
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[手術室前]
竜生「海未、」
海未母「竜生さん!こんなところで何してるんですか!」
竜生「すみません。」
海未母「早く病室に、」
竜生「いえ、海未の事が心配なので」
海未母「ほんとに、わかりました、」
俺は、無理を言って手術室の前に座って待っていた。
それから、3時間後
竜生「すみません。病室に戻ります」
海未母「送りますよ、」
竜生「いえ、1人で戻れるので」
海未母「わかりました。」
俺は、戻っている最中に、
バタン
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[手術後]
海未「うぅん、」
海未母「海未さん、大丈夫ですか?」
海未「お母様、はい、」
海未母「手術は成功しましたよ。」
海未「なら、」
海未母「えぇ、全部とれたそうです。」
海未「よかったです。」
私は、安堵しました。
後は、転移がない事を祈るばかりでした。
海未母「ですが、」
海未「?」
海未母「竜生さんが、」
海未「!」
私は、向かいの部屋を見ると、
竜生「………」
竜生は、酸素マスクをつけて寝ていました。
海未「なんで、」
海未母「あなたの為に無理をしていたのです」
海未「私の為ですか、」
私が思ってる事が現実になろうとしてるんだと思いました。
海未「竜生、死ぬなんて許さないですから。」
竜生「ん、」
竜生は、ゆっくりと目を開けました。
竜生「海未、手術は?」
海未「成功しました。全部取り除けたそうです。」
竜生「よかった。」
竜生は、笑ってくれました。
海未「……」
竜生「俺の事は、気にしないでくれ」
海未「ですが!」
竜生「いいんだよ。俺は、海未がまたスクールアイドルとしてまた立ってくれることを願ってるんだ。」
その思いを聞いて、
海未「竜生、わかりました。また皆と踊れるように頑張りますから竜生も頑張ってくださいね。」
竜生「ああ。」
私は、自分のベッドに戻りました。
海未「頑張らないと」
それだけが私の生きる道だと思いました。
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次の日
私の元に8枚のDVDが送られてきました。
そのDVDには、皆の名前が書かれていました。
海未「ありがとうございます。」
私は、1枚ずつ見ることにしました。
一時は、死にたいとも思うくらいでしたが、
それでも、皆とまた会いたい。
皆とまた踊りたい。
皆とまた笑い合いたい。
そんな思いが手術の時から、ずっと流れていました。
頑張れ私、
頑張れ私、
また、大事な人と一緒にいる為に
次回からは、海未に送られてきた皆からのメッセージをしたいと思います。