9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結) 作:コーヒー豆の妖精あーにゃん
竜生「次は、花陽か、」
海未「えぇ、」
竜生は、DVDを入れようとしましたが、
竜生「あっ、」
力が入らないのか持っても落としてしまいました。
海未「私が入れるので、」
竜生「ごめんな。」
私は、パソコンにDVDを入れて再生しました。
花陽『海未ちゃん、竜生君、心配してたんだよ。最初聞いた時は、もしかしたらって思ったけどでも、穂乃果ちゃんや希ちゃんの話を聞いてすごく安心しました。』
海未「やはり、たどたどしいですね。」
竜生「まぁ、花陽らしいけどな」
海未「えぇ、」
花陽『いつもと違う私を見てもらってこれからも頑張ってね。[孤独なHeaven]』
私は、歌詞カードに目を移しました。
花陽『あなたへのHeartBeat
熱く、熱く!
いつもより眠たげなのね
後ろから語りかけるの
聞こえないでしょう?
こころの声は
同じ教室であなたが遠い』
海未「初めて見ましたよ花陽のあんな表情。」
竜生「そうだな。」
花陽『見つめることも迷惑ですかと
つぶやいた唇 こぼれる溜め息』
竜生「皆、恋や頑張れが入ってるな」
海未「私達のことを思ってるのでしょう。」
竜生「そうだな、」
竜生は、私の手を握ってくれました。
でも、力は入ってませんでした。
花陽『とめられない 孤独なHeaven
気づいてと言えないよ
怖れてるHeartbreak
恋を消さないで
私だけの 孤独なHeaven
切なさが愛しいの
あなたへのHeartBeat
熱く熱く、とめられない!』
竜生「かっこいいな」
海未「ですね。」
花陽のあんな顔を見れるのが私は嬉しかった。
花陽『だきしめたい 私のHeaven
求めたりしないから
受けとめるHeartAche
恋(こい)って泣けるのね
うばわないで 私のHeaven
小さくて儚くて
あなたへのHeartBeat
熱い熱い、だきしめたい!
【言えないよ…】
とめられない 孤独なHeaven
気づいてと言えないよ
怖れてるHeartbreak
恋を消さないで
私だけの 孤独なHeaven
切なさが愛しいの
あなたへのHeartBeat
熱く熱く、とめられない! 熱いねHeaven』
歌は、そこで終わっていました。
花陽『また元気になったら練習頑張ろうね。』
映像はそこで終わっていました。
海未『花陽、凛、DVD見ました。私は、無事に良くなってますよ。また一緒に頑張りましょう。』
凛『よかったにゃ、これで安心したにゃ』
花陽『いつか絶対に遊びに行きましょう!』
海未『えぇ、必ず、』
私は、メールを終えてから、DVDを出しました。
竜生「海未のお母さんに連絡することがあるから行ってくる。」
私は、竜生を、車椅子に乗せました
そして竜生はまた部屋を出ていきました。
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竜生「」プルプル
俺は、海未のお母さんに電話をかけた。
海未母「もしもし」
竜生「もしもし、海未のお母さん」
海未母「竜生さん、どうしました?」
竜生「先生に言われました。ここで治療を続けるか、病院を出て最後を家で迎えるか、」
海未母「なんと答えたのですか?」
俺は、答えたことを隠さずに言った。
竜生「最後を家で迎えたいと言いました。」
海未のお母さんは、黙っていました。
そして、数分後、
海未母「お疲れ様でした。私は、あなたが出した答えに何も言いません。あとは、ゆっくり生きれる分だけ生きなさい。」
竜生「はい、」
俺は、電話を切った。
やれる事をやる。治らないならそれなりに、
俺はそう思った。