9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結)   作:コーヒー豆の妖精あーにゃん

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第3話 別れ(穂乃果視点と海未視点)

いつもの場所に海未ちゃんは来なかった。

 

穂乃果「海未ちゃん。」

 

ことりちゃんも同じ感じで少し元気がなかった。

 

ことり「海未ちゃん、」

 

あとから来るんだよ。

そう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラッ

 

先生「皆、席つけ」

 

なんだろう?海未ちゃんも竜生君も来てないのに

 

先生「実はな。園田と神龍が休校する事になった。」

穂乃果「えっ、」

 

ガタ!

 

穂乃果「海未ちゃんと竜生君に何があったんですか!それにどうして休校なんか!」

先生「竜生の方に癌が見つかってな。海未は、それの看病にだ。」

穂乃果「まだお別れもしてないのに、」

 

―――――――――――――――――――――――

(海未視点)

 

~その30分前~

海未「先生、」

先生「どうした園田?」

海未「少しの間私と竜生を休校させてください。」

先生「理由は」

海未「私に癌があるからです。」

先生「神龍は、お前の看病の為か。」

竜生「はい。」

先生「分かった。」

海未「皆には何も言わないでください。」

竜生「もし言う時は、俺に癌があるよう言ってください。」

先生「分かった。」

 

私と竜生は、職員室を出て部室に向かいました。

 

海未「ここにももう、」

竜生「そうだな。」

海未「これを置いておきましょう。」

 

それは、本戦に行く時の曲『KiRa-KiRa Sensation!』でした。

 

海未「それでは行きましょう。」

竜生「ああ、」

 

――――――――――――――――――――

(穂乃果視点)

 

先生「東京駅だ。」

穂乃果「!」

 

私は、すぐに体が動いた。

 

先生「おいどこ行く!」

穂乃果「トイレに、」

先生「そうか、」

 

ことり「穂乃果ちゃん!」

 

私は、駅に向かった。

海未ちゃんと竜生君にお別れしないなんて。

嫌だったから。

 

―――――――――――――――――――――

(海未視点)

[東京駅]

 

海未母「海未さん。座っておいた方が、」

海未「この街を目に焼き付けておきたいので」

海未母「そうですか、竜生さんもありがとう。」

竜生「いえ。」

 

『まもなく、1番乗り場に到着します。』

 

アナウンスがなり、私は乗車の準備をしていた時でした。

 

 

「海未ちゃぁぁぁああああん!」

 

 

その声を聞いて私は止まりました。

 

そこには、

 

穂乃果「海未ちゃん、竜生君、」

海未「穂乃果、」

穂乃果「海未ちゃん、竜生君の事支えてあげてね。」

海未「はい、」

 

私は、穂乃果に本当のことを言えず、

 

海未「抱きしめていいですか?」

穂乃果「えっ、うん、」

海未「温かい。」

穂乃果「えへへ。」

 

穂乃果には、気づかれたでしょう。

私の体が痩せていることに。

 

海未「乗りますね。」

穂乃果「じゃあね。」

海未「ずっと見守っていますから。」

 

 

それが、私と穂乃果の別れになりました。

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