9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結) 作:コーヒー豆の妖精あーにゃん
[数日後]
先生「2人とも退院おめでとう」
海未「ありがとうございます。先生のおかげです。」
竜生「ありがとうございます。」
先生「これからも真姫と一緒に遊んであげてくれ。」
2人「はい、」
私は、体力が戻りきってない為杖を持っており、
竜生は、車椅子で病院の玄関に行きました。
海未母「海未さん、竜生さん、」
海未「お母様、お父様」
海未父「よく頑張ったな。」
海未「はい、」
竜生「……」
海未母「竜生さん、力は入らないですか?」
竜生「はい、立てる事も難しい状態です。」
海未父「無理をする事はない。ゆっくり戻していけばいい」
竜生「そうですね…」
私は、この状態の竜生が退院しても大丈夫なのか心配でした。
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[園田家前]
海未「穂むらに顔を出してきます。」
海未母「わかりました。」
私は、穂むらに行きました。
穂乃果「いらっしゃい…海未ちゃん!」
海未「穂乃果、退院しましたよ。」
穂乃果「うぁぁぁん!」
穂乃果は泣きながら抱きついてきました。
穂乃果「よかったよぉ!」
海未「ふふ、」
私は、穂乃果の頭を優しく撫でてあげました。
穂乃果「そういえば竜生君は?」
海未「竜生は、疲れたと言って寝てると思います。」
穂乃果「そうなんだ、」
海未「何も無いといいのですけどね。」
穂乃果「どういう事?」
海未「実は、両腕と両脚の力が入らなくなってるんです。」
穂乃果「そんな、学校には来れないの?」
海未「そうですね。しばらくは、家からリモートで授業を受けるそうです。」
穂乃果「そうなんだ、」
穂乃果は、少し寂しそうな顔をしていました。
それもその筈、イジメの件以降ずっと一緒に通っていましたから、寂しくなるのも当たり前だと思いました。
海未「でも、いなくなった訳ではありませんから。」
穂乃果「そうだね。今度、遊びに行ってもいい?」
海未「えぇ、竜生も喜ぶと思います。」
穂乃果「うん、皆が笑顔じゃないと嫌だもん。」
海未「そうですね。」
私は、話を終えて家に帰りました。
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海未「ただいま帰りました。」
海未母「おかえりなさい。」
海未「穂乃果も退院の事喜んでくれました。」
海未母「そうですか、それは良かったですね。」
海未「はい、それと竜生は、」
海未母「竜生さんなら先程寝た所です。起きていましたが、疲れが回ってきたのでしょう。」
海未「そうですか、話をしたかったのですが、」
海未母「また起きた時にでもしてあげてください。」
海未「はい、」
その日は、私も疲れていたのかすぐに寝てしまいました。
竜生「ゴホッゴホッ!」
俺は、血痰が出るまでになっていた。
竜生「まだ死ねないんだよ。あいつらの最後のライブを見てからじゃないと、」