9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結)   作:コーヒー豆の妖精あーにゃん

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if 第11話 退院

[数日後]

先生「2人とも退院おめでとう」

海未「ありがとうございます。先生のおかげです。」

竜生「ありがとうございます。」

先生「これからも真姫と一緒に遊んであげてくれ。」

 

2人「はい、」

 

私は、体力が戻りきってない為杖を持っており、

竜生は、車椅子で病院の玄関に行きました。

 

海未母「海未さん、竜生さん、」

海未「お母様、お父様」

海未父「よく頑張ったな。」

海未「はい、」

竜生「……」

海未母「竜生さん、力は入らないですか?」

竜生「はい、立てる事も難しい状態です。」

海未父「無理をする事はない。ゆっくり戻していけばいい」

竜生「そうですね…」

 

 

私は、この状態の竜生が退院しても大丈夫なのか心配でした。

 

―――――――――――――――――――

[園田家前]

海未「穂むらに顔を出してきます。」

海未母「わかりました。」

 

私は、穂むらに行きました。

 

穂乃果「いらっしゃい…海未ちゃん!」

海未「穂乃果、退院しましたよ。」

穂乃果「うぁぁぁん!」

 

穂乃果は泣きながら抱きついてきました。

 

穂乃果「よかったよぉ!」

海未「ふふ、」

 

私は、穂乃果の頭を優しく撫でてあげました。

 

穂乃果「そういえば竜生君は?」

海未「竜生は、疲れたと言って寝てると思います。」

穂乃果「そうなんだ、」

海未「何も無いといいのですけどね。」

穂乃果「どういう事?」

海未「実は、両腕と両脚の力が入らなくなってるんです。」

穂乃果「そんな、学校には来れないの?」

海未「そうですね。しばらくは、家からリモートで授業を受けるそうです。」

穂乃果「そうなんだ、」

 

穂乃果は、少し寂しそうな顔をしていました。

 

それもその筈、イジメの件以降ずっと一緒に通っていましたから、寂しくなるのも当たり前だと思いました。

 

海未「でも、いなくなった訳ではありませんから。」

穂乃果「そうだね。今度、遊びに行ってもいい?」

海未「えぇ、竜生も喜ぶと思います。」

穂乃果「うん、皆が笑顔じゃないと嫌だもん。」

海未「そうですね。」

 

私は、話を終えて家に帰りました。

 

―――――――――――――――――――

海未「ただいま帰りました。」

海未母「おかえりなさい。」

海未「穂乃果も退院の事喜んでくれました。」

海未母「そうですか、それは良かったですね。」

海未「はい、それと竜生は、」

海未母「竜生さんなら先程寝た所です。起きていましたが、疲れが回ってきたのでしょう。」

海未「そうですか、話をしたかったのですが、」

海未母「また起きた時にでもしてあげてください。」

海未「はい、」

 

 

その日は、私も疲れていたのかすぐに寝てしまいました。

 

 

竜生「ゴホッゴホッ!」

 

俺は、血痰が出るまでになっていた。

 

竜生「まだ死ねないんだよ。あいつらの最後のライブを見てからじゃないと、」

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