9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結)   作:コーヒー豆の妖精あーにゃん

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if 最終回 ありがとうをあなたに

あれから何ヶ月も経ち

私は、竜生と話すことも出来ないまま

本戦の日を迎えました。

 

穂乃果「皆で竜生君に届けよう!」

 

そしていつもの円陣をしました。

 

――――――――――――――――――――――

竜生「」

 

俺は、辛い状態でしたけど起きて見た。

 

竜生「」(みんな頑張れ)

 

俺は祈っていた。

 

――――――――――――――――――――――

海未「はぁ、はぁ、」

穂乃果「やったんだね、私達、」

ことり「うん!」

 

私達は、優勝しました。

 

優勝旗を授与されるまでの間は、待機という事で控え室で

待っていました。

その間にも、竜生の事を母に聞いていました。

 

穂乃果「大丈夫なの?」

海未「えぇ、ですがどうなるか、」

ことり「」

 

みんな心配してるようでした。

 

でも、今抜ける訳には行かないので、待っていました。

 

そして、優勝旗を穂乃果が受け取り

私が賞状とトロフィーを受け取りました。

 

それを持って写真撮影をしてる時でした。

 

バン!

 

海未姉「海未!竜生が急変したって!」

海未「えっ、」

 

それは、実行委員の姉から告げられた最悪の事でした。

 

海未「直ぐに帰りますから車を!」

海未姉「分かったわ!ほかのメンバーもあと4人乗れるから」

穂乃果「私のところにも頼んでみるから!」

 

穂乃果は、話をつけ、

 

姉の車には、私とことり、絵里と希と真姫が

穂乃果の父の車には、穂乃果とにこと凛と花陽が

乗りました。

 

―――――――――――――――――――――

[海未の家]

私は、入るなり竜生の部屋へと走っていました。

 

海未「竜生!」

 

そこには、痩せている竜生の姿がありました。

 

海未母「海未さん、それにみなさんも、」

 

海未「竜生!竜生!しっかりしてください!」

竜生「海未、どこだ、」

 

竜生は、もう私達の事を見えていないようでした。

すると竜生が、

 

竜生「絵里、まとめ役として頑張ってくれてありがとう。」

絵里「竜生、」

 

竜生「希、皆の事を包み込んでくれてありがとう」

希「竜生君、」

 

竜生「にこ、アイドルの道を皆に示してくれてありがとう」

にこ「竜生、」

 

竜生「凛、走る時に皆を引っ張ってくれてありがとう」

凛「竜生君、」

 

竜生「花陽、綺麗な歌声を聞かせてくれてありがとう」

花陽「竜生君、」

 

竜生「真姫、俺の作詞を作曲してくれてありがとう」

真姫「竜生、」

 

竜生「ことり、皆に綺麗な衣装を作ってくれてありがとう」

ことり「竜生君、」

 

竜生「穂乃果、皆を笑顔にしてくれてありがとう」

穂乃果「竜生君、」

 

竜生「海未、ずっと一緒にいてくれてありがとう。」

海未「竜生、」

 

竜生「…お父さん、お母さん、お姉ちゃん、こんな迷惑な息子でごめんなさい。」

 

お母様とお姉様は泣いていました。

 

そして竜生は、静かに目を閉じていきました。

 

海未「竜生!うぅ、うぅああああああ!」

 

私は、声を上げて泣いていました。

――――――――――――――――――――――

それから数年後

 

私は、前を向いて歩いていました。

竜生が最後に作ってくれていた歌とともに

 

竜生、私は今を一生懸命生きています。

あなたにずっとありがとうを伝えていく為に、

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