9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結) 作:コーヒー豆の妖精あーにゃん
次の日
私が目を覚ますと2人は寝ていました。
昨日の事が、嘘であって欲しいと思っていました。
でも、それは変えられない事実なんだと知りました。
竜生「うぅん、海未、おはよう、」
海未「おはようございます竜生。」
竜生「昨日の事考えてんだろ?」
海未「!」
竜生「今は、海未が大事なんだ。俺は後回しでいいから。」
海未「ですが、」
竜生「今日は、手術なんだから、俺の事より自分の事な?」
海未「はい、」
私は、竜生に言われ手術まで待ちました。
希は、私が手術に行った後に起きたそうです。
~4時間後~
「」
竜生「海未は、」
「脳の腫瘍が一部しか取り除くことが出来ませんでした。」
竜生「そうですか、」
希「海未ちゃん、」
「ICUに入りその後はまた個室で」
竜生「分かりました。」
希「竜生君、」
竜生「電話してくる。」
そう言って、離れたそうです。
竜生「もしもし、」
海未母「竜生さん。どうしましたか?」
竜生「海未の事なんですが、」
海未母「はい、」
竜生「脳の腫瘍が一部しか取り除けなかったそうです。」
海未母「そうですか、」
竜生「それと、もうひとつ」
海未母「はい、」
竜生「僕に白血病が見つかりました。」
海未母「!!…治るのですか?」
竜生「いえ、末期だそうです。」
海未母「あなたもすぐに、」
竜生「いえ、僕は少しでもいてあげたいので。」
海未母「そうですか、分かりました。くれぐれも無理は」
竜生「分かっています。それでは、」
電話を切り、
バタン!
竜生は、倒れたそうです。
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3日後
私は、個室ではなく2人部屋に戻りました。
そこには、
竜生「よぉ、」
竜生がいました。
海未「大丈夫ですか?」
竜生「まぁな。それにしても、抜けちゃったな。」
海未「そうですね。」
私は、強い抗がん剤の投与によって、
髪が抜け落ちていました。
海未「仕方ないですよね。」
竜生「そうだな。まぁ俺も同じ状態になるからさ。」
海未「そうかも知れませんね。」
私は、決めていました。
海未「竜生、」
竜生「なんだ?」
海未「皆に言いませんか?この事」
竜生「でも、あいつらにこの事は、 」
海未「3日前に希に言われたのです。ビデオレターでもしたらと。」
竜生「そうだな。」
竜生も前向きに考えてくれまして。
私にできる事をやりたい。
皆の励みになりたい。
そう思っていた時、
プルルル
穂乃果からの着信でした。
海未「もしもし、穂乃果ですか?」
穂乃果「うん、さっき希ちゃんと話しててね」
海未「私の事と竜生のことですね、」
穂乃果「なんで、嘘ついたの、」
海未「それは、」
穂乃果「もしかしたら、何かして上げられてたのに、 」
海未「穂乃果、」
穂乃果「もう友達じゃないから。」
それは、受け入れることしか出来ないものでした。
海未「私は、応援をしていますから。 」
電話は、切れました。
海未「穂乃果、ごめんなさい。」