9人の少女と1人の少年の繋がれる絆vol.2(完結)   作:コーヒー豆の妖精あーにゃん

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第6話 思い出

私は、大切な友人を無くしました。

昔の私に、戻ってしまいました。

 

――――――――――――――――――――

~小学生の頃~

 

私は、いつも日舞と剣道をしていました。

その影響から、友達はいませんでした。

 

竜生「ただいま…帰りました…」

海未母「おかえりなさいってどうしましたか?」

竜生「虐めにあって、何も出来なくて、」

 

私は、竜生のそんな姿を見ていた為、

私が守ろう、強くなろうと思っていました。

 

でも、勉強をしているときでした。

 

竜生「海未ちゃん、」

海未「どうしましたか?」

竜生「苦しいよ、苦しいよ、」ポロポロ

 

竜生は、大粒の涙を流していました。

 

海未「強がらなくていいんですよ。」

 

私は、撫でる事しか出来ませんでした。

人に頼りたいのに頼れない。

 

そんなある日でした。

 

海未「」

 

私は、木陰から見ていました。

 

「穂乃果ちゃん!早く!」

「もう待ってよぉ!ん?」

海未「ひっ!」

 

彼女との出会いでした。

 

穂乃果「私、高坂穂乃果、君は?」

海未「園田海未です、」

穂乃果「一緒に遊ばない?」

海未「でも、」

ことり「穂乃果ちゃん、その子は?」

穂乃果「海未ちゃんだって。」

ことり「よろしくね。」

海未「はい、」

穂乃果「ほら遊ぼ!」

 

私は、穂乃果とことりと遊ぶようになりました。

でも、竜生の事を忘れていました。

 

日に日に虐めは、エスカレートしていき、

 

竜生「」

 

竜生は、倒れてしまいました。

私は、この時に気づいていませんでした。

虐めをしていた相手が、

 

 

 

竜生が倒れた次の日

いつもの様に遊びに行った時でした。

 

穂乃果「竜生君、来てないね。」

ことり「そうだね、」

穂乃果「私たちに虐められて消えたとか?」

ことり「あはは、有り得るかも。」

 

海未「あなた達だったんですね。」

 

2人「!!」

 

私は、憤っていました。信用していたのに裏切られたから。

 

海未「竜生なら、倒れて入院しています。」

穂乃果「そんなんだから、虐められるんだよ。」

海未「竜生は、私の家族なんです。」

ことり「それが?」

海未「竜生の心情を考えないでやっていた事に反省してもらいます。」

 

私は、2人を病院に連れていき

 

2人「ごめんなさい。」

竜生「もういいよ。その代わりもう、虐めとかしないでね。」

2人「うん!」

 

2人は謝り、竜生と和解しました。

それからは、4人で遊ぶようになりました。

 

それが最近まで続いていたのですから。

―――――――――――――――――――――

(病院)

 

竜生「懐かしいな。」

海未「何がですか?」

竜生「小学生の頃入院してた所に穂乃果たちが来て」

海未「ありましたね。」

 

私達は、もう会える事の無い親友の思い出に浸りました。

 

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