提督に憑依して自身の体を持ち主に返そうと四苦八苦する話(の予定) 作:n番煎じの戦闘員
さて、これを見ることでここが艦これ世界だと判明したわけだ。
艦これにイケメン提督(確信)として転生とかなにそれ人生勝ち組じゃん。神様ありがとう(手のひらクルー)
早速『艦娘名簿』の中身を読んでみる。
霰雹鎮守府 着任艦娘
戦艦
大和
長門
金剛
榛名
正規空母
赤城
加賀
翔鶴
瑞鶴
軽空母
龍驤……
そこには、見知らぬ鎮守府名と、見知った艦娘名がずらりと書き並んでいた。
……てか鎮守府名、なんて読むんだよ。振り仮名ふっとけよ。絶対初見じゃ読めんだろ。
……にしても、この鎮守府にはこれだけの艦娘が居るのか……やべぇニヤつきが止まらん。ワクワクが収まんねぇ。
「……あっ」
そこで俺はふと気づいた。
「……艦娘との接し方が分らん」
ヤバい、接し方が分らねぇとボロが出て俺が偽物だとばれてしまう。そうなると艦娘と触れ合えなくなる……
これは致命的な問題だ。解決すべく俺は一旦名簿を閉じ、何か参考になるものはないかと机の上に視線を走らせる……紙束が綴じられた冊子を発見。
『戦闘報告書』
……これだ、これで艦娘との接し方を……
……パタン
1行目で読むのを諦めた。
まぁあれだ……俺は活字に弱い。小説なんか絶対に読まないタイプだし、新聞とか説明書もダメなタイプである。読めるとしてもイラストや写真付きで数ページが限界。
そんな俺が、『戦闘報告書』を開いた瞬間ページを埋め尽くさんばかりの文字列と出会い、反射的に冊子を閉じてしまったのは仕方ないと思う。今更だが、ここがアナログ世界なのを思い出した……グラフや写真なんて在るはずなかったんや……。
落胆しつつ一応他の冊子や、本棚なんかを漁ってみるが、活字のみが8割で、挿絵付きも1冊に数枚分程度で、本の内容なんか分る筈がなかった。
活字の世界なんて……やっぱクソだわこの世界(手のひらドリル)
「……寝るか」
興が醒めた俺は、とりあえず現実逃避することにした。
目が覚めると元に戻ってますように……
☆☆☆
「夢じゃない……か」
起きても現実は変わらず、時計を見れば8:34を示していた。
「はっ、“7:94”で“なくな”ってか? ……下んねー」
しょうもない考えを巡らせて気を紛らわせつつ、窓から光を感じて外を見る……と
「おぉ……」
──海が宝石のように光っていた
どうやら窓の向こうは海が広がっているらしい。道理で光源が一切なかったわけだ。そして、思わず感嘆の声を漏らしてしまうほど、朝日を受け輝く海は綺麗だった。見える角度的に、ここは2階くらいのようだ。
衝動的に窓を開けたくなったが、残念なことにこの部屋の窓は開閉式ではないようだった。
「……外、出るか」
ネガティブ志向な俺としては、まだ艦娘に会うことが怖いが、この海を見ていると気が晴れる……というかもっと海を近くで見てみたくなった。窓から見てもこんな綺麗なんだ。近くで見たらどれほどのものか、興味がわいた。
「……どうせ、何れは出なきゃいけないんだしな」
海の手前には堤防と防波堤が広がっており、見える範囲に人気はなかった。
そこに向かおうと思い立つが……
「服装……どうしよ……」
……まぁ私服っぽいやつでいいだろ。仕事に行くわけじゃないんだし。
……そういや
艦娘が出てこない件。
海って綺麗だよね。個人的には夕焼けに照らされる海が好き。
誰がいい?(被害者選択欄)
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明石
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ずいずい
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ぶっきー
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ポッポちゃん