ル「何でだ…何故勝てない…!!」
自分自身の力を過大評価していた、他のル級とは違うと思い込んでいたんだ。
最前線のポイント1-3の防衛任務に就けたのにも関わらず、私は艦娘に敗北した。
無様な物だ、演習ではあれほど痛ぶった駆逐艦に止めを刺され我々深海棲艦はポイント1-3の制海権を失った。
全ては無力な私のせいだ、戦艦棲姫様は私を責める事はしなかったがどれだけ私の失態が深海に大打撃を与えたか。
ル「これでは…ヲ級に顔向け出来ないな」
吹き飛んだ身体は
もしかすると、この私でも先に進めるかも知れない。そうすれば私に屈辱を味合わせた艦娘に絶望を味合わせることが出来る。
離島「…で私の所に訪ねて来たと」カタカタカタ
布団にうつ伏せになり、キーボードとマウスでゲームをしている幼女…この方こそが量産型深海棲艦の原型製作にも携わっており、最終防衛ラインであるポイント6-4の総司令官でもある深海棲艦幹部、離島棲鬼様である。
良くヲ級とプレイしていたガンゲー…「FIRE of blast」をプレイしているらしいが、手の動きが意味不明だ。ヲ級のプレイも目で追えない程の速さで、ついて行けなかったが離島棲姫様の動きはヲ級とは比べ物にならない。私はゲームを良く理解できなかったが上位に食い込める程の動きなのではないか?
離島「よし、勝利っと…38キル、まぁまぁね」
離島「貴方分かってる?“進化”には代償が必要になるのよ?」
ル「分かっております、それでも私は強くならねばならないのです!」
離島「はぁ…それは分かってない奴の台詞だわ、進化する時に必要になる代償は大きく分けて3つ」
ル「3つ…」
離島「ほら見なさい、分かっていなかったじゃない」
ル「申し訳ありません…」
離島「知らないでこの処理を行なうと戦艦棲姫の奴がうるさいのよ!人道に反するだとか何とかで長ったらしい説教をされるわ!」
離島「…ごほん、まぁいいわ。それじゃあ一つ目の代償…今までの
…鍛え直せ、という事だろう。
だが経験が練度となる、ならばそれを失うというのは…
離島「次に2つ目、強化艤装を定着させる為に深海細胞による身体の侵食率を増加させるわ。…これに関しては正直問題はないわね。目から光がでたりする程度よ」
姫様達も赤い光の様なモノを放っていた、つまり姫様達は深海細胞との同化率が高いのだろうか。
離島「最後に3つ目、1の延長戦になるんだけど…」
離島「“練度を媒介として強化する為、記憶を失う可能性がある”」
ル「記憶を…失う?」
離島「この処理は実は身近に行なわれているのよ?“急な環境な変化”に耐えきれない子が増えて来てしまったから新造艦には全てこの処理を施した事があるわ」
離島「勿論貴方にも、そして君のお友達の“ヲ級にも“」
…………………………。
離島「生活には支障が無いでしょう?ほぉらなんの問題も無いわ」
ル「…失った記憶って戻らないんですか?」
離島「一般的には…ね、ひょんなことから戻ってしまう子も居たわ」
離島「私的には失った記憶は取り戻して欲しくないわ、取り戻した子の半数は”使い物にならなくなったから“」
離島「さてル級、君には記憶を失ってでも力を手に入れたいかい?」
離島棲鬼様がケタケタと気味の悪い声で笑う。
記憶を失う、つまりヲ級達と過ごした思い出が全て、無くなってしまうかも知れない訳だ。
私はそれに耐えられる自信がない、友を失ってまで得る力は本当に必要なのか?
ル「私は…………」
離島「そうだろうね、君ならそうくると思ったわ」
離島「なら賭けて見ましょうか、君の可能性って奴に…」
その日中枢区域では一件の進化改修が行われたらしい、そして生まれた深海棲艦は同じ名を冠した艦とは大きく戦闘能力が向上し、艦娘に対抗する手段を手に入れた。
それが”彼女“の求めていた答え、ただし『例外』という者はこの世界に付き物だ。
失う筈のものを失う事もなく、力を手に入れる事があるのかもしれない
離島「…記憶を取り戻した子は、まともな思考が出来なくなった」
離島「…大きな環境の変化に耐えきれない…か。私には理解できないね」
離島「”その場所“を捨ててでも、辿り着きたい場所がある者も、中には居るんだよ?」
ヲ級ちゃんに対して提督達は何を求めますか?(2月1日まで)
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ガチバトルしてほしい
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艦娘と仲良くしてほしい
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姫様番外編やってほしい
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ル級となんかしてほしい
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ヲ級のゲーム実況して