頑張れ!ヲ級ちゃん!!   作:マグロトロ

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アンケートご協力ありがとうございました。上位二位の
•艦娘と仲良くして欲しい
•ヲ級ちゃんゲーム実況して
を採用する事に決定しました。
他選択肢はメインではやりませんがワンチャンあります。


EP-09「妖精さん」

妖「深海棲艦さん、お暇ですか?」

 

ヲ「…誰?」

 

手のひらに乗りそうな程小さな少女が床から私を見上げている。

艦娘はこんな珍妙な生物まで飼っているのか?

 

妖「一般妖精さんです!」

 

ヲ「ヲォ〜…っては?妖精?」

 

妖「そうです、伝説の妖精さんですよ!」

 

妖精、ゲームや本の中だけの存在だと思っていたのだが。

本やゲームで良く目にするような羽が生えた姿は無く、艦娘を小さくしたような感じの妖精は小さい鉄の塊をこちらに差し出してくる。

 

妖「深海棲艦さんって空母ですよね?…すっごい艦載機を作って欲しいのです!!」

 

な、なんだってー。敵に自分達の兵器を作らせるのか…(困惑)

 

ヲ「…いいよ、作ってあげるけど資材はどれだけ使っていいの?」

 

妖「999/999/999/999までならオッケーです!お願いします!」

 

ヲ「私の補給量より多くない?」

 

妖「その分すっごいのを作って欲しいんです!お願いします!」

 

…すっごいのって言われても深海棲艦(こっち)艦娘(そっち)じゃ規格も違うだろうしなぁ

皆御馴染みのたこやき(猫艦爆)でも作れば許されるかなぁ。

 

ヲ「じゃあ10/60/200/666だけ頂戴」

 

妖「それだけで大丈夫ですか?」

 

ヲ「しょうがねぇな全部使ってやるよ(迫真)」

 

妖「そうですよね!」

 

嵌められた気がするが置いておこう。

実際こんな資材を使った開発を行った事がないので何が出来るか本当にわからない。

なんなら最新型を開発できても空母棲姫様に持って行かれてしまうから使った事もないし性能は知らないのだが

 

ボーキサイトに接着剤を垂らし燃料を上から大雑把にぶち撒ける。鋼材を突き刺したら弾薬を添えて火で炙る。

後は寝ているヲ級さんの口の中に入れて完成だ。

 

ヲ「でけた……ん?」

 

赤い光を放つ6つの目、歪な歯が不揃いに生えており黒い液体を垂れ流している。

見た事の無い謎の艦載機だ。艦攻なのか艦爆なのか艦戦なのか判断すら出来ない。

 

ヲ「新型出来てしまった」

 

妖「凄いです!見た事の無い艦爆ですね!」

 

ヲ「へ?これ艦爆なの?」

 

妖「どう見ても艦爆じゃないですか?」

 

どうやら妖精は判別能力も備えているらしい。深海棲艦側にも欲しいくらいだ。

いやもうひよこ鑑定見たいな事はしたくないじゃん、しかも給料出ないからね?

 

妖「ありがとうございます!これで皆に迷惑をかけずにすみますよ!」

 

ヲ「…迷惑?」

 

妖「そうなんですよ、私戦場じゃ何にも活躍出来てなくて。それで抜け出して来てしまったんですが…」

 

ヲ「機体の性能が悪いの?」

 

妖「いいえ…私は怖いんです。戦うのが」

 

ヲ「私と一緒じゃん」

 

妖「深海棲艦さんも…怖いんですか?」

 

ヲ「正式には死ぬのがね。生き返れるって聞いても実感湧かないし、それが本当に今の私なのかはわからないじゃん」

 

ヲ「だから私は死にたくないの」

 

妖「なんかズレてる気もしますが…死ぬのは怖いですよね」

 

ヲ「死なないで遊べる演習とかなら大歓迎なんだけどねぇ」ヤレヤレ

 

コンコンッ

 

加「失礼するわ、ヲ級。提督から預かっていたものを持って来たのだけれど……って妖精さん(貴方)こんな所で何をしているの?」

 

ヲ「ヲヲッ、マジで持って来てくれるとは!!」

 

パソコンとゲーミングマウス、それに‥安物っぽいけどキーボードか。

十分だ、後はプレイングでどうにかなる。ネット回線はチェック済みだしね

 

妖「えっと…あの…艦載機を作って貰ったんです」

 

加「……深海棲艦は敵ですよ。何をしているんですか」

 

妖「…ごめんなさい」

 

ヲ「えっと、加賀って言ったっけ?この子戦いたく無いんだと」

 

妖「!!…いえ、そん「無理をさせるのはどうかと思うけどねぇ私は」

 

加「……この子が無理をしているって言うの?」

 

ヲ「こんな所に一人でいる時点でそうでしょ。上でドンパチしてるのが聞こえてたし今まで演習してたんでしょ」

 

加「…その通りです」

 

ヲ「ね、練習試合とは言えここで一人だけいるのっておかしいじゃん?」

 

加「……………」

 

ヲ「確かに早く決着をつけたいってのは分かるけどあんまり無理をさせるのは行けないよ。ちゃんと意見くらい聞いてあげなよね」

 

加「…そうね、確かにその通りです」

 

加「それでも私達は深海棲艦(貴方達)を倒すまで、戦争を終わらせる事は出来ないのよ」

 

ヲ「戦争なんてしなければ良いのにね、ゲームだけで十分だよ」

 

加「…それでも貴方達は海を占領するでしょう?だから戦争は終わらないのよ」

 

ヲ「皆仲良く出来ればいんだけどねぇ」

 

加「…それでは私は失礼します」

 

ヲ「帰るの?」

 

加「…えぇ、まだ書類整理も終わっていませんから。」

 

加「それと…妖精さん(貴方)が苦しんでいた事、気づいてあげられなくて申し訳ありません。」

 

妖「いえ!私が悪いんです!」

 

加「…少しくらい休みも、必要見たいですね」

 

加「ヲ級、明日はどうせ暇でしょう。少し付き合って貰いたいのですが」

 

ヲ「ん、いいよ。縛られてるの嫌だし」

 

加「…ありがとうございます。それでは」

 

妖精は加賀について行ってしまったからまぁた一人ぼっちに戻ってしまった。

…明日はようやく外出が出来そうだ。こんな熱苦しい所に居たくなかったから丁度良い。

 

……さて、ゲームをするか

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