全てを美少女にしちゃう女神の俺が失われたアレを取り戻すまで 作:一二三 四五八
第5話裏から今後の展開についてのアンケートを設置しています。
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狼が消えた、そう思った瞬間だ。
「う、ぐぅっっ!!」
「っっ、イヌッコロっ!!」
鎧さんが
それまで微塵も傷つかなかったその身体に、大きな傷を残してだ。
オレが鎧さんに声をかける前に、別の場所から悲鳴が上がった。
「わぁ!」
次にコイシが、はね飛ばされたっ!!
ゴロゴロと、まるで石ころみてぇに転がされて、木にぶつかってやっと止まった。
「っっ、コイシっっ!!」
オレがなんも考えず、コイシに向かって走り出そうとした時。
どんっと誰かに後ろからカラダを押された。
振り返るとそこでは。
小悪魔ちゃんが、オレの代わりに宙に待っていた。
地面に叩きつけられた彼女はピクリとも動かなくなる。
「うそ…、だろ……?」
「娘っ子っ、足止めっ!!」
同時に剣さんがワカバに向かって指示を出す。それに対応してワカバへと放たれたその突撃を、鎧さんが自分の身体でもって受け止める。
「う、ぐ。好き放題はさせませんわよっっ!!」
「
ほんの少しの足止めを利用して、剣さんがその狼にヒラリを跨ると左手をその首に突き刺してその肉ごと掴み上げて離さない。
「さぁて、少し拙者と
なぁに退屈などさせはせんよ。」
天狼の背中に乗った彼女は振り切れない剣を捨て置き、右手で持ってヤツの首筋をデタラメに突き刺していく。途端、荒れ狂う天狼に、彼女は必死にしがみつく。
そん時だ。
「貴方たち、させませんっっ!!」
「や、やめろぉぉぉっっっっっっ!!」
沈黙を保っていた蒼狼たちが、まだ地面に倒れたまんまのコイシと小悪魔ちゃんに群がり始めた。身を震わせながら、立ち上がったコイシは満身創痍でどうにかそれに対応し始める。
オレと鎧さんは必死に、小悪魔ちゃんに狼を寄らせまいと身体を張ってそれを止め、ワカバがその足止めの為に魔法を使おうとした時だ。
この蒼い狼たちの黒く染まった目が、みんなワカバを見ていたんだよっっ!!
「こいつらっっ!!」
即座にワカバに向かって走りだしたオレ。
群がる蒼い群れが、波のように押し寄せてくる。
ワカバを引き寄せて、助けようと足掻く。奔るっっ!!
だが相手が、相手が多すぎるっっ!!
オレがもうどうしようもなくなって、せめてワカバをこの身で護ろうと彼女の身体を抱きしめようとした、その時だ。
ワカバがオレの身体を押して、オレは鎧さんの方へと突き飛ばされた。
は?
「わ、ワカバぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!」
その場に。オレの絶叫が、響き渡った。
閲覧ありがとうございます。
こんな展開ですが大丈夫ですよ。
この物語って各章必ず全員がハッピーエンドで終わりますので。
後々の大きな勝利の為の今の苦しみです。
今後の展開について質門です。
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このままなんでもありでイケ
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コメディ多めにしようぜ
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とりあえずサブ視点増やせよ?
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エロスこそが必要!
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展開遅いぞなにやっての!?