全てを美少女にしちゃう女神の俺が失われたアレを取り戻すまで 作:一二三 四五八
最後に第10話限定のアンケート設置してます。
よろしければご協力下さい。
創作意欲に繋がりますのでよろしかったらご評価、感想等お待ちしております。
コイシは今カミサマに抱きついてる。
ギュッとしてるの。悲しいから。でもダメなの。
ギュッとしてもふわふわにならないの。
ワカバはいっぱいいなかったって。
カミサマに教えて貰った。
ワカバもいっぱいの若葉じゃなくて。
コイシもいっぱいの小石じゃないって。
カミサマの特別な家族だって聞いた時から。
すっごくすっごく悲しくなったの。
コイシ、ワカバと一緒に生まれた。
ずっと心で繋がってたの。
これからもずっと一緒だって思ってたの。
でもね。そうじゃなかったの。
コイシとワカバ、もう会えないって。
そしたらね?
ギュッとしても悲しいの。
でもギュッとしてなきゃもっと悲しいから。
コイシはずっとカミサマに抱きついてたの。
そしたらカミサマが大声で叫んだの。
「だ、誰か、わ、若葉を。
ワカバが消えた際に落としいった若葉を探してちょうだいっ!!
わかったの、気づいたのよっっ!!
ワタシの力なら取り戻せる、なんでも掴みとれるってっ!
理不尽な結果なんてはねのけて、運命を掴みとるのっ!!
だってワタシの力は、世界の全てを美しいモノへと変える力なんだからっっっ!!」
「我らよ、疾く疾く我が女神の望みを探り当てぃっ!!」
おかしいね。おかしいよ?
カミサマいったよ、コイシにワカバ戻らないって。
でも、でも。
「「「「「「然りっ!!」」」」」」
そうなのかな。ほんとかな?
そうだったらいいな。そうだったら、コイシはとっても嬉しいの!
その時コイシは思いだしたの。
「そんな、まさか、本当なのですか?」
「今は馬鹿になって探すべきよな、鎧殿?」
「え、なになに?なんなの。」
カミサマはワタシたちを絶対幸せにしてくれるって!!
そしたらね。コイシを抱いてカミサマ言ったの。
「お願い、見ててね。ワタシがワカバを、家族を掴み取る所。
貴方達とワタシと、絶対幸せになるんだからっ!!」
ワタシはしがみつきながらカミサマを見続けた。
みんな、みんなカミサマをみてた。
「ワタシの家族を返して貰うわ。悲しい終わりなんてまっぴらよっ!
ワタシたちはみんな、みんな、すべてのモノが幸せになるべきなんだからっ!!」
そしたらね、そしたらね。
「カミサマっっ!!」
ワカバが、帰ってきてくれたっ!
「ワカバぁぁっ!!」
「ワカバぁ!」
「「「ぎゅぅーーーっっっっっ!!!」」」
カミサマ、カミサマっ!
ワカバ、帰ってきたっ。ホントにホントのワカバ帰ったきたよっ!
本当だ。ホントにカミサマ、ワカバ達を幸せにしてくれるんだっ!
凄い、凄いっ!!
ワカバとワタシとカミサマはずっと一緒っ!
みんな、みんなカミサマと一緒がいいって、言ってくれてるっ!!
その時ね、不思議なことが起こったの。
ワカバがピカって輝いて、少し大きくなったの。
そしたらね。ワタシもピカって輝いて、少し大きくなったのっ!
みんな、みんなカミサマと一緒がいいって。
カミサマを神様として信じたいって言ってくれてる。
ワカバと2人で笑い合う。ワカバたちもそうなんでしょって笑い合う。
神様は知らないのかも。神様は気づいてないのかも。
でもね今。
神様が作るみんなの居場所を、
だってワタシたちは。
神様の
閲覧ありがとうございます。
次回のステータス目線で第10話が終了です。
エロい幕間でも書くかなぁ。それともトイレ事情じゃろか。
創作意欲に繋がりますのでお気に入り登録、評価、感想頂ければ嬉しいです。
エンディングアンケート:第1章は
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わりと楽しめたような気がする
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シリアス展開はいらなくね?
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鬱描写は勘弁しろ。望んでない。
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いいから美少女量産しとけや。
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じゃからエロ少なかろうて、あん?