全てを美少女にしちゃう女神の俺が失われたアレを取り戻すまで 作:一二三 四五八
あいかわらず展開に問題がありすぎる(白目)
新章アンケート設置しております。
いつもどおりポッチりご協力して頂ければありがたい!
拝啓
オレは今貴方の世界で幸せにやってます。長らく家族に恵まれなかったオレですが、なんとここでは大事な家族と、仲間たちに恵まれることとなり、大変充実した初日を迎えています。所で1つ贅沢な悩みがあるのですが聞いて下さいますか?
いくら何でも増えすぎだろが、おいっっっっっ!!
はぁ。と、いうわけで現実逃避終了。カモン現実っと。
今オレの前では急激に沢山増えてしまったワカバとコイシの妹たちが、その2人を囲んで一斉に踊りだすという、世界で一番微笑ましい光景が広がっている。
「「「「「うれっしいねっっうれっしいねっっ!!」」」
「「「「「家族が一杯、嬉しいねっ!」」」」」
んでそれをオレと装備ちゃん達、んでなんか感動に打ち震えてる狼ちゃんズが遠くから温かい眼で見てると。この娘らなんか情に脆すぎねぇか? 心配になるぜ。
あ、小悪魔ちゃんだけ全力で輪の中に加わりにいったわ。あの自由人め。
しかしオレの頭の中は実際、それどころじゃなかった。
イヤイヤそりゃ嬉しいよ? そりゃみんなかわいいし、みんないい子なんだもの。
なんかね。元が花とか綺麗な石だったからみんなワカバとコイシの同じ位の時よりちょっと美人さんなのよねこの娘ら。揃って頭に自分の元になった花で作られた髪飾りをつけてるおしゃれさん。その娘らの眼の色もなんかその髪飾りと一緒だな。
髪の色はワカバの妹達はみんな緑で、コイシの妹達達はみんな白、っていうか銀色にチケぇか。肌の色は花の娘も石の娘も褐色だったり色白だったりと、なんか結構違うみてぇだけどな。
でもワカバとコイシも負けてねぇし(親バカ的発想)
こっちも大っきくなってから、またすっげぇかわいい美人さんになってんだ。一番変わったのはそれぞれの、肌の色かな?
ワカバってそれまで褐色だったんだけど、今は色白になって表情に合わせて花咲くみてぇに赤みがさすような、そんな肌色になった。眼の色は変わらず黒な。
コイシは逆にマッチロイ肌だったのが健康的なオレンジに近い濃い肌色になった。なんていうか明るい土の色? それに近づいたみてぇな感じだ。
でもそれよりもなんか、こう。
今までの幼い感じのどっかつたない動き方から一気に女性らしい、洗練された品のいい感じの雰囲気に変わってな。今も子ども達の輪に入ってはしゃいどるんだが、それがすっごく大人びた、面倒見のいいお姉さんっぽく見えちゃうんだわ。
なんか一気に成長しちまったって感じで少しだけ寂しかったりする。
あん、なんの話しとったっけかオレ。そうそう。
こんなに人数増えてこれからどうしようかって話だったわ。
いやぁ人間って増えりゃあ当然、そんだけ生きんのに金が必要なわけなのよ。
んで実はこんかい増えたお花ちゃんたち。
実は花と石それぞれ12人、合わせて24人もいるんだよこれが。働かすのにゃあまだ早そうな女の子達が24人もね、増えたんだわ。
そりゃ保護者として最初に心配になるのはまぁ、食い扶持の事だわ。
あとはアレだわな、アレ。
「主どの。アレだけワカバやコイシの仲間たちが増えてしまってはさすがに今まで通りみなナナシのままでは不都合もありましょうて。ここは1つ、ついでに拙者らにも主どのから御名前を頂くわけにはまいりませんか?」
ですよね。
剣さんがミンナを代表してそんな事を言ってきた。うん。言った側から狼ちゃん達がソワソワしだしたのが恐怖でしかない。お前ら数考えろ。
どうみても100人以上いんだろ。
《訂正。正確には天狼を含め127人です。
現在、ワカバ・コイシ・鎧・下着・剣・華花12名・石華12名と合わせて、全部で156人の大集団です。マンパワーの増加で夢が広がりますね。》
聞きたくなかったんだけど、その数。
えぇ、そんなにいるんだぁ(サラサラと砂化)
「ああ、そだな。よっし、みんなちょっと集まってくれっ!」
「なになに、ナンカ面白いことすんのぉ?」
ああ、わかったよやりゃあいんだろうが、やってやるよっ!
「カミサマ。」「カミサマっっ!!」
「お姉さんと一緒に神様の話聞こうね。」
「おねぇちゃんと一緒に神様の所行こうねっっ!!」
そっからは一大イベントの始まりだ。
ネーミングセンスなんて欠片もねぇオレがそんな大人数に名前をつけるんだ。正直色々不満が出そうだったがそこは勢いでなんとか押し切る。
それにオレにとって朗報があった。狼たちが自分らは群れ全部で1つの存在だからみんなに名前をつける必要はないって言ってくれたんだ。なんか味気なさも感じたが、正直そこは無難に乗っかっといた。
だってさすがに127人に名前つけれる自信ねぇしなぁ……。
で、決まったの名前はこんな感じだ。
【コイシ・ワカバ】:もう変えるのもなんだしね。本人たちもそれがいいって。
【鎧さん:メイル】:最初っからこんな感じでつける。でも喜んでくれてたよ。
【小悪魔ちゃん:アンダー】:英語でごまかすしていくシリーズ。押し切ったぜ。
【剣さん:ツルギ】:まんま。読み方変えました。でも気に入ってたわ。
【狼達:ウル】:ウルフを一文字削る。なんか引くほど感動してくれたんだけど?
お花ちゃんたちはステータスさんに聞くとそれぞれ誕生月の花と鉱石らしい。
大地がしれっと無茶してやがったことにここで始めて気づく。オメェらってヤツは。なんでそれにあやかってつけたよ。ん、そんなことよく知ってたなって?
……ステータスさんが教えてくれますた。オレがんなの知ってるわけないよなぁ?
最近ステータスさんに依存気味だなオレ。だってめっちゃ頼りになるし。
誕生月:花/石
【1月:シンビジウム/ガーネット】
【2月:フリージア/アメジスト】
【3月:リップ/アクアマリン】チューリップを縮めてリップ。
【4月:カスミ/ダイヤ】
【5月:ナデシコ/エメラルド】カーネーションは和名のオランダナデシコより。
【6月:ローズ/パール】
【7月:ユリ/ルビー】
【8月:ヒマワリ/ペリドット】
【9月:りんどう/サファイア】
【10月:ガーベラ/オパール】
【11月:クリサンサ/トパーズ】菊を英語よみに変えてみた。
【12月:カトレア/ターコイズ】
さすがに鉱石そのまんまの名前ってどうなのって思ったんだけど、ナンカ本人達的には在りらしい。むしろ変えたくないって。助かります。
まぁさすがに疲れたが、みんな素直に喜んでくれたし良かったわ。
んでな。
《お疲れさまでした。やっと終わりましね。
非常にわかりやすいネーミングでしたか、当機は嫌いではありませんよ。》
いやいや、終わってねぇだろが?
《? 否定。これで当パーティ29名・1グループの命名は終わりました。間違いはありません。》
いやだからな。
《まさか自身の名前をお付けになると? それは非推奨行動です。あなたの名前はもう信者より信仰対象として認識されています。それを変更するの……、》
だからお前の名前がまだだって話だよっ!?
《!?》
ま、いつまでもステータス呼びじゃ味気ねぇしな。
美少女なんだろ? なら名前位、ねぇとしまらんだろ?
《当機に、名称を?》
おう。そっだな、ああ。
ステータスってのもじってステラ。そんなのでどうだ?
わりぃな。オレネーミングセンスねぇからそんなのしか思いつかねぇんだわ。
《ステラ。》
おう。ま、イヤなら別に……。
《否定。
当機はこれより個体名をステラと改め、貴方のサポートに万全を尽くします。》
おう、ま、よろしく頼むぜ?
オメェだけが頼りって奴だステラ。いつもありがとうな。
迷惑かけるがよろしく頼むわ。
《迷
了
さって、いいかげん金策とか考えんとな。
んじゃステラ、さっそく相談のってくれるか?
《肯定。ステラは貴方を全力でサポートします。》
・
なぜならステラは。
もう
NEXTSTORY
「そしてオレ達はアレへと向かう。」
閲覧ありがとうございます。
細かい描写は裏で書く予定だったり。
次回裏ですってよ奥さん?
2章で出して欲しい美少女についての意識アンケートです。
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薄汚れたおっさん冒険者美少女とかどう。
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火傷をおった元上級娼婦美女とかは?
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意識高めの義賊兄貴なんていんじゃねぇ?
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なにをしている。まず建物を美少女にせよ。
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え。選択肢全員じゃないんですか?