「ここは、何処だ?」
俺は目が覚めるとあたりを見渡し、ここが何処か確かめる。過去にこんなことが何度も起こったせいで俺はまず情報を集めることを最優先にしている。
過去のこんなことって?そう、転生だ。
俺は今までに女尊男卑が普通の世界とか
どうやらここはアパートの一室らしい。テレビとか冷蔵庫みたいな家電はだいたい揃っている。まあとりあえずテレビでも見るか。
『さて今夜もやって来ましたアァ!“HERO TV”イィ!』
MCの掛け声と共に始まった番組。俺はその番組を見ようとしていたら後ろから知ってる声が聞こえた。
「オルガ。起きてたの?」
「おお、ミカァ。お前はこの世界についてどのくらい分かったんだ?」
「そう言うと思ってまとめといたよ。」
「サンキューミカ。助かったぜ。」
そう言うと俺はミカから渡された資料に目を通す。
どうやらこの世界の人間は個性とか言う特殊能力を持っているらしい。その能力は人によって異なり、人々はその個性によって職業を決めているようだ。だが力を持つものが全て正しいとは限らない。その力を悪用する奴が出てくる。そいつらから人々を守るのがヒーローの役目。戦闘向けの個性を持っている奴はそのヒーローになるらしい。
だが、まだ進化は完璧に進んでおらず。なかには無個性とかいう個性がない奴もいるとか。そいつらに対する差別は止まんねえようだ。
『おおっとオォ!シンリンカムイが腕を伸ばして人命救助オォ!!これh…』
テレビから聞こえてくる音声を無視しながら、俺は読み進める。するとミカが話しかけてきた。
「オルガは個性発現したの?」
「ん?なんだそりゃ?ミカお前なんか出たのか?」
「出たよ。」
「どういうことだ?」
「まあ、やってみればわかるか」
ミカはそう言って手を開いてみたらいつの間にかミカの手に滑空砲があった。
それを俺に向けて、
一発
「ヴヴッ」
俺は滑空砲を食らってその場に倒れた。
その時、希望の花が咲いた。
「だからよ、止まるんじゃねえぞ…」
その言葉を放った瞬間、身体から痛みが消え、元に戻っていく感覚があった。
これは俺の特殊能力で、最初の転生の時に得た能力だ。死んだときに発動して、数秒で蘇る。しかも無限に。副作用で死にやすくなっているものの、俺はこの能力で幾つもの危機を脱してきた。いわゆる自動蘇生って奴だ。
でもミカのあれは見たことがない。今までミカが手に入れた能力はたいていバルバトスを呼び出したりするものだったが、武器を呼び出すってのは今まで一度も使ったことはない。しかも生身でだ。
「これが個性って奴だと思う。多分オルガの個性は蘇ることじゃない?」
「そうかもな」ハハハ
内心躊躇なく撃ってくるミカに若干の恐怖を抱きながら、俺は飯食って寝た。
―~~~~~―
翌日
今日が日曜で本当に良かった。俺たちはどうやらこの世界の中学校に所属しているらしい。さぼって成績下げられたら溜まったことじゃない。
とまあ俺っぽくないことを考えながら、市役所に戸籍を調べに行く。目的は個性の確認だ。
個性が発現したら役所に申告する必要があるらしい。それで多分個性がはっきりするのでは。ということをミカが言っていた。
が、ここで役所に行けなくなってしまった。
理由は一つ。
さらに、俺の特異な
後からミカに聞いたが、戸籍上の俺の個性はなし。つまり無個性だったらしい。
さてどうでしたか? 鉄華のヒーローアカデミア!
他作品キャラ出てねえじゃん!って思ってもまだ1話だから仕方ない。まだ導入だからね。
次で原作主人公出しますからね。嘘じゃないよ!多分
追加参加キャラの原作
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