東方~気楽な転生者の弟子 お節介な魔法使い   作:生徒会長月光

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今回は東方シリーズです。
魔理沙の年齢が霊夢より2つ程上になってます。何でも許せる方はどうぞごゆっくり


お節介な普通の魔法使い

お節介な魔法使いその名は❗

 

よっす。先生の弟子の一人お節介な普通の魔法使い、霧雨魔理沙だ。

 

先生って言うのは私に魔法とはなにかを教えてくれた人で出雲祐希っていうんだ。

 

厳しくも私に色々なことを教えてくれた人だ。そんな私は魔法の修行と研究をもっぱらやっている。今回は試しに作ってみた、ラッキー薬をあの娘に飲ませてやろうと思ってる。この薬は一日一回本人にとってラッキーなことを運んでくれるものだ。但しそのラッキーはピンきりで100円拾ったやアイスの当たりが入っていたなどの小さなことから、不治の病が治るや宝くじで一等が当たるや妖怪に襲われないなど不安定な効き目だ。効果は大体3~5日ほど続く。大体飲んでもらった人たちから聞くにはアイスの当たりや100円拾ったなどである。

 

早速神社に出発だ。

 

箒に乗りあの娘の住む博麗神社に向かう。その間に先生が作ってくれた、四次元バッグに自家製の野菜と果物を入れる。

 

あそこに住んでる親子はマイペース過ぎて時折ご飯さえ食べないときがあるくらいなのだ。誰かがいかないと倒れてたなんてこともある。

 

前にスキマ妖怪が大慌てしてたので、落ち着けてご飯を食べさせてからは何日かに一回は様子を見に行くようにしている。

 

そして暫く飛ぶと博麗神社に到着した。

 

「おーい。霊夢。魔理沙お姉さんが来たぞ。」

 

「うるさいわよ。魔理沙。」

 

「固いこと言うなよ。霊夢。私たちの仲じゃないか。」

 

「掃除の邪魔だからどっか行ってて。」

 

「折角昼飯持ってきてやったのにそうか入らないのか。それなら、」

 

「何してるの魔理沙。早く入りなさい。」

 

「相変わらず、現金なやつだな。」

 

そうして中に入ると、卓袱台の上で呑気にお茶を飲んでいる霊夢の母親で先代巫女の博麗有希がいた。

 

「有希さん。こんちは。今日も昼飯持って来たぞ。」

 

ペコリと此方に礼をする先代巫女。彼女はとても無口なためめったに喋ったことがなく、その表情から何を言わんとしているかを理解しないといけない。

 

スキマ妖怪でさえ何を伝えたいか解らないことがあるらしいが、案外表情を見ると分かりやすく、私の母さんは何も喋ってなくても大体言いたいことが分かるらしく、それの影響か今では私もそれなりに言いたいことが分かってきた。

 

先程の行動は、いつもありがとうね。霊夢も私も助かってます。何もないけどお茶をご馳走するわ。という表情をしていた。

 

「今日は何を持ってきたの?」

 

「まぁ慌てんなよ。今日はみかんとリンゴ、あとじゃがいもと今朝採れたばかりのキャベツときゅうりを持ってきたんだぜ。」

 

「そうなのね。肉とかはないの?」

 

「この間大量に持ってきたのはどうしたんだぜ?」

 

「私と母さんの二人よ。そんなの食べきったに決まってるじゃない。」

 

「しまったな。今日は持ってきてなかったんだぜ。」

 

「どうすんのよ 私はまだ野菜とかあるから良いけど母さん絶対足りないわよ。」

 

「じゃがいもがあるから何とかおかずを作るさ。有希さん台所借りていいか?」

 

コクンと頷き目をキラキラさせてみかんに手を伸ばす。

 

「それじゃ暫く待っててくれ。霊夢、油はまだあったよな。」

 

「えぇこの間持ってきてくれたのがまだあるわよ。」

 

「じゃあ今から作るぜ。」

 

そう言って魔理沙は台所に行く。まずは米の貯蔵を確認しまだあったので、10合ほどバッグに入れといた鍋で炊く。鍋にはちょうど言い感じに炊けるように魔法をかけてあるから焦げる心配はない。

 

そして魔理沙は自分の帽子から調味料を出す。更に四次元バッグからオリーブオイル玉ねぎバター魔法の森で採れたしいたけ、小麦粉、卵とパン粉、牛乳を出す。

 

まず、じゃがいもは細かく切ってラップをし保護魔法をかけて9分加熱する。玉ねぎとしいたけはみじん切りにしてフライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎとしいたけを炒める。温めたじゃがいもを加え、弱火で水分を飛ばしながらフォーク等で潰す。

 

バター、ウスターソースと牛乳を加えて混ぜる。一度バットに移して粗熱をとり、形成する。

 

小麦粉、溶き卵、パン粉の順でつけて170度の油できつね色になるまで揚げればじゃがいもコロッケの出来上がり。

 

火加減は自身の持つ八卦炉でやっているので焦げるといったこともなく、どんどん作っていく。

 

そしてある程度作り続けると、最近感じた力の波動が真横に来たので、話しかける。

 

「つまみ食いなんて妖怪の賢者がすることじゃないんだぜ。」

 

「あら、別に良いじゃない。そんなに沢山あるんだから。」

 

「いやこれだけあってもあの親子ならすぐに平らげちまうぜ。」

 

「……そうね。有希は物凄い食べるものね。あの娘、この間人里でやってた大食い大会でぶっちぎりの食べっぷりで優勝してたのよね。」

 

「あぁ。あの大会か。確かオムライス早食い対決だったな。」

 

「えぇそうよ。あの娘1時間の制限時間内に6キロ食べてたそうなのよ。」

 

「相変わらずの食欲なんだぜ。」

 

「そのあと、貴女の母親のところでお団子を食べてたのよね。」

 

「この前いたのはそういうことだったのか。」

 

「貴女の母親、真理亜は有希のこと誉めてたわね。普通あんなに食べてたら呆れるぐらいなのに。」

 

「母さん、昔から有希さんのこと好きだからな。」

 

「有希のことをみて怖がらずに今も交流があるのは真理亜ぐらいよ。あの娘は歴代でも三本の指に入る強さ。格闘戦もさることながら弾幕にも精通しているまさに博麗の巫女のスタンスを体現しているわ。」

 

「まぁ、確かにそうだな。でも私にとっては母さんの親友で霊夢の母さんってだけだからな。それに母さんの前だと有希さんいっつも笑顔だぜ。」

 

「……私は幻想郷のためにあの娘にいつも無理をさせてしまってたわ。今は引退してから、人里で依頼を受けることもある。今は少なくなったけど昔はあの娘を見る目は恐怖や畏怖をもっていた。私はあの娘に孤独を背負わせていたわ。そんな時に貴女の母親、真理亜に会ったの。そこからあまり笑わなかったあの娘は笑うようになったわ。妖怪である私ではどうしてもなれなかった、友達ができたのは。それからあの娘は孤独ではなくなって今では霊夢もいて普通の人として生きていられる。それも貴女たち親子のおかげだわ。だからこれからもあの娘たちのことをよろしくね。」

 

「わかってるんだぜ。何せ霊夢は私にとっては妹みたいなもんだからな。あと紫は少し気にしすぎなんだぜ。有希さんこの前珍しく喋ってな。お前が来ないのが寂しいって言ってたんだぜ。たまには顔を見せてやれって。母さんも紫は有希の母さんみたいなもんだから顔を見せろって言ってたぞ。ボソッ……魔導銃持ちながら」

 

「……そうね。そうするわ。それじゃまた来るわ。」

 

「帰る前にこれ持ってってくれ。」

 

「あら良いの?」

 

「まぁ、沢山作ってたからな。藍と橙にも食わせてやってくれ。玉ねぎは抜いといたぞ。」

 

「ありがたく貰うわ。それでは」シュゥーン

 

スキマを閉じてそのまま帰っていった。

 

紫も不器用なやつだって母さん言ってたしな。それにしても今度母さんに会うとき魔導銃向けられなきゃ良いけど。母さんホントに有希さん好きだからな。

 

大皿に作ったコロッケをどんどんのせて持っていく。さらに採れたばかりのキャベツも沢山のせる。あとは味噌汁も作り終えたので持ってくだけだ。

 

「出来たんだぜ。霊夢卓袱台の上片付けてくれ。」

 

「わかったわ。」

 

「よいしょっと、さてとご飯も持ってくるから少し待ってくれ。」

 

と急いで米が炊けた鍋を浮遊魔法で持ってく。早くしないと二人ともご飯ない状態で食べちまうからな。そして

 

「「「いただきます。」」」

 

10人前は作ったコロッケを凄い勢いで有希さんと霊夢は食べていく。私は適度に食べながら二人の茶碗が空になったらご飯や味噌汁も追加していく。

 

そうして数十分後には空になった皿だけとなった。

 

「ご馳走さまでした。相変わらず魔理沙のご飯は美味しいわね。」

 

「コクン」

 

「二人とも満足してくれてよかったぜ。片付けもやっとくから、霊夢は修行少しぐらいするんだぜ。」

 

「修行は面倒くさいからいやよ。あと片付けは私もするわ。」

 

「手伝ってくれるなんて、お姉ちゃん嬉しいな。」

 

「誰がお姉ちゃんよ。まったく。ほら早く片付けるわよ。」

 

そうして片付けも一段落して当初の目的を思いだし帽子からラッキー薬を出す。

 

「霊夢。これやるよ。」

 

「何この怪しい薬?」

 

「ラッキー薬っていうものさ。一日一回本人にとってラッキーなことを運んでくれるものだ。効力は大体3~5日ほどだ。」

 

「そっ。まぁ無料で貰えるものは貰っとくわ。」

 

「今度効き目を教えてくれ。」

 

「ハイハイ。」

 

それから修行を嫌がる霊夢を外に出して有希さんに修行をつけてもらう。

 

有希さんにはまだ霊夢と二人で戦っても一度も勝ててない。しかし今回こそはと挑む。

 

結果はいつも通り、負けちまったがそれでも実力は上がってると思うのだがまだまだ有希さんの領域には届いていない。

 

因みに母さんは有希さんと互角に渡り合うことができるそうだ。私も直接見た訳じゃないから何とも言えないが幻想郷屈指の実力者である太陽の畑の主人や紫も口を合わせて互角と言っていたから本当のことなんだろう。

 

そうして私は夕方になる前に家に帰ろうと境内で箒に乗る。

 

その後ろから霊夢も歩いてくる。

 

「じゃあ一応保冷魔法で野菜とかは何時ものところに置いていたからな。面倒くさがらずに食べるんだぞ。」

 

「分かってるわよ。ほらあんたも早く帰りなさい。」

 

「じゃあ霊夢また来るぜ。」

 

「えぇまたね。……姉さん。」

 

「!あぁまたな。」

 

そう言って私は自分家に帰る。

 

今日も私は幻想郷を駆け抜ける。

 

困ってる人に手を伸ばすお節介な魔法使いの軌跡は続いていく。

 

 

 

???

何時になったら私は外に出れるのだろうか。あいつは私の能力を危険と言った。周りを傷つけると言い暗いここに閉じ込めた。メイドが食事を持ってきてくれるが、それ以外は私は一人だ。

 

あぁハヤクハヤクダレカコナイカナ

 

誰でもいいから遊んでほしいな。壊れちゃったらまた新しいのが来るまで時間掛かっちゃうからゆっくり遊ばないと。

 

アハッアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

 

……ダレカタスケテ。




あとがき
今回も読んでいただきありがとうございました。FGO鬼ランド周回の休憩に投稿しました月光です。

今回は東方projectで書かせて貰いました。気楽な転生者の祐希は幻想郷にも来ていて、そこで魔理沙を弟子にしていました。原作だと魔理沙の母親は出ていませんでしたが此方では先代巫女と同等の実力者としています。

霧雨真理亜
ここまで実力がついたのは親友がいつも傷だらけで帰ってくることが多かったそうで、治癒魔法を極めて他の魔法も研究していたらいつの間にか強くなっていたそうである。
先代巫女が無口であまり喋らないが、真理亜は表情をみて大体分かるそうで覚妖怪顔負けの読心術とも言える。

能力は力を操る程度の能力。力とついてたら大抵のものなら操り自分の力にできる。妖力しかり魔力、霊力、など、幅広い範囲が対象である。


彼女は娘の魔理沙に魔法を教える気は無かったみたいだったが、祐希の弟子になり魔法を学び始めたので自身の魔法や生活に使う魔法など便利なものを教えています。

親友の有希がとても好きで彼女を悲しませた日には鬼の形相で魔導銃を遠慮なく打ちまくるので人里では有希を悲しませないのが暗黙の了解になっている。

先代巫女、博麗有希

原作では名前こそ出ているもののどういった人物かは不明な人物。

彼女自身産まれた時から強大な霊力をもって生まれ、博麗の巫女の本分を全うしていた。ある時、空腹の時に真理亜と出会い、食べ物を分けてもらってから頻繁に真理亜に会うようになり気付けば親友になっていた。
その身体には妖怪との戦いで傷が沢山あり表情もあまり変わらないので近寄りがたい雰囲気だが真理亜とよく会うようになり人里でよく笑顔でいる姿を見かけるそうである。

真理亜には色々なことで相談?に乗って貰っている。口に出さなくても真理亜が色々分かってくれるので一緒にいて心地よいそうである。真理亜に感謝の気持ちを伝えると大体一日中真理亜に抱き締められる。

真理亜の娘の魔理沙も霊夢同様娘のように可愛がっている。魔理沙も霊夢も真理亜程ではなくても大体分かってくれるのでお礼に修行をつけて霊夢たちを鍛えている。

能力は 霊力を操る程度の能力

自身に霊力を纏わせるようにすることで身体能力を何倍にもあげられる上に副作用もない。その拳はあの鬼の一撃と同等。
更には普通に弾幕も張れるため歴代最強候補に上がるほどである。

今は引退して霊夢にその役割を任せている。博麗神社にて霊夢と二人暮らし。そしてとてもマイペースなため、たまに食事を忘れるなどあり一度空腹で倒れているのを紫に発見され偶々いた魔理沙に助けられる。それから数日に一回魔理沙か真理亜が様子を見に来るようになったそうである。

博麗霊夢

原作参照。

特にこれといって変更点はないが先代であり母親の有希との二人暮らし。実力はたまに母親から修行をつけられているので原作よりかは上。

母親から博麗の巫女の役割を引き継いで依頼などこなしている。といっても依頼など本当にたまになので、札などを作って売ろうとするものの面倒くさがり大体境内で掃除するか縁側でボーッとするか幻想郷にあるサターンバレーで過ごしている。

収入は祐希がたまに賽銭箱にお金をいれてくれることや、札を大量に買っていっているのでそれほど生活には困っていない。

最近困っているのは、2つ年上の魔理沙からお姉ちゃんと呼んでほしいと言われること。面として言うのは恥ずかしいらしいので二人きりの時やお酒が入った状態の時に呼んでいる。

霧雨魔理沙

祐希の弟子になったことにより様々な魔法を使えるオールラウンダーになったが弾幕勝負では圧倒的な火力を武器にして戦う魔法使い。母親譲りの魔力の高さと努力熱心な性格なので今も実力は伸びている。

原作では霊夢と同い年であったが2つ年上にしました。

今作では霊夢と同等か少し上ぐらいの実力。魔法の研究で魔法の森で独り暮らしをしている。しかし4日に一度は実家に帰っている。主に博麗神社の様子を報告するため。母親の真理亜から魔法は今も教わっている。原作では父親と仲も悪く勘当されていたが今作では魔法にも一定の理解は示していて、普通の親子仲である。

この幻想郷は気楽な転生者の登場キャラのスタークやリリネット、更にはサターンバレーが存在している。どせいさんたちはたまに人里で見かけられていて、よく子供たちに抱き締められている姿を目撃されている。

もしかしたら自作内でクロスする可能性も視野にいれています。

此方の作品は不定期ではありますがしていこうとは思っています。次回辺りは紅魔郷を予定してます。最後のは一応の伏線です。

FGOでは鬼ランドのレイドが終わりを迎えました。メルトとスカスカシステムで大変稼がせて貰いました。次のハロウィンは何が来るのか楽しみです。主にエリちゃんのクラス違いが来るのかw

それではまた次回も読んでもらえると幸いです。

さてと原稿は分割して保存をしておこうかな。金庫2つに入れたし大丈夫だろう。

ざっざっざっ

その場を去った作者しかしそこに毎度お馴染みキテルグマが現れる。

器用に針金を使いピッキングをするとすかさずもう一つの方も開ける。かかった時間は30秒と掛からず。

そして置き手紙を残し
キィーー
とそのまま近くの屋根をつたってそのまま去っていった。

翌日作者が見たのは空になった金庫とキテルグマ参上の紙だった。

己キテルグマァァァァァァ
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