鬼殺の海柱   作:ちまきまき

13 / 15
 
書き直し完了記念に書いてみました。某運命のマテリアル風キャラクター設定!
 


第二章 鬼連れの剣士と海柱
マテリアル風キャラクター設定


 

鳴滝瑠璃子(なるたき るりこ)

 

≪キャラクター詳細≫

鬼を滅する組織『鬼殺隊』の最高幹部・柱の一人で、海柱を冠する女性。

ゆったりとした子供好きなたわわお姉さん。其の微笑みは聖母の如く。其の愛は海の如く。今日も彼女は慈愛を持って、鬼を斬る。

 

彼女は今日も笑う。何故なら、愛すべき友たちが此の世にいるのだから。守る為に、今日も瑠璃色の淑女は笑うのだ。

 

「あらあらまぁまぁ、今日は如何したの?抱っこにする?膝枕にする?其れともご飯食べる?」

 

そして、ママみの固まりである。おぎゃあ。

 

≪プロフィール1≫

身長/体重:169cm・57kg

地域:日本 

性別:女性 年齢:23歳

因みに前世も含めて、恋人はいなかった。もう一度言う。恋人は!いなかった!!

「こらこら、お姉さんの秘密をバラしたらめっ!でしょう?」

 

≪プロフィール2≫

美しい母と病弱な父と共に幸せに暮らしていたが、其れは突如として壊れた。11歳の時、突如として悪夢はやってきた。

赤い目、月色の肌、黒い髪を持った一人の男が両親を殺したのだ。瑠璃子は両親の命懸けの行動で助かるが、彼女の心は酷く傷つき、祖父である鱗滝の元に身を寄せた。

其の二年後、やってきた弟弟子達の存在が、瑠璃子の心を癒し、そして全てを思い出させた。

 

≪プロフィール3≫

瑠璃子の前世は保育士。子供を見守り、育てる職は天職だった。然し通り魔に刺された事で死んでしまい、何故か『過去の大正』に生まれた鳴滝瑠璃子として生まれ変わった。

はっきり言おう。テンプレート転生した。あらまぁ!

そして、紆余曲折を得て、鬼殺隊最高幹部・柱の称号を得る事となる。其の過程で育まれた強い愛は、本来死ぬ筈だった人達も、これからを生きる人達も救う事となる。

 

≪プロフィール4≫

○溢れる母性:EX

鳴滝瑠璃子は母性の固まりである。子供は愛し、守るべき者。其の思いが彼女を強くする。つまりはママみが滅茶苦茶強いって事。

 

○海の呼吸:A

瑠璃子が使用する特殊な呼吸法。鳴滝家特有の呼吸であり、瑠璃子は最も新しい使い手。

初代鳴滝が作り上げた呼吸であり、其の歴史は長い。だが、何の因果か、使い手が歴代でも少ない。

遺伝子的な問題か、ただの相性の問題か、其れとも呪いか?真相は彼女も、其の一族ですら知らない。

 

ただ、彼女の呼吸を見た者は皆、口を揃えてこう言う。「海が、果てしない海が見えた」と。

 

○ほわほわスマイル:EX

瑠璃子の特徴。彼女は常に笑っている。春の日差しの様に柔らかく微笑む。あまりに優しい其の微笑みは、人はおろか、鬼ですら警戒が出来なくなってしまう。

誰もが、ほわほわしちゃう。其れは女の子にとって、素敵で無敵な、最高最強の武器・笑顔なのだから。

 

≪プロフィール5≫

『海の呼吸 壱ノ型 白波』

ランク:A 種別:対鬼

レンジ:? 最大捕捉:?

うみのこきゅう いちのかた しらなみ

 

海の呼吸七つの型において、最初に取得する基本の型。美しい一閃は、最早芸術の域に達している。

瑠璃子が得意とする型の一つ。

 

『海の呼吸 肆ノ型 波打ち』

ランク:A 種別:対鬼

レンジ:? 最大捕捉:?

うみのこきゅう しのかた なみうち

 

海の呼吸七つの型の一つで、刺突技。素早い突きは、最初痛みを感じないが、其の油断が致命傷となりかねない。

瑠璃子はこの技を一回では無く、三回突く進化版『波打ち 三波(なみうち さんぱ)』を自ら作り上げ、己の物とした。

 

≪プロフィール6≫

全ての命が守れるとは思っていない。何故なら守ろうとした命は、あっさりと掌から零れていく事を知っているから。

目の前で命が無残に散っていく姿を何度も知っているから。泣いても、死人は帰ってこない事を知っているから。

 

其れでも歩みを止める事はしない。諦める事はしないと、出発する日に決めたのだから。

 

今日も瑠璃色の淑女は祈る。――― どうか、貴方が笑って生きられる明日が来ます様に。

 

 

 

 

 

鳴滝紫陽花(なるたき あじさい)

 

≪キャラクター詳細≫

鬼殺隊において、無償で隊士の治療を行う蝶屋敷で治療医として働く青年。海柱・鳴滝瑠璃子の義兄であり、元花柱・胡蝶カナエの夫。

可愛い義妹に美しい奥さん。幸せいっぱい。大正リア充とは、此奴の事だ。

 

≪プロフィール1≫

身長/体重:180cm・68kg

地域:日本

性別:男性 年齢:24歳

綺麗な奥さんと新婚生活真っ最中。やっぱり大正リア充だった。

 

≪プロフィール2≫

嘗ては『鬼殺しの紫陽花』と謳われ、敵味方から恐れられた隊士。其の実力は水柱に推薦された程だが、本人は柱になると忙しくて、鬼が殺せないと言う返答をお館様にした逸話(実話)を持つ。

時間さえあれば、鬼を殺す。鬼が出ないなら、技を磨く。悪鬼滅殺を体現した人物であった。

 

≪プロフィール3≫

十歳の頃に最愛の父を目の前で鬼に殺された事から十年間、彼は鬼を殺す事だけを考えていた。実家に帰る事すらせずに、家族など知らぬと言わんばかりに。

然し、転機は訪れた。瑠璃子がやってきたのである。最初は使い勝手の良い奴としか思っていなかった。でも、ある事件を切っ掛けに二人は兄妹となる。

そして、彼は知った。最も殺したかったのは、父を守れなかった弱い自分だった、と。

 

≪プロフィール4≫

後の妻となる胡蝶カナエの事が、嫌いだった。何故なら鬼と仲良くなりたい、だなんて可笑しいと思ったから。

でも、だから惹かれていたのかもしれない。自分が持っていない、持てない考えを持つ彼女に。

何時だって人と言うのは、自分とは違う考えを持つ人を嫌い、そして不思議と惹かれてしまうのだから。

 

≪プロフィール5≫

事件の後、紫陽花の肺は損傷し、左腕は麻痺が残った。然し、今の彼は其れを笑って話すだろう。

何故なら、此れが原因でカナエが秘めていた本心に気づき、愛する事を思い出させてくれたのだから。

何より、愛しい妻と可愛い妹がいる、この生活が一番の幸せ。やっと手に入れた、彼の居場所。

 

≪プロフィール6≫

だが、其れでも鬼は許さない。特にあの上弦は。嫁と妹を傷つけられた借りはきっちり返してやる。

現在、彼はカナエの妹・しのぶと共に強力な毒を製作中。

――――全ては、愛する者の為に。

 

「いや、ぶっちゃけ彼奴嫌いだし。取りあえず死んでくれよ」

 

お兄さん、物騒です。

 

 

 

 

鳴滝雪音(なるたき ゆきね)

 

≪キャラクター詳細≫

鬼殺隊において、とある伝説がある。『人間暴走機関車』が存在したと。

其の者は文字の通り、暴走機関車だった。命令は聞かない、敬語は使わない、無礼講。

しかし、実力は一級であり、柱まで登り詰めた。

其の名は『氷柱』。つららではない、『こおりばしら』。

 

其の伝説の張本人は現在柱を降り、鬼殺隊を辞め、全国を飛び回るアクティブレディとなっている。

 

「彼奴は止めといた方が良い。関わると碌な事が起きん。絶対に止めた方が良いぞ」

 

と、嘗ての炎柱はげっそりとした顔で語ったそうな。

 

≪プロフィール1≫

身長/体重:150cm・49kg

地域:日本

性別:女性 年齢:不詳

なお、胸部は洗濯板よりもぺったんk「おい、今なんて言った?」アッ――――――――!

 

≪プロフィール2≫

長い歴史を誇る名家・鳴滝家の次女として生まれ、見合った男性と結婚し、子供を生み育てる、将来を約束されていたが、なんの事故か運命の悪戯か、雪音は『鳴滝家が産んだ異端児』として名を馳せる事となる。

 

≪プロフィール3≫

雪音はある意味『天才』だった。尊敬すべき姉に追い付こうと、努力した。其処は良い。

しかし、雪音は何と『水』と『風』の呼吸を混ぜて、我流呼吸『氷の呼吸』を生み出した。これを知った父親はあまりの驚きに卒倒し、二日程魘されていた。

更に言えば、ある日突然父親に対して『家長の座ちょーだい!』と無邪気に迫り、結果的に本当に父親を隠居させた。どうやって隠居させたのかは、未だに不明である。

 

≪プロフィール4≫

雪音の姉・七海は、正に理想的な姉だった。表情も感情も乏しく、凪いだ水の様な姉。しかし、物事を完璧にこなし、刀も強かった姉は雪音にとって、初めて出会った、実在する神の様な存在だった。

だからこそ、彼女の隣に相応しい存在になろうと努力した結果が『異端児』。雪音は其れすら受け入れて、柱となったのだ。

 

柱になって数年後、一人の男が現れるまで、彼女は『異端児』だった。

 

≪プロフィール5≫

男は『甲』の隊士だった。男は雪音に会うなり、「結婚してください!」と盛大に告白した。しかし、男は雪音に殴られた。おかしな奴だな。そんな淡白な感想を思った。

でも、男は諦めず、何度も何度も求婚をした。あまりにしつこくて、最終的に雪音の方が折れた。

男は何度も雪音を愛していると言った。雪音は其れに言葉を返さなかった。

 

だって、愛なんて美味しくない。皆、あたしを嫌うから、愛なんて知らないもん。

 

本当は寂しがり屋の異端児に男は言った。

 

だったら愛を知ってほしい。俺は君を人生の全てを賭けて愛するから。

 

其の言葉に嘘は無かった。男は人生を賭けて、異端児を、否、雪音と言う一人の少女を愛した。

其の愛は、本当に甘くて、美味しかったよ。だってあたしを母親にしてくれたんだから。

 

だが、残酷にも雪音は男の最期に間に合わなかった。

 

其れを後悔して後悔して後悔して――――鬼殺隊を辞めたのだ。

 

≪プロフィール6≫

更に雪音に追い打ちを掛ける様に事件は起きた。姉と其の旦那が殺され、二人の娘が行方不明になった。

雪音は確かに絶望した。しかし、誰かが背中を押した。

 

あの時と同じ、甘い味がして、雪音は足を動かした。

 

そして二年の月日を掛けて、やっと見つけた。

 

 

――――― 姉さん、お前さん。あたし、やっと前を向けるよ。

 

 

見つけた少女を抱き上げて、雪音は笑った。

 

 

「七海姉さんにそっくりだな!」

 

 

 

 

随時更新…

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。