鬼殺の海柱   作:ちまきまき

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コソコソ会話文 【無口な甘えた】

義「………」
瑠「あら、義勇。如何したの?」
義「……」
瑠「あらあらまぁまぁ、疲れちゃったの?よしよし、お疲れ様」(なでなで)
義「♪」
瑠「今日はね、大根の煮物があるのだけど食べる?」
義「(こくん)」
瑠「食べ終わったら、ご本読んであげるからね」
義「♪」

錆「いやいや、喋らなすぎだろう」

滅茶苦茶無口な日もあるって事。


第十一話 隠の柱

 

其の違和感に気づいたのは、瑠璃子が任務へと向かってから二日目の朝の事だった。

 

瑠璃子が不在時の場合、海屋敷の管理を任せている獪岳。

昨夜、ふと獪岳の特殊能力の一つ『何時になったら姉御前がお屋敷に帰ってくるか判る直感』、別名『姉直感(あねちょっかん)(拗らせとも言う)』が働いた。

 

むっ、明日の朝には姉御前が帰ってくる気がする。よし、明日は早く起きて、朝食の準備をしよう。むふん。

 

瑠璃子への愛情やら憧憬やらがブレンドされて、こんなに残念過ぎる能力を身に着けたハイスペック獪岳少年はウキウキしながら、お布団に入り、お休み三秒を決めた(勿論、常中はちゃんとしてる)。

 

体内時計がきっちりしている獪岳は朝日が昇ると同時に目を覚まし、せっせとお布団を畳んで、顔を洗って、シャツを着た、其の時に気づいた。

 

「(ん…?きつい…?)」

 

少し、腕周りがきつく感じた。着れない事は無いが、ちょっと違和感を感じる。

首を傾げて、黒い隊服も着てみると、

 

「(…これも、きついな?)」

 

同じ様に着れない事は無いが、やっぱりちょっときつい。

入隊当時は、身体の成長や負傷の具合に合わせて、何度か修正される事があった。

成長期特有の成長の早さあったが、瑠璃子の指導や食事改善等も影響して、桑島氏の元にいた頃よりも、獪岳の体は大きく、筋肉も付いていた。

 

成長期が落ち着いたのか、ここ最近は隊服修正を行っていなかった事に、其処で気づいた。

 

「少し修正してもらうか…」

 

そう呟いて、獪岳は少しだけきつい隊服を着ると、足早に厨房へと向かっていった。

 

 

 

「隊服がきつくなっちゃったのね。獪岳は男の子だし、すぐ大きくなるわよね」

「すみません、ご迷惑をお掛けします…」

「いいのよ。むしろ嬉しいわ、獪岳の体がちゃんと成長している事に」

 

姉直感通り、早朝に帰ってきた瑠璃子。既に朝食の準備が出来ている事に喜びつつ、消化の良い朝食を食べ終わった彼女に獪岳は隊服の相談をした。

申し訳無さそうに謝罪する獪岳とは裏腹に、継子の成長を喜ぶ瑠璃子は「そうだわ」と両手をぱちんと合わせた。

 

「隠の服縫製(ふくほうせい)部に行きましょうか」

「服縫製部と言うと…俺達の隊服の制作を行っている、あの?」

「えぇ、私も丁度用があったの。先刻(さっき)の任務で、私のスカァトが鬼に切られちゃって」

「は?」

 

途端に獪岳の蟀谷にビキリと血管が浮き上がる。

 

「鬼に?スカァトを?何処の鬼ですか?姉御前の服を切り裂くなんて万死に値します。ちょっと殺してきます」

「切った鬼はもういないわよぉ。私が斬ったし」

「そうですか…」

 

日輪刀片手に飛び出しかけた獪岳をやんわりと宥めると、瑠璃子は「こんな話を知ってる?」と言った。

 

 

「―――隠にもね、柱がいるのよ」

 

 

 

 

 

ちくちくちく。一針一針縫っていく。

 

嗚呼、これでは駄目だ。鬼の爪で簡単に布が裂けてしまう。糸が切れてしまう。もっと強度の高い物を用意しないと。

 

人の命は簡単に零れる。血塗れの服が、着る人がいなくなった黒衣が帰ってきた時が一番嫌だ。

 

 

――― 一瞬で散る其の命を守る為の、少しでも繋ぎ止める為の作業を延々と繰り返す。延々と作り続ける。

 

 

例え剣士の才能が無くとも。鬼を滅する才は無くとも。

 

 

この手で、命で出来る事はある。

 

 

 

そう教えてくれた人が、いるんだ。

 

 

 

ぼんやりとした淡い灯火だけが、其の部屋で唯一の灯りだった。其の部屋の中で延々と作業をする者が一人。

髪を結い上げ、背に『隠』の文字を背負った其の人は、畳の上に転がった糸や布を拾っては縫い、糸を解いては畳に落とす。

 

其の作業を何度も繰り返し、失敗しては何度もやり直す光景が、此の部屋の当たり前の日常だった。

 

とんとん。障子をノックする音が聞こえて、其の者はやっと手を止めた。

 

「何か用?」

 

出た声が、甘やかな声。何処となく艶を感じさせる、落ち着いた声だった。

 

「隊長に修復依頼が来ました。間もなく此方に来られるとの事です」

「何方?今、風柱様の服を直している途中なのだけど」

「海柱の鳴滝瑠璃子様と、継子の桑島獪岳様です」

 

名前を聞いて、暫く黙ると、「そう」と一言呟いて、針と布を机の上に置いた。

 

「なら、中に通して頂戴。私が話すわ」

「畏まりました」

「其れと、お茶とお菓子は最高級の物を用意しなさい。海柱様には何度もお世話になっているから」

「はっ」

 

障子の向こうから気配が消えて、先ず一息吐いた。

 

「そう…海柱様が来るのね。継子を連れて来るなんて初めて。きちんとご挨拶をしないと」

 

座りっぱなしだった足に力を入れて、立ち上がる。

同じ体勢を続けていた所為で、凝り固まった体を軽く動かして解すと、其の者は立ち上がった。

 

 

「恩人が来るならば、しゃんとしないとね」

 

 

 

 

 

――― 『隠には柱がいる』と言う話は、隊内では案外有名である。

 

 

正式な柱として数えられている訳では無いが、『隠の長』で『隠柱(かくしばしら)』と呼ばれていると言う単純な話だ。

 

しかし、気になるのは『一体どんな人物が長なのか?』である。

 

隠は鬼殺隊の後処理係として、一般人にバレない様、素顔を見せない、顔まで黒衣で隠している。一見すると性別すら判らない時があり、そう言う時は大体声で判別している者も多いだろう。

剣士として向かなかった者がなる事が多いが、一般隊士では出来ない後処理等をしてくれる、有り難い存在。

鬼殺隊の縁の下の力持ちとも呼べる、其の隠達の長はどんな顔なのか、どんな人物かと言われれば――――

 

 

「其の子はねぇ、三年半前だったかしら?悲鳴嶼さんと一緒に任務をしてた時に出会ったのだけど、剣士の才能が無い代わりに、当時から服縫製の才能があって、其の儘、服縫製係の長にも隠の長にもなっちゃった子なのよ」

「では、姉御前とは顔見知りなのですね」

「そう。しかも、頭が良かったから、こうやって『服縫製部の屋敷を表向き店として出して商品を売ってる』のよね」

 

瑠璃子と獪岳が立っているのは町中にある一軒の店前である。

『加賀屋』と書かれた看板を上げているこの店こそ、鬼殺隊後処理係・隠の『服縫製部』の屋敷だった。

店内を軽く覗くと、色とりどりの服があり、若い少女や妙齢の女性が数名、中で買い物をしていた。

 

「売り上げの一部はお館様に行っているから、結果として鬼殺隊の為にもなっているの。鬼との戦闘で橋とか道とか壊れた時に使用する修理代とかで」

「成程。……音柱様とか、修理代凄く掛かりそうですからね」

 

そう言って、二人の頭の中に思い浮かんだのは、『派手に頸斬ってやる!』と言って、自身の呼吸で鬼の頸どころか周りの物まで破壊する自称・祭りの神。

彼は話し上手なので、モテると言えばモテるのだが、隠の間では『あの人の担当やだ』『修理代が幾ら掛かってると思ってんだ』『修理作業で徹夜とか勘弁』等と結構不評なのだ。

 

「宇髄君は仕方ないわよ。其れよりもそろそろだと思うのだけど…」

 

と、瑠璃子が呟くと同時に店の奥から一人、店員らしき男が出てきた。男は人当たりの良い笑みを浮かべたまま、瑠璃子に近づき、言った。

 

「ご注文は?」

「日輪の布」

 

瑠璃子の答えに、店員は笑みを崩さず手で、奥を差した。

 

「彼方に」

 

すたすたと歩きだした店員に二人が付いて行く。

奥に通されると、階段があり、上がると、ある一室に着いた。

 

「どうぞ。加賀様は後で参ります」

「ありがとうございます」

 

そうして、店員は去り、瑠璃子は襖を開ける。中には机が一つと座布団が四枚。机の上にはお菓子とお茶がちょこんと置かれている。

敷かれた座布団の上に二人は座ると、瑠璃子がお茶に手を付けた。

 

「さっきの人はね、藤の家紋の家と人と同じく、鬼殺隊に恩があって、此処で働いているの」

「では、日輪の布とは隠語ですか」

「そう、『鬼殺隊の者です。長に用があって来ました』と言っているの。この部屋に通されるのは、隠の長である彼女に用がある人間だけだから」

「彼女…?」

 

と、獪岳が小首を傾げた其の時だった。「失礼します」と言う一言と共に、彼女が入ってきたのは。

 

 

「遅れて申し訳御座いません、海柱様、継子・桑島様。ようこそ、服縫製部へ」

 

 

入ってきた人物の姿に、獪岳は目を見開いた。

 

――― 何故なら、入ってきたのはとんでもない美女だったからだ。

 

腰まである、紫がかった長髪に眼鏡。

黒い隊服の上からでも判る大きく膨らんだ胸と、際どすぎるスリットが入ったロングスカァトからチラチラ見える真白い肌。

きりっとした切れ長の目とぷるりとした紅梅色の柔らかな唇。

全身から溢れ出す、色気と言う色気の爆弾。

 

 

―――― 如何にも遊郭にいそうな、現代の言葉で言えば十八禁ゲームに出て来そうな、ヤバイくらいに色っぽいキャリアウーマン的な見た目の彼女こそが、隠の長である。

 

 

「(隠の長って、女!?遊郭にいそうな此奴が!?)」

「こんにちは、紫織ちゃん」

「ご機嫌麗しゅう、海柱様。継子を連れて来るとは珍しいですね」

 

たっぷんたっぷんと大きな胸を揺らし、中に入って来た隠の長こと紫織は、ちらりと流し目で獪岳を品定めするかの様に見ると瑠璃子達の前に座った。

 

「桑島様は御越しが初めてでしたね。私、隠の長 兼 服飾部の長を務めております、加賀(かが)紫織(しおり)と申します。以後お見知りおきを」

「あ、あぁ…どうも」

「其れで、本日はどの様なご用件で?」

「実はね…」

 

瑠璃子から事情を聞き、切られたスカァトを渡された紫織はふむふむと頷いて、破れ具合を確かめた。

 

「これは……中のフリルまで切られてますね」

 

瑠璃子のスカァトはふんわりとしたパニエ型のロングスカァトである。中には多量のフリルが縫われており、中身が見えない。正に『鉄壁』。絶対に見せないと言う鉄の意思を感じる一品だ。

因みにこのスカァト、瑠璃子が柱に就任したと聞くや否や、兄である紫陽花が『不埒許さない。妹の貞操を守るのが兄の役目』とハイライトの消えた目で紫織に迫り、作らせたと言う話があったり。

 

「そうなのよ。爪が鋭い鬼でね?ざっくり切られちゃった」

「成程。この具合でしたら…少し失礼しますね」

 

紫織は持ってきたトランク型の鞄を机の上に置くと、中を開ける。

鞄の中には、大中小の糸切り鋏が三つ、色とりどりの糸玉が数個、布定規が一つ入っており、あまり見た事の無い道具に獪岳は少しだけ身を乗り出して見てしまった。

其の微笑ましい様子に瑠璃子がふわっと微笑んだ。

 

「珍しい?」

「あ、はい。こういった服飾の物は馴染みが無いので」

「基本、隊士の方が裁縫道具を見る事も触る事もないでしょう。えっと…傷の長さは…」

 

布定規で傷の長さを図ると、紫織は頷いた。

 

「このくらいでしたら、二日でお返しが出来ますね」

「本当?」

「材料が育ちまして、布がそろそろ追加されるので」

「材料が育った?」

 

紫織は獪岳を見た。

 

「桑島様は隊服の材料をご存知無いですか?」

 

獪岳は頷いた。

 

(かいこ)です。しかも、ただの蚕ではありません。日輪刀を作る際に使用する猩々(しょうじょう)()砂鉄(さてつ)と、猩々(しょうじょう)()鉱石(こうせき)が採れる陽光山(ようこうざん)近くにある森『陽光森(ようこうもり)』にいる『陽光(ようこう)(かいこ)』が吐く糸こそが、隊服の原材料なのです」

「そうなのか…」

「陽光蚕の糸は強度があり、ご存知かもしれませんか、雑魚鬼程度の爪ならば通しません。ただし、やはり下弦や上弦となると如何しても破れてしまうので、現在強度を上げる研究も行っているんです。そうすれば、衝撃等を和らげる事が出来るのですが、中々出来なくて苦労しているんです」

 

紫織はお茶を一口飲んだ。

 

「まぁ、此の研究の積み重ねでが評価されて服縫製部隊長となり、今では有り難い事に柱の方から何度か御指名を貰えていますが」

「紫織ちゃん、頑張ってるもんねぇ」

「ありがとうございます。これも、海柱様と岩柱様に拾われたお蔭です。鬼殺隊に入ったお蔭で――――」

 

 

―――――― 質の良い筋肉に会えました

 

 

其の言葉に、獪岳の顔が引き攣った。

 

 

「…………は?」

「おや、桑島様は私が『鬼に家族を殺されて、身寄りが無くなった所を助けられた』と思ってましたか?」

 

図星を突かれて、獪岳は言葉に詰まった。

紫織は彼の様子を見て、「そんな事は御座いません」と告げた。

 

「元々、私は天涯孤独の身でして、ぶっちゃけてしまえば遊郭にある貧民街出身です。虫は食いましたね。土にいる芋虫は中々の味でした」

 

其の言葉に獪岳はちょっとだけ親近感を覚えた。自分も同じ様な経験があるからだ。

 

「其れで暮らしていたんですが、私、遊郭のあれやこれやを長年見ていたら、如何やら特殊性癖になった様で、男性の筋肉に興奮する性質となりました」

「なりましたって…」

「食べ物を求めてフラフラしていたら、鬼のおやつになりかけた所を海柱様と岩柱様に助けられ、恩返しに剣士になろうとしましたが、才が無く、代わりに隠になったら其れはもう最高で」

 

其処でやっと、紫織の口角が上がった。

 

「隠になった途端、隊士の方を見ても怪しまれる事は無く、隠れて見ても怪しまれない。質の良い筋肉が育っていく姿を見ていくのが其れはもう楽しくて楽しくて。いい仕事に巡りあえましたよ。其の美しい筋肉を守る為に服の勉強をし続けていたら、服縫製部隊長になって、其の後に隠の長となりました。もう本当に、鳴滝様拾ってくださってありがとうございます」

「気にしないでー」

「(変態だ…無表情の変態が此処に居る…!)」

 

この変態に引かない姉御前が流石だ…!と戦慄と尊敬をしつつ、獪岳は震えた。

 

 

此の後、獪岳は同性の隠に寸法を図ってもらい、後日届いた隊服を着て、あまりの着心地の良さに『(仕事の出来る変態って怖ぇ…)』とまた戦慄する事となる。

 

 

 

*

 

ある日の事。

紫織は其の日も隊服の修復を行い、やっとお昼を食べようと店を出た時だった。

 

「さてと、今日は…」

「加賀殿」

 

其の声に、紫織はバッ!と振り返った。

紫織の後ろに立っていたのは、今日も涙を流し、じゃりじゃりとなる数珠を持った巨男もとい悲鳴嶼行冥だった。

 

――― 悲鳴嶼の姿を見た紫織の白い頬に紅が差す。

 

「い、岩柱様!こ、こんにちは!なっ!何か御用でしょうか!?」

 

先日の表情から一変して、頬を紅潮させ、目を煌めかせる紫織の姿は、正に恋する乙女だった。

そんな紫織の様子を気にせずに、悲鳴嶼は「否」と言うとそっと手を差し伸べた。

 

悲鳴嶼の大きな手には、一つの袋が乗っていた。

 

「瑠璃子から聞いた。最近徹夜が続いていると。何か甘味を渡して上げると良いと」

「(な、鳴滝様――――――――!!!)」

 

青い空の向こうで、瑠璃子が微笑んで親指を立てている気がした。

 

「なので、これを…。気にいると良いのだが…」

「も、勿論!岩柱様から頂けるなんて嬉しいです!…はぁ…!」

 

恐る恐る手に取った袋を見て、紫織の頬が更に紅潮する。

 

 

――― あの日、鬼のおやつにされそうだった紫織を救ったのは悲鳴嶼だった。

 

 

独特な形をした斧と鉄球型の日輪刀を振振るい、紫織の前に現れた巨人は鬼の頸を刎ねた。

見た事無い光景に呆然としつつも、紫織の目には其の大きな背中が鮮明に見えた。

 

 

―――― なんて、優しい背中なのだろう。

 

 

そんな事を思っているとは知らず、悲鳴嶼は振り返り、座り込む紫織を見て、膝を折ると手を差し伸べた。

 

 

今でも、紫織の記憶の中で、其の大きな背中と手は色鮮やかに覚えている。

 

 

其の後、追い付いた瑠璃子の手によって紫織は鬼殺隊への道を進み、其の結果隠となった。其の人生を進ませてくれた瑠璃子への感謝は忘れない。

 

 

だって、好きな人の服を、好きな人の体を守れる服を作れるのだから。

 

 

「いつも、私の服を直してくれて感謝する…」

 

 

服を直して渡す度に、何時もそう言ってくれる小さな優しさが、紫織は好きなのだから。

 

 

 

「大事に…食べます…!」

 

 

 

渡された菓子を壊さぬ様、優しく抱え、嬉しそうに言う紫織の言葉に悲鳴嶼は穏やかに微笑んだ。

 

 

 

 




・加賀紫織(かが しおり)
隠の隊長で、服を作る服縫製部の部長。基本的な呼ばれ方は「隊長」か「紫織様」。
眼鏡を付けた、大正の『歩く十八禁』。現代で言えばバリバリのキャリアウーマン風の美女。実年齢は瑠璃子の二つ下の21歳だが、如何しても年上に見られる。エロの塊。でも根っこは恋する乙女だったりする。筋肉大好き。因みに彼女の隊服はゲス眼鏡により作られた。遊郭付近出身なので、肌を晒す事に羞恥心が無い。なので、ゲス眼鏡から拝められている。

・鳴滝瑠璃子
紫織の気持ちに気づいて、自分の知り合いの育手の所に送った人。其の後、隠になったと聞いて、「悲鳴嶼さんもやるわねぇ」とほくほくした。
気遣いも出来る海柱だった。

・獪岳
紫織の変態ぶりに引いているが、仕事が出来る上に孤児だったと聞いて、ちょっとだけ親近感が湧いている。
後日、紫織が悲鳴嶼を好きだと聞いて、幸せになれば良いと思っている。

・悲鳴嶼
紫織の恩人にして、好きな人。悲鳴嶼本人も紫織が嘗て助けた子だと判っている。
好意には気づいていないけど、好意的に見られているのは何となく判っているので、自分の服の修復を頼んでいる。何時も丁寧な仕事振りに感心している。

【コメント】

………えっとですね?更新遅れて…ごめんなさい(テヘペロ)

 

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