「やっつけ作業にぶっつけ本番もいいところですけど
成功させるしかありません!!
僕の今世ナイトランナーを目指した日々は
いえ前世プログラマーの日々も含めて今この瞬間のためにあったのですから!!!
グゥエール ゴーーー!!!」
立ち上がった紅の騎士グゥエールはそのままジャンプしてべへモスの顔面に剣で切りかかった
ガィン!!
初撃は強固な面の皮にはじかれダメージはなかった が!
ブシュ!!
2撃目が目に突き刺さった!
グオオオ!!!
ヤントゥネン騎士団とのこれまでの戦闘で消耗していたべへモスだったが
この一撃で逆に活性化したように暴れだした
手負いの魔獣が命の危機を感じブレスに使っていた魔力を
自身の巨体を支えていた強化魔法に集中しているのだ
「巨大兵器破壊の心得その壱です!!」
軽やかに舞うグゥエールが脚の関節を狙った一撃!
パキン!
まったく効いてなかった どころか剣が折れた
「全身中身まで硬いです?」
ズル・・・
「おっと 折角のロボット戦 ヘルメットをかぶったままやりたいのですが
流石にサイズが違い過ぎて邪魔にしかなりませんか
よっと」
ズポッ!
「エルネスティ!?」
「おや先輩 正気にもどりましたか?」
「ああ・・・ 兜でわからなかったがお前だったのか
それよりなんだこのグゥエールの動きは!?
お前のその変わった兜の力とかではないのか?」
「いえ このヘルメットではなく
僕がグゥエールの魔法術式を直接制御して動かしていました」
「馬鹿な!!
シルエットナイトの膨大な魔法術式を処理するなんて通常じゃ無理だ!
そのための操縦桿や鐙なんだぞ!
しかも戦闘しながらなんて人間技じゃないぞ!!!」
「そこは
それより先輩 もう剣がありません
グゥエールに何か隠し武器とかありませんか?
それに
「はあ!?冗談ではない!
あのブリキの騎士に助けてもらった命
このままやられるなど・・・!」
グオオオオオオ
ズシン! ズシン!
ボスボロットがべへモスの足踏みをどうにかかわしながら距離をとった
「どへえ!?
あの怪獣亀 まだこんな底力があんのかよ
あの目ん玉に刺さったままの剣が弱点になりそうなもんだが
ボロットの腕がとれちまったのはいてえなこりゃ
おっ?あの紅いロボットいい動きしてんな~
さっきのカワイ子ちゃんが乗り込んでいったヤツだな
おーーい!補給がいるならこっちにきてくれよ!」
ボスボロットからのよびかけに応えるようにグゥエールが隣接してきた
「お きたきた まってなよ ダメージは直せねえけど
エネルギーならこいつですぐに満タンでえ」
「おお 本当にマナが回復してますね
それに失った武器まで・・・
いったいどういう仕組みなのか非常に気になります!」
「お前の非常識さも大概だが・・・
あのブリキの騎士もおかしすぎるだろ!
べへモスのブレスをくらって腕がなくなってもピンピンしてるし・・・
何だ!どういうことなんだ!
もしや・・・・・・私はもう死んでるのか?
それとも夢!?」
「ちゃんと生きてますし起きてますよ先輩
まあ僕にとっては夢の真っ只中にいますけどね!」
戦う力を取り戻したグゥエールは再びべへモスに全力で向かっていった
「ボス君 こっちも補給を頼む!
いくら強くても学生の騎士に任せっぱなしにはできん!」
「隊長 あれを!!
あの森の木の上に見えるあれは!!」
「ヤントゥネン守護騎士団の旗!!
野郎ども!もうすぐ援軍がくるぞ!!」
「「「「おおおおおっ!!!!!」」」」
援軍の旗を目にし バルゲリー砦の騎士達の士気が天を衝くほどに上がった
夜を徹して戦い続け人機ともに疲労を極めた体が元気をとりもどしたのだ
そして長かった戦いはついに佳境をむかえる・・・
ようやくリアルの忙しさが一息つきまして短いながらもようやく更新できました
その間にナイツ&マジックは小説コミックともに新刊がでるし
他に書いてる拙作も原作が盛り上がってるおかげで 書きたいネタがたまる一方で嬉しい悲鳴です
やっぱり原作が元気だと二次創作もはかどります