没個性の保健室の先生   作:睡魔に襲われる恐怖

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大変長らくお待たせいたしました、思いの外、2話目も好評だったので投稿します。
何時もの通り駄文や拙い表現等があります。
それでも良いという神々しい上位存在様はこのままお読み下さい。


保健室の先生って案外楽なのでは?

入学試験が落ち着き、あとは校長を交えた教師全員で合否を話し合うだけになった。

まぁ話し合うといっても、実技と筆記試験での点数で既に決まってる様なものだから話す事はないんだけどね。

 

ただ、やはりというか案の定、

例の0点を麗日お茶子を助けまいとぶっ飛ばしたモジャヘッド君で話題で持ちきりだった。

 

「あの緑谷︎︎ 出久って少年スゲーな!ぶっ飛んでやがったな!まさかお邪魔ヴィランをぶっ飛ばすなんてなぁ!」

「あの、プレゼンマイクさん、テンション上がってるのは分かりますが、隣で大声出さないでくれます?」

隣の席で騒いでいるプレゼンマイクを咎める。自分の個性わかってます?鼓膜破れるわ

 

「いやいやだってよぉ!今までお邪魔ヴィランに立ち向かった生徒は居ても、あそこまで吹き飛ばす個性の奴は居なかったぜ?!」

いや、興奮するのは分かるけど、うっさいって言ってんのよ。

頼むから少し声量を落としてくれないかしら

 

「確かにあのパワーは凄かったわね、それに女の子を助けるために自分の身を犠牲にしてまで助けたのは凄く青春チックでヒーロー的で好きだわ」

「だよなぁ!ミッドナイト!あれには思わず叫んじまったぜ!飲子はどう思うよ!」

うわぁ最悪、話の矛先が私に向いてきた。めんど

 

まぁ無難な感想でいいか

「そうですね、あの後ビデオの方を見せてもらいましたが、凄まじいの一言しか出ませんでした。」

いやだって、プレマイの言葉通りあれ程の巨大な擬似ヴィランを吹き飛ばしてるの見せられたら、凄いの一言しか出ないよ

「やっぱすげぇよ!あの緑谷って少年はよォ!」

「そこら辺にしないか、プレゼンマイク」

お、ブラッド先生が止めに入った

「確かに緑谷少年は凄まじいが、今は各入学生の合否やクラス分けを考える為の集まりだ」

「おぉ、そうだったぜ。すまねぇ」

流石ブラド先生、興奮してたプレゼンm──めんどくさ、山田を静めた

え?というよりクラス分けの集まりでもあったの?

 

「さて、少々脱線してしまったが今期は今までよりも強力な個性を持つ子達が多い、だからこそ慎重に話し合おう」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

結局、あの後は山田の質問に答えた事以外喋らなかったーーまぁなんか勝手に話が進んで勝手に解散になったから楽だった

最初こそは怪我をしている数百の子に塗り薬を塗る作業を1人でやらされた時は貧血と疲労で死にかけたけど

これからは保健室でふんぞり返りながら生徒を待つだけの簡単なお仕事が始まる!こりゃあいい!さて家に帰ってお酒飲んで寝るかぁ!

 

そう考えながら校門に向かうと出口の方で見覚えのある小さな人影(あるいはシルエット?)がポツンと立っていることに気づく。

 

「やぁ!気分はどうだい?」

案の定、スーツ姿の二足歩行ネズミ擬き野郎に絡まれた

 

「気分ですか、今貴方にこうして話しかけられた時点で最悪になりましたね。」

「君は校長に対して辛辣だね。」

「そりゃそうですよ、誰が好き好んで弱みを握ってる奴と仲良くなれますか」

「ハハッ!」

笑って流すなこの野郎

 

「それで、わざわざこうして私を待って話しかけたということはなんか用があるって事ですよね」

「あぁそうさ、それで本題に入ろう。

 

 

緑谷少年は君とってどう思えた?」

またその事ですか

「それならさっき述べた通r「それは周りに合わせた答えであって本音では無いのだろう?」──」お見通しなのね。

「僕は君が思ったそのままの感想が欲しくてここに立っているのさ」

 

彼の目を初めてしっかりと見る、

そこには絶対に聞いてやるという目だ

 

「分かりました、では正直に申しますね。

 

 

彼がこの学校に合格して心底ほっとしてます」

 

「それはどうしてなんだい?」

「聞かれるまでも無い筈ですよ、結論から言いますと、彼は個性を使いこなせてません、故に危険です。

確かに彼は危機が迫っている女の子を助けに動く精神と巨大な仮想ヴィランを吹き飛ばす程の強力な個性を持っています。

然し個性を使いこなせていなければ、ただの『身に余る正義感とバズーカを持っている子供』と同じです」

「見方によってはそうだろうね。」

 

どんなに素晴らしい正義感の持ち主で強力な個性を持っていたとしても

個性を使いこなせていなければ、簡単に自分と無関係な誰かを傷つけてしまう。

 

「だからこそ、彼にはこの学校に通って正しい個性の使い方を学んで欲しいのです。

正直彼の個性が暴走したとしたら止めれるのは相澤先生かオールマイトさんしか居ませんよ」

「ハハハそれは言えてるね」

 

「これが私の見解です、聞きたい事は聞けましたか?」

「あぁもちろんさ」

「ならもう帰りますね」

社交辞令で一応のお辞儀をし、校門を潜ろうとした時

 

「あぁ、あともう1つだけ」

一瞬、怒りで我を失いそうになる心を落ち着かせ振り返る。

「なんでしょう?」

「何簡単なことさ、個人的に気になった子とか居たかい?」

──あぁその事ね

「芦戸三奈って子が1番気になっていてお気に入りですね」

 

さて、これ以上何か言われる前にさっさと踵を返し帰ろう。




前と同じく添削をしようと思えば思うほど投稿が長引くと感じたので、時間を掛けて書き殴った文章をそのままに投稿しています。
ですので、誤字や脱字、そして誤った言葉などありましたら教えて頂けると修正致し今後に活かします。
また好評でしたら次話投稿頑張ります。

PS、最近ダッシュを繋げる方法を見つけて舞い上がっています。
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