誤字報告感謝!
誤字修正しました。
ᚨ月▲日
無事に人類の歴史を取り戻すことができた。
火焔山で吾輩が牛魔王を倒した後、牛魔王が倒されたことによって力を失った妖怪達は一人を除いて死に至った。
そう、牛魔王と羅刹女の息子であるリンレイは生き残ったのだ。リンレイは妖怪たちを裏切り、三蔵法師に付き従うことを改めて約束したから倒す必要はないと判断……いや、信じることにしたのだ。それに、未来に戻ればどんな行動をしたのかはわかるしな。
その後、牛魔王の妖力で押さえ込んでいたのか火焔山内部のマグマが上昇し、危険な状況になったので吾輩がドラえもん達と一緒に火焔山の外へ転移し逃げた。
外に逃げた吾輩達は、羅刹女が持っていた芭蕉扇を使って、マグマが上昇したことによってより激しく燃え盛る火焔山の焔を消した。一振りで突風を呼び、二振りで雲を呼び、三振りで雨を呼び、連続49回振るうことでどんな火も消す雨を呼んでからな。
火を消した後、芭蕉扇を吾輩の蔵にしまってから皆で未来に戻った吾輩達は、西遊記の内容や周りの人間達を調査し、無事元の歴史になっていることを確認できた。
まったく……当初はいきなり妖怪達の世界になっていて困ったが、無事に元の歴史を取り戻せて良かった。しかし、歴史改変の原因になったドラえもん達が妖怪になっていなかったのはまだわかるが、吾輩は何故変わらなかったのだろうか……。今は動物だからか?
§月☼日
歴史改変を正している間に、吾輩の新しい道具が完成したようだ。
完成した道具の名は『テキオー錠』。
1錠飲めば、一日はあらゆる環境に適応できるようになる。ちなみに、一度に2錠飲むと1ヶ月、3錠飲むと半年、4錠で10年といった具合に期間が伸びていく。
もしかしたら今後、海の中や宇宙などに行くことがあるかもしれないからな。実際、魔法世界も含めると何度か宇宙に行ってるし。いざという時の手段は必要だ。
とりあえず4錠飲んだ。
§月☂日
今日は、ドラえもんから未来で販売されてる道具のカタログをもらった。ドラえもんが何度か使う道具は、未来のデパートで売っている「ひみつ道具」という種類の道具らしく、安物を使用しているらしい。あんな規格外な道具がデパートで売っているなんて、未来はどうなっているんだ?
ドラえもんから貰ったカタログはかなり分厚く、カタログを見てみると、今までにドラえもんが使っていた空気砲やショックガンなどの武器類、石ころ帽子やさかのぼりボートなどの道具類、桃太郎印のきびだんごや植物改造エキスなどの食物類など、その他にもかなりの種類のひみつ道具が載っていた。しかも、カテゴリ別に分けられ、道具一つ一つに画像や詳細な説明、注意及び使用方法がわかる動画などがついていて大変わかりやすい。
このカタログとハツメイカーを用いて、無限の鎖のような吾輩だけの新たな道具を増やしていこうと思う。
カタログをくれたドラえもんには、鏡の世界で手に入れた高級どら焼きを10個あげた。かなり、喜んでいたな。
§月☇日
鏡の世界は破壊や食料などを気にしないで済むという利点があるが、当然デメリットもある。現実世界の様子がわからないのだ。風や雨などの自然環境は現実世界とリンクしているものの、人間や動物などは鏡の世界に存在せず、状況を伺うことができない。
よって、他にも理由はあるが吾輩の拠点を作ろうと思う。拠点には超能力や魔法などの研究をするための施設、食料や飲料などを生産する施設、吾輩が作った道具をメンテナンスするための施設、吾輩が快適に過ごせる部屋、外部からの干渉を跳ね除けたりする機能などが欲しいな。
昨日読んだカタログにあった『天才ヘルメット』をハツメイカーで作り、ヘルメットとハツメイカー、住居系の道具を組み合わせれば、吾輩の理想とする拠点が作れるはずだ。頑張ろう!
§月☃日
拠点の制作……構想の段階だが……は順調だ。現実世界では制作する際のデメリットがデカいから、鏡の世界で作業をしている。鏡の世界に拠点を置いておくと、吾輩が一度でも現実世界にいったら、鏡の世界の情報が更新されて拠点が消えてしまうから、制作中の拠点は持ち運び可能なタイプにする予定だ。カプセルホイホイみたいな。
あと、拠点制作と一緒に吾輩の下僕となるロボットを作っている。拠点を制作するのに吾輩だけでは手が足りないためだ。カタログにあったミニドラを作ってもいいが、「ドラドラ」としか話せないらしいからな……。
作っているロボットは戦闘、料理、家事などあらゆる作業をこなせる万能メイドロボ。作るロボットに吾輩の理想を混ぜているが、吾輩は断固として譲らない。人間だった頃に一度は夢みたメイド……とても楽しみだ。
§月¤日
拠点はまだ構想段階なので一旦中止して、メイドロボの制作に力を入れた。万能なメイドを作るにはそれなりに時間がかかり、完成は今日を抜いて3日後くらいになりそうだ。メイドロボでこれなら、拠点制作はもっとかかりそうだ。
何でもこなせるようにするには、高度な知能と高い身体機能、特殊な能力が必要だ。能力に関してはカタログにあるひみつ道具の効果をいくつか絞って付与すればいい。高度な知能については、ドラえもんやドラミを参考にしようと思う。ドラえもんは結構ドジだが、基礎知識はかなり高いし、その妹のドラミは言うまでもない。ハツメイカーはドラえもんのような猫型ロボットの設計図すら出してくれるからな、うまく応用すれば大丈夫だろう。
身体機能に関してだが、これはエネルギーの出力とそれに耐え切れる素材にすれば問題ないはずだ。エネルギーはマイクロブラックホールを生成できる道具をハツメイカーで作成し組み込めば大丈夫だろう。素材はハツメイカーに組み込んだ材料箱の機能があるので問題ない。
気になるのは性格だな。完成した時、どんな性格になるのかがわからん。キツくない性格だといいが…………
§月∵日
設計図を入れればその通りに作ってくれる道具……『自動制作装置』を新たに作成し、メイドロボ制作に吾輩が取り組んでいる間、同時並行で思いついた道具の設計図を自動制作装置に入れて作らせた。自動制作装置は一度に複数の道具を製作することができるから、いくつもの設計図を入れてある。
ちなみに、自動制作装置に入れた設計図……道具は『万能首輪』、『フエルコピーライト』、『フリーサイズぬいぐるみカメラ』だ。
『万能首輪』は、人間だった頃に見たエージェントの猫と犬が協力して悪役猫の野望を止める映画を思い出して考えたものだ。
首輪にボタンがいくつかついており、象すらすぐに眠らせる麻酔針を出すボタン、どんな機械もハッキングできる装置を出すボタン、吾輩の超能力の出力を上げてくれるボタン、カメラやボイスレコーダーを出すボタンなどが付いている設計にしてある。
『フエルコピーライト』は、ひみつ道具のフエルミラーを参考にして考えた懐中電灯型の道具だ。フエルミラーは鏡に写ったものをコピーできるが、欠点として左右反転している。
フエルコピーライトはそんな欠点を消したものだ。
コピーする対象をフエルコピーライトで照らしてスキャンしコピーする。
そして、フエルコピーライトで別の場所を照らしコピーしたものを現出させればものを増やすことができる。
『フリーサイズぬいぐるみカメラ』は、カタログに載っていたひみつ道具で、面白そうだし作れそうなので作ることにした。
このカメラで撮影すると、撮影した対象のぬいぐるみが作成されるのだが……これの面白いところは、生成されたぬいぐるみは体の大小や、体格に関わらず誰でも着ることができるのだ。
しかも非常に精巧な出来の上、声も撮影された者に似るらしく、仮にピカチュウの画像を撮ればピカチュウの声を出すことができるぬいぐるみ(もはや着ぐるみ)が出てくるということなのだ。
これがあれば、いちいち地面に陣を描いて変身しなくても良くなるのだ。体の大小や体格に関わらずに着れるので、モンハンのモンスターを撮ればそのモンスターに、ウルトラマンを撮ればウルトラマンになれると。まぁ、残念ながらこの世界にはウルトラマンもモンスターハンターもないようなのだが。
何故だっ…………!!
映画編の日常と戦闘描写についてなのだ
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戦闘シーンは省略するのだ
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そのままでよいのだ
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戦闘シーンはいくらあっても困らないのだ
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早く新しい挿絵を追加するのだ
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モンハンと人間以外にも変身するのだ
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冥との絡みを増やすべきなのだ
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クロはもっと無双RTAしてよいのだ